特報!
野球交差点1999/8
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1997年分 1998年分 1月分 2月分 3月分 4月分 5月分 6月分 7月分8月31日(火)
日韓スーパーゲーム


日韓両国のプロ野球主力選手が激突する『’99日韓プロ野球スーパーゲーム』が11月6日から名古屋、岐阜、福岡、東京で4試合行われることが正式に決まり、30日、東京・日比谷の日本プレスセンターで発表された。
▼91年、95年に続いての3回大会となる今回は、中日で活躍中のソン・ドンヨル、イ・ジョンボム、イ・サンフンの3選手が母国のプロチームを相手にするほか、韓国随一の長距離砲の三星・イ・スンヨプと讀賣・松井との飛距離比べなど話題も豊富。組織委員会長の白井中日新聞社社長も『今までにないスリリングな戦いになると期待している』と語った。前売り入場券は9月1日から発売される。
| 11.4 | 韓国選手団来日 |
| 11.5 | 公式練習、レセプション |
| 11.6 | 第一戦 14:30 ナゴヤドーム |
| 11.7 | 第二戦 13:00 岐阜長良川球場 |
| 11.8 | 予備日&移動日 |
| 11.9 | 第三戦 18:30 福岡ドーム |
| 11.10 | 第四戦 18:30 東京ドーム |
今大会はシドニーオリンピックの前哨戦として考えても良いのではないでしょうか。第1〜2回大会の全日本メンバーのしょぼかったことしょぼかったこと。今回は是非とも日本最強メンバーを選出し、アジアナンバーワンの実力を韓国ナインに見せ付けて欲しいところです。ただ前哨戦といっても予選を勝ち上がらなければどうしようもないですけどね…。野球好きの皆さん、メジャーリーガーとの戦いもそりゃおもしろいでしょうが、韓国代表との一戦もお見逃しなく!本気と本気のぶつかり合いを期待しています。
グリフィーの移籍先は…
シアトル・マリナーズのケン・グリフィー.Jrが、NYメッツに移籍したいとの意思を持っている事が29日(日本時間30日)付のNYポスト紙で報じられた。
▼グリフィーがメッツ入りを希望する理由の一つとして、NYヤンキースのオーナー、スタインブレナー氏に反感を持っており、同じ街を本拠地にしているメッツに移籍することで見返したいとのこと。見返したい理由はグリフィーが当時12歳、父親のケン・グリフィー・シニアがNYヤンキースに在籍時、ヤンキースタジアムのクラブハウスをスタインブレナー・オーナーに追い払われたことを今でも覚えており、ショックを受けたグリフィーはプロ入り後も『絶対ヤンキースにだけは行きたくない』と発言していた。それ以降、このコメントを聞いたヤンキースファンからはグリフィーがヤンキースタジアムで試合を行う度、スタンドからブーイングが起きている。
▼29日の試合前、この報道について質問が飛んだが、グリフィーは『メッツでプレーすることもひとつの選択肢として捉えている』とコメント。報道が憶測でない事がこのことで証明された。
グリフィーがメッツ入りを希望しるとはねェ〜。もし本当に入団すればメッツはまるでオールスターチームのような編成になってしまいますね。お金がいくらあっても足りやしない。でも身売り先と噂されているニューヨークのケーブル会社にとってグリフィーの入団はたまらない魅力でしょう。グリフィー入団のあおりを喰らいそうなのが、ピアッツァではないでしょうかね。昨年みたいら流浪の旅がピアッツァを襲撃するかも?
孤立する大魔神
今秋の沖縄ハイサイリーグ(10月11日開幕)で、復活登板を目指している横浜・佐々木主浩投手にチーム内から冷たい反応が出ている。
▼権藤監督は30日、『暖かい沖縄で復活をみんなにアピールしたい気持ちはわかる』と理解を示したが、升永チーフトレーナーは『わざわざ沖縄にまで行く必要はないでしょう』と、ハイサイリーグでの復活登板に疑問を投げかけているのだ。
▼右肘を手術した佐々木は現在、左肘を手術した野村とともに横須賀総合グラウンドでリハビリを続けている。術後の回復は順調そのもの。9月上旬にはキャッチボールを再開できそうとあって、佐々木も『どうせなら寒くなる横須賀より暖かい沖縄の方がいい。弘樹(野村)と一緒に行って投げるつもりだよ』と沖縄入りに乗り気。しかし升永チーフトレーナーは『別にリハビリなら沖縄に行かなくても横須賀で十分できる。春と違って即シーズンに入るわけではないから、沖縄に行かなくてもいいんじゃないですか』と首をひねる。
▼沖縄ハイサイリーグの開催時期はちょうどFA権を行使する直前にあたる。FAに向けた復活アピールと見られかねない姿が、チームの関係者を戸惑わせている。
なにかと問題の多い佐々木大魔神。信用なさ過ぎ。こりゃチームを出るしかないか。メジャーで一旗上げるのもいいんじゃないの?
8月30日(月)
23年ぶりの世界一
リトルリーグベースボールの世界一を決めるワールドシリーズは28日(日本時間29日)、アメリカ・ペンシルベニア州ウィリアムズポートで決勝を行い、元阪神タイガース外野手の亀山努監督率いる極東代表の日本(枚方リーグ=大阪)がアメリカ南部代表のフェニックスシティー(アラバマ州)に5-0で快勝。日本チームとして76年の調布リーグ以来23年ぶり4度目の優勝を飾った。
▼炭山和輝投手が最後の打者を空振り三振に討ち取ると、あっという間にマウンドに歓喜の塊ができた。優勝インタビューで亀山監督は『非常にうれしい。ベリー、ベリー・ハッピーです』と喜びを爆発させた。
▼試合はテレビの全米ネットで生中継。試合前から亀山監督は持ち前の陽気さで選手をからかい、ふざけながらリラックスムードをつくりだした。試合中も打者が監督を気にしようとすると、『オレを見なくていい。打っていけ』と大声で返していた。そんなムードの中、炭山の9奪三振で2安打無失点の好投。打線も2回に先制すると、4回、5回にも連打などで2点ずつを加えての快勝だ。
▼桜井孝志主将は『うれしくて。楽しくできたので、もう最高です』と監督同様、顔をくしゃくしゃにしていた。
よくやりました!パチパチパチ(拍手)。なんてたって世界一ですからね。タイシタものです。また監督が元阪神のカメちゃんというところが良かった。プロ出身の指導者が今後チビっ子レベルのあたりから指導を続けていけば、本当に日本の野球のレベルは上がっていくと思います。引退後はバラエティー番組でチャラチャラして金でも稼ごうと思っているプロ選手は是非一考願います。
8月29日(日)
トレード即決勝打
クリーブランド・インディアンズは27日(日本時間28日)、指名打者としての出場記録、安打、ホームランなどのメジャー最多記録を持つハロルド・ベインズを、マイナー投手ら2選手との交換でボルティモアから獲得した。トレードを通告されたベインズは試合開始直前にクリーブランドに合流し、スタメンで決勝打を放つ大忙しの大活躍だった。
