特報!
野球交差点1999/7
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1997年分 1998年分 1月分 2月分 3月分 4月分 5月分 6月分7月31日(土)
いいかげんにしろよ
30日、広島球場で行われた、広島−読賣16回戦で、今回はなんと!! 判定が覆るという、審判団の醜態をさらす場面が起きた。
▼読賣が1点をリードした4回裏の広島の攻撃。ノーアウト2塁。広島・前田が右中間へ大飛球を放つ。ラバーフェンスの上部で跳ねたボールはその上の金網フェンスを越えて観客席に飛び込んだ。しかし、上本一塁塁審は『ホームラン』のコール。逆転2ランだ。この判定に、長嶋監督が血相を変えてベンチを飛び出していった。手振り身振りでエンタイトルツーベースだと主張。4審判に協議させて、ついには誤審を認めさせてしまったのだ。
▼わずか1週間前、22日の中日戦でも似たような光景があった。中日・井上のダイレクトキャッチを主張した星野監督の抗議だ。その際には判定は覆らず、この夜とはまさに好対照の結果となった。
審判は読賣に味方しているとよく他球団の監督、ファンから言われているが、私自身はそんな事を思ってもいないし、思いたくもない。ただこんな事をしていると、誰だってそう感じてもおかしくはないだろう。この日に限って、判定が抗議側、読賣ジャイアンツに覆されたのだから。中日戦のジャッジに休養を申し付けられた(本当かな?)田中審判部長は『審判の判定はファイナルだ』とコメントしましたよね。それだったらこの日の上本審判も『オレの目ではこう見えたんだ! ジャッジは変わらない』と突っぱねるべきでしょうね。いくら天下のミスタージャイアンツの抗議にも。自分のジャッジに自信のない審判は即刻辞任するべきだし、4人制というのも元の6人制に戻す時期に来ているのではないでしょうか。あまりにも審判の不甲斐ない判定が続く事に憤りを感じている今日この頃です。
7月30日(金)
本当の大魔人に変身!?
またまた大魔人が球団の態度にプッツンだ。右肘痛を抱える横浜ベイスタースの佐々木主浩投手に対し、フロント側は法的措置を取られた場合の対応まで検討し始めた。ところが、後半戦開幕を翌日に控えた29日、報道陣からこの事を聞いた佐々木は『それは問題の次元が違うだろう』とマジキレ。『オレはそんなに信用がないのかね』と球団への不信を募らせた。
▼佐々木をここまで怒らせたのは、前日の28日に笹川チーム運営部長が放った発言に原因がある。『投げさせてつぶれたら確かに裁判を起こされる可能性もなくはない。裁判沙汰になった場合に備え、法律に詳しい監査役に調査してもらったけど、結果は前例がないから分からないという事だった…』とコメントした。
▼裁判の2文字を聞かされた佐々木は『それは事件が違うんじゃないか』と表情一変。顔に怒りをにじませ、一気にまくしたてた。
『オレはそんなこと全く考えていないし、一言も言っていないでしょう? そういう事を考えていること自体がおかしいよ。裁判とか最初から考えていたら、とっくにオレはケツを割っている。そういう事を聞かされると寂しいというか何というか、そんなにオレって信用がないのかね?』
▼この日は5日ぶりに投球を再開したが、集中しきれず、コントロールはバラバラ。練習を終えても佐々木はイライラが募るばかり。手術を却下されたのに続き、またも球団の対応に煮え湯を飲まされた大魔人。球団との間に生じた亀裂は、もう修復不可能だ。
まあ、火の気のないところに火事は起きないと言いますが、今までの佐々木の言動、行動から運営部長はついポロっと本音をこぼしちゃったのではないでしょうか。疑う余地ありとチーム関係者の中に一人でもそういう考えを持つ人がいるということです、魔人君!! これをきっかけにチームとドロドロの関係に陥り、メジャー行きっていうのも案外佐々木にとっては良かったりしてね!!
大阪近鉄50周年ネタ2連発
大阪近鉄バファローズが球団創立50周年を記念し、ユニホームをプレゼント。
▼昨年、一昨年に選手が着用したビジター用のユニホーム75着をプレゼント。今月30日から8月31日まで大阪ドームでの主催ゲームの来場者に1試合5着ずつ計65着、ハガキでの応募者に10着が贈られる。
また大阪近鉄バファローズは29日、球団創立50周年を記念し、読賣ジャイアンツと11月21日に大阪ドームで行うOB戦の要項を発表した。
▼近鉄からは2度のリーグ優勝に導いた西本幸雄氏を始め、関根潤三氏、オリックスの仰木監督、鈴木“草魂”啓示氏、佐々木恭介監督ら。読賣からはV9監督の川上哲治氏の他、長嶋茂雄監督、福岡ダイエーの王貞治監督、江川卓氏らが出場する。現役選手も数人出場の予定。
ユニホームプレゼントは良い案ですね。きっと今年から前文字が“OSAKA”に変更になって使用しなくなった“KINTETSU”バージョンのユニホームをプレゼントしてくれるのでしょうが、例え古いモデルでも選手が着用したユニホームはゲットしたい人は多いはず。大阪ドームへ駆けつけるとでもするか!!
OB戦の件、やっぱり読賣とやっちまうわけね。あれほどパ・リーグオールスターズとの試合を求めていたのにも関わらず…。そんなに読賣ブランドは素敵に見えるのかね…。まっいいや! ただ千葉茂さんだけはこの日に限ってはバファローの名づけ親という事もあって、近鉄ベンチにいて欲しいな。これぐらいワガママ聞いてくれてもバチはあたらないゾ!!
7月29日(木)
屈する
メジャー機構などへの不満から9月2日付で一斉辞職する方針を発表していたア、ナ両リーグの68審判員全員が、辞意を撤回した事が27日、明らかになった。だがメジャーリーグ側は既に代役のマイナーリーグ審判員を25人確保しており、約1/3に当たる22人のメジャーリーグ審判員が、そのまま辞職せざるを得ない見込みとなった。
▼アメリカン・リーグでは26日に9人の審判員に対し、辞職を受理する文書を送付。ナショナル・リーグでも今週中に13人に対し、同様の文書を送る予定という。
▼メジャーリーグ審判員は、一斉辞職すると打ち出し揺さ振りをかけたが、機構側の毅然とした対応に辞職を思い留まる者が出るなど足並みが乱れ、屈した形となった。
反省するのが少し遅すぎたようですね!! エラいしっぺ返しという結果に終わりましたね、アンパイアの皆さん。これで何でもかんでも貴方達の言う事が全て通るという考えは捨てた方が良いですね。人間、誰もが威圧的な態度に出れば嫌われるものです。これからの人生は少し控えめで行くのが宜しいのでは(笑)。
再登録
デトロイトのマサオ・キーダ投手が28日(日本時間29日)にメジャーへ再登録される事になった。
▼左わき腹痛で今月1日にDL入りしていたキーダは、マイナーリーグで調整を経て23日にデトロイトに合流したが、チームは故障者が続出している野手を優先的に起用した為、キーダの再登録が遅れていた。
▼キーダのもとには現在、両親が日本から訪れているというが、29日に帰国の予定。キーダとしては再登録後の28日にもマウンドに上り、活躍している姿を見せたいところだ。
ルーキーシーズンという事もあってか、無理がたたったのでしょうね。故障も完治し、ここ数週間の休みは良いバカンスだったと割り切って、ビュンビュン投げて下さいな。親の見守る中での登板、是非実現してもらいたいですね。グッドジョブを期待しています!!
7月28日(水)
トレードの噂
7月31日がメジャーリーグのトレード期限。ここ数日間でケニー・ロジャースがNYメッツへ、リバン・エルナンデスがSFへ緊急トレードが成立している。残る日数はたったの5日(アメリカ時間)。日本人メジャーリーガーのトレード話が上がっている。ノモとハセガワについてこんな噂が…。
ミルウォーキーのヒデオ・ノモ投手が27日(日本時間28日)も予定通りアトランタ戦に先発する。トレード期限を間近に控え、各球団がノモに食指を動かす中、強豪アトランタ相手の登板はノモにとって恰好の宣伝の場になりそうだ。
▼ミルウォーキーは現在、ボストンとの交渉を続けているが、交換相手で折り合いがつかない状態(ブライアン・ローズ、ジンホー・チョーらを交換要員に求めたとの噂)。他にクリーブランドなど数球団が興味を示しているが、アトランタ戦の内容次第で各球団のオファーの内容が変わり、一気にトレードが成立する可能性もある。
ロスエンジェルスのスポーツ専門ラジオ局は26日(日本時間27日)、NYメッツがアナハイムのシゲトシ・ハセガワ投手の獲得を希望しているとち伝えた。
▼ハセガワは今シーズン、先発1試合を含む39試合に登板し、1勝4敗で防御率は4.89と不調が続いている。
ノモは今日の試合如何で待遇もかなり違ってくるのでしょうかね。希望のワールドシリーズ出場を自らの手でもぎ取る事ができるか。アトランタ戦、とにかく注目です。またシゲについては、今季ずっと不調が続いていますよね。そのシゲをメッツは何を目的として獲得を考えているのでしょうか? セットアップ陣はそこそこ充実していると思うんですがね。まあどうなる事やら…。31日にはどんなトレード結果が出ているのでしょうかね。
降格
ノモ、ヨシイ、イラブ、キーダ、スズキらと並び日本人メジャーリーガーとしてプレーしていたボストン・レッドソックスのトモカズ・オオカ投手が、メジャー降格となり、3Aポータケット行きが決定した。
▼念願のメジャー入りを果たしたオオカだったが、先発2試合をすべて打ち込まれ、2戦2敗、防御率14.29と振るわなかった。マイナーで再調整を行い、メジャー昇格を再び目指す事になる。今回のマイナー降格について球団関係者は『より多くの実戦経験が彼には必要と感じた為』とコメントを残している。
言い経験だったでしょう。チームはまだプレイオフ進出を目指している最中であり、1試合も落せない状況が続いてる為、オオカのメジャーでの実戦修行の場を与える余裕がなくなったという事であろう。次回再昇格する時は二度とマイナー落ちしないような安定感ある投球術を学んで戻ってきてもらいたい。
鉄人と並ぶ
セントルイス・カーディナルズのマーク・マグワイアが26日(日本時間27日)、サンフランシスコ・3COMパークで行われたSF戦で2試合連発の36号3ランを放ち、CHIカブスのソーサと並び、ナショナルリーグ・ホームラン王争いのトップに立った。
▼このホームランで通算493本となり、鉄人ルー・ゲイリック(元NYY)と並ぶ歴代16位に浮上。また最近5シーズンのホームランの合計数が255本となり、1926〜30年にベイブ・ルース(元NYY)がマークしたメジャーリーグ記録256本にあと1本に迫った。
▼100試合目で36号をマークしたマグワイアは、シーズン58本ペース。4月に5本、5月に10本、6月に8本とコンスタントに打ってきたが、7月は2,16日に1試合2発を放つなど13ホームランとバカ当たりを見せている。
とうとう並びましたか! 夏場にきて徐々に薬が効いてきたのかな(黒冗談)。それにしても5年間でのホームラン本数のメジャー記録ですか。何でも記録を計算しているんですね、アメリカは。5年間で最多ボーク記録保持者は一体誰なんでしょうね。
引退
生まれつき右手の先がないハンディを克服してメジャーリーグで10年プレーした隻腕投手、ミルウォーキーのジム・アボット投手の引退が正式に決まった。
▼デトロイトの地元紙が伝えたもので、アボットは『ベースボールに関してはこれで終わった。決して偉大とは言い難い現役生活だったが、満足している』と語った。
▼アボットは88年ソウルオリンピック(日本代表ではノモ、古田等が参加)でアメリカのエースとして金メダル獲得に貢献。翌年、ミシガン大学からカリフォルニア(現アナハイム)に入団し、マイナーリーグを経験することなくいきなりメジャーデビュー。91年には18勝をマーク。93年NYヤンキースに移籍、その年の9月4日のクリーブランド戦でノーヒッターを達成。今年はミルウォーキーでプレーし、初ヒットも放っていたが、ピッチングの方は不調で、2勝8敗、防御率6.91と不振を極め、今月の23日に解雇通告を受け、引退が確実視されていた。通算成績は87勝108敗、防御率は4.25。
一昨年、アナハイム在籍時、当時ルーキーだったハセガワとメジャー枠を争い夢敗れ、その当時これで引退したと誰もが思った昨年の秋、突然シカゴ・ホワイトソックスに入団し復活を遂げたアボット。彼の人柄の良さはどのチームに行っても評判で、きっと良い指導者になれるのでは。とにかくお疲れ様でした。
事情聴取
横浜ベイスターズ・佐々木主浩投手の右ヒジ手術問題で、労組・プロ野球選手会(会長=ヤクルト古田敦也捕手)が事情聴取を行っていたことが、26日明らかになった。
▼佐々木がシーズン途中の手術を望んでいるのに対して球団が承認しない状況を問題視したためで、古田会長は前日25日のオールスターゲーム第2戦の試合前に、佐々木を呼び経緯を聞いた。同会長は『重要なこと』と語り、佐々木個人ではなく、選手会全体の検討課題とすることを示した。
■佐々木の手術問題経緯■
今シーズン開幕しても患部に違和感をもっていた佐々木は、6月になると水面下で球団サイドに手術の意向を打診。7月7日からの広島遠征の際には、球団から『好きにしろ』と、いったんは手術を了承するコメントを引き出していた。
今月19日には横浜市内の横浜南共済病院で精密検査を受け、右ヒジの『尺骨神経まひ』の診断を受けた。右手の握力、感覚が低下する症状で、通常70〜80キロの握力が、40キロ程度にまで落ち込んでいた。佐々木は術後1カ月でキャッチボールが可能になるということで、シーズン途中の手術→9月復帰を要望。佐々木から要望を聞いた球団首脳、権藤監督らは『シーズン途中は困る。投げられるなら手術は延期してほしい』と佐々木の言い分を認めず、オフの手術を求めた。
あくまで私見ですが、このシーズン途中での佐々木・ヒジ手術問題は、ノモが近鉄時代の94年のシーズン中、肩の故障で長期離脱を余儀なくされ、徹底的に治療し、翌年の95年アメリカに旅立っていった例を思い出し、ひょっとしてFAを行使して来年はメジャー入りする腹を固めたなと推測。それを『自分勝手な行動』と受け取った球団側が手術を拒否したというストーリーじゃないでしょうかね。今手術をしておけば、来年の頭からはビュンビュンと空気が乾いた国でフォークボールを投げれる事が可能ですからね。大魔人、本当の事、言っちゃえば? 『オレ、来年メジャーに行きます。だから手術させてくれ』って。その方が分かり易くてイイヨ!!
韓国本塁打狂想曲
マジックリーグのトップを走っている三星ライオンズ、チームの主砲、ライオンキング、スナイパーなどの異名を持つイ・スンヨプ内野手(22)が25日のヘテ戦で年間最多ホームラン記録に並ぶ42号を放った。19日のロッテ戦でオールスターゲーム後初となる37号を放ってからノンストップの状態。6試合連続ホームランの韓国プロ野球新記録が、同時に最多タイを決める一発となった。
▼今季4度目の満員札止めとなった本拠地のファンの前で、重圧も感じさせずにあっとりと記録達成。昨年、オールスター前までは2位以下に10本差以上をつけホームラン王争いを独走。しかし結果的にはOB(現・斗山)のタイロン・ウッズに逆転を許し、年間最多ホームラン記録まで作られた。しかし『夏場に体力が落ちて、全く打てなくなった反省から今季はウエイト・トレーニングに力を入れた』ことで快挙を果たした。
▼まだ37試合を残しており、記録更新は間違いないが『早く43号を打って気楽にして残りの試合に臨みたい』とイは話している。イ自身は早く記録の重圧から会報され、シーズン後もプレーオフ、韓国シリーズと続く優勝への道に専心したい気持ちもあるようだ。韓国マスコミは日本記録の55本を上回るのでは、と期待している。
この時期に43本ですか。こりゃ凄い!! いくら狭い球場とはいえ見事なモノです。ここまできたら王さんの記録を狙ってもらいたいものですね。何年後かにFAを行使して日本にやってくるのは間違いないところ。その前にアジア予選で日本の野球ファンは彼の打撃に注目してもらいたいものですね。まだ22歳か…若けぇ〜なぁ〜。
今度はなんだい?
ペナントレース終盤の9月2日に総辞職を決めていたメジャーリーグの審判員組合が26日、方針を転換し、メジャーリーグ機構を相手取り、訴訟を起こした。この問題はナショナル・リーグの審判員が出場停止処分を受けた事から始まった。
▼当初57人の審判員が辞職する事を決めていたが足並みが乱れ、アメリカン・リーグは32人中23人、ナショナル・リーグも3人が残留する事を決めていた。
色々な手を使って、自分達の“威厳”とやらを守ろうとしていますね。こうなったら機構側も審判の鼻っ柱をヘシ折るぐらいの徹底抗戦をして、彼ら審判達が世間のみんなにどう思われているかを教えてあげて下さいな。次いでと言っては何ですが、日本の審判員達にも時間があったら説教して上げて下さい。説教とは“教えを説く”と書いて、“せっきょう”と読む!! お分かりかな?
ミスタータイガースの息子が…
“ミスタータイガース”の息子が高校野球の名門校の監督に−。
プロ野球、元阪神タイガースの故・藤村富美男氏の次男・正美さん(49)が兵庫・育英高校の硬式野球部監督に27日、就任した。
▼同校は1993年の夏の選手権大会を制した強豪だが、それ以降、夏は出場できず、今年も3回戦で早々と姿を消すなど低迷が続いている。
▼今年の10月で創立100周年を迎える同校の監督として藤村氏に白羽の矢が立った。
▼藤村氏は兵庫・三田学園で春のセンバツ大会に出場し、法政大学を経て社会人の鐘淵化学で日本選手権に優勝。指導歴は今までコーチの経験はあるが監督は初めてだという。
▼この日から新チームを指導した藤村氏は『伝統校なので不安の方が大きいが、投手を含めた守り重視のチームづくりを目指したい』と抱負を語った。
今、絶賛発売中の白夜書房刊『野球小僧vol.2』の表紙で藤村富美男氏に抱かれている赤ん坊がその正美さんなんでしょうか? そんな事はどうでもいいのですが、そうですか名門復活に白羽の矢が立ちましたか。どんな選手を育成していくのかとても興味がありますね。今後注目!!
