特報!野球交差点


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8月31日(月)

無念!世界一ならず

リトルリーグベースボールのワールドシリーズ最終日は29日、アメリカ・ペンシルベニア州ウィリアムズポートで決勝を行い、極東代表の鹿島(茨城)は古川の3本、須賀田の2本を含む6ホームランを放つなど健闘したが、9-12でアメリカ東部代表のトムズ・リバー・イースト(ニュージャージー州)に打ち負け、日本チームとして22年ぶりのリトルリーグ世界一にならなかった。

▼鹿島は3回、3番古川のこの日2本目のホームランで4-3と逆転。その後、再び4点をリードされたが、5回にも古川、4番・須賀田の連続ホームランなどで4点を奪って8-8の同点に追いついた。しかし最終の6回に4点を勝ち越され、その裏の反撃を1点に封じられた。両チーム合計で11ホームランが飛び出す大熱戦だった。

▼女子選手として史上初めて決勝に出場した鹿島の津島さやかは3打数ノーヒットに終わった。

この一戦、スポーツニュースでチラっと拝見しました。リトルリーグだからといってバカにしてはいけません。専用のボールパークがあり、ミニとはいえ外野スタンドを備えた観客席があり、当然内野にも芝があるという素晴らしい設備。マイナークラスの環境は整っていそうな雰囲気でありました。

健闘・日本というところでしょうか。間違っていましたら、スイマセン(すぐに謝っちまう性格です)。元ヤクルト・荒木大輔以来世界一から遠ざかっている日本。でも古川というバッター、末恐ろしいものがありますね。決勝で3アーチを放つ大活躍。各球団のスカウトの皆さん、青田買いとして今シーズンのドラフトで指名でもしたらおもしろいのでは…。間違いなく、あと6年も経てば騒がれる選手になる事でしょう。


8月30日(日)

62号ボール買います

マグワイア、ソーサが激しいホームランキング争いを繰り広げているなか、アメリカのテレビショッピング会社は28日、年間ホームラン記録を更新する62本目のホームランボールを25万j(約3,600万円)で買取る、と発表した。

▼この会社の社長は『激しいボールの争奪戦になるのは分かっているが、暴力ざたでボールを奪った場合、金は支払わない』としている。61年にR.マリスがルースの記録を破った時、61本目のボールを拾ったのは19歳の少年。今回は、その少年が手にした金額の50倍になる。

▼買取ったボールは『ビジネスに使う』としか明かしていないが、その後は野球殿堂に寄贈するという。62号ボールにはコレクターが200万j(約2億8,000万円)以上の値をつけるとも言われている。

何でも商売、It's America ここにありってな感じです。しかしたかだか$10ぐらいのボールに200万jですか…。62号を打ちそうな日のボールパークは何だか物騒な日となりそうです。ちなみに未だボールパークでは殺人が起こった事がありません。


8月29日(土)

名プロゴルファーがKC買収へ

プロゴルファーのトム・ワトソン(48)が、カンザススシティー・ロイヤルズの買収に乗り出した。28日に本人が明かしたもの。

▼ロイヤルズの本拠地カンザスシティー出身のワトソンは『ラジオで(カンザスシティーの)ハーマン社長が、”地元が5割以上を出資する体制にならなければ、チームが移転してしまう”と言ったんだ。私は野球もロイヤルズも好きなんだよ』。今後は、出資グループの一員として活動する予定。

今後日本もオーナーが鉄道、新聞社、流通関係等の会社組織ではなく、個人レベルで組織化していくのではないでしょうか。NFLグリーンベイ・パッカーズのように市民が一口株主として経営に参加していくのもおもしろいのでは。オーナー職には”野球バカ”のような方が就任すべきではないかと思いますが、皆さんどう思われるでしょうか?

 

日米野球・日本チーム全選手発表

アメリカ・メジャーリーグの選抜チームを招いて11月に開催される日米野球『スーパードームシリーズ』(11月7日〜15日・東京ドーム他)の全陣容が28日発表された。

▼ファン投票で選出された9人の他、中日・野口ら監督推薦のメンバーを含めた計28選手で、監督は読賣・長嶋監督、コーチは横浜・権藤、福岡ダイエー・王、近鉄・佐々木の3監督が務める

■監督・★長嶋(読賣)

■コーチ・権藤(横浜)、王(福岡ダイエー)、佐々木(近鉄)

■投手・★川上(中日)、川崎(ヤクルト)、デニー(西武)、佐々木(横浜)、小林(広島)、大塚(近鉄)、岩本(日本ハム)、武田、西村(共に福岡ダイエー)、野口(中日)、小宮山(千葉ロッテ)

■捕手・★古田(ヤクルト)、谷繁(横浜)、城島(福岡ダイエー)

■一塁手・★清原和博(読賣)

■二塁手・★仁志敏久(読賣)

■三塁手・★江藤智(広島)、片岡(日本ハム)

■遊撃手・★松井稼頭央(西武)、石井(横浜)、今岡(阪神)

■外野手・★イチロー(オリックス)、★松井秀喜(読賣)、★高橋由伸(読賣)、鈴木(横浜)、前田(広島)、大村(近鉄)、平井(千葉ロッテ)

(注)★はファン投票選出

監督推薦された選手はどうやら成績重視で選出されていますね。チョーさん、勝つ気でいます。でもきっと負けるでしょう。いつもの事です。気にしない、気にしない。デニーの選出は中継ぎの価値をアップする長嶋監督のクリーンヒット。私もMLB側で観戦しますが、心の中では日本チームを応援します。


8月28日(金)

日米野球ファン投票結果発表

アメリカ・メジャーリーグの選抜チームを招いて11月に開催される日米野球『スーパードームシリーズ』(11月7日〜15日・東京ドーム他)の日本チームの監督と各ポジションの選手を選ぶファン投票の最終結果が27日発表された。

▼監督は読賣・長嶋監督で投手は新人の中日・川上が選出された。その他のポジションは下記の通り。最多得票はイチローの132,510票だった。日本チームの全陣容は28日、メジャーリーグ側は9月15日に発表される予定。

■監督・長嶋茂雄(読賣)

■投手・川上憲伸(中日)■捕手・古田敦也(ヤクルト)■一塁手・清原和博(読賣)

■二塁手・仁志敏久(読賣)■三塁手・江藤智(広島)■遊撃手・松井稼頭央(西武)

■外野手・イチロー(オリックス)、松井秀喜(読賣)、高橋由伸(読賣)

とりあえず長嶋監督当選おめでとうございます。一時はどうなるかと読賣関係者もヒヤヒヤしたと思いますが。まあ読賣グループ一丸となった結果でしょうか(笑)。監督を含めて5人も読賣から選ばれています。さすが主催・読賣新聞社!!これで監督推薦ではあと何人が読賣から選ばれるのか興味津々。しかし読賣の選手を見たいと思ってドームに来るファンは何人いる事でしょうか。そちらの方が楽しみです。


8月27日(木)

HRボード開設

メジャーリーグで年間ホームランの新記録の期待がかかるセントルイスのM.マグワイアの本拠地ブッシュ・スタジアムに25日、『ホームランボード』が設置された。

▼同スタジアムでは外野席上段に他球場の試合の経過や結果を速報するホードがあり、『使っていないスペースを有効利用するため』(広報担当)にマグワイア、ソーサ、グリフィーのホームラン数が表示されることになった。併せてインタビュー用に特設の記者会見場も設けられ、準備は着々.......。

こういった考えはアメリカならではのアイディアですね。きっとソーサが新記録をマックより先に打ち立てても、ブッシュスタジアムはもの凄い盛り上りになる事間違いなし。凄い者を素直に認める国、それがアメリカ。


8月26日(水)

天も味方?