▼ベインズがトレード通告を受けたのは、この日の午後1時半。すぐにアメリカ東海岸ボルティモアを出発し、480`離れたクリーブランドに到着したのは、タンパベイ戦開始の50分前だった。背番号『33』のジャージに着替えると5番指名打者で出場し、初回2アウト2,3塁から左中間に先生の2点タイムリーヒット。これが決勝打となり、チームは2-1で勝利をモノにした。
▼メジャーリーグでは7月31日のトレード期限を過ぎても、選手をウエーバーにかけ移籍させる“抜け道トレード”が可能。故障者続出のクリーブランドは、プレーオフをにらんで今季打率.326、24ホームラン、81打点のベインズを狙い、獲得に成功した。今回のトレードでベインズ自身、メジャー20年で5チーム目となる。
まさにフラッグシップトレード、優勝を果たす為の獲得と言えましょう。故障者続出のクリーブランドにとっては救世主となりそうですね。
8月28日(土)
シーズン最速300K
ソーサ、マグワイアのホームラン量産など打撃上位のメジャーリーグで、驚異の新記録が誕生した。アリゾナ・ダイヤモンドバックスのランディ・ジョンソン投手は26日(日本時間27日)、マイアミ・プロブレイヤースタジアムで行われた対フロリダ戦の5回に、シーズン29試合目で300奪三振到達のメジャー史上最速記録を達成した。通算3度目のシーズン300Kはノーラン・ライアン(6度)、サンディ・コーファックス(3度)に続く史上3人目。
▼さすがの怪腕ジョンソンも、大記録を目前に意識した。3回にこの日7個目、今シーズン299個目の三振を新人ミラーから奪うと、あと1個がなかなか奪えない。5回2アウト、再び打席が巡ってきたミラーを空振り三振に仕留め300Kに到達すると、100マイル(約161キロ)左腕は『三振を狙うと取れないものだな』と“ライオン・ヘア”を揺らして苦笑いした。
▼史上最速の29試合目での300奪三振。97年にモントリオールのペドロ・マルティネス(現ボストン)がマークした31試合を2試合も上回った。通算5714奪三振(史上1位)のノーラン・ライアンでさえが、最高で32試合だったのだ。打撃が向上し、先発投手の球数制限が当たり前のようになった最近のメジャーリーグで、1試合平均10.3奪三振は驚くべき数字だ。
▼今季14勝目を挙げたジョンソンは、ご機嫌に振り返った。今季は好投しても味方打線が4連続完封負けを喫すなど、不運に泣き続けた。29試合300Kの大記録は、その間も集中力を失わず、試合に全精力を注いできた事の表れ。次に狙うのは、ライアンがカリフォルニア(現アナハイム)時代の73年に作ったシーズン383三振のメジャー記録。この日でジョンソンは、予定される残り7試合の先発を82Kで並ぶ計算となる。
ライアンが総ナメしていたメジャーリーグの三振に関する記録が数年後にはきっとジョンソンが数多く塗り替えている事になるでしょう。最多三進記録更新は無理としても、年間最多三振記録は是非更新してもらいたいものです。383Kがメジャー記録という事は、江夏豊が作った401奪三振記録は世界一という事なんですね。江夏の若かりし頃のピッチング、もう一度見てみたい!!
クレメンテ甥、ピッツでデビュー
ロベルト・クレメンテの甥でコロラド・ロッキーズに所属するエドガード・クレメンテ外野手(23)が26日(日本時間27日)、叔父のプレーしたピッツバーグの本拠地スリーリバース・スタジアムで初めてプレーを行った。4打数2安打の活躍に地元ビッツバーグの往年のファンは甥っ子に大歓声を贈った。
▼クレメンテの叔父ロベルトは、大地震が襲ったニカラグアに救援物資を運ぶ途中の1972年12月31日に飛行機がカリブ海に墜落、38歳の若さで死去した。
▼ロベルトの最後のヒットは、72年9月30日の通算3000本目。メジャー2年目のエドガードは『ここには叔父の銅像があり、公園にも叔父の名前がつけられている。今でも彼はピッツバーグのヒーローなんだ』と、感慨深くしていた。
往年のクレメンテファンはエドガードが同じ右打ちとあって、彼の姿とダブらせていたはずでしょう。偉大な叔父に少しでも近づくよう、彼の活躍に期待しています。
このままでは危ない!
野球のシドニーオリンピック・アジア地区予選の日本代表メンバーに選ばれているヤクルト・スワローズの古田敦也捕手は27日、プロ8人を除くアマ16人の代表が強化合宿中の横浜市内の東芝総合グラウンドに出向き、杉浦らアマ投手陣の投球を初めて受けた。練習後、このままでは韓国に、コテンパンにやられると危機感をあらわにした。
▼古田はこの日、ヤクルトの移動日を利用して昼過ぎにグラウンド入り。ユニホームの上部はアマ選手と揃いのTシャツを着て、マスクをかぶった。ブルペンでアトランタオリンピック銀メダリストの杉浦の投球には『これが杉浦君か。念願が叶ったね』と話し、上機嫌だった。
▼しかし、練習後の記者会見では一転辛口に。古田は既に敵チームをビデオで研究済み。『正直言って韓国のレベルの高さにはビックリしている。讀賣の松井クラスがゴロゴロいる。日本のプロのオールスターで行ってもトントンだと思っていい』と苦戦を予想しながらも『オリンピックの切符を取るために最大限の努力をする。結果は考えずに集中してやる』とキッパリ話した。
日本代表の頭脳とも言われている古田が出した韓国評はなんだか凄そうだネ。松井クラスがゴロゴロいるなんて…。そう言えば昨年のアジア大会でもバッカンバッカン打ってたっけ。打の韓国、投の日本という図式になりそうですね。韓国戦、今から楽しみです!
8月27日(金)
奇跡のカムバック
昨年9月、脳腫瘍の除去手術を受けた大阪近鉄バファローズ・盛田幸妃投手が26日、約1年ぶりの実戦登板を果たし、2回を1安打に抑えた。
▼『ストライクが入るか不安の方が大きかったけど、思った以上によく放った』と盛田は喜びをかみしめた。球速は最高139`。全盛期には150`近かったことを考えれば寂しいが、『現時点では仕方がない。スピードはいずれ147,8`は出ると確信している』という。
▼奇跡的なカムバックだった。手術後は手も足も動かず、『手術時は医者は社会復帰はできても野球は無理だろうという感じだった。よくここまで復帰した』と言い、闘病生活を知っている梨田2軍監督は『ひとつの通過点だが、よくここまで復帰してくれた。本人はもちろん家族も喜んでいるだろう』と胸をなで下ろした。
▼まだ右足にマヒが少し残っており、ねんざ予防のために装具をつけている。この日はなかったバント処理や1塁ベースカバーに入る連係プレーなど課題は残っており、盛田も『1軍に上がった時点が完全復帰』と気を引き締めている。
野球の神様が1人のピッチャーにもう一度マウンドに上がれるよう奇跡を起こしてくれたのです。その行為に報いる為にも、完全復活となる1軍のマウンドに1日でも早く上がってもらいたいですね。でも無理はいけません。1日1日一歩ずつ前進していきましょう!