7月27日(火)
野球殿堂入り…USA編
アメリカの野球殿堂入りセレモニーが25日(日本時間26日)ニューヨーク州クーパーズタウンで行われ、速球王ノーラン・ライアン氏(52)、通算3000本安打のジョージ・ブレット氏(46)、ロビン・ヨント氏(43)ら殿堂入りを決めた7人が表彰を受けた。
式典にはライアン氏の故郷テキサス州などから約5万人のファンが詰め掛け、ライアン氏は『これが野球人生の最終章』と感激にむせんだ。
▼ニューヨークから北西に約320`。野球殿堂で知られる人口2500人程の小さな町クーパーズタウンが、人波で溢れかえった。炎天下に詰め掛けたその数は、史上最多の約5万人。MAX101マイル(約163`)の剛速球で歴代最多の通算5714奪三振、7度のノーヒッターなど53個ものメジャー記録を樹立したノーラン・ライアン氏も、異様な熱気が包む会場に身体を震わせた。
『野球人生の最終章だと思う。野球の才能は、神からの贈り物だった。最高の栄誉を謙虚に受け止めたい』
一言一句をかみしめるように、静かに口を開いたライアン氏。5万人の中には、ライアン氏の生まれ故郷テキサス州からやって来たファンも多かった。報道陣もなんと約900人。
▼これだけ盛り上った背景は、やはり資格取得1年目で殿堂入りを果たしたライアン氏の存在が大きかった。66年のメジャーデビューから46歳の93年まで投げ抜き、NYメッツ〜カリフォルニア(現アナハイム)〜ヒューストン〜テキサスでの27年間の現役生活を速球派として最後まで通した。科学的トレーニングを取り入れた事で30歳を過ぎても球威は衰えず、7度目のノーヒッターはテキサス時代の91年、44歳で達成した。『カリフォルニア超特急』『テキサス伝説』など数々の異名を持つ男は、引退から6年が過ぎてもその人気は衰えていなかった。
『メジャーに上がった時は当時の最低年俸7000jで、オフはガソリンスタンドで午後3時から9時までアルバイトした。野球選手になるのが子供の頃からの夢だったし、その夢が次々に実現する幸運に恵まれた』
16分間にわたるスピーチで、自らの生い立ちも披露したライアン氏。その伝説は、永遠に生き続ける。
◆ブレット氏は涙
▼ライアン氏と同様に資格1年目で殿堂入りを果たしたのは、カンザスシティーで通算3154安打のジョージ・ブレット氏と、ミルウォーキーで同3142安打のロビン・ヨント氏。特に70年代後半からのカンザスシティー黄金時代を築いたブレット氏はステージに上がると『今日で長い旅がようやく終わる。込み上げる気持ちを抑える事ができない』と言うと泣き出し、ファンから大きな拍手を浴びた。
■殿堂入り7氏の横顔■
| ▼ノーラン・ライアン氏…カリフォルニアなどで歴代最多5714奪三振、ノーヒッター7回、324勝292敗。投手 ▼ジョージ・ブレット氏…カンザスシティーで歴代13位3154安打、21年間の通算打率.305。三塁手。 ▼ロビン・ヨント氏…ミルウォーキーで歴代15位3142安打。遊撃手と外野手でア・リーグMVPを獲得。 ▼オーランド・セペダ氏…プエルトリコ出身。17年間の通算打率.297、379本塁打、1365打点。67年セントルイスでナ・リーグMVPを獲得。一塁手。 ▼ネクター・チャイクラ故人…1954年から78年までア・リーグで名審判としてならした。 ▼フランク・セリー故人…19世紀のメジャーリーグで監督として1284勝862敗の成績を収めた。 ▼スモーキー・ジョー・ウィリアムズ故人…今世紀前半に193aの長身からの剛速球を誇った、ニグロリーグを代表する投手。 |
5万人があの小さな町クーパーズタウンに集まったとは…。アメリカの人々が本当に野球、いやベースボールを愛している人が多い事を実感しました。当分日本とは比較しません。比較しても無理なものは無理と悟りました。
引責休養
セントラルリーグは26日、さる22日の読賣―中日戦(東京ドーム)での判定で物議を醸した田中俊幸審判部長(59)が、8月2日まで休養すると発表した。後半戦開幕から3試合の出場を見合わせることになる。
▼田中部長は『自分を含め、判定をめぐる誤解がたびたび生じてきたことへの責任を部長として取ることにした』と語った。今回の休養は、同部長が申し出たもの。休養期間は連盟側が決めた。渋沢リーグ事務局長は『ペナルティーではない。休養の期間については、リフレッシュして現場に復帰できることを考慮して決めた』と話した。
▼同部長は一塁塁審を務めた22日の試合で、読賣マルティネスのライト前への打球を、中日のライト井上が完全捕球していないとして『フェア(安打)』と判定。しかし、後に『見間違えたようだ』と、事実上の誤審を認めていた。今月18日の阪神対読賣戦(甲子園)でも杉永一塁塁審の判定をめぐり、抗議した阪神メイが退場処分となるなど、判定をめぐるトラブルが相次いでいる。
▼ただ審判員への風当たりが強まっていることについて同部長は『審判員の判定が最終のものであるはずが、別のところに真実があるようにいわれるのは不本意』と語った。今後、より正確な判定ができるよう、休養期間中に審判員の組み合わせの見直しや適材適所への配置、若手登用などに着手する考えを示した。
リフレッシュすれば納得のいくジャッジができるのかと言えばそうではないはず。試合に出場すべしと私は思います。毎度ここで提言しているように、ミスは当然起こるもの、しかし起きない為の工夫はしなくてはならない、ここがポイントです。下手に実績のない若手を登用するといった無謀な手段は絶対取るべきではないと思います。また元の6人制に戻すのも一つの案なのでは?
最後の一花を!
球界最年長、今年42歳となる大阪近鉄バファローズ・カズ山本が1度も1軍に昇格することなく引退を迫られる可能性が高まった。
▼カズ山本は今季、キャンプ中から故障に泣かされ続け、ようやく6月26日に2軍戦で初打席に立ったが、その後背筋痛が発生。今月20日から打撃練習に復帰し『練習やっているんだから大丈夫だ』と話すが、実戦復帰のメドは立っていない。
▼梨田2軍監督は『あと2,3週間でキレのあるものを見せてくれないと(1軍は)はっきり言ってしんどい。試合で走れる状態にならないとなあ』とコメント。あのカズスマイルを1軍の試合では二度見る事ができなくなるかもしれない。
今、カズに言いたい事はたった一つ『カズ、頑張れよ』。今の気分では『オマエもガンバレよ』なんて返事が返ってはこないか…。カズが引退しちゃたら野球原人はノリ中村ただ一人になってしまうという事か…。原人探しをせねば!
7月26日(月)
引退撤回!?
25日、阪神甲子園球場で行われたオールスターゲーム第2戦。横浜のボビー・ローズ内野手がホームランを含む3安打で1試合6打点のオールスターゲーム・タイ記録でオールセントラルに連勝をもたらし、自身もMVPに輝いた。長男のコーディー君をベンチ入りさせての大ハッスルはまさにオヤジの鑑だが、その長男に現役続行を懇願されて気持ちが揺れはじめた!?
▼ローズが長男コーディー君の目の前で、オールスター・タイ記録の6打点を挙げ、MVPを獲得した。前半戦で100打点を挙げたパパの実力を息子に見せつけたのだ。
『自分のお守りでもある息子がいたからね。今日はリラックスして打席に入れた。息子の前でいい仕事ができてヨカッタ。オールスターでは今までヒットを打っていなかったけど、息子が幸運を運んできてくれたね』
▼5打点目の二塁打を放った直後には、甲子園のバックスクリーンにコーディー君が大喜びする姿が大写しになった。セカンドベース上でリプレーを眺めたローズは『息子がオレの打球を追っている姿を見て、涙が出そうになった。それほど嬉しかった』と感激した。
▼ローズとともにMVPのお立ち台に上がったコーディー君は『パパのホームランが見れて嬉しい』と大満足。さらには『プレーをやめないで』と、現役続行のお願いまで飛び出した。ローズもこれには『オレは家族と一緒にいたいから引退を決意したのに、家族のみんながプレーしてくれと言うんだ。それは(昨年8月に)生まれたばかりのレアンナもそうじゃないか』と苦笑交じりに話した。オールスターの大活躍で、引退撤回さえしかねない状況になってきた。
■知らぬ間にベンチ入り!?
オールセントラルのベンチに横浜・ローズの長男コーディー君が入ったが、主催の日本野球機構には事前に届出がなかった。97年に最後の出場となった落合がコミッショナー事務局に長男・フクシ君をベンチに入れたいと申し入れたが、コミッショナー側は却下している。オールスター開催要項に定められたベンチ入りメンバー以外は了承が必要とされるが、今回は知らぬ間にベンチ入りが認められていた。
渋沢セントラルリーグ事務局長は『向こうのオールスターでは当たり前の風習だから、今回はそれが優先されたのでしょう』と話した。外国人だから特別に許されたと言っていい。しかし、金井コミッショナー事務局長は『誰かが勝手に了承したんでしょう』と困惑を隠し切れなかった。
■親子ツーショットカード
初のMVP受賞だけでなく、ローズ親子にとって、忘れられない1日となった。試合前にベースボールマガジン社が毎年発行しているベースボールカード『ダイヤモンドヒーローズ』の撮影が行われ、コーディー君とのツーショットでカメラに収まったのだ。これまで親子のツーショットカードは日本で作製されたがなく、カードコレクターとしても知られるローズは『本当に楽しみだ』と胸を高鳴らせていた。
しかも、このカードは削ったバットの表皮を貼り付けたもので、限定50枚。これまで松井のジャージーを切り取ったカードがあるが、現在80万円で取引されており、ローズのカードもプレミアがつくのは必至だ。
息子の前でグッドジョブが見せる事ができ、本当にうれしかっただろうね。そんなプレーを間近に見たコーディー君はきっとパパをずっと尊敬する事でしょう。う〜ん、素晴らしい親子関係だ。ウチも是非見習いたいものです。
勝手にベンチ入りどうのこうのって、そう固い事言いなさんなって。オールスターぐらいベンチに子供がいようが、婆さんがいようがいいじゃない。誰も文句は言いませんよ。あとカードの件、羨ましい限りです。息子とのツーショットね。オレも個人的に作っちゃおうかな。作製したら教えますね。誰も欲しいと思いませんが…。それにしてもベーマガって、アッパーデック等アメリカのカード会社が作るカードを真似てばかりですね。たまにはオリジナリティー豊かなベースボールカードを作って下さいよ!
ノモ、緊急トレードか
ミルウォーキーのヒデオ・ノモ投手が、ボストンに放出される可能性が出てきた。ミルウォーキーのサル・バンドGMが24日(日本時間25日)、ノモを軸としたトレードについて話し合った事が関係者の証言で明らかになったもので、今月31日のトレード期限を前に、現在は交換要員を詰めている状況という。
▼両GMは25日(同26日)に行われるメジャーリーグの野球殿堂入り表彰式に備え、クーパーズタウンに入っており、ノモについて話し合ったのはパーティーの席上。NYメッツとCHIカブスを解雇されミルウォーキーに加わったノモは、5月からの加入にも関わらず今季9勝2敗を挙げ、今やチームのエース格。だが財政難に喘ぐミルウォーキーは、ノモと交渉中の来季以降の契約に関し、長期契約を望むノモ側との間で暗礁に乗り上げている。
▼一方のボストンは、今季15勝でオールスターゲームでもMVPを獲得したエースのペドロ・マルティネスが、DLに登録され、投手陣は火の車状態となっている。7月を8勝13敗と落ち込むチームの立て直しには投手陣の補強が不可欠で、ノモの獲得を照準に定めたと思われる。ボストンでマイナーから昇格後、2連続でKOのオオカも、ノモとの交換要員に挙がる可能性がある。
フラッグシップトレードが炸裂している中、このノモのトレード話もヤンキース追撃に向かうボストンにとってはまさに地区優勝をかけたトレード話と言っても過言ではないだろう。もし移籍となれば初のアメリカンリーグとなるノモ。今季、打撃が好調なだけにDHとして使ってみるのも一案か!?
野球は苦手?
プロゴルファーのタイガー・ウッズが24日(日本時間25日)、メトロドームで行われたミネソタ−シアトル戦で、試合前の打撃練習に顔を出した。
▼ウッズはこの日、シアトルのグリフィーから試合に招かれた。ウッズとグリフィーはともに自宅がフロリダ州オーランドにあり、親友関係。シアトルのジャージーでグラウンドに登場したウッズは、早速グリフィーのバットを借りると、フリー打撃の最終組に加わってバーフィールド打撃コーチの投げる球を打ち始めた。
▼ところが、ゴルフの飛距離では300ヤード(約274b)を軽々と超すウッズも、動く球は苦手の様子。センターフェンス際までのフライとも1,2塁間をライナーで抜ける当たりはあったが、25スイングのうち、外野に飛んだのは4本。その他は空振り7、ファウル5など四苦八苦で、体の近くに来たボールをのけぞってよけた時にはスタンドから辛辣な野次まで飛んでいた。
グリフィー、ゴルフの腕前はなんとシングルだそうで、トータルするとグリフィーとウッズの勝負はグリフィーに軍配が上がりそうですね。
7月25日(日)
オールスターゲームを見て
今年も“サンヨー”(大いに不満)という冠名を付けて、オールスターゲームは幕を開けた。読賣・上原、西武・松坂というフレッシュな先発顔合わせとなったこの日、予想を上回るおもしろい展開でセントラルが8-4とパシフィックを振り切り、第一戦をモノにした。
昔の“夢の球宴”と言えば祭りムード一色で勝負は度外視といった感じがしたものであったが、今年の一戦を見る限り、勝利に向けてといった選手のプレーを見る事ができ、試合としては満足できる内容であった。しかし試合以外に“ちょっとそれはおかしいだろ?”と頭に血が上る事があった為、この場を借りて、思いを吐き出してみたい。
▼せっかく今年セ・パ分裂(この表現はおかしい?)50周年とヘルメットにステッカーも貼っているわけだから、メジャーリーグに真似ろとは言わないが、もう少し試合前のセレモニーで各リーグを代表するOBの紹介があっても良かったのではないかと思ったのは私だけであろうか。こういう場面でOBを紹介すれば、子供達やまだ日本プロ野球についてあまり詳しくない人達にも、『え〜、あの人ってそんなに凄いプレイヤーだったのか』と自然に教える事ができるのにと思うと、残念でならない。この点は今後、日本プロ野球機構は“歴史の伝承の必要性”をもう少し認識した考えを持って、オールスターゲームを運営してもらいたいものである。オールスターゲームはただ単に選手の年金を捻出するゲームではない事だけはしっかりと認識して欲しい。今年のメジャーリーグのオールスターは本当に素晴らしかった。試合は平凡でも、あの伝説的プレイヤー、テッド・ウイリアムズを見ただけでただ感動。日本でも、もっとOBの偉大さをアピールする場所を設けて欲しい。
▼あともう一点、二度と野球関係者以外の人間を解説者に迎えるな! ダウンタウンの浜田はナント無礼にも元日本ハムのリードオフマン・広瀬氏に向かって、『ハゲ、うるさい!』とか『だまっとれ! ハゲ! 剃るぞ』と発言。それはないだろう! いくら浜田の芸風とはいえ、普通の人間ならそのの雰囲気を感じ取り、言って良い事と悪い事の分別ぐらいもの。ましてやその筋を極めたプロであるのなら、そんな事ぐらい理解もつくはずと見ますが、皆さんどう思われますか?