メジャー記録の年間61ホームランにあと8本と迫っているセントルイスのM.マグワイアは24日(日本時間25日)に当地で行われたピッツバーグ戦を欠場し、休養した。ところが試合は激しい雨に見舞われ、7回表終了5-5で降雨サスペンデッドとなった。再試合は日程上、9月14日に地元セントルイスで行われることになり、記録更新へ神様まで味方につけてしまった。

▼マグワイアの記録を天までが後押しだ。5-5で7回表が終了すると、スリーリバーススタジアムの雨脚が強くなり、コールドゲーム。セントルイスのピッツバーグ遠征はこの日が今季最後で、当初は再試合を行わない方針だったが、約30分後にそれも覆る。セントルイスは9月14日から地元にピッツバーグを迎え、その中に再試合も組み込まれる事になったのだ。

▼この試合を休養にあて、スタメンから外れていたマグワイアにとっては、まさに吉報。チームは1試合多い163試合を戦う事になり、残りは32試合のまま。前日に53号を打ち、あと8本と迫った61ホームランを破るチャンスは増えた事になる。

『今日のオレは一日中オフなんだ。色々気にしてくれてありがとう』。マスコミの取材にはこう答えるだけで球場を後にしたビッグマックだが、すべてが好転する状況に、内心はほくそ笑んだに違いない。

『マグワイアを休ませたのは、他の選手も同じだけど、9月に向け力を蓄えさせる為なんだ』と、セントルイスのラルーサ監督。この日は雨模様に加え『マグワイア欠場』のニュースも発表されていた為、観衆は札止めの4万人以上を記録した前日までの2連戦をはるかに下回る28,435人。全米の野球ファンに加え、神様まで味方につけてしまったビッグマックの行く手を阻むものはなさそうだ。

あとはもう”その時”が来るのを待つのみ。

 

怒る気持ちも分かります

マグワイアとともに61ホームランに挑戦しているシカゴ・カブスのS.ソーサが24日、地元紙の報道に激怒した。

▼ソーサは前日(23日)のヒューストン戦で50,51号を連発したが、いずれもソーサと同じドミニカ共和国のJ.リマから放ったもの。24日付けのシカゴ・トリビューン紙は『リマがソーサにわざと打たせたのでは』と報じ、これを読んだソーサは怒りをあらわにしたそうだ。

日本で言えば中日新聞が中日の選手をおもしろおかしく叩く、読賣新聞が”夜の帝王・清原、今季六本木で初アーチ”なんて掲載するのと一緒。国が違うと、こうまで表現の仕方が違うものか。


8月25日(火)

400・400

サンフランシスコ・ジャイアンツのバリー・ボンズ外野手(34)は23日、プロプレイヤー・スタジアムで行われたフロリダ戦の3回、26号ホームランを放ち、史上27人目の通算400ホームランをマーク、既に記録している400盗塁(23日現在438)と合せ、メジャーリーグ史上初の『400ホームラン、400盗塁』を達成した。ボンズは『300ホームラン、300盗塁』の名選手ボビー・ボンズの息子で、メジャーリーグ13年目。昨シーズンまで6年連続7度のシーズン100打点をマークしている。

▼スピードとパワー。メジャーリーグの魅力を象徴する金字塔を、ボンズが打ち立てた。フロリダ戦の3回、オジャラからライトスタンドへの今季26号ソロ。打球の行方を見届けたボンズは、バットを右手で一回転させると放り出し、興奮が極まった表情でベースを回り始めた。

▼史上初の400ホームラン・400盗塁達成。ボンズは『その瞬間、どうしたらいいかわからなかったよ』と、息を弾ませた。と言うのも、この日の相手フロリダのJ.リーランド監督はボンズが1986年にピッツバーグでメジャー昇格した当時、指揮を執っており、今でも慕っている監督だったからだ。

『これまで本当にお世話になったからね。ホームインしてそのまま相手ベンチに行き(リーランド監督に)抱きつきたかった』とボンズ。試合後、お祝いのシャンパンを届けたリーランド監督も『1本目もオレが見ているし、時の流れを感じるね。90年代最高の選手だろう』と、愛弟子を称えた。

今年の『Welcome to Major League』でも紹介した通り、ボンズこそメジャー選手の中のメジャー選手。彼を見るだけでボールパークに行くだけの価値があります。マグワイアは宇宙一のプレイヤーです。バグウェルだって最高のプレイヤーです。しかしボンズこそ守って走ってそしてパカスカ打っちまうプレイヤーはいません。日本でももう少し人気が出てもおかしくない程です。このままいけば『500・500』は楽にクリアしそうですね。

 

◆今日の”凄い”奴◆

○小久保 裕紀(福岡ダイエー・ホークス)

右肩痛の検査を受けようと渡米を計画していたが脱税事件で執行猶予中の身であるためビザが必要と判明。一転渡米にメドが立たなくなってしまった。やはり正直者は救われるという言葉は当たっていた…。


8月24日(月)

ザトペック投法よ、永遠なれ

プロ野球元阪神タイガース監督の村山実さんが22日午後11時38分、直腸ガンのため神戸市中央区の神戸大学病院で死去、61歳だった。

神戸市出身で関西大卒業後の1959年に阪神に入団、新人で最優秀防御率に輝くなど阪神のエースとして活躍。62年にMVPを獲得、59、65、66年には沢村賞を受賞した。

阪神在籍14年間で通算222勝147敗、最多勝3回をマークした。背番号『11』は永久欠番。93年には野球殿堂入りを果たした。

▼読賣・長嶋監督『驚きました。甲子園で時折、打撃ゲージあたりへ来てくれていたのに今年はいなかった。61歳じゃまだ早い。もったいない。あれほど野球界に貢献した男が…。マウンドでのシルエットが蘇ってきて、あの縦縞のユニホームで円城寺主審に涙して抗議した表情まで浮かんで、明け方までモンモンとしてしまいました。(村山VS長嶋といえば、天覧試合が語り草だがとの問いに)あのゲームだけじゃなく、いつもすさまじいゲーム。一投一打の魂のぶつかりあいだった』