史上初 在籍1球団で300S
カンザスシティー・ロイヤルズのクローザー、ジェフ・モンゴメリー投手が、25日(日本時間26日)の対ボルティモア戦で通算300セーブ(歴代9位)を達成した。
▼メジャー2年目の1988年にシンシナティーからカンザスシティーに移籍し、その後12年間をカンザスシティー一筋でプレーしてきた。今回のケースは在籍した1球団だけで300セーブを達成した、史上初の投手となっただけにモンゴメリーのチームへの貢献が改めてクローズアップされた。
『今まで300セーブを挙げたヤツらは全て複数球団でプレーした者ばかりだ。カンザスシテイーだけでオレは300セーブを挙げることができたんだ! オレにとって今は特別な瞬間だ』
と、喜びをかみ締めていた。
メッツのフランコ同様、長年同一チームで馬車馬の如く、投げ続けているモンゴメリー。立派な勲章をもらいましたね。他チームのクローザーより安月給でも“毎年ここで働くんだ”という意思がチーム首脳陣に高く評価されていることでしょう。現在多くのメジャーリーガーはちょっと活躍すれば、自分を高く買ってくれるチームを探し、簡単に移籍してしまう、そんな風潮が強い中、こんなモンゴメリーみたいな浪花節男がまだメジャーに存在するかと思うとなんだかホッとします。リプケンじゃないけど、チームメイトから“ジェフ、もうグラブを置く時期だよ”と言われるまで、ヘロヘロ球を投げ続けてくださいね。応援します、遠い日本から…。
前代未聞?
広島カープが前代未聞の現役選手による試合前の始球式を行う事を発表した。
▼今シーズンは球団創立50周年記念として、地元での試合前に歴代OBが始球式に登場してきたが、9月はバッテリーを除いた緒方、野村、江藤ら現役選手が“大役”を務めることとなった。
▼同記念イベントでは、9月を『継承期』と銘打っており、球団関係者は『伝統を受け継ぎ、新しいカープの歴史を築いていくという思いを込めて、現役選手に始球式を務めてもらう』と説明した。
オモシロイこと考えますね、カープも。現役選手とはね…。今年カープが行っている始球式の人選は素晴らしいものがあります。OBを大切にするという考えはとても共感が持てますね。〇〇周年だからというわけではなく、今後もこの姿勢で多くのOBを知らない世代に彼らの偉大さを伝えていってもらいたいものですね。
8月26日(木)
新フォークで完全復活
ニューヨーク・メッツのマサト・ヨシイ投手は24日(日本時間25日)、シェイ・スタジアムで行われた対ヒューストン戦に先発し、7イニング1/3を5安打1失点、5奪三振と好投。勝敗には関係なかったが、バレンタイン監督は彼の投球を大絶賛した。
▼ヨシイはこの日、今季16勝を挙げている相手エースのハンプトンと互角に投げあった。ストレートに勢いがあり、フォーク、チェンジアップも絶好調。2回、エベレットに21号ソロを浴びたが、失点はこれだけ。味方の失策などで途中にマウンドを降り、自らへの苛立ちでベンチにグラブをたたきつける場面もあったが、首脳陣の評価は高かった。
▼『フォークボールが大きく変わった。ウォレス投手コーチらと修正に取り組んできた甲斐あって、今のヨシイは素晴らしいの一言』とバレンタイン監督。故障でマイナー落ちしている先発要員のリードが27日に3Aで調整登板するまで回復しているが、同監督は『とりあえず投手全員が健康になることが先決。決断はそれから』とヨシイの先発残留を示唆した。メッツでは新人のオクタビル・ドォウテル投手がここ数回の登板で成績を残しておらず、リード復帰後はドォウテルがセットアップに移り、ヨシイがそのままスターターに残留するという見方が有力となっている。
最近のヨシイは見ていて素晴らしく安定感がありますね。メッツ・スターター陣には欠かせない存在である事は確かでしょう。ドォウテルも活きが良く、タレント性豊かなピッチャーである事は間違いありませんが、今、地区優勝を狙うメッツにとっては“勢い”より“安定”を必要としている筈。常勝・アトランタを打ち破るためには、ベテランの味、ヨシイが必要です。
グリフィー 4年連続40本
アメリカン・リーグのホームラン争いのトップを走る、シアトル・マリナーズのケン・グリフィー外野手が24日(日本時間25日)、対デトロイト戦で3戦連発となる40,41号を放ち、ベイブ・ルース、マーク・マグワイアらに次ぐ史上7人目の『4年連続40ホームラン』を達成した。
▼グリフィーは96年の49本、97,98年の56本に続く大台到達。40ホームランは通算6度目。この日は3回1アウトに先発ブレアから飛距離348フィート(約106b)の2ランホームランを左中間スタンドに運び、2本目も5回に同じブレアから右中間スタンドに飛ばした。
ソーサ、マグワイアがここ2年ばかり、あまりにも凄いペースでホームランを打ち続けている為、あまり注目されませんが、グリフィーのこの記録はタイシタものです。アアロンの記録を破るのはグリフィーしかいないと言っても過言ではないでしょう。きっと9月には3年連続50ホームランのニュースも飛び込んでくるのは間違いなし!
8月25日(水)
選ばれたら招待してあげる
メジャーリーグのセリグ・コミッショナーは23日(日本時間24日)、4256安打の史上最多記録の持ち主で、野球とばくに関わって現在、永久失格処分を受けているピート・ローズ氏について、今世紀のベスト30選手を決める、オール・センチュリー・チームに選出されれば、ワールドシリーズに招待されるだろう、と語った。
▼処分が下されて10年になるが、同コミッショナーは選出されても、ローズ氏の処分は変わらないとの見解も示した。ファン投票などで選出される30選手は10月のワールドシリーズ第1戦前に発表される。
今になってローズ氏は自分が犯した事の重大さに、かなり後悔しているのではないでしょうか。前人未到の大記録を達成しても、愚かな行為で、全てのキャリアに泥が塗られ、殿堂入りの扉も重く閉ざされているまま。最近、独立リーグのコーチを引き受けているそうだが、なんらかの形でベースボールや社会に貢献する姿勢を見せていけば、自ずと道は開けていくことでしょう。今は耐える時です。一時、プロレスのレフリーなんてやっていたようですが、金のためだけにさんな醜態を見せることだけはやめて下さいね。貴方はメジャー最多安打記録保持者という誇りを決して忘れてはいけないのです。
中継ぎで再スタート
昨日掲示板で報じた通り、ボストン・レッドソックス傘下3Aポータケットのトモカズ・オオカ投手が23日(日本時間24日)、ボストンに再昇格を果たした。
▼不振のブライアン・ローズ投手に代わって登録されたが、当面、中継ぎ、リリーフで起用されるとの事。ボストンの地元紙によると、ウィリウムズ監督が遠征先のミネアポリスでこの方針を示した。
▼オオカはマイナーでの好成績を買われて7月にメジャーに初昇格。日本人通算9人目のメジャーリーガーとなったが、先発した7月19日のフロリダ戦、同23日のデトロイト戦で打ち込まれて連敗し、ポータケットで再調整を続けていた。
まあボストンも今はワイルドカード獲得のために1敗もできない状況であろうから、この処置はやむを得ないところでしょう。中継ぎというポジションで全力を出し切り、チームのプレイオフ進出に役立つよう、尽力してください。がんばれオオカ!