もし本当に分からないのであれば、天然印のホンマモンのアホそのものだね。多分テレ朝側が『ハマちゃん、いつもの調子でガンガン言ってよ』なんて吹いていたのはおおよそ推測しますが、あの場所自体を浜田はどう受け止めていたかが問題です。浜田のホームグラウンド、即ちテレビ局や演芸場ではなく、神聖なる野球場なのです。いくら仕事とは言え、『オレのキャラだと浮きまくるわ』と少しでも思ったのであれば、今後はこういった番組の出演は断るべきだと思いますがね。
浜田ばかり責めているが、一番問題なのはテレビ局側にあるという事は理解しています。もう野球というものをバラエティー化せず、野球界に貢献する為の番組作りに精進して欲しいとお願いします。日本のプロ野球OBがアメリカのように尊敬されないところは多分にテレビ局の問題であるのではと推測します。
<99.7.27 掲載文修正しました>
■中日スポーツにこんなコラムが掲載されていたので紹介します。読んで納得モノ!!
| 栄えあるオールスター第一戦の始球式は、約1万人の応募の中から選ばれた小学生。これまで宮沢りえや郷ひろみ(えっ本当!)、大相撲の若貴兄弟といったプロ野球には、関係ない芸能人などの起用が多かった。しかし“思い出作り”をしてもらうために、昨年から“少年始球式”となった。 海の向こうのメジャーリーグは、ボストンの伝説的スーパースター・最強の4万打者、テッド・ウイリアムズ氏(80)がオールスターゲームの始球式を務めた。車イスに乗って登場。投げ終ると、全選手が握手して取り囲む。同氏はうっすらと涙を浮かべていた。 今年でセ・パ誕生50周年を迎えた日本のプロ野球。その記念イベントとして、広島ではOBによる始球式を開催して好評。中日も開幕戦で殿堂入りが決まった近藤貞雄氏を称えるセレモニーを企画した。しかし、セ・パ誕生50周年を刻んできたOBは球団やプロ球界から離れると、とかく無視される風潮が強い。球団の中にはOB会の組織自体すら存在しないところもある。 メジャーリーグでは公式戦にOBが試合観戦に訪れただけで、しばしばオーロラビジョンに映し出して紹介する。だが、日本ではそういう光景にまずお目にかかれない。 プロ野球の日米決戦開催の話まで浮上するほど日本プロ野球のレベルは高くなった。これもOBの尽力に負うところが多い。50周年の節目、今年のオールスターゲームに限っては、OBによる始球式があっても良かったかもしれない。 |
日本のプロ野球OBの尊敬、威厳のなさは総バラエティー化しているところにも原因があるのではと思う。訳の分からないテレビ番組に登場している為、バカにされたりするのはむしろ当然なのかもしれない。OBの評価を高める為にも、そういう番組には出ない、出さない、出させないぐらいに考えてもらえないだろうか。今のプロ野球現役選手がOB選手を見てそうそう感動する選手はいないだろうな…。
野球殿堂入り表彰
今年1月に野球殿堂入りした近藤貞雄氏(73)、古葉竹識氏(63)、中西太氏(66)、広瀬叔功氏(63)、そして本HPでもお馴染みの吉国一郎氏(82)の5氏の表彰式が24日、西武ドームでのオールスターゲーム第一戦前にあり、野球体育博物館(いつになったら“体育博物館”が“殿堂”に名称変更されるのか…)に飾られる各氏のレリーフが披露されるとともに、川島廣守コミッショナーが5氏の功績を紹介し、称えた。
▼近藤氏は中日、大洋(現横浜)、日本ハムを率い、投手の分業制など斬新な采配が注目された。近藤氏は『最初は色々言われたが、今や中日、横浜をはじめ各球団に分業制が定着しているのを見ると、何とも言えない気持ちですね』と語った。
▼古葉氏は廣嶋、大洋の監督を務め、1975年に広島に初の優勝をもたらした。この日古葉氏は家族と共に球場入りし、『野球殿堂に入れて頂き、光栄の限りです。これからも少年野球の始動などを通じ、野球界全体の発展に微力ながら協力させて頂きたいと思います』と喜びを語った。
▼元西鉄(現西武)監督の中西氏は、西鉄黄金時代に主力打者として大活躍。怪童のあだ名で慕われていた。元南海(現福岡ダイエー)監督の広瀬氏は現役当時に5年連続盗塁王に輝いた。吉国氏は89年に第9代コミッショナーに就任し、ドラフトの逆指名制度やFA制度導入などにかかわった。
近藤さん、古葉さん、中西さん、広瀬さん、本当に殿堂入りおめでとうございます。今後も日本野球界の為に尽力を尽くして下さいね。お願いします。で、吉国君。あれほど辞退しなさいと言ったでしょ!! 悪名高い逆指名制度導入に関わったのだから、本当なら懲役刑が下されてもいいのに(笑)。吉国君より、私の方が日本野球界に対して色々と提言し、役立っていると自負があります。今からでも遅くはない、吉国君、辞退しなさい!!
予選突破した暁には…
労組日本プロ野球選手会臨時大会が24日、東京都立川市内のホテルで開かれ、古田会長(ヤクルト)は私見としながら『シドニーオリンピック出場が決まったら、その期間中(9/17から10日間)ペナントレースを中断してもらいたい』と機構側に要望する意向を明らかにした。
▼同アジア予選のメンバーに選ばれた古田は今回、公式戦を欠場して参加するだけに『出るからにはプロ野球ファンみんなに応援してもらいたい』と発言。また、シドニーオリンピック期間中に公式戦を中断すれば、各球団の公平性も保たれる。これなら選手も出場しやすくなるため、ベストメンバーでの編成も可能。金メダル獲得は夢ではなくなる。
▼『選手の中でもオリンピックに出たいと思っている選手は多いはず。せっかくのチャンスだから、ベストな形を取って欲しい』とソウルオリンピックの公開競技の銀メダリストは、松井、高橋ら読賣勢の参加を強く熱望していた。
個人的にはもし予選突破した場合、プロ主体のベストメンバーで本選を戦ってもらいたいと思いますが、厳しい予選を戦い、本選出場にこぎつけたアマチュア選手の立場を考えれば、『ハイ、ごくろうさんでした』と代表落ちさせるのは人間の取る行為ではないですよね。結構その辺りが予選突破し、プロ側がシーズンを中断した場合でも問題になりそうな予感がします。
足並み乱れる
メジャーリーグの審判員辞職問題で、アメリカンリーグ、ナショナルリーグの68審判員のうち、1/3以上の26人が残留する意向がある事が、AP通信の調べで分かった。
▼アメリカンリーグでは32審判員のうち12人が撤回するなど23人が残留、ナショナルリーグでは36審判員のうち、3人が辞職しないという。対立するメジャーリーグ側は既にマイナーリーグの審判員20人を確保しているという。
審判員組合の首脳部さん、どうやら考えが甘かったようですね。今この世はリストの時代。自分で墓穴を掘ってしまいそうですね。早く観念し、謝っちゃえば?
7月24日(土)
派遣候補選手発表
全日本アマチュア野球連盟は23日、シドニーオリンピック・野球アジア地区予選(9月11〜17日、韓国・ソウル)に派遣する候補選手として、西武・松坂、ヤクルト・古田らプロ選手8人を含む30人を発表した。アマチュア選手は最終エントリーまでに変更される可能性があるが、プロの8人は代表に正式決定した。このうち古田と広島・野村が88年ソウルオリンピック、福岡ダイエー・松中が96年のアトランタオリンピックを経験している。この8人は、この日行われたプロ野球実行委員会で最終的に承認された。オリンピック野球関係の日本チームにプロが加わるのは初めてとなる。
▼ソウルオリンピックの銀メダリストでもある古田にとって11年ぶりのオリンピック日本代表だ。『責任あるところへ選んで頂いた。そういう舞台で一生懸命頑張ってきたい』。球界ナンバーワン捕手を送り出す事に反対していたヤクルト・若松監督からは『決まった以上は日本の為に全力を尽くして欲しい』とのメッセージが届いた。古田は『監督の為にもいい結果を出したい』と感謝の言葉を話した。
▼晴れて古田との夢のバッテリーを組む事が実現した西武・松坂は『万全の調整で、本選に出場できるよう頑張りたい』と喜びのコメント。松坂、小池、川越とプロ3投手の役割は、やはりプロが主力になると見られる韓国、台湾による争いが予想される決勝リーグでの切り札となる事だ。
▼決勝リーグ初戦はおおよそ日本−台湾戦になりそうだ。予選突破の大きな関門となるため、ここで松坂投入も考えられる。3投手の起用について、日本代表の太田垣監督は『全て先発とは限らない。場合によってはリリーフもやってもらうと思う』と“スクランブル体制”を示唆。また、『アマの弱点を補って頂くのだから、全てを受け入れる精神でやっていきたい』と話し、8月10日の最終エントリーには無条件でプロ8選手を残す事を明言した。
狙いはあくまでも予選突破と見られ、決勝リーグの台湾戦必勝を期していると思われるか、戦う以上、韓国も撃破し、予選リーグ全勝を遂げるよう、代表選手には是非とも頑張ってもらいたい。
誤審認める
セントラルリーグ渋沢良一事務局長は23日、前日22日の東京ドームで行われた、読賣対中日18回戦において田中俊幸一塁塁審・審判部長がミスジャッジしたことを認めたことを明らかにし、審判クルーの見直しをするなどして誤審防止に努める考えを示した。
▼田中審判員は22日の試合の8回裏に、読賣・マルティネスが放ったライトへの打球をヒットと判定。中日・星野監督からライト・井上はノーバウンドで捕球していたと抗議を受けていた。
▼渋沢事務局長はこの日までに田中審判員から2度連絡を受けていたが、その中で『井上のグラブが2度ほど動いたため、打球をつかみ直したと判定した。しかし後から(ビデオで)見たら、見間違いだった。申し訳ありません』と誤審を認める発言と謝罪があったことも明らかにした。
▼その上で渋沢事務局長は、今後の誤審防止策について、
@予備を含む1試合5人の審判クルーの配置の見直し
A審判員の技術チェック機関である審判総務室の活用
の2点を挙げた。今後、セントラル・リーグ理事会で細部を話し合う。また野球規則で定められている『審判員の裁定は最終のもの』にのっとり田中審判員への処分はなく、中日・伊藤代表から口頭で伝えられた『微妙な判定の際には審判団が協議するべきではないか』についても実施は難しいとの見解を示した。
■誤審を認めた、田中審判部長のコメント
『35年間やってきて、どうしてダイレクト(直接捕球)に見えなかったか、残念であります。しかし、グラウンドでジャッジしたものはファイナルでなければいけないし、それが権威だと思います。事務局長には、結果的には違っていたようだ、という報告はしました。ただ、人間の目で追えないものを後から機材でゆっくり見せられれば、昨日のような事はままありますよ』
潔く誤審と認めたその態度は素晴らしい。ただ“人間の目で追えないものを後から機材でゆっくり見せられれば、昨日のような事はままありますよ”という言い分は何でしょうか? 人間ですから常に100%正しいジャッジができない、いやできるわけがない事ぐらい理解しています。しかし球が追えない、見失う、そんなジャッジしかできないのであれば、元の線審を含んだ5人制に戻せば良いのではないですか? 誤審防止策の@でクルーを5人制にするのであれば、人数的にも問題ないでしょ?(この際、予備の審判が必要だという考えは無視します) また“微妙な判定に対して、審判団が協議するのは難しい”という意見には、いつもストライクかボールか判断できない主審は1,3塁の塁審に助言というかジャッジを助けてもらっているではありませんか? あれはできて、これはできないというのも何だかとても矛盾していると思いますがね。
トレード活発化
NYメッツは23日(日本時間24日)、オークランド・アスレチックスのケニー・ロジャース投手を獲得し、テレンス・ロング外野手とレオナー・ヴァスケス投手、2人のトッププロスペクトを放出したと発表した。
▼このトレード、オークランドにとってはロジャースが今年で4年契約、年俸総額2000万ドルの最後の年となる事から、FA移籍を考慮してのトレードを画策したものと言えよう。またNYメッツは地区優勝する為にはこの夏場を乗り越す投手陣の底上げが必要と、先発投手の獲得に走っていた。
▼ロジャースは今季はここまで5勝3敗、防御率4.30、NYヤンキースからオークランドに移籍、昨年は16勝を挙げ、チームのエース格となっていた。通算109勝77敗。ちなみにテキサス在籍時の94年にはパーフェクトゲームを達成している。
イラブに追われNYを後にしたパーフェクトレフティーが再びNYに帰ってくる事に。これでメッツ先発投手陣はライター、リード、ハーシュハイザー、ヨシイ、ドテイル、そしてロジャースとなるわけでより一層厚みを増す事になる。打倒アトランタ計画の最終計画は今まさに始まったといえよう。
愚行
日本野球機構は23日、横浜市内でドラフト委員会を開き、高校生の指定枠採用(逆指名)実現に向け検討する事が22日までに明らかになった。高校生にも職業選択の自由を広げようとするもので、アマ野球界の上層部にも賛同が多く、2000年から実施は確実と見られる。実現すれば、球界にとっては1993年に“逆指名制度”が始まって以来の大改革となる。
▼高校生を『指定枠採用選手』(逆指名選手)の枠の中に組み入れようという動きが本格化する事になった。これまで逆指名は大学生、社会人から2人となっていたが、これに高校生1人を加えようというものだ。既に、ドラフト制度検討委員会では、隠密裏に全日本アマチュア野球連盟、日本学生野球協会に対して実施の旨を報告。内々に了解を取付ている…@。日本高等学校野球連盟(以下、高野連)へも徐々に働きかけており、今秋のドラフト会議には間に合わないが、2000年からの実施に向けて本格的に動き出す事になる。
▼発端は、昨年11月に起こった悲劇。イチローらを発掘したオリックスの編成部長だった三輪田さんの自殺。オリックスは、福岡ダイエー入団を希望する新垣(現・九州共立大)をドラフト1位で強行指名。だが、新垣は入団拒否の姿勢を貫いた為、入団交渉に当たった三輪田さんは困惑の挙げ句、沖縄市内のマンションから身を投げた。この事件をきっかけに球界内部には、高校生にも逆指名が適応されていたならこんな悲劇は起こらなかった、と高校生を指名枠似入れようという機運が高まった…A。
▼さらに、不景気の影響でリストラなどが社会現象にもなっている中、アマ球界のあるトップは『このような時期に高校生に大金を使ってくれる。こんな有り難い事はないでしょう。大変結構な事です』と、職業選択の自由の意味も込め、歓迎の意向を表している…B。
▼プロ側の事情はこうだ。昨年のドラフトで松坂大輔を獲得した西武・浦田球団本部長が言うように『最近は景気の低迷で野球部を廃部にする企業が増えてきた。逆指名枠の24選手を大学、社会人から選ぶのは難しい。せいぜい毎年4,5人くらいだろうけど、高校生まで枠を広げてくれれば選手発掘の為にも好材料』と人材難が背景…Cにあるからだ。
▼これまで高校生を逆指名枠に入れなかったのは、教育現場が混乱するという高野連の意向を入れたプロ側の自主規制。高校生を逆指名枠に組み入れる事はプロ側の決断ひとつにかかっている。既に東京6大学の幹事会でも報告され、全日本アマチュア野球連盟の広岡副会長も了解の意向を持っているという。ドラフトの一大改革はこれから本格化する。
このネタは本日付の報知新聞からだが、皆さんどう思われますでしょうか。更にドラフト制度自体の意味がなくなっていく気がするのは私だけでしょうか。この話がトントン拍子に進めば、一体三輪田さんの死は何だったのでしょうか?
上記内容の中に@からCまでマーキングしていますが、一つ一つ取っても当事者のエゴが丸出しでみっともないったらありゃしません。@は今回のアジア予選にプロ選手を派遣する代わりに…なんて裏取引してそうな感じですね、全く(ただの憶測)。Aはまるで逆の解釈。逆指名権というとんでもない権利があるからこそ。それでは3位以下のドラフト候補の高校生、大学生、社会人については職業選択の自由が相変わらず与えないの? という話にも発展してしまう。Bは何を考えているやらとしかコメントできません。裏を返せば、礼金はずんでね!としか聞こえませんが…。そんな大金があるのなら、入場料金をもっと下げて欲しいものですね。Cに対して言えば、もう社会人野球というモノ自体無くせば良いのではないでしょうか。サッカーみたいに地域密着型として独立リーグを各地方で組織。そこからプロに上がる選手が出てこれば、その時はドラフトにかけてもらうという流れ。もう社会人野球という言葉は死語です。
どれを取っても高校生にも逆指名枠を取りたいという言い訳にしか聞こえてこない。私自身、高校生に逆指名権を与えるのが反対というわけではなくて、“逆指名権”自体に対して反対しているのです。この愚行を更に助長する今回の高校生・逆指名権獲得は絶対許すべきではありません!!!!!!!!
早くも100打点
横浜ベイスターズのロバート・ローズ内野手が史上最速ペースで100打点に到達した。
▼この日、26号3ラン、27号満塁弾を含む4安打で、セ・リーグタイ記録となる1試合10打点をマーク。早くも今季100打点に到達した。オールスターゲーム前に大台に達したのは例がなく、どこまで伸ばすか注目される。ホームランレースでも読賣・松井に1本差と迫り、後半戦にトリプルクラウン奪取の夢をつないだ。
▼横浜はこの試合ローズの打棒爆発で23安打で22得点と大勝。両軍合わせて33点もセントラルリーグ・タイ記録となった。
■ローズのコメント(引退発言後に大活躍を見せているローズに対し、報道陣から“現時点では引退の意思は変りないの”という質問に)『もし変ったら皆さん(プレス)には4番目に伝える。まずワイフ(ミッシェル夫人)、次に権藤監督、3番目にフロントで最後が皆さん。毎日家族とは話し合っているが、内容は言えない。毎日毎日同じ事を聞かないでくれ。シーズン終了まで見守って欲しい』
バースを越えたました! 史上最強外国人プレイヤーですね、ローズは。100打点とは恐れ入りました、ハイ。
またこの試合、スコアがなんと22-11の強烈なダブルスコア!! 11点も取ったら勝ちなさいよ、ヤクルトさんよ。
さらに10人、辞意撤回
9月2日の総辞職を表明している66人のメジャーリーグ審判員のうち18人に辞意がない事が20日(日本時間21日)、明らかになったが、21日(同22日)、更に8人から10人が辞意を撤回したと見られている。
▼またマイナーリーグの審判員から支持を取り付けたはずだったが、マイナー関係者は3Aの審判は打診があればメジャーリーグで働く事を決めたとしている。
この際だからマイナーの審判と総入替しちゃいますか! 今だ反発しているメジャー審判員達の反応が見物です。
問題児よ、何処へ
ボルティモア・オリオールズのアルバート・ベル外野手が今オフに結んだ契約に盛り込まれていたトレード拒否の条項を破棄していたことが明らかになった。これは21日付けの地元紙が報じたもの。
▼ベルは昨年12月にCHIホワイトソックスから移籍する際に結んだ契約の中で最初の3年間はトレードされないという条項があったが、これを破棄したとしている。条項破棄の理由の一つとして、ミラー監督との不仲説が原因ではないかと見られている。トレード期限の7月31日に放出される可能性は高くなったといえる。
実力は誰もが認めるのであるが、トラブルメーカーで扱いにくいプレイヤーの代名詞、アルバート・ベル。トレードを画策したとしても、5年間総額6500万ドルという年俸がネックになるのではないか。フラッグシップトレードといっても彼を獲得するのはちょっとリスクが…って感じですよね。さあ問題児ベルよ、8月以降はとこでプレーしているのでしょうか?