村山さん、天国ではピカピカのルーキーです。青田さんや大下さん達をザトペック投法でキリキリ舞いさせてくださいね。合掌。


8月23日(日)

快挙

横浜高校・松坂大輔投手(3年)が春夏連覇と決勝でのノーヒッターと大記録を同時に達成した。京都成章を3-0で下し、全国4,102校の頂点に立った。

▼横浜は左腕・愛甲(現中日)を軸に初優勝した昭和55年以来、18年ぶり2度目の優勝。春夏連覇は昭和62年のPL学園以来、史上5校目。

▼横浜はまた昨秋の新チーム結成以来公式戦は無敗で連勝を『41』とした。

ドラフト時の契約金がこの試合でまたまた急騰した事は言うまでもありません。大体大・上原、法政大・矢野らの好投手、日本生命・福留、大商大・二岡ら野手陣と今年のドラフトは例年にない当たり年。一体松坂を引き当てるチームはどこなのか? そろそろ読賣が高校生にも逆指名権をなんて言い出しそうで恐いです…。

 

パワーの秘密は…薬物!?

本日もまたマグワイアネタを一つ。

▼メジャーリーグシーズン最多ホームラン記録の更新を目指すセントルイスのM.マグワイアのパワーのもとは筋肉増強剤にあった。21日現在51ホームランでR.マリスの61本にあと10本と迫っているが、195a、113`の見るからに逞しい体を形成するにはウエイト・トレーニング以外にも秘密があった。

『アンドロステンジオン』。ラベルにそう記された茶色の瓶がほうれん草の缶などと並んでマグワイアのロッカーに置かれている。筋肉増強や疲労回復に効果があるこの錠剤を、34歳のマグワイアは1年以上服用しているという。

▼この錠剤、メジャーリーグでは禁止されていないが、国際オリンピック委員会、全米大学体育協会では禁止薬物に指定され、7月には男子砲丸投げのアトランタオリンピック金メダリスト、バーンズがこれを使用したとして国際陸連から無期限の出場停止処分を受けていたことが明らかになっている。

▼マグワイアは『別に大した事じゃない。みんなそうしている』と話し、メジャーリーグでも取りたてて問題になってはいない。しかしアトランタの主砲・A.ギャララーガは『何を服用するか、慎重にならなければいけない』という。アンドロステンジオンの服用は心臓麻痺やガンなど副作用も心配されている。しかし、ボストンの主砲・M.ボーンは『パワーヒッターの立場にいれば、合法なものなら何でも使う。162試合耐えていくには体力がカギとなる』と話している。

61本のアーチを放った瞬間、マグワイアが心臓麻痺を起こし天国に召されるというのも映画っぽくていいですね。あまりにも不謹慎な話で申し訳有りません。しかし筋肉増強剤の横にほうれん草の缶詰が置いてあるっていうのはおかしいですね。まるで現代版ポパイですか。まあ、あの身体をみればポパイといってもおかしくありませんがね。顔だけならアリゾナのM.ウイリアムスの方がポパイっぽい!?


8月22日(土)

傷心の会見

▼昨日3年連続50ホームランを記録したM.マグワイア。試合後の会見途中の出来事であった。マグワイアは目に涙をためて『今日の記念ボールが欲しいんだ…』

▼第1試合で左中間スタンド最前列に入った50号アーチをつかんだのは、31歳の弁護士マイク・シェルシーさんだった。この記念ボールを別のファンが『1万j(約142万円)で買取る』と申し出たから、騒動は大きくなった。

『野球殿堂に寄贈したい』と訴えるマグワイアの思いとは裏腹に、『わずか18jの入場料でこんな幸運に巡り合えるなんて』と興奮するシェルシーさんは『どのくらいの価値が出るものか、しばらく持っていたい。妻とも相談したいし、ミスター・マグワイアとの交渉にも応じるよ』と、今のところ手渡すつもりはなし。マグワイアは自分のホームランボールを金に換えようとする行為を『バットやジャージーと交換ならまだしも、身代金を取るようなもの』と、かねてから非難している。メジャー新となる62本目のボールには200万j(約2億8,000万円)以上の価値がつくのは確実と言われており、このままでは収拾がつかなくなりそうだ。

記念のホームランボールを殿堂に寄贈するのは当然の事。『野球』に関して私利私欲に走ってはダメなんです。私ならジャージーとバットとの交換に喜んで応じ、マグワイアとニコッと写真におさまるだけで幸せです。これも一種の私利私欲? ダメじゃん!!


8月21日(金)

再スパート

▼セントルイス・カージナルスの”宇宙最強打者”M.マグワイアが20日(日本時間21日)シェイ・スタジアムで行われた対メッツのダブルヘッダーで2本のアーチを放ち、とうとう50本の大台に到達した。これでなんと3年連続50本以上のホームランを放った事となり史上初めての快挙を達成。R.マリスの記録61本まであと10本。記録更新は時間の問題となってきた。

マグワイア以外にも記録更新の期待がかかるシカゴ・カブスのS.ソーサ、シアトルのK.グリフィーらの今年放ったホームランの履歴が全て見る事ができるHPがあります。どうぞお楽しみ下さい。


8月20日(木)

精密機械が打ち立てた金字塔

90年代最高の投手、G.マダックス(32・アトランタ)は18日(日本時間19日)にターナー・フィールドで行われたサンフランシスコ戦で7回を5安打、2失点(自責点1)に抑えて今季16勝目(6敗)を挙げ、史上94人目、現役では3人目の通算200勝(114敗)を達成した。防御率もメジャー断然トップの1.65としたマダックスは通算5度目のサイヤング賞も視野に入り、過去20人しかマークしていない300勝を目指す

▼普段は眼鏡をかけ、物静かな雰囲気から”ホワイトカラー”とまで形容される。そんなマダックスが、ナショナル・リーグトップタイの16勝で『200勝投手』の仲間入りをしてしまった。それもアトランタ移籍後の6シーズンでは105勝39敗と、7割を超す超人的な勝率

『チビリ、チビリと積み重ねて来ただけだよ』。ロッカールームでシャンパンのお祝いをチームメイトから受けたマダックスは、こう言って顔を赤らめた。打高投低の現在のメジャーで通算200勝114敗、勝率.637(歴代8位)は理解を超える数字。145`前後の直球とスライダー、サークルチェンジをコーナーへ投げ分ける『精密機械』だからこそだ。