球団創設4000勝
オリックス・ブルーウェーブは24日、富山アルペンスタジアムで行われた対日本ハム戦で5-2で勝利を遂げ、前身の阪急プレーブス創設以来、通算4000勝をマークした。4454勝の讀賣ジャイアンツに次いで2球団目の4000勝達成となる。初勝利は1リーグ時代の1936年4月30日の大東京戦。
8月24日(火)
さてどうする大魔神
FAでの動向が注目される横浜ベイスターズ・佐々木主浩投手が、今オフは宣言せずに来オフに行使を持ち越す可能性が出てきた。右ひじの手術を受けて入院していた佐々木は23日、横浜市内の横浜南共済病院を退院。完全復帰までは3ヵ月かかる見込みで、100%の状態で今オフの交渉に臨むことが難しく、権利行使は微妙となった。
▼退院後に行われた会見で、佐々木は『思ったよりひどかったようです』と語った。9日に右ひじ尺骨神経を圧迫する骨の形成術と遊離軟骨(ネズミ)の除去を行い、右ひじから上腕部にかけての手術痕は約20センチに及んだ。今日からリハビリを本格的に行うが本格的なピッチング練習まで約11週間かかる見通しで、当初は2ヵ月後とみられていた完全復帰は3ヵ月後となった。
▼復帰の遅れは、佐々木のFA問題に影響を及ぼすことになりそうだ。佐々木は『横浜に残ることが第一だが、メジャーから話があれば聞いてみたい』と残留を本線に考えてはいるが、完治する予定の11月下旬には実戦の場はなく、メジャーを含む他球団も5億円という高年俸と未知数の状態となれば、二の足を踏まざるを得ない。来季に完全復活をアピールして万全の状態で来オフのFAを考えることができるとなれば、今オフに宣言せずに残留する可能性は高くなったといえる。
▼40キロ台まで落ちていた右手の握力も62キロまで戻り『小指の感覚も戻りつつある』という。佐々木この日、FAに関しては『今は何も考えていない。早く直すことだけ』と語るにとどまった。今日24日からは横須賀グラウンドでのトレーニングも始めるが、あらためて今オフの動向が注目を集めそうだ。
今回の手術が来年メジャー入りする為のものであれば当然FA行使することでしょうが、年齢、肘の手術、高年俸を考えると、メジャー側も二の足を踏むに違いないはず。佐々木が“金なんか問題じゃない。オレはメジャーで投げたいだけなんだ”という意思を見せれば、クローザー不在で悩むメジャーチームが獲得に乗り出す事も考えられるだろう。だって横浜に残る目的であれば、この時期の手術というのはあまりにも不自然ですからね。佐々木の気持ちとして、第一本命はやはりメジャーリーグ入りというところでしょう。95年にメジャー入りしたノモも94年の途中から肩の異変で戦列を離れ、しっかり故障を完治し、翌年のメジャー入りに備えたのは有名な話ですが、佐々木もノモの通った道をそのまま進み、故障が完治した2000年の春、暖かいフロリダやアリゾナのキャンプ地でビュンビュン投げているのではないでしょうか?
プロの選手とキャッチボール
大阪近鉄バファローズは、9月11日の福岡ダイエー戦(大阪ドーム・午後2時開始)終了後に選手とキャッチボールできる“キャッチボールin 大阪ドーム”を実施すると発表した。
▼参加資格は残念なことに、大阪市内在住か在勤、在学の方のみという事。これに当てはまるキャッチボール好きな人は是非とも下記住所まで、往復はがきを出してみよう!
〒550‐0023 大阪市西区千代崎3‐2‐1 (株)大阪シティドーム事業部『キャッチボール大会』係へ。
抽選で100人を招待。8月31日必着。詳しくは電話06(6586)0106 へ。
チェッ! オレもキャッチボールしてぇ〜な〜。ノリでしょ、カズでしょ、え〜と……、2人だけでいいや!
不振の原因は…
ここ6試合で27打数5安打、6三振、打点0、打率.185と絶不調のオリックス・ブルーウェーブのイチロー外野手。なんと不調の原因は、全身に広がった湿疹とそれに伴う体調不良だったのだ。
▼夏場を迎え、足先にできた湿疹は、疲労が重なるにつれ全身に広がり、17日からの福岡ダイエー戦の頃に、かゆみはピークに達していたのだった。かゆみから睡眠不足に陥り、集中力も欠き、本来の打撃を崩してしまったという。まだ回復には至っていない。
▼本人は湿疹と不振については『関係ない』と口にしているが、昨年も同じ時期に帯状疱疹(たいじょうほうしん)に悩まされ、打率が急降下している。まだ残暑が厳しいだけに、つらい日々は続く。
今春のシアトル・マリナーズ・アリゾナキャンプでも急な下痢に悩まされたイチロー。結構ナーバスなんですね、イチローって。プロならば体調管理を徹底するのも当然な事。毎年悩まされているのなら、なんらかの対策を練らなければね。こんな身体じゃ、メジャー挑戦も風前の灯?
痛い戦線離脱
一時の不振から完全に脱出したアトランタ・ブレーブス、“精密機械”の異名を持つグレグ・マダックス投手が、次戦27日(日本時間28日)のセントルイス戦の先発を回避する可能性が高まった。
▼21日(同22日)のサンディエゴ戦でファウルボールをダイビングキャッチした際、右手首の骨の一部がどうやら欠けたらしいとの事。22日(同23日)マダックスは『痛みがある事は事実。数日間、様子を見てみないと何とも言えない』と語っていた。
変化球投手が手首を痛めたら、そりゃ命を取られたのも一緒。この大事なシーズン終盤、それも今年はメッツの頑張りで例年のように安閑としていられないだけに彼がもしチームから離れる事にでもなれば、コックス監督は相当頭を痛める事になるでしょう。たいしたケガでないことを祈ります。
8月23日(月)
ソーサのスポンサー?
シカゴ・カブスのサミー・ソーサ外野手が21日(日本時間22日)、対コロラド戦においてメジャーリーグ史上最速となる50号を放った。ソーサのホームランは順調に増産中だが、チーム成績は昨年と比較にならない地区最下位と低迷中。そんな状況にチームキャプテンのマーク・グレイス内野手がチームメイトを奮起させるためになんと自腹で報奨金を出すと宣言したのだ!
▼勝ち試合を条件にホームランに100j、打点と得点に50j、ヒットに20jを個人で支払うというもので、この日2ホームランを含む3打数2安打、2得点、4打点のソーサはしめて540j(約6万円)の荒稼ぎとなった。
▼宣言したグレイスは『サミーに給料全部を持っていかれそうだね』と苦笑い。最後には『勝ちゲームだけだから』と念を押すほどだった。
ポケットマネーを出してまでもチームの勝利をもぎ取りたいと考えているグレイスには頭が下がります。普通よく聞くのは首脳陣が出すって言いますけどね。ミスター・カブスです、やっぱり彼は!
744日ぶりの復活
かつて千葉ロッテ・マリーンズの守護神であった成本年秀投手が97年8月8日の対近鉄戦以来となる2年ぶりのマウンドに立ち、744日ぶりとなる白星を挙げ、見事復活を遂げた!