逆転満塁ランニングホームラン
アリゾナ・ダイヤモンドバックスのトニー・ウォマック内野手が21日(日本時間22日)のヒューストン戦において、逆転満塁ランニングホームランを放った。
▼3-4の8回ツーアウト・フルベース、3番手ビリー・ワグナーからレフト線に放ったライナーの打球にレフト、ランス・バークマンがダイビングしたが及ばず、ボールはフェンス際に転々、その間に打ったウォマックもホームへ生還となった。
▼逆転打を珍しい記録で飾ったウォマックは『3塁を回る時は、サードコーチャーを信じるしかなかった。スライディングを決めた時は全身から力が抜けた』と、息を弾ませていた。
お疲れさんでした。話は突然変わりますが、とうとうランス・バークマン、メジャーに上がってきたんですね。期待のスラッガー。これからが楽しみな選手ですよ。
ボールパーク・ウェディング
先日ここで記載しました通り、22日、オリックスのトロイ・ニール一塁手が試合前、グリーンスタジアム神戸のグラウンドで、球場結婚式を行った。
▼至福の宴は午後5時40分、ユニホーム姿のチームメートはもちろん、対戦相手の福岡ダイエーナインも祝福する中、新郎ニールは婚約者のJ.J.ミクガウェンさんと何度も熱いキスをかわし、永遠の愛を誓った。
▼新婦に6.62カラットの特大ダイヤモンドをあしらった結婚指輪を贈ったニールは『最高だった。式の間は早く終わらせたかったけど』と苦笑い。残念ながら現在右手打撲でファーム調整中のため、試合でウエディングアーチとはいかなかった。
えっなに! ファーム調整中だって! 予想通りの展開じゃない? かっこわりぃ〜。でも幸せになってね。引退後はハーレーに跨り、アメリカの大地を一緒に走る、そんなイージーライダー夫婦になってもらいたいものだね。
古巣での好投
アリゾナ・ダイヤモンドバックスのランディ・ジョンソン投手が20日(日本時間21日)、古巣シアトルを8安打10三振で完封。6月14日以来の10勝目を挙げ、6月20日のアトランタ戦から続いていた不運の連敗を『5』で止めた。
▼ジョンソンの完封勝利は5月25日のサンディエゴ戦以来で今季2度目。2ケタ奪三振は14度目。
▼今世紀10人目の4試合連続完封負けを喫した後、前回も救援投手が逆転されて勝ちを逃したジョンソンは、自力で白星を掴んだ。ジョンソンを援護できなかった打線も、15安打6得点と奮起した。
▼シアトルはジョンソンが昨年7月まで拠点としていた古巣。『ここのファンは素晴らしい』と、ジョンソンは久々の勝利を喜んだ。
初回マウンドに立った時、シアトルファンは一斉にスタンディングオベイションでランディを迎えていましたね。こういうシーンは何度見ても心を打たれます。このような行動は野球を愛して止まないからこそできるわけです。いやあ〜本当に何度みてもいいネェ〜。
野球バカ市長の歓迎
18日(日本時間19日)にパーフェクトゲームを達成したNYヤンキースのデイビッド・コーン投手が20日(同21日)、NYのマンハッタン島にある市庁舎前で、その快挙を記念した『市の鍵』を贈られ、市民の歓迎を受けた。
▼コーンにとっては、これで1996年、98年のワールドシリーズ制覇に次ぎ、3つ目の鍵を受け取った計算になる。
▼ジュリアーニ市長が『NY市民はパーフェクトゲームの栄光に浸っている』と拍手を受けると、コーンは『野球ファンという政治家はたくさんいるけど、市長が本当のヤンキースファンだという事は分かっている』と持ち上げた。
この市長さん、何かとヤンキース絡みで登場しますね。確かイラブがヤンキース入りした時もリンゴの形をしたクリスタルガラスの置物をプレゼントしていましたよね。まあ日本で言う、後援会々長ってなもんですかね。
引き留めへんデ
メジャーリーグ機構への不満からリーグ審判員組合が9月2日付での辞職を決議した件で、セリグ・コミッショナーらリーグ首脳は20日(日本時間21日)、辞職を希望する審判を引き留めない方針を確認した。USA・TODAY紙が報じた。
▼各審判員に対し、辞職するか翻意するかの最終的な態度を23日午前までに改めて明確にするよう迫るとの事。同紙によると、大量辞職に備え、リーグ側は60人の審判員を新規採用する準備を進めている。
▼審判員組合は審判5人が既に翻意するなど、足並みの乱れが表面化している。
いよっ! コミッショナー! さすがだね。これくらい強気に行かなくっちゃ!
プロのスコアラーも急遽参加
野球のシドニーオリンピック・アジア地区予選を初のプロ、アマチュアの合同チームで臨む日本は、韓国、台湾チームの情報収集と戦力分析の為にヤクルトの安田、福岡ダイエーの望月両スコアラーを、韓国、台湾に派遣する事を21日までに決めた。
▼既に韓国プロ野球の公式戦やオールスター戦のビデオを参考に戦力分析を開始。これまでにアマ側が持つ情報も加えた資料などを基に、8月末にプロ、アマ代表選手が集まった際に予選突破に向けて対策を練るそうだ。
戦力分析にかけては日本は他国と比較して1枚も2枚も上手なはず。スコアラー派遣ですか、良いところつきますねェ〜。
7月21日(水)
ホロ苦デビュー
メジャーに昇格したボストンのトモカズ・オオカ投手は19日(日本時間20日)、フェンウェイパークで行われたインターリーグのフロリダ戦に先発し、メジャー初のマウンドに上がった。味方の拙守に足を引っ張られるなど1イニング
0/3で5点を失い(自責点2)、不運の初登板となった。渡米した今季はマイナーの2A、3Aで間けなしの11連勝をマークしていたが、ついに初黒星がついた。
▼オオカが、夢にまで見たメジャーのマウンドで投げた第1球。それが悲劇の始まりだった。初球ストレートで仕留めたはずだった先頭カスティーヨのショートゴロは、ショート・マローニのグラブからこぼれるエラー。次打者ゴンヅァレスの初球に盗塁も決められ、オオカはわずか2球でノーアウト2塁のピンチを背負った。
▼雨で試合開始が32分遅れ、メジャー屈指の強豪チームも集中力を欠いていたかもしれない。ゴンヅァレスのセンター前ヒットでメジャー初失点を喫すと、続くエイブンのゴロはショートのグラブ下をすり抜けるセンター前ヒット。本来のショートでチームの看板であるガルシアパーラが、オールスター前からの足の付け根の故障で、この日の試合を休養していたのも不運だった。
▼さらに犠牲フライで2点目を失った後、今度は5番コッツェイの飛球をライト・ニクソンが目測を誤り、前方にポトリ。拙守に足を引っ張られたオオカは、リズムをつかめないまま4点を初回から失っていた。
『最悪ですね。味方のエラーは関係ない。マイナーと比べレベルは上がっていると思うけど、今日はそれを意識しすぎた』
▼2回ノーアウト1,2塁で降板後も2失策が飛び出し、自らに5失点目がついたオオカは、打者10人に33球を投げただけで終わったメジャーデビュー戦を苦々しく振り返った。2A8勝、3A3勝のマイナー11連勝を引っ提げ、約3ヵ月半という予想以上の早さでメジャーリーグ昇格。だが、守備力がマイナーより上のはずのメジャーで足を引っ張られ、アメリカでとうとう初黒星を喫した。ウイリウムズ監督は『今日の内容だけで彼を評価するのは酷』と話し、首脳陣は先発機会を次回も与えるつもりだと言う。
何もわからぬままマウンドを降りてしまったというのがオオカのメジャー初登板の感想だろう。この試合は味方守備陣に足を引っ張られる形になったが、いつか逆に助けてもらう日も必ず来るはず。くさらずに頑張りましょう。次回の登板は自分本来のピッチングができるよう、ただそれだけを考えて投げれば必ずや自然と白星がついてきますよ。
GS神戸で挙式
オリックス・ブルーウェイブの主砲、トロイ・ニール内野手が22日の本拠地・グリーンスタジアム神戸で行われる福岡ダイエー戦試合前に、ジャスミン・J・ミクガウエンさんと結婚式を挙げる事が19日、明らかになった。
▼『来日してこのかた、一番長い時間をGS神戸で過してきたわけだから、大好きなその場所で挙式したい』というかねてからの本人の希望で、本拠地での結婚式が実現。ウエディング・カーで入場し、教会同様のスケジュールで式を進める予定。
▼新婦の介添え人は佐藤2軍投手コーチが務め、イチローら同僚もパールシャワー(どんなシャワー? えっ真珠?)で祝福。オークランド時代の元同僚、マーク・マグワイアから祝電が届き、2人の門出を祝う。
まだ結婚していなかったノ、この2人。昨シーズンオフに結婚式を挙げ、マグワイアを招待するって言っていたのにね。球場での結婚式、素晴らしいアイディアだと思います。一生、記念に残るでしょうね。今ニール自身、一番心配なのは22日まで1軍に残れるかどうかという事でしょうね。あと2日、いくらファームでペレスが猛打炸裂しても、仰木さん、辛抱してやって下さいね。
記念Tシャツ
大阪近鉄バファローズのタフィー・ローズ外野手があと1本で来日通算100ホームランを達成する。それを記念して限定100枚の記念Tシャツを販売する事が19日、決定した。
▼これまで記念グッズは主にテレホンカードだったが、『今までに無い物を』(営業部)とローズ自身がデザインを考え、レストランのナプキンに下書きしたものを採用した。
▼1枚3,000円で、今日20日からの千葉ロッテ2連戦で達成すれば、後半戦開幕の30日から大阪ドーム横『ショップバフィー』で発売する。
せっかくの記念ですから、打ったその日に即、販売してもらいたいですね。マックが61,62号を打った時は『それ買わんかい』って感じでブッシュスタジアムの売店では売りに出されていたらしいですよ。大阪商人、何でも商売せなあきまへんデ。
久々の日本人との対決!?
プロ野球選手の参加が解禁となった野球のシドニーオリンピックアジア地区予選に台湾が出場するが、元中日ドラゴンズの郭源治投手(42)の台湾代表入りが19日までに内定した。
▼同投手が日本に帰化している為、台湾野球協会側はアジア野球連盟側に判断を仰いでいるが、この国籍問題がクリアすれば、23日に正式発表される出場メンバーに台湾プロ野球『和信ホエールズ』在籍の現役プロ野球選手である郭も名前を連ねる事になりそうだ。
▼台湾野球協会関係者は『郭の日本国籍が取り消されたりしない事が大事。出身地が台湾であり、台湾の身分証明証も持っているので出場できると信じている』と話している。
▼参加要請を受けた郭は日本国籍を取得している事から当初、出場を断っていた。だが、台湾球界の強い説得に『台湾の野球界の為に、戻って野球をしている。どうしても…と言われれば断る理由などない。ただ日本戦だけは投げたくないけどね…』とオリンピック予選参加を了承した経緯を話した。
[郭源治]
台湾の輔仁大から台湾陸軍を経て、1981年に中日ドラゴンズに入団。88年にはクローザーとして7勝32セーブと大活躍を見せ、中日のリーグ優勝に貢献、MVPにも選ばれ、翌89年9月には日本に帰化。96年を最後に中日を退団。翌97年から母国・台湾のプロ野球の統一ライオンズに入団。今季は中華連盟(CPBL)所属の和信でエースとして活躍し、6勝4敗、防御率2.01はリーグトップ(7/18日現在)の好成績をマークしている。
私見としては、出場するのであれば是非日本戦に投げてもらいたいですね。オレはまだまだ健在だ、というところを日本の野球ファンに見せつける為にもね。だんだんアジア予選に行きたくなってきました。無理だろうなぁ〜。
7月19日(月)
パーフェクトゲーム
18日(日本時間19日)、NYヤンキースタジアムで行われたモントリオールとのインターリーグ戦で、NYヤンキースのデイビッド・コーン投手が完全試合を達成した。昨年5月17日、同じNYヤンキースのデイビッド・ウェルズ投手(現トロント)以来。
近代野球といわれる今世紀に入ってから13人目、ワールドシリーズも含めると14人目の快挙。アメリカン・ナショナル両リーグの交流試合、インターリーグ戦では初めての快挙。また36歳でのパーフェクトゲーム達成は、1904年サイ・ヤングの最高齢記録(37歳1ヵ月7日)に次ぐ2番目の高齢だ。
▼この日の偉業には、試合開始前から球場全体に予感が漂っていた。ヤンキースの元名捕手を称えた『ヨギ・ベラ・デー』と銘打たれ、さらに、ワールドシリーズで唯一、完全試合を達成しているラーセンが始球式を努めたのだ。1994年サイ・ヤング賞投手のコーンは、そんな舞台から素晴らしい快投を披露した。
▼3回裏の途中で、雨により30分近くも中断するハプニングもあったが、集中力は途切れなかった。コーンは『6回からはストレート中心のピッチングにした』と冷静さも失わなかった。結局、モントリオール打線から10三振を奪い、最後の打者キャブレラをサードファールフライに仕留め、歴史に残る快挙をなし遂げた。
▼コーンは出来過ぎたシナリオに『一生忘れることはできないだろう。まるで(パーフェクトゲームが)計画されていたみたいだから…』と興奮気味に感想を述べたのが印象的だった。コーンにこう言わせたのは、これが実に4年ぶりの完封だったからだろう。
■対戦結果
| 選手 | 1回 | 2回 | 3回 | 4回 | 5回 | 6回 | 7回 | 8回 | 9回 |
| W.ゲレロ | 三振 | 外飛 | 三ゴ | ||||||
| ジョーンズ | 外飛 | 三振 | |||||||
| ムートン | 三振 | ||||||||
| ホワイト | 外飛 | 外飛 | 三振 | ||||||
| V.ゲレロ | 三振 | 外飛 | 捕邪 | ||||||
| ヴィドロ | 一ゴ | 外飛 | 二ゴ | ||||||
| フルマー | 三ゴ | 外飛 | 三振 | ||||||
| ウィドガー | 三振 | 外飛 | 三振 | ||||||
| アンドリュース | 三振 | 外飛 | |||||||
| マクガイア | 外飛 | ||||||||
| キャブレラ | 三振 | 捕邪 | 三邪 |
■投球内容
| 回 | 打者 | 球数 | 安打 | 三振 | 四死球 | 内ゴ | 内フ | 外ラ | 外フ |
| 9 | 27 | 88 | 0 | 10 | 0 | 4 | 4 | 1 | 8 |
■メジャーリーグ・パーフェクトゲーム
| 年 | 選手名 | 所属チーム | 対戦相手 | 得点結果 |
| 1880/6/12 | L・リッチモンド | ルビーレックス | ブルース | 1−0 |
| 1880/6/17 | M・ワード | グレイズ | バイソンズ | 5−0 |
| 1904/5/5 | C・ヤング | レッドソックス | アスレチックス | 3−0 |
| 1908/10/2 | A・ジョス | インディアンス | ホワイトソックス | 1−0 |
| 1922/4/30 | C・ロバートソン | ホワイトソックス | タイガース | 2−0 |
| 1956/10/8 | D・ラーセン | ヤンキース | ドジャース | 2−0 |
| 1964/6/21 | J・バニング | フィリーズ | メッツ | 6−0 |
| 1965/9/9 | S・コーファックス | ドジャース | カブス | 1−0 |
| 1968/5/8 | C・ハンター | アスレチックス | ツインズ | 4−0 |
| 1981/5/15 | L・パーカー | インディアンス | ブルージェイズ | 3−0 |
| 1984/9/30 | M・ウィット | エンジェルス | レンジャース | 1−0 |
| 1988/9/16 | T・ブラウニング | レッズ | ドジャース | 1−0 |
| 1991/7/28 | D・マルティネス | エキスポス | ドジャース | 2−0 |
| 1994/7/28 | K・ロジャース | レンジャース | エンジェルス | 4−0 |
| 1998/5/17 | D・ウェルス | ヤンキース | ツインズ | 4−0 |
| 1999/7/18 | D・コーン | ヤンキース | エキスポス | 6−0 |
■関係者の声■
▼ヨギ・ベラ氏『試合前にラーセンとパーフェクトゲームを振り返っていたら、コーンがやってくれた。こんな試合に2人で居合わせるなんて嬉しい』
▼NYヤンキース・トーレ監督『攻撃の時は(冷房が効いた)オレの監督室を使えと言ったんだ』
▼同・ノブロック内野手『今日は凄い興奮した。プレイヤーはみんな凄い』
▼モントリオール・アルー監督『何か言える程、我々には歴史が無い』
▼同・ウィジャー捕手『ホームベースの真ん中にボールが全く来なかった。失投がまるでないんだよ』
▼トロント・ウェルズ投手『今すぐにでもそっちに行って、一晩中パーティーをしたい。今日はオマエのためにビールを飲むゼと伝えたよ』
この日始球式を務めたラーセンがヤンキース史上初となるパーフェクトゲーム(ワールドシリーズにおいて)をマークしたピッチャーであり、何か出来過ぎた映画のようにしか思えてならない。こういう日に限って、スカパーは放送していないんだね、全く(怒)。ウェルズの時のように、後日でいいからNHKさん放送して下さいね。期待しています。
9人目のメジャーリーガー
ボストン傘下の3Aポータケットのトモカズ・オオカ投手のメジャーリーグ昇格が17日(日本時間18日)、決まった。19日(同20日)にボストンで行われるフロリダとのインターリーグ戦に先発する予定。日本人投手としては9人目のメジャーリーガーとなる。
▼この日、3Aの首脳陣から昇格を伝えられたオオカは18日にチームに合流する予定。『正直言って、うれしい。メジャーで投げるためにこっち(アメリカ)に来たわけですし。ただ、これで目標を達成したわけではない。とにかく1勝するまでは…。相手(フロリダ・マーリンズ)については何も知らないので、キャッチャーの言う通りに投げるつもり』と、初々しい言葉を口にした。
▼オオカは94年に京都成章高からドラフト3位で横浜に入団し、5年間で1勝を挙げた後、今シーズンからボストンとマイナー契約。2Aトレントンで8連勝、3Aポータケットでも3連勝をマークし、負けなしの11連勝でついに昇格を勝ち取った。11日のボストン・フェンウェイパークで行われたフューチャー・オールスターゲームでは、世界選抜の先発としてアメリカ選抜を1回無失点に抑えている。
とうとうボストンの秘密兵器がベールを脱ぐわけですね。さぞかし、ボストンのテレビ中継が増える事をDDF・ノマー渡辺君は喜んでいる事でしょう。明日の一戦は注目ですね。衛星放送の解説は牛込さんでしょうか?