『コーナーを突いてくるマダックスの球は打ちに行くと変化して、そこにないんだ。今日もそうだった』。マダックスの前に2三振を含む3打数ノーヒットと抑えられたサンフランシスコの5番J.T.スノーは、こう言ってお手上げ。ここ3年間は約9イニングに1個の割合でしか四球を与えていない制球力、さらにこの日で11年連続200イニング超となったスタミナ。何もかもが『90年代最高の投手』の称号にふさわしく、そんなエースのメモリアル試合を打線も9本のヒットすべてが2ベースという珍記録で8点を奪い、後押しした。

▼父親はラスベガスのカジノでディーラーを務め、その血を引いてかトランプのブラックジャックでは映画『レインマン』のように、すべての札を覚える事ができるという。そんな記憶力が投球術でも発揮されている。

▼次に狙うのは300勝。コックス監督は『あと6,7年はできるからチャンスは十分』と言う。最多勝、防御率のタイトルに加え、5度目のサイヤング賞も有力視されるマダックスは『次の試合もいつものように投げるだけさ。300勝なんて、まだ考えてないよ』と静かに笑った。

200勝も凄い記録だが、11年連続200イニングを超える投球回数というのも驚くべき数字。これは無理のない理想的なフォームで投げているからこそヒジや肩に負担をかけていないのであろう。”無事これ名馬”という表現がマダックスには当てはまる。それにしてもアトランタに来てからの成績は驚異的。打線に助けられた日もあっただろうが、こんなピッチャーがいれば負けない筈である。あのままカブスで投げ続けていたらどれだけの記録が残っていただろうか。日本で例えるのなら全盛期の近鉄・鈴木啓示が全盛期の読賣に移籍した感じか。コックス監督の言うとおり、まだまだこの調子であれば6,7年は投げられる筈。300勝の大台と10回位サイヤング賞を獲得するくらいの気持ちで今後も淡々と投げ込んでいってもらいたいものだ。

 

◆今日の”凄い”奴◆

○中込 伸(阪神タイガース)

19日の対広島18回戦の7回途中、足のけいれんの為、降板した。猿木トレーナーによると『脱水症状によるけいれん』との事。どんなけいれんなのだろうか?


8月19日(水)

347日ぶりの復活

▼優勝戦線生き残りヘ西武に頼もしい男が帰ってきた。昨季10勝を挙げた右腕・豊田清だ。右ヒジ遊離骨除去手術のリハビリから339日ぶりの一軍マウンド。復活の登板は球数67、5回で終わったが、ダイエー打線に許した安打はわずかに2本と、長いブランクを吹き飛ばす内容で昨年9月5日以来、347日ぶりの白星を手中にした。

『一軍の緊張感っていいですね。投球に気持ちが入りました』と豊田。立ち上がり2球は捕手の出すサインを勘違い。慌ててマウンドでサインの再確認も、その後の投球はベテラン捕手、伊東を驚かせた。『試合前の豊田の球をブルペンで受けた時はまだまだって感じが、試合で変わった。球がキレた』と4回まではダイエー打線に一人の走者も許さなかった。

▼5回に城島に喫した一発も、平然としたもの。『次への課題ですね。1年ぶり? 一番、緊張したのはブルペン。マウンドに上れば攻める投球だけ』と言ってのける。強気では負けない東尾監督でさえ『久しぶりだが頑張った。性格だな。粘り強い』と脱帽する。『順調なら中6日』と先発ローテーション入りを即決させるほどだった。

▼首位日本ハムとのゲーム差は7月4日以来の6に縮まった。日本ハムより8試合も多く試合数を残し、負け数は2まで接近した。投手陣が戻ってくれば、6差は西武にとって“圏外”ではない。

大本命西武に頼もしいピッチャーが見事に復活、これでまたパ・リーグのペナントレースの灯りが再燃し始めた。それだけ豊田の復活は大きい。日本ハム・上田監督のイライラの原因がまた一つ増えたはずだ。


8月18日(火)

背水

▼今季限りで20年間の現役生活にピリオドを打つ事が確実視されている日本ハム・落合博満内野手(44)が18日からの対千葉ロッテ2連戦(仙台)にスタメン出場する。

▼15日の福岡ダイエー戦に31試合ぶりにスタメン出場したが、翌16日は疲れのため欠場。再びスタメン復帰となるが、背景には落合に対する首脳陣の配慮がある。千葉ロッテ戦でホームランが出ると、江藤(元ロッテ)、富田(元日本ハム)、加藤(元阪急)に続き史上4人目の全球団ホームランの快挙を達成できるのだ。広い千葉マリンや東京ドームよりも狭い球場の仙台であればホームランの出る可能性が高いため、上田監督はあえてチャンスを与えるハラを固めた。

現在の日本ハムに落合をスタメンで使う余裕があるのだろうか。情けだけで使われるのであれば、落合には自ら身を引いてもらいたいものである。ここというところではベテランの力が必要という事も分からないわけではないが、今の落合の実力であれば、はっきり言おう、チームにとって損になっても得にはならない戦力である。一番この事について分かっているのは本人である落合自身だと思うのだが…。


8月17日(月)

親子対決 さてどちらに軍配が…

▼ニューヨーク・ヤンキースでの現役時代に通算164勝を挙げているメル・ストットルマイヤー投手コーチが、試合後は嘆いていた。

『オレは今日、家にいるべきだったんだ。息子が最初は打たれ、途中からはうちの打線が息子に手こずり…。複雑な思いで1日を過して、もうクタクタだよ』

▼先日31日の駆け込みトレードで、二男トッド・ストットルマイヤーがセントルイスから同一リーグのテキサスに移籍。96年からヤンキースのコーチを務める父は、初の親子対決を終え、疲れきった表情だった。

▼一方の息子トッドも、メジャー通算120勝目をかけたマウンドでこれまでにない緊張感を味わった。『(トロントから出場した92,93年の)ワールドシリーズでもこんなに緊張しなかった』と、初回にいきなり5安打を浴び4失点。だが、味方打線が相手のイラブを攻め、直後の2回に6点を入れて逆転。3回以降は落ち着き、リードを6回まで守り移籍2勝目。ヤンキースの連勝を『9』で止めた。

『結果がどうであれ、父がすごい人であることには変わらない。父と同じグラウンドで投げることができてうれしいし、今は終わってホッとしている』

▼将来の夢を『父と同じチームでプレーすること』と話すトッドは、胸をなで下ろした。スタンドでは母親ジーンさんが妻のシェリーさんと観戦。母は『胃がキリキリ痛む。あそこで投げているのは私の息子よ。息子を応援するに決まっているじゃないと言い、シェリーさんも『義父は一つくらい負けたって余裕のはずよ』と、ヤンキースの打者が凡退するたびに2人で大歓声。試合後は家族揃って食事に出かけたが、この両チームはプレーオフで対決する可能性もある。すっかり四面楚歌の父は、先が思いやられることになった。