▼成本の目に光るものが見えた。小宮山ら投手仲間の拍手に送られ、お立ち台に上がった。込み上げるものをグッとこらえながら『長かった……。みんなに助けられてここまでこれた』と話した。右ひじ手術を乗り越え、2年ぶりのマウンドで2年ぶりの勝利。かつての抑えの切り札は、剛球主体から変化球主体へと投球スタイルを変え、先発投手でよみがえった。先発はルーキー時代の93年(平成5年)以来6年ぶり。復活勝利は入団7年目で初めての先発白星につながった。
▼チーム6連敗中にあえて先発に起用した山本監督は『プレッシャーがかかる中でよう投げた。かつてのボールの勢いはなくなったが彼には度胸がある。逆境も乗り越えた経験もある。今日は辛抱して丁寧に投げていた』と褒め上げた。
▼故障前のような球威はない。この日は最速139キロ。ストレートを見せ球にカーブ、スライダー、フォークボールで近鉄打線をじらした。6回を投げ4安打2失点。5奪三振はすべて抜いた球だった。91球を投げ終えたところでリリーフ陣にバトンタッチ。この日4番手の藤田から勝利のボールをもらった。
▼97年オフに渡米して腱(けん)の移植手術を受けた。成功してリハビリも順調だったが、昨季中に復帰の予定が大幅に遅れた。『もしまた壊れたら』の恐怖感から、思い切って投げられなかった。思いあまって同じ経験を持つ先輩村田兆治氏に相談した。『逃げてはダメ。キャッチボールの時から指で強く握って投げろ』とアドバイスされた。
▼両親と禎子夫人もスタンドで見守る中での復活マウンドだった。成本は『みんなに感謝したい。チームの勢いがいいときに参加できなかったけれど、これから少しでも恩返ししたい』と言いながら『1勝』と大きく書かれたウイニングボールを握りしめた。
プロ入りしてから今までで一番うれしいウイニングボールを手にする事ができて本当に良かったですね。どのチームの選手でもケガをしていて長い間戦列を離れていた人が復活を遂げるとうれしいものです。剛球投手から軟投派に転向するのはなかなか気持ちの踏ん切りがつかず、難しいものです。それを成本は成し遂げた。立派の一言に尽きます。中日の今中もつい先日、福岡で左肩の手術を受けたと聞きました。彼もこの手術を機にイメージチェンジを図り、もう一度大観衆の前に戻ってきてもらいたいものです。
8月22日(日)
初の日本人女子選手誕生
東大野球部に東京6大学初の日本人女子選手がいた。竹本恵投手(1年=新潟)が、その人。今春リーグ戦で部員登録されていたが、試合に出場できる選手登録ではなかったため神宮でのデビューは今秋リーグ戦以降になる。6大学の女子選手としては明大のジョディ・ハーラー投手がいるが、日本人女子としては初めて。しかも東大生ということで話題を集めそうだ。
▼東京・文京区にある東大球場。フリー打撃中に『いきま〜す』と女性の声が響く。先日『乙女の甲子園』といわれる女子高校野球大会で『女松坂』といわれた神村学園(鹿児島)の小林千紘投手の活躍がクローズアップされたが、東京6大学にも初の日本人女子選手がいた。
▼小さな頃から野球が好きだったが中学、高校1年までソフトボールをやっただけ。それでも進学を考えた時に『どうしても大学で野球がやってみたい』と東京6大学でのプレーを夢見た。国立志望で東大進学を決意し、この春、教育学部に現役合格を果たし、5月中旬に入部した。
▼『自分が女だということを意識していない』という武本さんは男子部員と同じ練習をこなしてきた。同期の天野光春(1年=時習館)は『“女松坂”より先に神宮のマウンドに登ってやる、って言ってましたよ』と、竹本の気の強さを表現した。
一番早いデビューで今秋のリーグ戦以降となる竹本さん。色モノとして扱われるのは真っ平ゴメンと思うから、戦力として登板できるよう日々精進してください。デビューお待ちしております。
8月21日(土)
ブチ切れ
14日の練習に1時間半遅刻し、球団首脳から“先発剥脱”の処分を受けたボストン・レッドソックスのペドロ・マルティネス投手が、19日、『遅刻の失態をマスコミに暴露した』などの理由で首脳陣に逆上。ダン・ダケットGMを怒鳴りつける暴挙にでた。
▼マルティネスはオークランド戦の先発が予定されたこの日、球団規則通り試合開始2時間前の午後4時にフェンウェイパークに到着。しかし、待ち構えていた報道陣の中にダケットGMの姿を見つけるといきなり激怒し、『オレがちゃんと時間通りに来るか見に来たのか? それなら大丈夫だ!』と怒鳴りつけた。その後も『監督はオレに誤る気がないのか』と詰め寄るなど、一瞬にして周りが殺伐とした雰囲気となった。
▼この怒りは試合にも持ち込まれ、マルティネスは初回、先頭のベッカーから2回先頭のステアーズの途中まで12球連続ストライクを投じるヤケ気味のピッチング。それでも立ち上がりでいきなり4連続三振を奪取し、相手主砲のステアーズを『目つきが恐かった、。投げ方からも彼が怒っているのがわかった』と震え上がらせた。
▼この後マルティネスは所々で失点を許し、7回3失点で4敗目を喫したが、この日今季12度目の2ケタ奪三振となる11三振を記録し、88年にロジャー・クレメンス(現NYヤンキース)が作った球団タイ記録に到達。試合後にウィリアムス監督が『遅刻をした選手は皆同じ扱い。マルティネスだけが処分を受けるのではない』との声明を発表したことからてマルティネスの機嫌も回復。両者のもめごとはこれにて一件落着となりそうだ。
実は私、一度ペドロが怒りまくっている姿を見たことがあります。それは2年前のシェイ・スタジアムでの出来事。サインが欲しくて欲しくてたまらないビッグファットママがいきなりペドロに向かって持っていたベースボールカードを投げつけたのである。それまで黙々とサインをこなしていたペドロがバアさんを睨み、『今、何を投げた! 何故カードを投げるんだ!』と一瞬にして周りが殺伐とした雰囲気となった(どこかで見た文章だ…)。バアさんはビビりながら『手がつい、すべっちまったんだよ。許しておくれよ。わざとじゃないよ』と弁解していたが、ペドロの怒りはその後も収まらず、結局バアさんにはサインをせず、ダグアウトに帰っていってしまった。あの時の感想を言えば『目つきが怖かった。サインの仕方を見ても彼が怒っているのがわかった(これもどこかで見た文章だ…)』。
8月20日(金)
元祖満塁男
元祖満塁男、横浜ベイスターズの駒田徳広内野手が19日、6年連続となるグランドスラムを地元横浜スタジアムのファンの目の前で放った。
▼『大雑把な気持ちでいけたのが良かった。これまで、もっとうまく打たないと、というのが強すぎた』と、昨年5月10日の広島戦以来の満塁アーチに駒田は笑った。
▼これでグランドスラムは6年連続、通算13本目。これは並んでいた野村克也、江藤慎一を抜き歴代単独2位。15本でトップの王貞治に、2本差に詰め寄った。『王さんは偉大な選手であり、自分にとっては先生。その次に来たのは誇りに思うけど、抜くとか抜かないとかは言えない』と真剣な顔で話した。しかし、一瞬の沈黙後『もう一本打ったら、ちょっと考えるかもしれないけどね(笑)』と、どこまでも明るい駒田に戻っていた。
6年連続で打っているとはね…恐れ入りました。最近、中日の井上が新・満塁男とか騒がれているけど、まだまだ駒田にしてみれば小僧ですよね。軽い気持ちであと2本、是非とも打って下さいな!