7月18日(日)
内定
野球のシドニーオリンピック・アジア予選へプロ野球から派遣される投手3,捕手1,内野手3,外野手1の計8選手が17日までに内定した。
▼セントラル・リーグは『ペナントレース最優先』を打ち出していたが、アマ側の強い要望でヤクルトの古田が派遣の方向となった事で、広島の野村がメンバーに入り、日本ハムは当初の野口(捕手)から井出に変更となった。
▼決勝リーグから加わる投手は西武・松坂、近鉄・小池、オリックス・川越の3人。このほか千葉ロッテの初芝、銀メダルのアトランタオリンピックで中軸を打った福岡ダイエーの松中が派遣される。
▼アマチュア選手を含む予備エントリーの30選手は23日に発表され、この中から予選に出場する24選手が絞り込まれる。
やはり読賣からは一人も出ませんでしたか…。ヤクルト1名、広島1名…。こりゃ今年の優勝をあきらめた(?)5,6位チームじゃないですか。まあ無難な選出と言えば無難ですがね。ヤクルトが20連勝でもして、優勝争いに絡んできたら、さぞかし若まっちゃん、怒っちゃうんでしょうね。
7月17日(土)
契約延長
ミルウォーキー・ブリュワーズのサル・バンドー副社長は15日、ヒデオ・ノモ投手に対し、契約の延長を提示していることを明らかにした。
▼『来季以降のオプションも含んでいる』と球団側としては複数年契約を結びたい意向。噂では4年間で総額2,000万j(約24億円)を提示しているらしい。
やればそれだけ評価するメジャーリーグ。今季はメジャー最低保証年俸でプレーしているノモ。さあ、ミルウォーキーを選ぶ? それともワールドシリーズにいけそうなチームを選ぶ? 来年ノモがどのチームのジャージを着てプレーするのか、楽しみだね。
こけら落とし
15日(日本時間16日)、シアトル・マリナーズの新本拠地セイフィコ・フィールドのコケラ落としの試合がインターリーグ戦のサンディエゴを迎えて行われた。
▼総工費5億1700万ドルをかけ、開閉式屋根付き天然芝のセイフィコ・フィールドは、47,000人の観衆を収容可能。この日は44,607人のファンが詰め掛け、待望の新ボールパークを堪能した。試合開始1時間前に屋根が開き始めると、どよめきが起こり、ファンからは『とても美しい、またこのボールパークは芸術そのもの。これこそ野球の本来あるべき姿だよ』と絶賛の声が上がっていた。
▼セイフィコ・フィールドこけら落としの試合は是が非でも勝利を収めたいシアトルであったが、試合の方は2-1とシアトルが1点をリードした9回表に、ストッパーのホセ・メサが4四球の大乱調で同点を許し、オーウェンスが決勝の犠牲フライを放ち、シアトルは逆転負けを喫し、6連敗となった。この敗戦により、アメリカンリーグ西地区最下位に陥落してしまい、シアトルにとっては厳しい船出となってしまった。
満員にならなかったのは、入場券を記念にまたは商売の為にフルチケットの形で残したい為、このような現象になったのではないでしょうか。私もマグワイアの61,62号、ヨシイ、イラブのメジャー初先発初登板のフルチケットを記念に持っています。実はこのこけら落としの試合を観戦する為にシアトル熱狂ファン、DDF会員・I君が急遽シアトルに向かったそうです。ファンってありがたいものですね。9月に私も観戦に訪れる予定です。
7月16日(金)
総辞職
メジャーリーグの審判員組合は14日(日本時間15日)、フィラデルフィアで会議を開き、今シーズンの契約終了4週間前の9月2日に総辞職するとの衝撃的な発表を行った。
▼今月初めにトム・ハリオン審判員が3日間の出場停止処分を受けた事に対する抗議で、この日欠席した11人を含めて全68人の審判が辞職し、自分達の地位向上を訴えた。
▼ハリオン審判員は6月に行われたコロラド-サンディエゴ戦でコロラドの監督、選手に退場処分を下した際に、選手の体に触れたとして後日、リーグが異例の審判の出場停止という処分を下していた。これに同組合が猛反発。契約上、審判員はストライキを禁止されているが、同組合のフィリップス会長は『問題は金銭ではなく、我々の尊厳。総辞職はそれに代わるもの』と強硬手段を説明した。
▼また同会長は、総辞職の翌日の9月3日に、メジャーリーグの管理下から独立した審判員の団体を発足させ、年間3500万j(約42億円)で審判員をメジャーリーグに貸し出す構想も明かした。
▼これに対し、リーグ側は『こんな好戦的な態度に出られては、関係修復の余地はない』と強気。今シーズン残りの試合をマイナーリーグやアノ審判員に依頼する方向で検討中だが、『マイナーの審判員達も私達の行動に理解を求めている』と同会長は述べている。退職手当の支払は総額18億円にも上るが、アルダーソン・メジャーリーグ副会長は『安上がりだ』と意に介していなかった。
尊厳ねぇ…。自分達のエゴばかり貫き通そうとしている審判員達。ここらあたりで一度、“審判とは一体何者か”を徹底的に論じ、いらない尊厳などを彼らから取っ払ってしまうというのもどうでしょうか? 今の審判は自分が気に入らないと思ったピッチャーには、ド真ん中に投げた球も冷たく“ボール”とコールしてしまう奴等ばかりです。金など問題ではないと言いながらも、しっかりと要求しようとしている彼等達。もうウンザリです。
大事故
14日(日本時間15日)、ミルウォーキー・ブリュワーズの新ボールパークパークとして建設中のミラーパークで巨大クレーンが倒壊し、現場の作業員3人が死亡、5人が負傷する大事故が起こった。
▼事故発生は午後5時15分。高さ576フィート(約175b)の巨大クレーンが、つり上げ作業をしていた屋根とともに球場外壁の外からグラウンド内へ倒れ込んだ。風速42bの強風が原因と見られており、総工費4億j(約480億円)をかけて来年4月を目指していたオープンも、遅れる見通しとなった。
▼事故発生前の午後4時まで、隣接する本拠地カウンティ・スタジアムにはミルウォーキーの選手達も練習していた。クレーンがカウンティ・スタジアム側に倒れる可能性もあっただけに、試合中だったら大惨事となるところだった。ミルウォーキーのガーナー監督は『信じられない。恐ろしい』と絶句。
▼球団とメジャーリーグは被害者追悼の為、今日15日(同16日)に予定されていた後半戦開幕のカンザスシティ戦の延期を決定した。それ以降についても警察側が事故調査を優先させており、試合再開のメドは立っていない。ミルウォーキーのノモは、第3戦の17日に先発が予定されているが、影響は必至。新ボールパーク関係者が死亡しているだけに、次回先発は追悼登板となる。
新ボールパークとなるミラーパークは現在使用されているカウンティ・スタジアムの真横。以前読賣が使用していた後楽園球場と現在使用している東京ドーム位置関係を思い出してもらえば理解できると思います。そんな位置から175bもののクレーンが倒壊、それも試合中にとなれば、大惨事は必至だったでしょうね。ミルウォーキー前オーナーで現メジャーリーグ・コミッショナーのセリグ氏は今回の事件と審判問題が重なり、かなり心にダメージを受けているのでは。
視聴率、ワースト2
今年行われた、メジャーリーグ・オールスターゲームの視聴率が発表され、過去30年でワースト2位の12.0%だった事が明らかになった。
▼試合前のセレモニーなどは高視聴率を記録したが、試合は14.1%をピークに、終盤は7.7%まで落ち込んだ。これまでの最低視聴率は1997年の11.8%で、昨年は13.8%。
▼今年は、全米で約3700万人(約1190万世帯)がテレビ観戦した計算となっている。
やはり初出場組みが多数出て、ビッグネーム達が揃って出場洩れした為、興味が薄れたのでしょうか。試合内容は両チームの投手陣がかなりの良い出来であった為、見応えはあったと思いますがね。やはり乱打戦の方がファンにとっては魅力なのですかね。
7月15日(木)
夢心地、そして圧巻
第70回メジャーリーグオールスターゲームが13日(日本時間14日)、ボストン・フェンウェイパークで行われ、地元ボストンのエース、ペドロ・マルティネス投手がオールスター史上初の1回先頭から4者連続三振を奪い、投手としては13年ぶりのMVPに輝いた。試合はアメリカン・リーグが4-1でナショナル・リーグを下し3連勝し、対戦成績を29勝40敗1分けとした。
■17年ぶりのホーム球場先発白星
所属チームのホーム球場で先発し、勝利投手となったのはマルティネスが17年ぶりで、アメリカン・リーグでは初。ホーム球場でMVPを獲得したのは、97年のサンディ・アロマー(CLE)以来。
■新記録の両リーグ22三振
三振数はナショナルが12、アメリカンが10で、両リーグ22三振は84年の『21』を更新し、オールスター新記録。延長戦では67年に『30』(15回)という記録がある。
今年のオールスターは何と言ってもテッド・ウイリアムズの登場でしたね。思わず泣けました。『フィールド・オブ・ドリームズ』が映画ではなく実際に起こったような感じでしたね。何てたって今年選出されたプレイヤーで一番の大ベテラン、キャル・リプケンが誕生した時には既に41歳だったんだからね。皆、息子・孫みたいなもので、プレイヤーの顔は皆、憧れというか伝説のテッドに会えて、幸せそうな顔をしていました。尊敬、威厳というものがテッドには存在するのです。今日は日本プロ野球界と比較するのはやめます。見て良かった、ただそれだけです。
7月14日(水)
CD版『野球小僧』
昨日帰宅すると、机の上に白夜書房から小包が届いていた。封を開けてみると入っていたのはなんと、野球小僧2でも紹介されていた、野球コンピレーションCD『野球小僧』〜懐かしの野球ソングコレクション。
▼私がここ数年来お付き合いをさせて頂いている、野球音楽評論家、スージー鈴木氏(本当は野球経験無しの野球評論家の座を狙っている…それは私も同じ)がGM(この感覚好き)を担当し、なんと『野球小僧』のN編集長(酔うと私同様くどい)が応援団長という、まさに今の日本プロ野球界では恐いもの無し(?)の顔ぶれ。また監督と称されている高島幹雄さん、一度どこかで会いましょう。
▼小林克也&ザ・ナンバーワンバンド(六本木のベンちゃんは日本の名曲中の名曲)が唄う『野球小僧』からスタートし、中日、広島、阪急、読賣等の応援歌が収録されている。発売元はコンピレーションものでは業界ナンバーワンのvapから発売。定価は税込2,548円。安い。是非一度聞いてみて下され!!
どうした、パ・リーグ
プロ野球オーナー会議が13日、東京・内幸町の帝国ホテルで行われ、シドニーオリンピック・アジア予選への選手派遣問題について、『ペナントレースを最優先に考え、出しうる選手で対応する』(宮内議長<オリックスオーナー>)事で意見が一致した。また、川島コミッショナーは派遣は7,8人になる見通しだと語った。
▼会議ではセ、パの対応の違いも浮き彫りになり、松坂大輔投手を出場させる方向の西武など、チーム事情に任せるパシフィックに対し、セントラルは35人のプロテクト選手枠を供出する見解を改めて確認した。
▼席上、最近のオリンピックの変質ぶりに言及し、『オリンピック自体の在り方が問われている時期。貸し出す意義がない』との意見も出たが、アメリカに次ぐ野球国として、アマチュア側に協力する事で全会一致した。
▼一時は主力級を派遣するドリームチーム構想があったパシフィックも、久々に首位争いをしている福岡ダイエーや千葉ロッテが、非公式に提出された希望選手名簿に難色を示すなど、不協和音が出ている。川島コミッショナーは『セントラル、パシフィックに温度差があるが、最終的に望ましい形で出来上がると思う』と話した。
山本英一郎・全日本アマチュア野球連盟会長『オーナー会議の結論は予想通り。川島コミッショナーが送り出すプロ選手を7,8人と言ったらしいが、それはこちらが昨年から要望している最低人数。借りる以上、全日本の柱になる優秀な選手であるのが大前提。16日に行われるオリンピック等特別対策委員会には具体的な選手名も出て、きちんとした形で進む筈』
渡辺恒雄・読賣ジャイアンツオーナー『会議でボクがちょっと文句を言ったんだ。「パシフィックの諸君は何を考えているんだ。オーナー会議に議長以外誰も出席していないじゃないか」と。にも関わらず、陰でドリームチームだ何だってささやき合うなんてそんなバカな話があるか!』
古田敦也・ヤクルト・スワローズ『ボクがアマチュアなら“行きたい!”と言うだろうが、立場的にもそうもいかない。送り出して頂ける環境があればがんばるとしか言えない』
まあ予想された結果通りですね。ナベツネさんが言う事も筋が通って納得できます。結局はシーズンをストップできるかできないかで対応がガラっと変わった筈なんです。今となってはもう遅すぎます。運良く予選を通った場合、その時は本選はシーズンをなんらかの形でストップさせ、ドリームチームを形成してはどうでしょうか。このまま行けば運が良くて予選2位ってところでしょうが…。
引退覚悟
11日(日本時間12日)に椎間板ヘルニアの手術を受け、全治6週間と診断されたタンパベイのホセ・カンセコが12日(同13日)、引退の覚悟を語った。
▼『もし完治したとしても自分が満足するプレー、バッティングができない場合は引退も考えている』と、発言。今年は前半戦でアメリカンリーグ首位の31本を放ち、年間60本台も狙える位置にいたが、持病の腰痛に毎度繰り返されるシーズン途中のリタイアに、『悪夢としか言いようが無い。才能があるのに健康上の問題で、その才能が発揮できないでいる。私には運のかけらもないようだ』と嘆いていた。
ポジティブでいこうぜ!!カンセコちゃんよ。現役の間、腰を使うのはベースボールだけにしておけばまだ十分働けるはずさ(笑)。いつかはマックをギャフンと言わせてやろうゼ!!
7月13日(火)
いよいよ明日だね
メジャーリーグオールスターゲームがいよいよ明日にせまりました!! ワクワクして今夜は眠れそうもありません。オールスター前日の12日(日本時間13日)、フェンウェイパークで公開練習、ホームランダービー等が行われ、大勢のファンが豪華顔ぶれに酔いしれた。

▼ホームランダービーの結果はこちら。グリフィー貫禄の優勝です。

▼マグワイア、ソーサらを抑え、『ホームランダービー』を優勝したのは、グリフィーだった。バーニッツとの決勝を3-2で制し、2連覇。昨年も投手と呼吸が合ってからピッチを上げたが、そのうまさは群を抜いていた。
『この3週間は右ひざ痛に悩まされていたし、勝てたのはうれしい』
▼オールスターゲームのホームランダービーは毎年のように出場を嫌い、一昨年は選手会の説得で、昨年はファンのブーイングで出場したいきさつがある。今年も出場を返答したのは開始5分前。『ファンに楽しみを与えられるかどうか。この体調で十分か』と自問自答しての出場だった。
| Pos | Player | Team | Round 1 |
Round 2 |
Round 3 |
Totals |
|---|---|---|---|---|---|---|
| OF | Ken Griffey Jr. | Seattle | 16 |
|||
| OF | Jeromy Burnitz | Milwaukee | 14 |
|||
| 1B | Mark McGwire | St. Louis | -- |
16 |
||
| 1B | Jeff Bagwell | Houston | -- |
6 |
||
| OF | Larry Walker | Colorado | -- |
-- |
2 |
|
| SS | Nomar Garciaparra | Boston | -- |
-- |
2 |
|
| OF | B.J. Surhoff | Baltimore | -- |
-- |
2 |
|
| OF | Shawn Green | Toronto | -- |
-- |
2 |
|
| OF | Sammy Sosa | Chicago | -- |
-- |
1 |
|
| OF | John Jaha | Oakland | -- |
-- |
1 |
▼明日の先発オーダーを知りたい方はクリックしてね!!
