新 日記の杜

2008/10/10(金)


  『水で走る自動車!!』


「車が『水』で走るってさ!」

  「えっ?!!」


ショッキングな話が飛び交っている。

それは実際、日本で開発された黎明期の技術らしい。

しかし、その車はどうして『水で走る』と言われているのか?


実は「バッテリー式電気自動車」に、『水』から水素をじかに抜き出して電気を起こす「特殊な発電システム」を搭載しているのだ。

そのシステムは「WES」と呼ばれている。詳しい記事は「日経web」にある。(WESで検索して下さい)


私は、聞きかじった程度の知識しか持ち合わせていないのだが、それは「『水』反応発電」と呼べるものかもしれない。「ある種の金属」と「水の中の水素」を反応させて電気を発生させているようだ。(特殊なセパレーターがミソ)

それは、少し前に開発された「燃料電池」に肩を並べる。いや、「高圧水素」を必要としない点で、それより上だ。(これに、技術者は驚愕する)

考えれば考えるほど、優れた技術だ。


「WES」に似たもので、私がじかに触れる事ができたものに「空気電池」がある。

「空気電池」は小さい箱だが、「籠状(バスケット)」になっている。それを「水」に浸すと、「空気」と反応して発電を始める。(この時、かなりの熱が出る)「空気」と「水」の両者を「触媒」が仲立ちして電気を発生させる仕組みだ。非常に軽い。それが利点である。


実際に「空気電池」を使った経験によれば、バッテリー上がりの乗用車を確かに「急速充電」する力があった。しかしその発電は「一回限り」(使い捨て)なので、用途は「応急用」に限られ、脚光を浴びるほどではなかった。


一方「WES」は、その反応速度が緩やかに調整され、「かなり長時間」充電できるらしい。
(付録の資料参照)

電気自動車に少量の水を搭載してあれば、「『静かで快適』な長距離旅行」ができる。

・・・確かにすごい!!


「WES」さえ搭載すれば、電気自動車は生まれ変わったように便利になる。、充電のための停止も不要となり、自動車の世界は様変わりするだろう。

「リチウム電池」もどんどん進歩しているので、「WES」とコンビを組めば、電気自動車はこの先、爆発的に普及しそうである。


量産効果で、価格は「庶民の喜ぶもの」となるはずだ。

インドでは既に、「格安の電気自動車」が発売されているらしい。

中国では現在、電動自『転』車に力を入れている。アジア諸国はそのうち、電気自動車の本拠地となるだろう。


ただ、問題もあった。

「WESは画期的!」という話が広まった結果、騒動が巻き起こったのだ。


「投資は募らないのか?」

「代理店募集は?」

「共同開発しないか?」

・・・


その騒ぎを見て、感じた。


「WES」を開発した企業は、まだ若葉である。

静かに研究に没頭したい時期に、マスコミが彼らを突付き回す。

マスコミに限らず、彼らの周囲で大騒ぎすることは、「芽吹いた畑の中を踏み荒らす」行為に均しい。むしろ今の段階では、『見守る』節度も必要だ。

また、闇の中で行われる彼らへの『足掬い』や『妨害』にも留意すべきだろう。

※ 「水素燃料電池」が「高額」であるのに対し、こちらは「廉価」で実現できるという。また、普及すれば電気自動車は『ガソリン』を蹴飛ばすだろう。だからこそ『妨害』が恐いのだ。(この『若葉』には『SP』並の警護が必要)

(現実に、このメーカーの名を騙って代理店募集を仕掛ける詐欺師がいるらしい。その結果、メーカーは「いらぬ問い合わせ」や「汚名」という迷惑を被る・・・このような詐欺師には『天罰』が相応しい)



「WES」には、

政治指導者の賢い「援助」と、周囲の人々の「環境造り」が不可欠ではないだろうか?





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付録:


●資料1:抜粋(メーカーのHPより)


* 「水の消費量」について

2リットルで7時間ぐらいの運転が可能。(正に、永久機関!)



* 膜の耐久性について

耐久性は、水素燃料電池と同等以上。電極については、テスト進行中(膜と同等レベルか)

家庭用水素燃料電池(据置型)のスタックの耐久性は約4万時間。(WESでは現在、耐用試験中)



* 海外へのリリース予定について

現在海外メディアを中心としたプレスリリースを、東京で開催する日程を調整中。




●資料2:(インド新聞より抜粋)

デリー市のシーラ・ディクシ首相は25日、地球温暖化と原油価格高騰という問題を緩和するために無公害電気自動車"REVAi"を29万9,000ルピー(約76万円)で発売した。

この車は印レヴァ・エレクトリック・カー(RECC)製で、クラッチとギアがなくバッテリーで走行し、燃費は1キロ40パイサ(約1円)と安い。

デリー政府は、環境保護の一環として、標準価格の15%を補助、付加価値税を12.5%免除、道路税や登録料の還付といった特典を提供する予定。



※「日本政府も、ぼやぼやしていると『置いていかれる』ぞ」




後書:

このような「脅威のシステム」が「日本」から出現したのは、正に「祝福」である。『獣』が世界を荒らし、原油が暴騰した。それにつれてあらゆる物価が高騰し、我々は死にそうなほど圧迫されている。この民の苦しみへの「救い」を、「日本の神」がもたらしてくれたのだろうか?(私は、『そうだ!』と考えている)

脱石油宣言




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