絶対反対、高校生逆指名
日本野球機構は20日、12球団代表による開発協議会を開き、ドラフトの指定枠採用選手への高校生の組み入れ(逆指名)に関しての集中討議を行う。
▼7月23日に開かれたドラフト制度検討委員会では、高校生の逆指名制導入の方向で合意しており、今回は実施時期や交渉開始時期、契約金の上限撤廃、選手の所属団体への補助金など具体的な内容を話し合うことになっている。
もうこれを認めてしまえば、現行の戦力の均等化をうたったドラフト制度はなくなったといっても過言ではないでしょう。交渉開始時期など定めたところで裏でこそこそやるだろうし、契約金の上限撤廃、関係部署の補助金等は貧乏球団はこれからテーブルにもつけなくなる恐れも十分予想されます。こんな事が許されて良いのでしょうか。なんでも金、金、金の世界。なんだか今年の甲子園に出場している選手を見るたびに『この大会はドラフトに向けての品評会』としか思えません。あ〜嫌だ嫌だ。
投手の鉄人
ボルティモア・オリオールズのサウスポー、ジェシー・オロスコ投手(42)が17日(日本時間18日)、ついに金字塔を打ち立てた。地元ボルティモア、カムデンヤード・オリオールパークでのミネソタ戦らリリーフ登板し、通算1072試合登板のメジャーリーグ最多記録を更新した。1978年にこの日の対戦相手だったミネソタに入団し、翌年メジャー昇格を果たし、今シーズンが20年目。これまで5チームを渡り歩き、昨年限りで現役を引退したデニス・エカーズリーの保持していた1071試合を更新した。
▼年間50試合登板を20年続けても、届かない数字。メジャー129年の歴史で前人未到の1072試合目は、地元カムデンヤーズでボルティモアが4‐3とリードした7回2アウト、走者なしの場面で巡ってきた。
▼マウンドに上がるオロスコに降り注ぐ、40.485人のファンからのスタンディング・オベイション。ヘンドリックス・ブルペンコーチからは『さあ、楽しんでこいや』と送り出された。帽子を振って祝福に応えると、16歳も年下の3番タッド・ウォーカーと対した。2球でセンターフライに仕留めチェンジ。左打者へのワンポイントをきっちりこなした42歳が拍手の中をベンチに戻る時、息子のジェシーJr君が、父と同じ背番号47のジャージー姿で駆け寄ってきた。
『息子からグラウンドでお祝いされるなんて、人生でも最高の瞬間だった。周りの景色が、すべて止まって見えたよ』と、オロスコは、年輪の刻まれた顔をほころばせた。
▼この日対戦したミネソタに1978年ドラフト2巡目で入団。翌79年にNYメッツにトレードされ、メジャーデビューを果たすと、それから20シーズン(80年はマイナー)をコツコツと投げ続けた。1072試合のうち先発は4試合だけで、82年が最後。86年には“ミラクルメッツ”の一員として21セーブを挙げ、ワールドシリーズでも4試合2セーブと世界一に大きく貢献。ここ数年は左打者へのワンポイントが多く、今シーズンはこの日が47試合目だった。
▼『この20年、彼がブルペンで準備をした数を考えるだけで、気が遠くなる。それだけ、誇るべき数字だ』と、ボルティモアのミラー監督。来シーズンも登板すれば、70年代から2000年代までを投げたことになる。『誰かに“ジェシー、スパイクを脱ぐ時だぜ”と言われるまで、オレは投げ続ける』。42歳のサウスポーは、まだ終着点に達していない。
ボルティモア2人目の“鉄人”の出現ということですね。無事是名馬を地で行っている男、ジェシー・オロスコ。一時は名クローザーと名を馳せていた時もあっただけに、現状のワンポイントリリーフの扱いによく頑張っているなと感じます。誰にも破られない記録を目指し、肩がぶっ壊れるまで投げつづけてもらいたいものです。
日本開催確実に

来シーズンのメジャーリーグ、NYメッツ−CHIカブスの開幕カードが3月29,30日に東京ドームで開催されることが17日、確実となった。複数の関係者が認めたもので、今月中にも発表される見通し。
▼予定では、両チームは東京で3月27,28日に讀賣ジャイアンツなどと計4試合のプレシーズンゲームも行う。両チームがアメリカに戻って次の試合に臨むのは4月4日から。両チームの選手らも了承し、日本初のメジャー公式戦開催はいよいよ現実のものとなる。
▼このニュースに喜んだのはメッツのヨシイ投手で、『日本のファンや選手が目の前でメジャーの公式戦を見れるなんて、素晴らしい機会。長時間の移動は嫌だけど、その一員として出場できれば名誉なこと』と話した。ただ、ピアッツァ捕手は『プレシーズンゲームが少なくなることでピッチャーの調整が遅れるのが心配』と不安顔だった。
やっぱり東京ドームでの開催なんですね…、ガックリ。日本開催は大変うれしい反面、そこまで無理してまでも日本で行う必要があるのかなと思います。両チームが、もし日本遠征を行ったおかげで開幕ダッシュが果たせなかったなんて考えると、二度と開催されなくなる可能性も出てくるのでは。向こうの選手会は強いからね…。
まさに激闘でした
いやあ昨日の中日-讀賣の首位攻防戦は凄かった!久しぶりにゾクゾクとする試合でしたね。何と言っても讀賣・上原の見事なピッチング。惚れ直しました。今や安定感で言えば日本一ではないでしょうか。村田捕手のリードが良かったのか、ピンチになればなるほど強気に直球でグイグイ攻める投球術にはただただ恐れ入りましたの言葉しかでないものでした。なんとか9月の中旬までにセントラルリーグの順位を確定させ(讀賣ファン、ごめんなさい!)、上原をアジア予選のマウンドに立たせたいものです。讀賣も優勝が絶望となれば上原をアジア予選に出してもなんら支障はないと思うし…。
それに引き換え、讀賣抑えの切り札、槙原君の情けなさったら、なんと表現すればよいのでしょうか。審判のジャッジにいちいちクレームをつけ、イライラが募り、挙句の果てには押し出しフォアボール、そしてさよならヒットを浴びるとはね。上原との違い、ピンチになった時にいかに“攻める”事ができるかできないか、そのあたりがまったく対称的でしたね。今年36歳にもなる(実は私とタメ年、それも同郷!)大ベテランが厳しいストライク・ボールの判定に『ひどい。何球やりやがったんだ。大事な試合なのに。あのバカ!』 と試合後に大暴れ。バカはいけません。私もバカという言葉を家で使いますと、子供に怒られます(笑)。それほど大事な試合という事は理解できますが、どちらがルーキーかベテランかわからない内容でした。
中日にとってはこの1勝は10勝にも匹敵するような価値があるのではないでしょうか。今日明日と連勝し、横浜が1敗すれば、マジック『30』が点灯との事。ひつこいようですが、8月中に讀賣に引導を渡し、松井、高橋、石井ら日本を代表するスラッガー達とともに上原をぜひとも急遽日本代表に合流させ、韓国、台湾の強豪チームを完膚なきまでに叩き潰してほしいと思っております。私の意見に賛成の人はその場で手を上げてください。あれっ一杯いますね!
スパイじゃないよ、偵察だって!