この試合パーフェクTVの中継で見ていましたが、父はなんと試合中選手達に動揺を見せないようずっとサングラスをかけていましたね。父親メルのはさぞかし胸中複雑なものがあったでしょうね。きっと内心ではトッドを応援していたはず。『イラブぅ〜打たれろぉ〜』ってな具合でね。プレイオフでもし対決が決まった場合の再戦が今から楽しみです。

 

◆今日の”凄い”奴◆

○吉田義男(阪神タイガース)

球団ワースト記録を更新する12連敗でとうとう借金が30の大台に!! キレかかったのか、ベンチ内で自らマウンドに上がろうと思ったのか、ピッチングのマネをし始めた。球団記録最多借金『42』まであと12…。


8月16日(日)

スカウトの目…野手編

▼本日は昨日に続く野手編。今大会にはこんな好打者が揃いました。

□吉本 亮(遊撃手・九州学院) 評価…A

○『貴重な右の大砲』<中日・中田編成部次長>

□古木 克明(三塁手・豊田大谷) 評価…A

○一発長打の魅力が薄れ、評価は下降気味。

□実松 一成(捕手・佐賀学院) 評価…B

○地肩の強さで頭一つ抜けた存在

□加藤 健(捕手・新発田農業) 評価…B

○捕手難に泣く千葉ロッテの外れ1位候補

□後藤 武敏(一塁手・横浜) 評価…B

○『広島の江藤のような選手。パワーにセンス、三塁もこなすところが魅力』<中日・菊池スカウト>

□小池 正晃(外野手・横浜) 評価…B

○肩・足・打力と三拍子揃った逸材と高く評価される。

□大島 裕行(外野手・埼玉栄) 評価…A

○『あの怪物パワーは魅力』<オリックス・三輪田編成部長>〜でもまだ2年生…。

と、今はこんな評価をされているが、勝負はプロに入ってから!! どんな選手が来年以降プロで大活躍するのか今から楽しみです。イチロー、前田、松井、伊良部のような選手が一杯出てくる事を期待しています。

 

◆今日の”凄い”奴◆

○クリス・ホイルズ(ボルティモア・オリオールズ)

対クリーブランド戦でメジャー史上9人目、キャッチャーでは史上初の1試合2満塁アーチを放つ。正月と盆が一度にやって来ためでたい奴。そういえば日本は丁度、盆ですか…。

〜ちなみに日本では大映(現千葉ロッテ)の飯島滋弥だけが1951年10月5日の阪急(現オリックス)戦で記録している。

○ニューヨーク・ヤンキース

118試合目で貯金が60!! なんだこの強さは…。

 


8月15日(土)

スカウトの目…投手編

▼第80回の記念大会となった全国高校野球選手権大会も昨日の金足農業の登場で出場55校が全て出揃った。連日、ネット裏から逸材発掘に目を凝らしたプロのスカウト達の注目選手をあげてみよう。

□松坂 大輔(投手・横浜) 評価…特A

○『桑田(PL学園−現読賣)タイプで、プロで即使える。攻守も抜群で内野も守れるセンスの持主』<横浜・高松スカウト>

□新垣 渚(投手・沖縄水産) 評価…特A

○『151`のスピードは魅力。球威と将来性では松坂より上』<福岡ダイエー・上田取締役編成部長>

□石堂 克利(投手・愛工大名電) 評価…A

○『素材はバツグン。外れドラフト1位候補。3位までには必ず消える存在』<ヤクルト・片岡スカウト担当取締役>

□東出 輝裕(投手兼遊撃手・敦賀気比) 評価…A

○飛び切りの脚力を売物に本職の内野手として全球団が注目。

□松本 拓也(投手・日本航空) 評価…B

○粗削りな投球だが将来性十分

□杉内 俊哉(投手・鹿児島実業) 評価…B

○『速球を磨けば工藤(現福岡ダイエー)になれる』<広島・白武スカウト>という意見もあれば『今の力では左のワンポイント程度。大学か社会人のワンクッションを置いたほうが…』といった意見も多い。


8月14日(金)

コーファックスに並んだ!!

▼ヒューストン・アストロズのR.ジョンソン投手は12日のミルウォーキー戦で13三振を奪い、3-0で2試合連続の完封勝利を挙げた。シアトルから移籍後3連勝となり、通算97回目の2ケタ奪三振はS.コーファックス(元LA)と並ぶメジャー史上2位の記録となった。

▼移籍から絶好調のジョンソンの左腕に、この日は発奮材料も加わっていた。2ケタ奪三振のメジャー記録(215回)を持ち、ジョンソンにとって恩師でもあるN.ライアン氏が移籍から初めて自らの試合を観戦に訪れたのだ。『ボールパークのスクリーンにスタンドにいるライアンと奥さんが映し出された時、オレはとても驚いてうれしかったよ』とジョンソン。

▼恩師に次ぐメジャー2位タイの2ケタ奪三振試合をこの日達成したのも、何かの因縁。6回ツーアウト3塁ではセンター前へメジャー初打点となるタイムリーも放ち、大ハッスル。7月31日にシアトルから移籍後、3試合25イニングをわずか2失点。ナショナル・リーグ3勝目(通算12勝10敗)とし、勢いは止まらなくなった。

このランディーの活躍で100%カブスの地区優勝がなくなりました。ハリーごめんね。こうなったらウッドとジョンソンの新旧豪速球対決でカブスにはがんばってもらいましょうかね…トホホ。


8月13日(木)

今世紀2人目の快挙

▼ニューヨーク・ヤンキースのD.ウェルズ投手が11日(日本時間12日)、5月17日に完全試合を達成したミネソタ相手に先発。今度は4安打完封で15勝目を挙げた。完全試合達成後の同一カードでの完封勝ちは1964年のJ.バニング(当時フィラデルフィア)以来、今世紀2人目の快挙だ。

▼中3日のウェルズは初回ワンアウトからいきなりツーベースされたが、その後は無四球と完璧。対ミネソタはこれで25イニング連続無失点となった。『もう一度完全試合を再現出来たって?そりゃ無理というもんだ。でも、あれ以来オレの人生は変わった』とウェルズ。ミネソタ・ケリー監督は『名人芸だな』と、脱帽するしかなかった。

35歳にして人生最高のシーズンを送っているウェルズ、まさに向かうところ敵なし状態である(でも防御率はそれほど褒められたものではないけどね…。)。しかし中3日の登板というところが凄みを感じさせる。連戦が続くと身体に悪いとアホな事ばかりぬかしている日本プロ野球選手会の幹部達はウェルズのチ○ポのカスでも一度煎じて飲むべき!! ひょっとしてバイアグラと同等の効果が得られるかも!?