明日に備え、普段買わないような高級ビデオテープ(当然永久保存)を買いに電気屋さんに行かなくっちゃね! 明日の先発はアメリカンはペドロ・マルティネス、ナショナルはカート・シリングの予定です。
またもや戦線離脱
タンパベイ・デビルレイズの主砲、ホセ・カンセコが11日、マイアミ市内で持病のヘルニアの手術を受け、全治6週間と診断された。ほぼ今季野出場は絶望であろう。
▼13日(日本時間14日)ボストンで行われるオールスターゲームにはDHで92年以来、通算7度目の出場が決定していたが、代わってホルティモアの大ベテラン、ハロルド・ベインズが出場する事になった。
やはり今年もケガですか…。グリフィーが言う『あまりにも過小評価されているスラッガー』は本当にケガさえなければ今頃、殿堂入り間違いなしの記録を打ち立てていた筈なのに、ケガで泣かされ続けていますネ。今年はホームランキングも狙える好調なシーズンを送っていただけに、本人もさぞかし悔しい思いをしているでしょう。1日も早く腰痛を完治させ、豪快なアーチを見せて下さいな。
メジャー昇格前祝い
日本人9人目のメジャーリーガーを目指す、ボストン3Aポータケット所属のトモカズ・オオカ投手(23)がマイナーリーグのオールスターゲーム『フューチャー・オールスターゲーム』に出場し、世界選抜チームの先発として米国選抜の強力打線を相手に1回1安打無失点に抑え、好投を演じた。球団関係者を前にした好投に、後半戦にメジャー昇格の可能性が大きくなってきた。
▼この試合、元広島に所属し、NYヤンキースのマイナーに所属しているソリアーノが世界選抜2番ショートで先発出場。3回に3ラン、4回には2ランと2本のレフト、グリーンモンスター越えの一発を放ち、文句無しでMVPに選出された。
『自信はあった。日本でのプレーもとても楽しい思い出ばかりだったが、アメリカはそれを超える程、楽しい事ばかり』と、試合後ソリアーノは語った。
▼また、キューバから亡命し、日本に帰化した元キューバナショナルチームの主砲、トカ(NYメッツ所属)も世界選抜の4番レフトで出場し、ホームランを含む3打数2安打と活躍を見せた。
オオカ、本当に楽しみです。ソリアーノ、そんなにパワーあったかい? トカ、君って日本人だよね?
一発100万j
アリゾナ・ダイヤモンドバックスのジェイ・ベル内野手が11日のオークランド戦で6回に24号グランドスラムを放ち、保母のギレン・ホイルさん(31)が100万j(約1億2200万円)を獲得した。
▼アリゾナが毎週日曜日の本拠地試合で催している『グランドスラム・コンテスト』の賞金で、これは招待券が当たったファン一人だけがグランドスラムを放つ選手一人とそのイニングを予想し、当たれば100万jがもらえるというもので、ホームランを放ったベルは『ボクに賭けられているのを知っていたんで、あの場面ではもちろん狙っていた』と満足顔で語った。
10万円でもいいから、日本でもやっておくれよ。金取る事ばかり考えていないでさぁ〜。つくづくアメリカの凄さに溜息ばかりが出てしまう…。
日韓貿易摩擦?
韓国プロ野球のヘテ球団は、今年で中日ドラゴンズとのレンタル契約が切れる宣銅烈投手(36)を、中日の1軍半レベルの投手と交換トレードする方針を決めた。近く中日側に打診するもようだ。ヘテは交換要員に不満がある場合は投手1人プラス金銭も考慮しているとされる。いずれにしても宣を中日にトレードする方針は確定的だ。
▼ただ宣の身分に対する解釈をめぐり、中日、ヘテ両球団間には食い違いがある。中日は『当初の契約書に賃貸と表記されているのは契約上の表現であって、実質上のトレードを意味するもの』とする見解に対して、ヘテは『明文化されている賃貸をトレードと解釈するのは間違い。宣は2000年からヘテの選手』との見解を示しており、そのあたりの調整がポイントになりそうだ。
▼ヘテは宣のレンタル料として中日から96〜97年に3億円、98〜99年に2億円の計5億円を受け取っている。
あえて1人の中日ファンの立場としてモノを言わせていただければ、今の宣に“億”の金は必要ありません。来季戦力になるか?マークがつく気がしてなりません。もしモメルような事があればこのリース物件はお返ししても宜しいのではないでしょうかね。それだけ宣さん、貴方の立場はヤバいという事です。後半戦がんばりなさいよ。
7月12日(月)
史上最高額で落札
メジャーリーグ往年の名選手、NYヤンキースのルー・ゲーリックのジャージーが10日、ニューヨークで行われたオークションで45万1541j(約5420万円)で落札された。
▼1939年7月4日、引退のあいさつの際に着用していたベースボールの歴史に残る一品。背中の筋萎縮性側索硬化症という難病(ここからゲーリック病という病名がつけられた)を患い、2年後に死去したゲーリックが最後に着用したジャージーのため、ジャージーモノとしては史上最高の値が付けられた。
▼オークションを開催したリーランド社によると、NYヤンキース関連のグッズで最高額という。ゲーリックのジャージは、97年に5人の会社員が共同で30万6130j(約3670万円)で落札したものもあるという。今回のものが、これと同一のものかどうかは、わかっていない。
1着、それも上着だけで5420万円ですからね、おったまげです。購入者はフロリダ在住のスポーツ選手らしいとの事。ひょっとして購入者自身のユーズドジャージーも結構な値段がつけられていたりしてね。
日本プロ野球選手のジャージーという事であれば、一体誰のモノが一番値がつくのでしょうかね? 長嶋、王さんあたりでしょうかね。日本ではあまりそういうものが商売ネタとして世に出てこないところが残念です。タンスの奥にいれて、すっかり忘れている人がいましたら、是非メール下さい。DDFが責任持ってオークションいたします(笑)。
7月11日(日)
大家 大願成就
ボストン・レッドソックス傘下3Aポータケットに所属する大家友和投手(23=前横浜)が球宴明けにもメジャーに昇格、日本人9人目のメジャー選手になる可能性が出てきた。今季ここまで2A、3Aで負けなしの11連勝。11日(日本時間12日)には、地元ボストンで開催されるマイナー球宴(フューチャーズ・ゲーム)での登板も決まった。
▼グラウンドでもロッカー室でも、日本から来た『TOMO』は人気者だった。2Aで白星街道を歩み、月間MVPにも輝いた大家は6月20日に3A昇格。その後も、負けなしの連勝はついに11まで伸びた。『こいつは日本のノーラン・ライアンだぜ』と同僚が冷やかす。
『もう言葉も不自由ないし、食事も僕はハンバーガーとかで十分なんです』
8時間のバス移動でトレドに到着した大家をファンもサインボールを手に待っていたほどだった。
▼11日に行われるマイナーのフューチャーオールスターゲームのメンバーに選出された大家が先発候補に挙がっている。球団関係者は『投げるのは間違いない』と話し、大家も『ボストンは(レッドソックスの)本拠地だし、選んでくれるかも』と先発登板に期待を寄せている。93マイル(約149キロ)の速球に『こっちでは効きます) というフォークボールを織り交ぜた投球をアピールできる舞台となる。
▼マイナーでの好結果に、ボストン首脳では大家のメジャー昇格が検討され始めた。『なぜ勝てるか? いつも勝ちたいと思って、こうなっただけ』と大家。目標はあくまでメジャーだけに平然と答えた。『いつ上がるんだと最近、同僚によく聞かれるんです。決めるのは上(ボストン首脳)ですから。上にはペドロ・マルチネス(リーグ最多の15勝)とかいい投手がいますから』とも話すが、地元ボストンのマスコミはメジャーは時間の問題とも伝えている。横浜でメジャー希望を貫いて、今季から単身渡米。マイナーからスタートし、メジャーが手の届くところまできた。
'99後半戦大注目株のオオカ君。先日、ここでお願いしましたよね、NHKさん。フューチャー・オールスター・ゲーム、放送しないんですか? 楽しみにしていたのにな…。衛星第2だって、教育テレビだってあるわけだから、やって頂けませんかね。
7月10日(土)
松坂 五輪出場へ
西武・松坂大輔投手が9月11日から韓国・ソウルで行われるシドニー五輪アジア地区予選に出場することが決定的になった。
▼西武の小野賢二球団社長は9日、チームが遠征中の札幌入りして東尾監督と緊急会談した。アマ側から打診のあった五輪派遣希望選手の具体名が挙がった前日(8日)のパシフィックリーグ緊急理事会について報告。西武からは松坂、潮崎の名前が挙がっているが、小野社長は『球団方針として監督に強い決断を迫った』と、松坂を派遣選手として送り出すことを要請し、東尾監督もこれを了承した。
▼パシフィックリーグは各球団から1人ずつ主力選手を派遣することが内定しているが、その選手は予選リーグ直前の9月8日から決勝リーグが終了する18日まで11日間も戦列を離れることになる。派遣の仕方によっては球団により不公平感を抱くことにもなりかねないが、同理事会では『公平の原則はありえない』(小野社長)という結論に達した。ペナント争いも大詰めを迎えた大事な時期になるが東尾監督は『協力すると決まった以上、小さいことは言っていられない。正直、起用方法は気になるが、球団の個人的な理由は抜きにする』と、アマ側に協力の方針を打ち出す球団に従った。
▼松坂は昨年夏、アジアAAA選手権に出場後から、全日本のユニホームに興味を示してきた。それでも、プロ入り後はペナントレースに集中する意味もこめて『五輪出場を要請されても断るかもしれません』と、話していたが、球団の総意で送り出されることになりそうだ。
堤オーナーの鶴の一声で決定した事なんでしょうね。これで日本のマスコミにとってはまた一つネタができたわけで…。9月の韓国行きの航空チケットや現地のホテルの予約がますます困難になるかもね。応援に行かれる方は急いで旅行社へ走るべし!!
7月9日(金)
メジャーASGネタ
■くたびれ儲け
ファン投票のアメリカンリーグ・ショーストップ部門で、NYヤンキースのデレク・ジーターを最後に大逆転したボストンのノマー・ガルシアパーラに、強烈な援護がもたらされていた。
ボストンの本拠地マサチューセッツ州のクリス・ナンドー氏(25)が、インターネット投票で同選手に約4万票も投じていた事が、7日分かったもの。
▼ナンドー氏は、いわゆるハッカー。インターネットで自動的に投票するプロク゜ラムを組み、1回目の5月19日には1万4000票を、6月25日から27日には2万2559票を送り込んだ。ただ、メジャーリーグのファン投票には個人の投票を22回までと制限する規則があり、そのほとんどが無効となった。
▼『ノマーが逆転したのは、オレのおかげかと思ったんだけどね』と、電子メールで地元紙に声明を出したナンドー氏。同氏の友人で、マサチューセッツ工科大メディア研究所に所属するオーウァント氏は『システムが絶対と思っているなら大間違い。来年に、それを証明してやるよ』と、“挑戦状”をメジャーリーグ側に叩き付けている。
■臨時収入
オールスターゲームに出場する選手のうち43選手がボーナスを得る事が分かった。
▼最高は常連のケン・グリフィーで、ファン投票1位のボーナス7万5000jを含む計12万5000j(約1500万円)。マーク・マグワイアも5万jの臨時収入があるが、ソーサのボーナスは1セントもないそうだ。
▼これは選手が交している契約によるもので、初めて選ばれたウラジミナール・ゲレロの場合、2003年までの契約の中に、賞や表彰などに応じて最終年の年俸が上がる条項を盛り込んでいる。今回の選出が適用される上にオールスター出場による2万5000jのボーナスも受け取る事になっている。
ノマーが大逆転でジーターを破ったのは、てっきりウチのクラブの若番頭であるノマー渡辺氏が夜を徹して毎日パコパコとキーボードを叩いていた結果だと思っていたんですけどね(笑)。大手コンピューターメーカーが毎年、人間対コンピューターのチェス対決を行っていますが、来年メジャー側とこのハッカーグループの戦いはどうなるのでしょうか? 今年のお第は『アメリカンリーグ・ショート、ノマー・ガルシアパーラ』でしたが、来年のお第は『ナショナルリーグ・ファースト、エリック・ケアロス』にしましょう。えらく地味だな…。
セ・パの違い、ハッキリと
パシフィックリーグは8日、東京・銀座のパ・リーグ会議室で緊急理事会を行いシドニー五輪アジア地区予選に派遣するプロ選手の人選について話し合った。
▼6月28日にアマ側から提出された“要望選手リスト”に沿って派遣選手を絞り込む方針を固めたが、どうやら要望選手には西武・松坂、千葉ロッテ・小宮山、近鉄・小池らエース級の名が挙げられており『最強チーム』が実現することになった。
▼一方のセントラルリーグは慎重な姿勢を見せている。セントラルリーグは3日のオーナー会議に判断を仰ぐ方針を固めているが、読賣・渡辺恒雄オーナーが強硬姿勢を示しており、アマ側の希望にとらわれず独自の人選方法を探っていくことになる。
最後の最後まで誰が選出されるか分からないでしょうが、日本最強チームを作るんだ、いやアマを基本にして出来る限りの範囲でプロが手助けするんだ等、日本体表側の意向を1日も早く固めてもらいたいものですね。後々でプロが協力しないから、これぐらいのチームしか編成できなかったという言い訳は聞きたくありませんから。
7月8日(木)
フレッシュ・オールスター
7月13日ボストン・フェンウェイパークで行われるメジャーリーグオールスターゲームの全陣容が出揃った。
▼昨日までにファン投票選出選手の発表が両リーグからアナウンスされたが、7日(日本時間8日)、今年監督を務める、ナショナルリーグ・サンディエゴのボーチー監督、アメリカンリーグNYヤンキースのトーレ監督からピッチャーと野手の監督推薦が発表された。
▼2000年を前にした今回のオールスターの特徴は、初出場が23人も占める事。ミルウォーキーでノモの球を受けているオーストラリア出身のデイブ・ニルソン捕手も選ばれ、新人でいえばテキサスのセットアッパー、ジェフ・ジマーマンが選出。彼は2年前にメジャー30チームへ『私を取って下さい』とファックスで自らを売り込んだ異色のピッチャー。メジャーデビューした今年は大化けし、球団タイ記録の16試合連続無失点をマークした。
▼両リーグ出場選手は下記の通り。
| アメリカンリーグ・ファン投票選出選手 | ナショナルリーグ・ファン投票選出選手 |
| アメリカンリーグ・監督推薦選手…野手 | ナショナルリーグ・監督推薦選手…野手 |
| アメリカンリーグ・監督推薦選手…投手 | ナショナルリーグ・監督推薦選手…投手 |
監督推薦は予想通り、今年前半に好成績をマークしている選手が各チームからセレクトされていましたね。スプレイグやオースマスを選ぶあたり、結構シブイ人選だなと感心しきり。日本時間14日が待ち遠しくてたまりません!!