元西武ライオンズのピッチャーで、現在台湾プロ野球のTML(台湾メジャーリーグ)の高級技術顧問を務める郭泰源氏が17日、西武ドームで西武・松坂を視察。9月に行われるシドニーオリンピック・アジア予選の決勝リーグでの台湾戦に先発が濃厚な松坂のマークを早くも開始した。
▼『松坂君を見に来たんだよ。日本戦は、許が投げるだろう。松坂君は台湾でも噂になっている。でもウチが勝つよ』と郭氏は今オフ、西武が獲得する台中金剛・許銘傑(シュウ・ミンチェ)投手の日本戦先発を公表。松坂との対決に自信をのぞかせた。
▼郭氏は、松坂が先発する20日のオリックス戦を観戦して、22日に帰国する。松坂も『投げるのを見てくれるのなら期待外れにならないようにしなくちゃいけませんね。許投手と投げ合う事になったら、対抗心が出てくるので、ボクも燃えますよ』と、来年からチームメイトになる許との対決を切望していた。
小耳にはさんだ情報によると、台湾チームは打倒・松坂に向けて、元中日の郭源治投手(現・和信ホエールズ)が投げるスライダー、シンカーをかなりの数、打ち込んでいるとの事。日本チームもボヤボヤしていると来年の本選に出られないかもよ!
驚くほどの回復ぶり
椎間板ヘルニアの手術をしたタンパベイ・デビルレイズの主砲、ホセ・カンセコが、今週中にも戦列復帰したい意向を示した。
▼7月11日に手術したカンセコはこの日、術後初の紅白戦に出場。『1ヵ月半も実戦から離れているから、走ったときにガクガクするけど、打撃面はバッチリ。場外にも何発か打てたし、20日のカンザスシティー戦で復帰したい』と体調の良さをアピールした。
▼カンセコは31ホームランで、アメリカンリーグ・ホームランキング争いでトップのケン・グリフィーの36本を追っている。
1ヵ月以上休んでいてもトップと5本差とはね。休む前に大ブレイクしていた事が分かります。再度大爆発を起こし、マグワイア、ソーサだけのホームラン争いに一石を投じてやってください。今のうちに彼のルーキーカード手に入れておこう…。
好投にてご勘弁を
夫人に暴力を働いたとして12日(日本時間13日)に逮捕されたコロラド・ロッキーズのペドロ・アスタシオ投手が15日(同16日)、地元クアーズフィールドで行われたモントリオール戦に先発した。8回を投げ、11奪三振の力投で13勝目を挙げた。アスタシオは現在、保釈中の身で、郡検事局が容疑の調査を進めている。
▼試合前の選手紹介でアスタシオの名前がアナウンスされると、地元ファンの一部から一斉にブーイングが起こった。それでもアスタシオは10安打を打たれながらも8回を3失点。『オレの仕事はマウンドで集中してチームの勝利に貢献すること。それだけを考えてプレーした』と試合後、アスタシオは神妙な顔つきで話した。
奥さんはきっと『あなたは家族を大切にし、家族の幸せの為にマウンドに上がるのよ』と思っているでしょうね。よくメジャーリーガーが奥さんに暴力を働くっていう話、よく聞きますね。まあ、どの世界でもこのような問題はあるでしょうが、やっぱり暴力はいけません。アスタシオ君、反省の意味を込め、これから家族のためにも好投するよう頑張っておくれ!
水没
各地で猛威をふるう集中豪雨が、プロ野球界にも直撃!
▼埼玉・戸田市の荒川河川敷にあるヤクルト・スワローズ戸田グラウンド(ファーム使用グラウンド)が大雨による増水でなんと水没、使用不可能になるという緊急事態に陥った。『これじゃしばらくは使えない。水が引いても、土を入れ替えたりするのに時間がかかる』と球団関係者もお手上げ。一時はグラウンドが水に没し、スコアボードの上部がわずかに見えるだけになった。
▼周囲には魚臭い独特の異臭も発生。復旧のメドは立っていない。このため、ファームの選手は荒川土手でのランニングと室内での練習を余儀なくされている。18,19日には日本ハムとの試合も予定されていたが、急遽日本ハムのファーム本拠地である千葉・鎌ヶ谷を借りて行うことになった。『下(ファーム)へ調整に行かせている1軍選手も満足に練習できないだろう』と移動先の福山で惨状を耳にした若松監督も渋い表情だった。
スコアボードの上部しか見えなかったとは…、凄い雨の降りようだったんですね。ファームの試合を観戦予定の人は鎌ヶ谷に変更ですので、気をつけてくださいね。
女松坂
全国高校女子硬式野球選手権大会が16日、福生市営野球場で準決勝が行われ、「女松坂」の異名を取る神村学園(鹿児島)の小林千紘投手(17)が、駒沢学園女(東京)を西武・松坂そっくりの投球フィニッシュを見せ、2安打1失点8奪三振に抑え、チームを2年連続の決勝進出に導いた。
▼3番を打つバットも絶好調で4打数3安打3打点の活躍。90メートルの左翼フェンスを直撃する本塁打性の打球も飛ばし観客を驚かせた。浜名(静岡)は、蒲田女(東京)をサヨナラの押し出し死球で下し決勝進出。
▼決勝戦は今日17日、午後2時から同球場で行われる。
漫画界で一斉を風靡した水原勇気みたいに彼女がもしプロ入りするとなれば日本はきっと大騒ぎになることでしょうね。その日が来るのを楽しみに待ちたいですね。
8月16日(月)
名遊撃手 死去
ブルックリン・ドジャーズのキャプテンを務め、野球殿堂入りし『ピー・ウィー』の愛称で親しまれたハロルド・リース氏が14日(日本時間15日)、アメリカ・ケンタッキー州ルイビルで死去した。81歳。死因は不明。
▼リース氏は1947年、人種差別の壁を破り、メジャーリーグ史上初の黒人選手となった故ジャッキー・ロビンソンの入団に多大な貢献をし、1955年にブルックリンとして唯一ワールド・チャンピョンに輝いた時のショートストップだった。
▼1940年から現在のロスエンジェルスに生まれ変わった1958年を最後に引退するまで、オールスターゲームに8度出場、ワールドシリーズを7度経験した。
ただただご冥福をお祈りいたします。
捕手初の20/20
テキサス・レンジャーズのイワン・ロドリゲス捕手は14日(日本時間15日)、シカゴ・コミスキーパークで行われた対CHIホワイトソックス戦で今シーズン20個目のスティールを決め、メジャーリーグで初めて、キャッチャーとして同一シーズンに20ホームラン、20盗塁を記録した。
▼ロドリゲスは今シーズン既に24ホームランを放ち、3シーズン連続して20本以上をマークしている。また盗塁は昨年の9個が自己ベストの成績だった。
今年はえらくガンバッテ走っていらっしゃいますね。異名通り、“カエル”跳びで塁間を走り抜けているのでしょうかね(笑)。
8月15日(日)
横浜ローズ、引退白紙へ
家族と過ごす時間を大切にしたいと今季限りでの現役引退を表明していた横浜ベイスターズ、ロバート・ローズ内野手が、今シーズン終了後に球団側と来季に向けて交渉を行うことが14日までに決まった。球団側が慰留の意向を伝えていたが、ローズ側がシーズン終了を待って交渉の席に着くことをOKした。
▼6月8日にローズは会見を開き、引退を表明した。球団側は『残ってほしい気持ちは強い』(野口取締役チーム担当)と話しながらも本人の強い意志を尊重する姿勢を取ってきた。しかしその後、史上初の3度目のサイクル安打を達成、リーグ・タイ記録となる1試合10打点をマークするなど大活躍。引退決意への大きな理由であった家族も現役続行の支持に傾き始め、ローズの胸中も揺れていた。
▼選手の間からは、強く慰留の意思表示をしない球団側に不満の声も上がっていたが、球団側は、この日までにローズと話し合いの場を持った。直接、正式に慰留の球団方針を伝え、オフに条件面を含め話し合いを進めることに合意したという。
▼笹川チーム運営部長はこの日『引退を表明した時も、シーズン後に話し合いはするつもりだった』と話しながらも『今後のことは何とも言えない』と慎重な姿勢。それでもローズ側が話し合いに臨む姿勢を見せたことで、球団関係者は『出発点に戻った』と現役引退問題の白紙化を感じ取っている。
▼大堀球団社長も『報告は受けていないが、例年通りシーズン後に交渉を行うだろう。金銭的な問題はない。誠意を持って慰留に努めるだけ』とあらためて球団の姿勢を示した。ローズ自身もチームには愛着を持っており、家族の同意さえあれば現役続行に支障はなく、残留の可能性が強まった。
今や球界の財産となりつつあるローズを今年限りで引退させるのは横浜ファンならずとも避けてもらいたいもの。なんとか佐々木、石井を放出してもローズだけは日本球界いや横浜に残って、来年再来年以降もハッスルプレーを見せてもらいたいですね。絶対に引き止めてくださいよ!!