8月12日(水)

さよならパウエル

▼9日に吉田監督から戦力外通告を受けた阪神・A.パウエル外野手に対して球団は11日、シーズン途中での解雇を伝え、同日発表した。

▼前日、チームを離れ単身、神戸へ戻ったパウエルはこの日も山縣渉外担当と午前中に話し合い、球団からの解雇通告を受け了承。正式な公示は後日となるが、球団として11日付で退団扱いとなった。

▼昨年の中日に続き、阪神でもシーズン途中での退団となったパウエルは西宮市・甲子園球場内の球団事務所で会見し『人生でこのようなことが起こるのは悲しいが、自分の将来を考えて退団を決意した。ファームでは力を証明する必要はないし、答えも出ない』と話した。今後はメジャー復帰を目指し調整を続けていくとの事。

過去3年連続首位打者に輝いたスラッガーのキャリア終焉の幕が降ろされようとしている。昨年中日を解雇されて時、中日最下位のスケープゴート視されていた彼もどうやら真相のところは昨年あたりから突然の動体視力低下に陥ったためというのが中日解雇の原因だったらしい。今年の阪神での成績を見ても中日が下した結論は正解だったのであろう。

彼自身とても日本を愛しており、引退後は是非日本に残ってコーチを務めたいと常日頃言っていた。そうまるで以前ロッテに在籍していたレロン・リーと同じ考え。是非この想い、叶えてあげたいものである。

ただ選手としてもう一度シアトル時代には有望視された実績があるだけにメジャーで復活を遂げてもらいたい気持ちも一杯だ。昨年までオリックスに在籍したダグ・ジェニングス(D・Jと呼ばれていた)は現在ひじの手術のリハビリの為にメッツのルーキーリーグ、ガルフコーストでメジャー復帰を目指し調整を図っている。メジャーの実績がありながらもルーキーリーグでがんばっているダグ。それだけ”ベースボール”というものを愛し、まだまだ未練があるのだろう。きっとパウエルならまだまだやれるはず。再起に期待したい。


8月11日(火)

えっ! こけら落としは対読賣戦だって!

▼12球団代表による開発協議会が10日、東京都内で開かれ、公式戦とは別に来春予定しているセ・パ交流カップ戦の日程を話し合った。西武ドーム正式オープンの記念に招待することになっていたタンパベイ・デビルレイズの来日中止が決まった為、3月20日の同ドームの『こけら落とし』をカップ戦を兼ねた読賣戦で実施する事が承認された。

何考えてんだかね、頭の中が銭勘定でいっぱいのジイさん達は。公式戦にやってこそ意味のある交流戦をカップ戦でやる事自体、従来のオープン戦の延長という事がわからないのかね。ファンは誰も喜びませんよ。それも西武がどうしてもタンパベイを招聘したいと頑張っていたのに、日本の政治同様、密室で何もかも決められ、突然中止の知らせ。こんな事なら今後は正式決定してから新聞紙上で発表してもらいたいですね。一番大切なファンが一番なめられている気がしてなりません。それにしても読賣戦で実施する事が承認されたという”承認”ってどういう意味なんですかね。タンパベイが駄目というなら一番金になる読賣戦を組んでもらわないと困るとでも西武関係者が言ったのでしょうか。それもこれも密室で皆、決まった事。あ〜いやだ、いやだ…。


8月10日(月)

モリター、史上5人目の大記録達成

▼ミネソタ・ツインズのP.モリター外野手(41)が8日(日本時間9日)、本拠地メトロドームで行われたボルティモア戦で盗塁を決め、史上5人目となる通算3000本安打−500盗塁を達成した。

▼5回、先頭打者として出塁したモリターは、ツーアウトから鮮やかに二盗を決めた。21シーズン目の偉業に『まだ実感はわかないよ。時間が経てば喜びもジワジワくるかもね』と気色満面だった。3000本安打−500盗塁でタイ・カブ(4191−892)、ホーナス・ワグナー(3415−722)、エディ・コリンズ(3315−744)、ル―・ブロック(3023−938)に続き歴史に名前を刻み『あんな巨人たちに仲間入りするとは恐ろしいね』と周囲を笑わしたモリター。

▼指名打者のこの日は5打数5安打と大当たりで、今季2割6分と低迷していた打率も2割7分1厘にアップ。通算安打数も3271本(史上10位)に伸ばした。

上記の話と全く関係有りませんが、お許しを。今年白夜書房から発売された『Welcome Major League』のベースボールカード紹介のコーナーでモリターの事を『せんだみつおに似た…』と書いたところ一部のモリターファンからのお叱りの手紙が編集部に届いていた事を思い出しました(なんとお叱りメールの主はDDFの会員だった!)。せんだみつおと比較してはいけませんね。でもなんとなく2人とも愛敬があるところは似ているでしょ。


8月9日(日)

ダンカンと陰気な仲間達!

▼6試合スタメンから遠ざかっている読賣・M.ダンカンが8日の試合後、囲まれた報道陣相手に一気に不満を爆発させた。たまりたまったウップンを一気に吐き出すように、禁断の”長嶋批判”をブチ上げた。

『(首脳陣は使うから)待ってろ、待ってろというがチームはドンドン負けていく。武上打撃コーチ、堀内ヘッド、山室代表、倉田運営部長、誰もオレと話をしない』

▼興奮冷めやらぬダンカンがその直後に発した極めつけのセリフが『Stupid Baseball !』。直訳すれば『(読賣は)バカげた野球』という訳だ。

▼伏線はあった。7日の中日戦8回裏、マウンドに宣の場面に代打で登場。しかし、この起用法がダンカンの怒りの導火線に火をつけた。『武上からは左投手に当てると言われたが、吉村がノーサンキューと言ったからオレにお鉢が回ってきた。バカらしい代打だ!』。結局、宣の前に空振りの三振。、この直後、ベンチ裏の鏡を叩き割る大立ち回りを演じた。

▼そして、この日の試合前は打撃練習、守備練習を拒否。ただ外野でボーっと突っ立ったまま”無言の抵抗”を続けたが、試合後にはついにプッツン。ダンカンの代理人・木村総一郎氏も『来季?オレには(退団を)止められない』とサジを投げた恰好だ。

▼いずれにせよダンカンの退団は時間の問題だが、チームの貯金がなくなった上にゴタゴタまでも…。長嶋・読賣が音を立てて崩れていく。

辞めたい、いやがんばる!と何度ゴタゴタを起こせば気が済むのでしょうか、このダンカン君は。まあだいたいダンカンを獲得する段階で、なぜダンカンが必要なのか読賣が真剣に考えずに獲得した事に問題がありますね。名前だけで獲ったと言われても仕方のないところ。名前と言ってもメジャーでも長距離ヒッターではなかったダンカンが日本では一発を求められる。マックもそうでした。本当に何故ダンカンが必要だったのか。読賣球団内で誰一人としてまともに答えられる人はいそうも有りません。ダンカンもいやならいやでガルベスと一緒にアメリカへ戻れば!


8月8日(土)

日本球界復帰?