大“光”投
大阪近鉄バファローズのテカテカ投法で有名(?)な佐野重樹が7日、大阪ドームで行われた福岡ダイエー戦で、9年目でプロ入り初完投、初完封そして無四球の勝利をマークした。右肘手術で昨年1シーズンを棒に振り、地獄を見た男が、七夕の夜に頭だけではなく、投球にも輝きを取り戻した。
▼『気持ちいいっすよ』。開口一番飛び出した言葉に全てが集約されていた。佐野自身、先発は2年振り。ここ数試合の登板は結果が伴わず、苛立つ事が多かった。『自分にフラストレイションが溜まっていた』。
▼そのウップンを晴らす快投に、佐々木監督も脱毛、いや脱帽した。『非の打ち所がない。ヨカッタ』。テンポ、キレ、コントロールは最後まで衰える事はなかった。
▼スタンドには木綿子夫人と長女・まおなちゃんの姿があった。『いいところを見せられて良かった』。目を細める佐野は、父親の顔に戻っていた。
ただただ見事なピッチング、テカテカ投法が蘇った事に拍手を贈りたいと思います。今頃遠いフィラデルフィアの地で脱水状態になりながらも祝福のEメールを出すノモの姿が目に浮かんできます。
拒絶
メジャーリーグのコミッショナー事務局は6日(日本時間7日)、来春に日本で開催される可能性の高い公式戦のカードの最有力候補に、NYメッツ−セントルイスが挙がっている事を明らかにした。ところが最大の目玉となるセントルイスのマーク・マグワイアは『絶対に反対』と、日本行きを拒絶。この反対表明に、メジャーリーグ事務局はまたも頭を抱える事になった。
▼日本でのメジャー公式戦は、先月30日にメジャーリーグ首脳が日本のプロ野球側に開催を正式にこうし入れた事で急展開。日本側が提案した『3月27,28日に日本のチームとオープン戦を行い、29,30日に開催』の日程を巡り、協議が続いていている段階だ。その中で、メジャーリーグコミッショナー事務局の複数の関係者は6日、『正式決定ではないが、NYメッツとセントルイスによる2連戦が最有力』と話し、1ヵ月以内に正式決定したい意向を話した。
▼ヨシイが所属し、元千葉ロッテのバレンタイン監督が指揮を執るNYメッツと、マグワイアのセントルイスが開幕戦で対決するとなれば、日本の野球ファンにとってまさに黄金カード。ところがこの話を聞いて『絶対に反対だ』と顔をしかめたのが、マグワイアだった。
『メジャーリーグはアメリカでやっているんだ。日本には日本のベースボールがあるのに、そこへ何故行かなければならないんだ。旅行じゃないんだから、選手としての立場ではイヤだね』
▼NYメッツの方では昨年の日米野球で来日したアル・ライターらが『移動の疲れを取る休養さえあれば問題無い』と賛成の姿勢を示しているが、肝心の超目玉選手が拒否反応を示しているのでは難航も必至だ。
▼マグワイアはファン投票でこの日選出された11度目のオールスターゲームについても『他のスポーツはオールスター前後に4,5日の休みがあるのに、ベースボールは何故公式戦をすぐに開始するのか理解できない』とブツブツ。この分では、他に候補に挙がっているサミー・ソーサが在籍するCHIカブスか、ロスエンジェルスに振り返られる可能性も出てきた。
個人的にはマグワイアが来なくても別に問題ないですけどね。日本の興行はいつも、昨年の日米野球にソーサを来日させた件と同様に客寄せパンダがいないとどうしても盛り上らないのではと考えがちですが、それは試合を見れば一瞬にして今まで持っていた考えも変わってしまいますよ。メッツにはピアッツァがいるじゃない、ベンチュラだってオードニエス、オルルドだっているじゃない。セントルイスもノーヒッター男・ヒメネス、今年はちょっと調子が落ちていますがJ.D.ドリュウも見てみたいプレイヤーの一人です。誰が来日するどうのこうのは問題無し! メジャーリーグの公式戦が日本で生観戦できる事の意義をもっと考えましょう。
プロ派遣選手問題
野球のシドニーオリンピック・アジア地区予選に参加するプロ選手が、16日に開かれるオリンピック等対策特別委員会で決定する事が7日、明らかになった。
▼プロ側は13日のオーナー会議の決定を経て、14日にセ、パ緊急理事会を招集。12球団の代表を集めた開発協議会で派遣可能な選手をリストアップする。
▼投手3人、捕手1人、二遊間2人、クリーンアップ3人程度を派遣する考えだが、12球団が1人ずつリストアップ。16日に全日本・太田垣監督やプロ野球OBクラブ・広岡会長を交えて絞り込み、23日に発表する見込み。
かたやアメリカでもこの選手派遣について、アメリカのナベツネ(?)こと、NYヤンキースのスタインブレイナー・オーナーは6日(日本時間7日)、アメリカオリンピックチームへNYヤンキース・マイナー選手が参加する事を拒否した。
▼アメリカチームは先にNYヤンキースの2A所属のニック・ジョンソン一塁手(20)を、シドニーオリンピックの予選で今月下旬に開かれるパン・アメリカンゲームへ出場させる事を要望。しかし、NYヤンキースのキャッシュマンGMは『ジョンソンはメジャーリーグ昇格を見越した育成プランに入っている選手なので出せない』と理由を説明した。
▼ジョンソンは96年のドラフトでNYヤンキースに3巡目で指名され入団。今季は2Aノーウィッチで82試合に出場、打率.317、9ホームラン、53打点の成績。NYヤンキースはジョンソンの代わりに2Aに所属する36歳のデイブ・パプラス投手(97年、一瞬読賣ジャイアンツに在籍していたデビット投手)を推薦した。
各チームからリストアップする方法を取るわけですか…。アマ側からの要望する選手を一度提出した後、リストアップされるのであれば問題ないのですが。あっと驚く選手がリストアップされる事を期待していますが、この調子じゃどうもね、という感じでしょうか。
またアメリカの方でも色々と問題があるようですね。今年の『Welcome Major League』で私が紹介していたジョンソンはマティングリーを超えるバッターとして有望視されている若きスラッガー。その選手の育成プランに弊害が生じるという理由で拒否するなんて、なかなかおもしろい事を言ってくれるものです。また彼の代わりに読賣にいたデビットを指名するなんてギャグとしか言いようがないですね、全く。
7月7日(水)
ASGナ・リーグ投票結果発表
昨日のアメリカンリーグに続き、メジャーリーグ・オールスターゲームのアメリカンリーグの投票結果が6日(日本時間7日)発表され、32ホームランでメジヤートップを走るCHIカブスのサミー・ソーサが231万5204票で、最多得票を獲得した。両リーグ最多は、前日発表されたシアトルのケン・グリフィーの291万8055票だった。昨年337万票余を集めトップだったセントルイスのマーク・マグワイアは11度目の選出となったが、166万9066票でソーサに次ぐ2位に終わった。
▼ソーサは、ファン投票では初の選出(通算3度目)。マグワイアとのホームランマッチレースで沸かせた昨年は、111万票余(外野手6位)だった。マグワイアとは初めてスタメンに名前を連ねる事になり、今年のナショナルリーグは昨シーズン合計133発の2人が主軸に座る超豪華版となった。
▼舞台のフェンウェイパークは89年にロケットことロジャー・クレメンスから『メジャー1号』を放った思いでのボールパーク。ソーサは『投票してくれたファンに本当に感謝したい。自分を誇りに思う』と、選出された事を素直に喜んだ。
▼セカンド部門では常連だったヒューストンのビジオが落選し、アリゾナのベルがトップの座を奪った。また外野手部門のファン投票で3位に選ばれたサンディエゴのトニー・グウィンは現在、左ふくらはぎを痛めDLしており、オールスターゲームを辞退することになった。グウィンは今回が15度目の選出(ファン投票選出11度目)だった。
▼他の選出選手は以下の通り。
| 守備 | プレイヤー | 所属チーム | 得票数 |
| C | マイク・ピアッツァ | NYメッツ | 1,645,304 |
| 1B | マーク・マグワイア | セントルイス | 1,669,066 |
| 2B | ジェイ・ベル | アリゾナ | 1,203,902 |
| 3B | マット・ウイリアムズ | アリゾナ | 1,310,799 |
| SS | バリー・ラーキン | シンシナティ | 858,203 |
| OF | サミー・ソーサ | CHIカブス | 2,315,204 |
| ラリー・ウォーカー | コロラド | 1,147,524 | |
| トニー・グゥイン | サンディエゴ | 1,054,785 |
アリゾナも何だか組織票の匂いがするな…。この際オールスターゲームは何故開かれるようになったのか、日米のファンは一度再考すべきではないでしょうか。日本でも読賣・清原(現在長期戦線離脱中)がセントラル・ファースト部門トップ独走中ですし、阪神は見事なまでの組織票固めを展開中。あ〜イヤだ、イヤだ。
鉄人、来季も現役続行
ボルティモアのキャル・リプケンが、来季もプレーすることが明らかになった。
▼ボルティモア・サン紙が6日付で、球団が来シーズンも契約する意向を示し、今週中にも年俸630万ドル(約7億5600万円)で契約を結ぶ事を発表すると、報じた。
▼今年は開幕直後に背中痛でキャリア初の故障者リストに入り、引退報道もあったが、戦列復帰後は猛打連発で、打率も3割をキープ。5日のNYヤンキース戦では、ホームランと二塁打を放ち、史上23人目の通算1000長打を達成。オールスターファン投票でも17年連続出場を決めるなど、衰えを感じさせないプレーを球団が評価したのだと言えよう。
ボチボチやれば、まだまだいけまっせ!!と最近やたらと元気だったリプケンおじさん。来季も現役続行決まって、本当におめでとさん!!
不運は続くよ、どこまでも
アリゾナ・ダイヤモンドバックスのランディ・ジョンソンが5日(日本時間6日)のセントルイス戦で12奪三振を記録し、3試合合計43奪三振のナショナル・リーグ・タイ記録を樹立した。ところが、この間4点しか許さなかったのに3連敗を喫するという不運に見舞われている。
▼この3試合、全てチームは完封負け。それも6月25日、セントルイス戦がヒメネス相手にノーヒット、30日シンシナティ戦が相手チームの好継投に1安打。この日、再びノーヒッター男・ヒメネスに2安打しか放つ事ができず、0-1の敗戦という、ジョンソンにとっては泣くに泣けないピッチングが続いている。
▼ジョンソンはトレーナールームで『三振だけじゃ満足しない』と言ったきり。ナインは3試合続きの不運に慰める事もできなかった。
味方打線もジョンソンの凄まじいピッチングを目の当たりにして、身体が硬直しちゃたのでは(笑)。オールスターブレイクで心身共にリフレッシュして後半戦に備えてみるのも一つの手では?
7月6日(火)
ASGア・リーグ投票結果発表
来週に迫ったメジャーリーグ・オールスターゲームのアメリカンリーグの投票結果が5日(日本時間6日)発表され、最も激戦区であったショートには地元ボストンの主砲、ノマー・ガルシアパーラが僅差でNYヤンキースのデレク・ジーターを抑え、先発出場のキップを手にした。
▼熾烈を極めたと言う表現がピッタリなアメリカンリーグ・ショートの争いは地元の利が働いたのか(?)、見事ガルシアパーラが得票数1,089,974票を獲得し、先週までトップを守っていたジーターに2万票の差をつけ、最後の開催となるフェンウェイパークのオールスターゲーム先発出場を決めた。
▼なおナショナルリーグの野手投票結果は明日発表される。
| 守備 | プレイヤー | 所属チーム | 得票数 |
| C | イバン・ロドリゲス | テキサス | 1,897,774 |
| 1B | ジム・トーミ | クリーブランド | 1,364,692 |
| 2B | ロベルト・アロマー | クリーブランド | 2,793,891 |
| 3B | キャル・リプケン | ボルティモア | 1,285,728 |
| SS | ノマー・ガルシアパーラ | ボストン | 1,089,974 |
| OF | ケン・グリフィー | シアトル | 2,918,055 |
| ケニー・ロフトン | クリーブランド | 1,676,595 | |
| マニー・ラミレス | クリーブランド | 1,898,430 | |
| DH | ホセ・カンセコ | タンパベイ | 1,664,282 |
大逆転という言葉がピッタリのノマーの選出。まあここは地元だという事でジーターも納得なのでは。クリーブランドから4選手選出されていますが、これも一種の組織票でしょうか? トーミの他は選出されてもおかしくない成績を残していますがね。連日満員のファンを集めているジェイコブフィールドですから、選ばれてもおかしくない話ですけどね。それにしても豪華な顔ぶれですね。一度は生で見てみたいな、オールスターゲーム。
カンセコ 史上初の記録達成
タンパベイ・デビルレイズのDH、ホセ・カンセコは4日(日本時間5日)、トロント・スカイドームで行われたトロント戦で4回に30号ソロホームランを放ち、異なる4球団で30本以上のホームランを記録した、史上初の打者となった。
▼『オレはあっちこっちをグルグル回ってきたからな。移籍ばかりしてきたということだけど、30本以上をそれだけ多くマークしていることだし、ナイスだよ』
▼キューバ出身(幼少時代にアメリカへ亡命)の198a、108`は、巨漢を揺らして苦笑いした。マグワイア(現セントルイス)らと強力打線を形成したオークランド時代の88年に42ホームラン、40盗塁の『40-40』をマークし、アメリカンリーグのMVPに輝いた男も、その後は故障などで延べ5チームを渡り歩いた。
▼だが、その間に30発以上をテキサス(94年、31本)と昨年のトロント(46本)で記録し、年俸200万j(約2億4000万円)でタンパベイに移った今シーズンは自己初となるオールスター前の30号をマークした。
私見なのですが、彼の今年の活躍の最大なる原因は私生活の安定からきていると思います。家庭問題がクリアされてから、バコンバコン打つようになりましたからね。トロピカルフィールドの相性が良いというのもあるでしょうけどね。それにしてもカンセコのルーキーカードは今、異常な値上がりを見せていますよね。まるで昨年のマグワイアみたいに。あんな藁半紙のようなカードが100j近いんですから。
シアトルオーナー、議会を脅迫
今月15日にオープンするボールパーク、セーフィコ・フィールドの予算オーバーに頭を痛めているシアトル・マリナーズの共同オーナー達が、郡議会などに対し、補助金をこれ以上出さないならチームのスーパースターのケン・グリフィーかアレックス・ロドリゲスをトレードで放出すると“脅迫”していた事が4日(日本時間5日)判明した。
▼シアトル・タイムズ紙が報じたところによると、新ボールパークには5億1700万j(約630億円)を費やし、当初の予算より1億j(約122億円)余分にかかったという。
オーナー達にとっては『ベースボールはビジネス』なんです。彼らの気持ちも理解しましょう。ただグリフィー、ロドリゲスが抜けたシアトルなんて何の魅力があるのでしょうか? 間違いなく“脅迫”ですね、コリャ。
メジャーリーグ審判
7月4日付でメジャーの審判が出場停止処分になったとお伝えしましたが、DDFバンクーバー支部長のBullさんから、こんなメールが届きました。
| さて、審判のサスペンション。 トム・ハリオンという審判が対象になったのですが、元々3塁塁審とDeJean投手がやりあったのに割り込んでコロラドのデジャン投手とリーランド監督を退場にした上、どうやらキャッチャーのジェフ・リードとピッチングコーチのミルト・メイに暴力をふるった模様。 過去の例では1990年にウエストという審判が当時フィリーズのデニス・クックをブン投げ、リーグ会長がサスペンションしようとしたら、コミッショナー裁定で中止になったということがあるようです。 審判労組のヘッド、フィリップスは今回の件について、『彼のアクションは彼をそうさせたコロラド側に責任がある』などと言っています。 実際、審判が監督や選手を退場させる際、もちろん監督・選手が手を出したら大騒ぎになりますが、結構審判が抗議する者をドツいたりしてるんですよね。それ、すごく不条理に思っていたのですが、今回の措置は大英断ではないでしょうか。 |
また4日(日本時間5日)ニューヨーク・ヤンキースタジアムで行われたNYヤンキース−ボルティモア戦の7回に球審を務めていたグレグ・コスク審判員が日射病で倒れ、病院に運ばれるハプニングが起きた。
▼この件について、選手達からは辛辣な発言が。NYヤンキースのデレク・ジーターは『審判としての心得がない、論外だ』と過激な発言が、ポサダからは『暑いのは誰でも一緒。ただあの審判はゲームに耐えられる身体を持合せていない。太り過ぎだ!! 倒れた事に恥じなければ』と、24年の大ベテラン審判員に引導を渡すコメントを残した。
Bullさん、情報ありがとうございました。審判が手を出しちゃったんですか? これはどんな理由があろうとも問題ですよね。審判組合が何と言おうとリーグ会長の措置は適切であると私個人としては支持します。メジャーの審判は自分達に降りかかってくる抗議、暴力に対しては親の敵のように持合せている権利を振りかざしてくるのに、自分達は暴力を振るっても『相手側に問題がある』ですからね。エゴの固まりの集団なのでしょうか。理解に苦しみます。素直に反省する所は反省し、しっかりとした謝罪をチーム、選手側にするべきではないでしょうか。
あとブッ倒れた審判さん、以前から太り過ぎの審判が目立ち、数年前には心臓発作で死んでしまった審判がいましたよね。やはり彼らもプロなんだからプロの試合を裁くにはヤンキースの選手達が揃って言っているように、プロらしく自分自身の健康管理は厳しくしていく気構えが必要なのではないでしょうか。今でもブヨブヨの審判はメジャーでは一杯いますからね。毎年シーズン直前に審判の体力テストを行い、基準をパスできない審判員は1年間出場を停止させるとかね、何らかの手段を取るべきではないかと思います。
皆さんはどう感じていますか?
読賣、『台湾の松坂』に触手
アメリカ以外にも韓国、ドミニカ、メキシコと外国人獲得市場を広げる読賣ジャイアンツは、なんと台湾のアマチュア選手にも着目していた。日本プロ野球と台湾の中華職業棒球連盟の間では台湾のアマ選手獲得を控える紳士協定を結んでいる。だが今年10月31日で協定を解除する方向となり、今オフからの獲得が可能になった。
▼長嶋監督は『すでに3人ほどリストアップしていると聞いています』と言う。特に高校生で台湾ナショナルチームに抜てきされた曹錦輝(ツァオ・チンフィ)投手に注目。同投手が出場した4ヵ国国際大会(今年5月、神戸)にスカウトを派遣し高い評価を下した。曹はまだ18歳も、最速155キロを誇る右腕で4ヵ国大会の時にも150キロをマーク。『将来的に160キロ超は確実』といわれる逸材だ。
▼山室球団代表の読売新聞社時代の部下が、台北支局長を務めており、すでに曹の周辺調査も行った。ただ、日本では中日やヤクルト、メジャーリーグでもロスエンジェルスなどが曹に興味を持っており、水面下で争奪戦が始まっている。また、20歳から3年間兵役の義務があるなど、障害は多い。しかし投手陣の高齢化が進み、世代交代が急務になっていることもあり、読売グループ挙げて曹獲得を目指す。
◆曹錦輝(ツァオ・チンフィ) 1981年6月2日、台湾・花連市出身。光復小3年から野球を始め、主に内野手。5年から硬式に転向。光復中3年時にはジュニア代表に選ばれ、日本遠征したこともある。投手になったのは高苑高に入学してからで、直球の最速は155キロ。好きな選手はランディ・ジョンソン(アリゾナ・ダイヤモンドバックス)。182a、80`。右投げ右打ち。
もうそろそろアジアの選手に“外国人枠”を当てはめるのは止めませんかね。アジアのメジャーリーグが日本プロ野球と言われる為には、アジア選手が自由に入団できるルール改訂が必要なのではないでしょうか?
プロ側代表 23日に決定
9月のシドニー五輪アジア予選(韓国ソウル)へのプロ選手派遣問題を協議する国際関係合同委員会(座長=ヤクルト田口球団社長)が5日、東京・銀座の機構会議室で開かれ、田口座長が、プロ選手が最終的に6〜8人となる可能性が高いとの見解を示した。
▼プロアマ混成となる全日本メンバーは7月25日の1次エントリーで30人が選ばれ、8月10日の最終エントリーで24人に絞り込まれる。田口座長は『アマ側から、クリーンアップとバッテリーを求められている。編成はアマ主体で、合宿や練習の都合もあり、現実的には(プロ選手は)6〜8人になるのでは』との見通しを語った。パ・リーグは1球団1人の派遣を基本方針として示しており、派遣されるプロ選手はパ・リーグ主体になりそうだ。最終的に候補者の選出は13日のオーナー会議に行われ、23日に予定されている臨時会議でプロ選手の代表選手が決定する見込み。
▼また8月30(西武ドーム)、31日(神宮球場)でイースタン・リーグが、9月上旬にウエスタン・リーグ(球場未定)がアマ全日本と交流試合を行うことや、ライバルとなる韓国や台湾を偵察するスコアラーの派遣を確認した。
昨日、福岡ダイエーの小久保、井口、松中の元オリンピツク選手達が揃って『この時期、チームを離れる事はできない』と事実上の指名拒否発言をしました。彼らって、福岡ダイエーに入団する時、オリンピック出場を条件に入団したのではなかったでしたっけ。やはり公式戦がストップしない限り、胸を張って『お国の為に』なんてできないのでしょうね。
プロ選手選出のうちパシフィックリーグは1チーム1人選手を義務づけるのであれば、セントラルは多くても2名? それじゃどのチームも手を上げにくいんじやないの。アマチュア選手には申し訳ないけれど、ここは25人全てがプロになっても良いから実力優先で選定してもらいたいですね。
7月5日(月)
アジア予選日程
プロ野球選手の参加解禁で注目される野球のシドニーオリンピック・アジア地区予選(9月11〜17日、韓国・ソウル)の日程と組み合せが別表のように決定した。
▼日本は台湾、フィリピンと同じBプロックに入った。11日にフィリピン、13日に台湾と予選リーグを戦う。上位2チームに残ると、Aブロックの上位2チームとアジア地区の代表枠『2』をかけて15日からの決勝リーグに進む。
| Aグループ | Bグループ | ||
| (韓国、中国、タイ) | (日本、台湾、フィリピン) | ||
| 予選リーグ | 9月11日 | 韓国−中国 | 日本−フィリピン |
| 9月12日 | 中国−タイ | フィリピン−台湾 | |
| 9月13日 | タイ−韓国 | 台湾−日本 | |
| 決勝リーグ | 9月15日 | A組2位−A組1位 B組1位−B組2位 |
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| 9月16日 | B組1位−A組2位 A組1位−B組2位 |
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| 9月17日 | B組2位−A組2位 A組1位−B組1位 |
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アジア予選を絶対観戦に行くんだ!と、今から会社に休暇届をいつ出そうか悩んでいる方には、9月15日から17日までの2泊3日or3泊4日コースをオススメします!! 予選のフィリピン戦はフィリピンの代表には失礼ですが、調整試合、そうオープン戦みたいなモノ。13日の台湾戦はお手並み拝見という事で、実際の勝負所は決勝リーグに入ってからの韓国、台湾戦となる事でしょう。行きてぇ〜な〜、チキショウ!!