▼アナハイムを解雇されたC・フィルダーが6日(日本時間7日)、日本球界復帰を考えている事を明らかにした。

『メジャーでの復帰を第一に考えているが、うまくいかなければ日本行きを考える。日本ではたくさんの事を学んだし、メジャーリーガーになれたのも日本の経験があったからだ』とフィルダー。

▼このフィルダーの発言を聞いた元同僚C.フィンリーは『セシルはまだメジャーで活躍できるが、日本行きのオプションがあるのは良い事。彼は日本でスターだった。必ずもう一度スターになれると思う』と日本行きに賛成した。

簡単にメジャーがダメなら日本があるさと考えているフィルダーだが、そんなに日本球界を甘くみていいのかな。現在は以前来日したフィルダーではなく、財と脂肪の身包みを纏ったフィルダーとなっているのだ。獲得する球団もそうそういるとは思えず、復帰は厳しいのではないかと推測する。なんとかアメリカン・リーグでの再起を願いたいものである。


8月7日(金)

これでリプケンに次ぐ選手は誰になるの?

▼メジャーリーグでボルティモアのC.リプケンに次ぐ現役第2位の連続試合出場をマークしていたヒューストンのC.ビジオは、5日のフロリダ戦で出場機会がなく、95年7月31日からの記録は494試合でストップした。気温33度を超える暑さからスタメンを外れ、最後まで起用されなかった。

現役で連続試合出場している選手の1位リプケンと2位ビジオの差を見ても、いかにリプケンの記録がものすごい事か改めて感じますよね。さてこれで2位の座についた現役選手は一体誰になるのでしょうか?知っている人、教えて下さい。


8月6日(木)

NYは性に合わない?

▼アメリカスポーツ専門チャンネルespnは4日、NYメッツのマイク・ピアッツァが今季限りで他球団に移籍すると伝えた。NYのマスコミやファンの批判が厳しすぎるとして、同僚に『シーズンが終わったらFA宣言して移籍する』と、明かしているという。

▼LAからフロリダを経てNTメッツに入団したピアッツァは、移籍してから打率.329、10本塁打、28打点(通算は打率.309、19本、63打点)を残している。だが、これで満足しないのがNYのファン、マスコミで、得点圏打率が.208と極端に低いことなどから地元紙やラジオが批判を繰り広げている。

▼ただ、球団は観客動員がピアッツァの加入後に増加している(平均2万人→2万7,000人)ことから、契約の望みは捨てていないよう。あるフロント幹部は『うちがプレーオフに進出してピアッツァが活躍すれば、ここのファンがどれだけ熱狂的に応援してくれるのか分かる。そうなれば彼も気が変わるよ』と話している。

ピアッツァはLA時代から『一度はNYでプレーしてみたい』と言っていたらしいが、行ったら行ったであまりにもLA時代のファンとの熱狂度の違いにビビっちゃったみたいですね。今年開幕直後に契約問題がこじれ、LAのファンに猛烈なブーイングを受けた時にもしどろもどろしていたピアッツァ。結構彼って性格がナイーブなんだね。じゃあ来年KCとかミルウォーキーなどのローカルチームに移籍してみたら?いつも温かい声援送ってくれるよ。


8月5日(水)

大魔人、江夏に並ぶ

▼横浜ベイスターズの佐々木主浩が4日の阪神戦で今季28個目のセーブを挙げ、江夏豊氏の持つ通算最多セーブ記録193に並んだ。

▼佐々木コメント『予定では(出身地の)仙台でやるはずだったんだけど、仙台でダメなら横浜でやるっきゃないでしょう。雨の中お客さんも一杯入ってくれたし。声援を聞いて自然と気持ちも乗ってきたよ。真っすぐのキレも戻ったし、もう誰にも打たれる気がしないよ。グワッハッハ(と笑ったかどうかは定かではない…)』

▼江夏豊氏コメント(自身が持つ通算最多セーブ記録に並ばれるのをネット裏で見守り)『佐々木君、おめでとう。過去14年間もこの記録を保ってきた事自体おかしいんだ。これからの救援投手は、江夏が目標じゃなくい、佐々木が目標となる。もっと高い数字、誰にも破られない記録をつくってもらいたいね』

◆”大魔人”佐々木の持つ『日本一』記録◆

●通算最多SP…232 ●※通算最多S…193 ●※年間最多S…38(97年) ●月間最多S…14(97年8月) ●月間最多SP…14(97年8月) ●連続試合S…22(98年) ●連続試合SP…22(98年) ●通算同一カード最多S…44(読賣戦) ●通算同一カード最多SP…56(読賣戦) ●年間同一カード最多S…14(97年中日戦) ●年間同一カード最多SP…14(97年中日戦)

◆”大魔人”佐々木が狙う『日本一』記録◆

●年間最多SP…44 郭源治(中日) あと15

注)※印はタイ記録。Sはセーブ、SPはセーブポイント

 

時間の問題であったこの記録更新。佐々木には本当に本当にメジャーに行ってもらいたい。皆メジャーに行ったら日本の野球がおもしろくなくなると言ったバカげた意見などクソ食らえです。前回の日米野球でもボンズらがクルックルッとバットを振り回していたように、絶対今のメジャーリーガーには通用します。それもこの全盛期の時期に投げてもらいたいですね。こんな気持ち、私だけではないでしょう。出来れば強打者が集うアメリカンリーグで活躍してもらいたいものです。


8月4日(火)

気分一新

▼NYメッツのマサト・ヨシイ(33)が、背番号を"29"から"21"に変更した。これは吉井の近鉄、ヤクルト時代の番号だ。ずっと"21"をつけていたビル・パルシファー(21)がミルウォーキーに移籍し、空き番号となっていた。

▼次回登板は6日(日本時間7日)。愛着のある背番号で気分を一新し、5月27日(同28日)以来遠ざかっている勝ち星を取りに行く!!

ここのところ数試合リリーフ陣のふがいなさ(といってもフランコ1人の事だけど)から勝星が遠ざかっていたマサトちゃんにラッキーナンバー21はまさに願ってもない贈り物となるであろう。日本時代から愛着のある背番号21で後半戦初白星を是非次回登板で挙げてもらいたいものです。

 

このままでは…と読賣関係者あせる

▼アメリカ・メジャーリーグの選抜チームを招いて11月に開催される日米野球『スーパードームシリーズ』に出場する日本チームの監督と選手を選ぶファン投票の第1回中間発表が3日あった。

▼監督は中日の星野監督が巨人の長嶋監督を抑えてトップで、投手は中日のルーキー川上が1位。最多得票はオリックスのイチローの8,669票だった。

▼その他のポジション別のトップは捕手がヤクルト・古田、一塁手は読賣・清原、二塁手は読賣・仁志、三塁手は広島・江藤、遊撃手は西武・松井で外野手は読賣の松井、高橋がイチローに続いた。投票用紙は各球場に置かれており、20日まで投票できる。

当然ファンが選ぶ監督には長嶋監督と思っていた筈の読賣関係者は今頃あわてて各担当員達にインターネットで投票するよう業務命令を出している事でしょう。これはまるで先回の参議院選挙で大敗した自民党とまるで一緒。読賣=自民党化が急速に進んでいます。今や読賣には野球ファンの追い風は吹いていない事が実証されたという事でしょう。

一部読者の方が何故清原や仁志がトップに立っているの?と疑問に思うでしょう。実は前回このコーナーでも取り上げたように、今年のオールスターゲームに出場した選手の中から選択しなければならないからなのです。インターネットで確認した私は投票フォームを見て愕然としてしまいました。なんと一塁手の候補には清原、高木大。駒田の3人しか選択する余地がないのです。二塁はもっとひどく仁志とフランコだけ。これってちょっとひどすぎますよね。いくら今回のオールスターに二塁手が2人しか選出されていないからといって候補がそのまま2人とは…。

まあなんだかんだいっても親善試合ですから、そう目くじら立てる事もないか…。


8月3日(月)

早くも”Big Unit”大活躍

▼大トレードでヒューストンへやってきた”Big Unit”ランディー・ジョンソンが2日の対ピッツパーグ戦で早くもその勇姿を現した。

▼7回を投げ、被安打6、自責点2、奪三振はなんと12という素晴らしいピッチングを披露、敵地ピッツバーグの観客もこの奪三振ショーに歓声をあげていた。この12奪三振は今季ヒューストンチーム内では最多の記録。またジョンソンはここ9回先発のうち8回が2ケタ奪三振奪取という好調さ。

▼ジョンソンは『別にナーバスにはならなかったし、今後起こりうる問題に大いに対処、努力していきたいと思っている』と述べた。

どこに行こうがジョンソンは凄いヤツ。これで私が密かに夢見ていたカブスの地区優勝は無くなったわけで…。でもウッド対ジョンソンの対決を早く見てみたいですね。パーフェクTVの関係者には無理だと思いますので、親方日の丸NHK様、絶対このカードの中継、宜しくお願いいたします。


8月2日(日)

なんとジョンソン、ヒューストンへ!!

▼ジョンソン争奪戦を制したのは、”伏兵”ヒューストンだった。シアトルは31日、ランディー・ジョンソンのトレードを発表。ヒューストンからは今季2Aと3Aでプレーしていたフレディー・ガルシア投手(21)、3Aでプレーしていたカルロス・ギーエン内野手(22)を獲得。後日に残る1人の選手を発表する予定で、1対3の交換となった。

▼この日ジョンソンは、期限の午後9時を過ぎた試合終盤にベンチへ戻り観戦。試合後は沈黙を保ったまま球場を後にしたが、チーム内ではジョンソンと大げんかを今季演じた同僚のセギーさえも『ナンバーワンの先発投手とマイナー投手を交換か…』と、不満をあらわにしていた。

まさかヒューストンとは。それもマイナーリーガーとの交換とは。二重の驚きでした。先発・中継ぎ・抑えとピッチャーならなんでも欲しいシアトルがよりもよってマイナーリーガーとの交換によくも応じたものです。さぞかしグリフィーやアレックスらもフロントの優勝する意欲のなさに呆れ返っている事でしょう。いくら若返り策だといってもねぇ〜。 獲得した2人のマイナーリーガーはベネズエラ出身でヒューストン内ではかなり期待されている若手で、今年発売されているSTATS社のマイナーリーグ・スカウティングブックでも両者ともBランクに挙げられている。と言ってもメジャーで活躍しなければ意味のないランクで終わってしまいますからね。まあ先が楽しみですとでも言っておきましょうか。気になるのはもう一人の選手。一人ぐらいはメジャーのピッチャーになるのではと予想します。ランス・バーグマンといった超トップ・プロスペクトの放出はないと思います。

他の成立したトレードはここを見てチョウダイ。それにしてもLAはうまい商売をしたもんだね。

 

ガルベス事実上の解雇

▼ガルベス、日本追放−。7月31日の阪神-読賣戦で審判団にボールを投げつける暴挙で退場処分を受けた読賣、バルビーノ・ガルベスの退団が1日、決定的になった。

▼読賣球団はこの日、ガルベスに対し無期限出場停止を決定。セ連盟も同日、今季終了までの出場停止処分を決めたが、球団側は来季以降も処分を継続する含みを持たせている為、事実上の解雇通告となった。ガルベスは謝罪会見で引退を示唆。会見後は空路大阪から帰京し、近日中にもアメリカへ強制帰国させられる。

これで優勝できなくても理由がつくなんて、チョーさん思っていないでしょうね。さようならガルベス、もうケンカできなくて悲しいよ、と中日・山崎が言っていました。冗談です。


8月1日(土)

ガルベス永久追放か!?

▼読賣バルビーノ・ガルベスは31日の対阪神戦の6回、坪井にホームランを浴びて降板した後、ベンチ付近から橘高球審に向かってボールを投げつけ、退場処分を受けた。止めに入った自チームの吉原にはひじ打ちを食らわせ、同選手は口の中を切って出血。近くの病院に運ばれた。

▼4月の危険球退場に続く二度目の退場処分とあって、読賣は試合後の宿舎で事情聴取を試みたが、興奮が収まらず、球団独自の処分は1日に持ち越された。

自力V消滅に加えて、ガルベスの長期出場停止は避けられず、長嶋監督の表情は険しさを増した。

○過去のガルベス乱行歴○

■96年3月6日/読賣入団早々に、投球練習を無断欠勤。通訳のミスが原因という事に。

■同年5月2日/中日戦5回裏、山崎の頭部付近に投球。バットを捨てて突進してきた山崎に左ストレートをヒット。口から流血させた。両軍入り乱れての大乱闘、そして試合放棄寸前に発展した。

■98年4月16日/中日戦3回表、李鍾範の頭部にボールをぶつけ、危険球退場処分。

■同年4月21日/横浜戦、9回裏1アウトから駒田にタイムリーツーベースを浴びて完封を逃し、プッツン。完投勝利にはこぎつけたが、試合後はチームメイトとの勝利のタッチを拒否。『ボールが見えないか、横浜に(勝利を)取らせようとしているとしか考えられない』と、球審の判定への不満を爆発させた。

やっていい事と悪い事さえ判別できない。理性、状況判断が全くなくなっていたガルベス。下手をすれば永久追放の処分が下されても仕方がない今回の暴挙。いくら自分勝手で知られる読賣でも思い罰を下す筈事だろう。

ボールを人に投げてはいけません…。これ当たり前。夏休みでスタンドでは子供が多く見ていたはず。プロ選手は子供達になんて言ったらいいのでしょうか…。