シゲ 出番だ!
アナハイム・エンジェルスのシゲトシ・ハセガワ投手が5日(日本時間6日)のシアトル戦で今季初先発する事が3日、決まった。
▼先発のケン・ヒルが故障リタイアしたためで、『ピッチャーは他に何人かいるが、経験からしてもシゲの起用がベスト』と、コリンズ監督が白羽の矢を立てた。
▼ハセガワの先発は97年9月27日以来約2年振り8度目。かねてから『与えられた仕事は何でもやる』と話していたハセガワは『候補者が他にいる中で僕が指名された事に驚いているが、準備は出来ている。やれます』と意欲満々だ。
▼ハセガワはメジャー1年目の97年に7度の先発で0勝3敗、防御率6.62を残している。今季はセットアップで30試合に登板し、1勝2敗、防御率3.69をマークしている。
ここ数年セットアップの中核としてチームから信頼を得ていたシゲ。急な先発指名でも経験豊かな彼の事、無難にこなす筈だろうが、セットアップで慣れている為、肩のスタミナが問題。まずは5回をメドになんとかシアトル打線を抑え、先発初勝利をゲットしてもらいたいですね。
NHKさん、シゲ先発ですって!! 久々の放送ですね。
7月4日(日)
異例処分
メジャーリーグのナショナルリーグは2日(日本時間3日)、トム・ハリオン審判員に対する3試合の出場停止処分を発表した。リーグは処分の理由を詳しく説明していない。リーグが審判員を処分するのは異例で、審判員組合は直ちに猛反発した。
▼対象となったのは、ハリオン審判員が球審を務めた6月26日のコロラド−サンディエゴ戦。7回にコロラドのリーランド監督、デジャン投手に退場を命じたが、その際に問題があったとみられる。
▼処分は9日から発効される予定。審判員組合とナショナルリーグとの対立に発展する可能性もある。
このHPで色々と物議を交わしている審判問題最新ニュース!! 一体どんな理由で掟破りの出場停止処分が下されたのでしょうか? ご存知の方いらっしゃいましたら是非是非教えて下さい。
日本人投手、次々と戦線離脱
ニューヨーク・メッツのマサト・ヨシイ投手が右ひざの故障で、先発ローテーションから外れる可能性が高くなった。
▼ヨシイは2日(日本時間3日)、本拠地シェイ・スタジアムでのアトランタ戦に先発したが、8失点を失い、3回限りで降板した。試合後、右ひざの具合が思わしくない事を明らかにし、次回の登板は『右ひざが痛く、今日は全然駄目だった。とりあえが2日間様子を見て、トレーナーと相談して決めたい』と話し、次回先発予定のモントリオール戦(7日)については『今のところは何とも言えない』と答えた。
▼ひざは6月27日のアトランタ戦前に痛めたが、故障をおして登板。7回を1失点と好投していた。ヨシイは昨年からメッツで、一度も先発から外れる事なくローテーションを守っている。
左脇腹を痛めDL入りしたキダに続き、ヨシイもまた戦線離脱のムード。1年間ケガせず投げ続ける事がどれほど大変なのか。これに関しては日本もアメリカも関係ありません。無事是名馬とはよく言ったものです。
7月3日(土)
大魔人 爆弾要求
今オフの動向が注目される最大級の大物、横浜・佐々木主浩投手が2日、FA権利を取得。その身の振り方について『宣言残留』(FA権利行使)を前提としながらも、他の主力選手が同様に残留することを“新条件”とする考えを明らかにした。同日、横浜球場で行われた読賣14回戦の試合前に発言したもので、今季限りでの引退を表明しているローズ、同じFA取得組・進藤、同取得予定・石井琢の引き止めが『絶対』であることを球団側に突きつけた格好だ。
▼やはり平穏無事に済むわけがない。球界最高峰の年俸5億円を誇る魔神・佐々木のFA問題。それはこの日の権利取得と同時に球団への『爆弾要求』となって表れた。
『基本的には(横浜に)残留するつもりです。でも、来季もいまのメンバーでやっていきたい。ローズとか、他のFA選手の様子を見ながらということになるでしょう』
▼すでに今シーズン前から打ち出していた方針通り、FA宣言した後、横浜残留という基本路線は崩していない。また同様に『日本では横浜以外でやる気はない』と強い憧れを抱くメジャーへの移籍希望も改めて匂わせたが、この日は“新条件”として球団に極めて何度の高い要求を突きつけたのだ。
▼まずは今季限りでの現役引退を表明した主砲・ローズの引退を球団が翻意させることだ。6月30日の広島戦(富山)で、史上初となる3度目のサイクル安打を達成するなど、現在セ・リーグ打撃部門の打率、打点でトップを走る頼れる助っ人に、チーム内でも現役続行を求める声は多い。そこにまず佐々木が声を上げた。
▼ローズ自身は『家族との時間を大切にしたい』と引退理由が年俸増などの契約問題とリンクしないことを強調しているが、退団となれば当然、他球団が獲得に動くことは確実な最強助っ人。この日の大魔神・佐々木発言が加わったことで、球団側はローズの引退をそう簡単には認められない状況となった。
▼さらには今季FA権を取得する全選手の残留だ。昨オフ、FA権を取得し、行使について悩んでいた谷繁に横浜残留を説得したのが佐々木だった。そして今度は今季すでにFA権を取得した進藤と、今季中に取得する石井琢の残留を自らの残留条件に掲げたのだ。
▼『佐々木との話し合いはシーズンが終わってからになるでしょう。FA権を取得した選手は全員残留が基本路線です。ローズについては(FAとは)全く別の問題です』とは大堀球団社長。ローズの引き止めはじめ、他のFA選手の残留は年々高騰する佐々木の年俸が大きく影響しているだけに複雑な表情だ。
『まだシーズン中なのでゆっくり考えます。自分なりにいろいろ考えていることもありますから…』
▼佐々木によるこの『爆弾要求』を球団側が無条件で飲むとすれば、再契約金など、引き止め費用の総額は軽く2ケタの億を超える世界。大きな権利を得た魔神からますます目が離せなくなってきた。
▼ここでメジャーリーグの佐々木に対する関心度はどんなものか触れてみよう。ノモ、イラブらの代理人を務める団野村氏が『佐々木の存在を知らないメジャーリーグの編成担当など誰もいない』と断言するほどメジャーの佐々木に対する評価は高い。とりわけ慢性的なストッパー不在に苦しむシアトル・マリナーズは数年前から調査員を日本に送り込むなど重大関心。また佐々木も『移籍なら海外』を公言しており、横浜との残留交渉と同時進行の形で、メジャーが獲得戦を展開する可能性は十分にある。
■横浜・野口編成育成担当取締役『基本的にはみんな(ローズやほかのFA資格取得者)残ってほしいし、佐々木にもそういうふうに、きょう伝えました』
■佐々木の爆弾要求を聞いた横浜・ローズ『複雑な思いだ。2000年も佐々木はじめ、FA選手全員がベイスターズに残るなら、ボクも引退を撤回してプレーしたい。しかし、ボクはじめ、FA選手全員を引き止めるには、球団に莫大なお金がかかり、それは無理な話だ。選手同士がエールを飛ばし合っても、これはフロントの問題だ』
以前、駒田(当時読賣ジャイアンツ在籍)をFAで獲得する為に、当時チームの主力級であった高木豊や屋敷らを簡単に自由契約にし、チームを1から立て直した実績のある横浜だけに来年はどんな体制で臨むのか注目です。ローズが言うとおり、FA行使予定の選手を全員慰留させるのは100%困難だと思われるだけに佐々木のメジャー移籍の目が薄っすらながらも見えてきたと言ってもよいだろう。
7月2日(金)
ベイブの域に達した?
CHIカブスのサミー・ソーサ外野手は30日(日本時間7月1日)、シカゴ・リグレーフィールドで行われたミルウォーキー戦で4戦連発、両リーグトップの30号ホームランを放った。この30号は観戦に訪れたクリントン大統領に一発を約束し、打席でバットをスタンドにかざした直後に打ち込む、堂々の予告ホームランだった。これでシーズン換算ペースも昨年と同じ『66』となった。
▼スタンドがどよめいた。4-4の同点で迎えた7回1アウト、打席に入ったソーサはバットでスタンドを指したのだ。今や伝説となっていめベイブ・ルースの『予告ホームラン』と同じポーズ。5回途中から球場入りしたクリントン大統領に向けたものだった。
▼ミルウォーキーの2番手ウェザースがカウント1-1から投げた3球目、そのバットからはじき返された打球はレフト場外へ消えた。リグレーフィールドのボックスシート『スカイボックス』で観戦していたクリントン大統領は、食べかけのホットドックを左手で握り締めたまま立ち上り、熱狂の拍手。球場入りした時に拍手とブーイングで迎えたファンに笑顔で親指を立て、喜びを分かち合った。
『彼にホームランを打つと約束していた。他の人にはそんな事言わないよ。ビッグな人がシカゴに来て試合を見るのに、負けるわけにいかないだろ?』
▼大統領に予告した両リーグ1番乗りの30号アーチに、笑顔で溢れたソーサ。試合もこの一発が決勝点となり5-4の勝利。『あの人がグッドラックを運んできてくれたんだ』と話すソーサは6月を13発でフィニッシュ。クラブハウスを最後に訪問したクリントン大統領も『今日はグッドタイミングだった』と、はしゃいでいた。
予告ホームランとは恐れ入りました。もうすっかりベイブ・ルースの域に達しちゃったようですね。もう時代は“サミー・ソーサ”ですね。聞くところによるとイリノイ州出身のヒラリー夫人は昔、熱狂的なカブスファンだったとか。それが今やニューヨークから上院議員として立候補する為に、ヤンキースファンにクラ替えしたんだって。ソーサ君、次回はヒラリー夫人へお叱りの一発を放ってやってくれ!! 頼むよ!!
3ヵ月連続のMVP
メジャーリーグは1日(日本時間2日)、6月度の月間MVPが発表され、アメリカンリーグの投手部門で開幕から絶好調のボストンのエース、ペドロ・マルティネス投手が選出された。マルティネスはこれで4,5,6月と3ヵ月連続の受賞となった。
▼マルティネスの6月の成績は、5回先発をし、4勝1敗、防御率2.25。被安打と与四死球はたったの23本と6個、奪った三振数は36イニングで48個にも上った。ちなみに4月の成績は4勝1敗、防御率2.21、5月は6勝0敗、防御率1.84の数字を残している。
今やメジャーリーグのトッププレイヤーの風格さえ漂わせているペドロ。ドミニカ共和国でメジャー入りを目指している若者の人気1はこのペドロだという。投げればほとんどのゲームで勝利を収める今、彼自身負ける気がしないのではないでしょうか。ボストンも高い金を出した甲斐があったというものです。今年地元ボストンで行われるオールスターゲームのアメリカンリーグのスターターは間違いなく彼が任されるはず。ナショナルリーグの強打者に対し、あの鋭いシュートをビシバシと投げてやってちょうだい!!
7月1日(木)
3度目のサイクルヒット
横浜ベイスターズのボビー・ローズ2塁手が、30日、富山アルペンスタジアムで行われた対広島戦で、プロ野球史上初となる、3度目のサイクルヒットを達成した。95年の中日戦、97年のヤクルト戦に続く記録達成で、藤村(阪神)、松永(オリックス)が2度記録している。メジャーリーグでも3度の達成が最高だけに、世界記録に並んだ格好となる。ちなみにサイクルヒット達成は、プロ野球通算54度目で、セントラルでは25度目となる。
▼明らかにボビーはホームランを狙っていた。2塁打、フォアボール、シングルヒット、3塁打と続いて迎えた5打席目。広島・小林幹英投手が投げた甘いストレートを、ローズが見逃す筈はない。完璧に捕らえた打球は、左中間席の最深部で弾む。95,97年に続く3度目のサイクルヒットは、パワフルな130b弾で達成された。
『ホームランが出ればサイクルだというのは知っていた。でも、結果はどうあれ、自分自身のスイングを心がけて打席に入った。素晴らしいチームメイトに恵まれて記録を達成できた。チームメイトに心から感謝しているよ』
▼新外国人選手、アルキメデス・ポゾ内野手の存在が大きな刺激らなっている。ヒットを量産するポゾを見て、ローズは『アイツのプレーが今のオレのエネルギー』と言い切る。
▼『今日は美しいベイスターズ花火を打ち上げて良かったね』。自らの記録よりも、今シーズン両リーグ最多得点にローズは酔いしれた。3度のサイクルヒットはプロ野球史上初の快挙。お立ち台では『せっかくの記念品なのでホームランボールは是非返して下さい』とファンに頭を下げた。日本でのたくさんの思い出とともに、母国へ持ち帰るのだろう。
最後のホームランで見せたガッツポーズはクールなローズには珍しいシーンでした。引退発表後、驚異的な活躍を見せているローズ。本当にやめちゃうの? もったいないね。一番輝いている時に身を引くというのもわかない訳ではありませんがね。
オールスターキャプテン
今年7月13日にボストン・フェンウェイパークで開かれる第70回メジャーリーグ・オールスターゲームのアメリカン、ナショナル両リーグの名誉キャプテンが30日(日本時間1日)発表され、アメリカンリーグはかつてのボストンのスタープレイヤー、カールトン・フィスクが、ナショナル・リーグは今年殿堂入りするオーランド・セペダが選出された。▼アメリカンリーグ名誉キャプテンのフィスクは1972年に新人王を獲得し、75年のワールドシリーズの第6戦でシンシナティの野望を砕く劇的なホームランを放つなどボストンで11年間プレーしたキャリアを持つ名選手。キャリアの最後はシカゴ・ホワイトソックスでプレーをし引退した。
▼一方、ナショナルリーグ名誉キャプテンに選出されたセペダは、サンフランシスコでフィスク同様1958年に新人王に選ばれ、10度のオールスターゲーム出場のキャリアを持つ。66年にセントルイスへトレードされた翌年、ナショナルリーグのMVPに選ばれる大活躍を見せた。彼は“ベイビー・プル”とか“チャチャ”と愛称され人気を誇った。彼も1973年にボストンでプレーした経験を持つ。
こんなところにもOBを大切にするアメリカらしさが伝わってきます。お願いだから、芸“NO”人やお役所のおバカさん達をオールスターゲームのマウンド、ベンチ内に入れさせないで下さい。神聖な場所なんです、グラウンドは。
メジャー日本開催にメド
来春、メジャーリーグの開幕戦が日本で開催される可能性が高くなった。▼選手会関係者を含むメジャーリーグ首脳とプロ野球の国際関係委員会の協議が30日、東京都内のホテルであり、メジャーリーグ側が日本開催を正式に要望。コミッショナー事務局の金井事務局長は『日本側が要望した日程で話が進んでいる』事を明らかにした。
▼対戦チームは、マグワイアとソーサが所属するセントルイス、CHIカブスのほか、NYメッツ、ロスエンジェルスが候補に挙がっていた。
ただ1980年に一度サンディエゴとサンフランシスコの公式戦を横浜でという話があったが、選手会の猛反発にあい、中止になった事例があるだけに、最終的になってみないと本当に開催するかどうかはわからないのではないでしょうか? なにせ極東の地・日本ですからね。
早速…
パシフィックリーグは30日、東京・銀座の連盟事務所で理事会を開き、シドニーオリンピック・アジア地区予選に、1軍主力選手6人(各球団1人)をパシフィックの代表候補選手として選出する事で原則合意した。▼派遣期間は投手、野手に関わらず9月8日から17日までの10日間(順延の場合は終了まで)とする。7月13日のオーナー会議後に具体名を出しての人選作業に入る。
また、同理事会で、外国人選手が公式戦に出場する場合、投手、野手とも1試合に3人目の選手を出場させてはならないとの内規を定めた。
▼野球協約で外国人選手の登録は、野手2人、投手2人までと決められているが、広島が先月27日の試合で、野手登録しているペルドモを3人目の投手として起用した。セントラルリーグは開幕前に、同様の場合について容認する事を確認しているが、パシフィックの決定はこれを認めない事になる。
なんかこの両リーグってバランス悪いよね。予選のプロ参加問題でも意見が対立しているし、この外国人問題にしてもそう。もう少しコミッショナーが先頭に立って、全ての問題について両リーグとも足並みを揃える形にして欲しいですよね。勝手に両リーグがそれぞれのルールを決めていってしまう。狭い日本なんだから規定は一つで良いと思うんですけどね。