五輪予選もエースナンバー
西武ライオンズの松坂大輔投手が、来月のシドニーオリンピック・アジア予選でも背番号『18』を背負うことになった。
▼『万全な状態で投げたい。来年の本選に出場できるように頑張る』という松坂は9月13日、韓国入り。強豪台湾との対戦が予想される同15日の決勝リーグ初戦での先発が有力だが、背番号18で文字通り“日の丸エース”を担うことになる。
ファンから見れば豪打・韓国打線相手に投げてもらいたいけどね。まっ予選突破を考えれば、台湾戦必勝体制を敷くのは当たり前か…。でも見たい!!
8月14日(土)
ハマの核弾頭に触手
サンディエゴ・パドレスが、横浜ベイスターズ・石井琢朗内野手の獲得に興味を示している事が13日、同球団のギャリー・ニクルス国際スカウティング顧問が明らかにした。
▼13日行われた横浜-読賣戦を観戦したニクルス顧問は『球団上層部から言われて、イチロー、佐々木、石井琢の3選手を見に来た』と来日の理由を説明。オリックス・イチロー、横浜・佐々木の両選手に加え、今月の9日にFA権を取得したばかりの石井琢も獲得リストに上がっている事を明らかにした。
▼石井琢は『今年の春までは100%(横浜を)出るつもりだった。今は五分五分。分からない』と去就を明言していない。
▼一方、2度目の右肘の手術を行った佐々木について同顧問は『肘にメスを入れても活躍している投手は何人も知っている』と話しながらも、サンディエゴの別の幹部は『彼のクローザーという役割、年齢、2度目の手術などの条件を考えれば獲得に手を上げるメジャーチームがあるとは思えない』とFA獲得に否定的な見解を示した。
獲得の意志を示しているということは、石井琢のバットコントロールはメジャーでも十分通用するという事なんでしょうね。イチローとともに1,2番候補にということでしょうか。それにしても佐々木、買いたたかれていますな…。
8月13日(金)
ガーナー監督解雇
ミルウォーキー・ブリュワーズは11日(日本時間12日)、成績不振を理由にフィル・ガーナー監督を解雇した。12日(同13日)に正式発表される予定で、サル・バンドGMも辞意を表明する見通し。日本のロッテ(現千葉ロッテ)でプレーしたジム・ラフィーバー打撃コーチの代理監督就任が有力と見られている。
▼ガーナー監督は1992年にミルウォーキーで監督デビュー。いきなり球団記録のシーズン92勝(72敗)を挙げてチームをアメリカン・リーグ東地区2位に導いたが、93年から6年連続で負け越し。今シーズンも11日のコロラド戦で敗れて52勝60敗。首位ヒューストンに15ゲーム差をつけられ、ナショナル・リーグ中地区5位に低迷している。
▼セリグ・コミッショナーの娘でミルウォーキーの経営権を握るウェンディー・セリグ・プリーブ会長は『我々の野球は醜すぎる』とコメント。チームの現状に対する不満を隠そうとしなかった。
田舎球団で緊縮財政ムードが毎年吹き荒れているチーム事情、大した補強もできない現状では、なかなか今のメジャーリーグでは毎年コンスタントに勝つ事は難しいでしょう。しかしオーナーサイドはシンシナティ、ピッツバーグ、サンフランシスコのように金をかけなくても善戦する事は可能とGMら現場サイドに要求する事も目に見えているしね。やはりどの世界でも結果を残せなければ、クビを切られるのは現場責任者という事なんだね。ガーナーさん、今までご苦労さんでした。またどこかでお会いしましょう。
トレード志願
ロスエンジェルス・ドジャーズのラウル・モンデシ外野手が11日(日本時間12日)、ジョンソン監督とマローンGMを公然と批判し、『もうこのチームにいたくない』とトレード志願した。
▼モンデシは10日の練習に遅刻。10日と11日はスタメン落ちして、代打で出場しただけだった。
『監督とGMはチーム不振の責任をオレに擦り付けている。今年はずっとそうだ。もう耐えられない!』
とモンデシは怒りを爆発させていた。
今やチームの看板がこんな事でチームを放れるなんて言ってはダメです。ファン不在の暴言。ロスっ子に育てられた恩義を感じ、現チームで頑張って下さいな。頭を冷やす事が今のモンデシにとっては一番重要なのでは。
8月12日(木)
帰ってきたナックルボーラー
史上23人目の通算3000本安打を達成したタンパベイ・デビルレイズのウエイド・ボッグス内野手が10日(日本時間11日)、今度は地元トロピカーナ・フィールドで行われたボルティモア戦でピッチャーとして試合に出場した。メジャーでのボッグスの登板は2年ぶり2度目で、1回1/3を3安打1失点だった。
▼41歳の挑戦は、とどまるところを知らない(?)。8回表、タンパベイの3番手デュバルがつかまり、4点を取られ、なお2アウト・フルベース。得点も1-16と大きくリードされると、ロスチャイルド監督はたまらずボッグスの名前を球審に告げた。
『投げられるピッチャーがいなかったし、選択の余地がなかった。ボッグスは以前にピッチャーを経験しているから、彼ならナックルでなんとかしてくれると思ったんだ』
通算3000本安打を達成した7日から、わずか3日。同監督は、大敗のゲーム展開でのファンサービスでなく、あくまでチーム事情だと説明した。
▼だが、17,848人のファンは、この試合の最大のハイライトに大喜び。3000本安打達成後は8日に1打席立ち(二塁打を放つ)、その後2試合はスタメンから外れ、休養していたスター選手を、スタンディング・オベイションでマウンドに迎えた。
▼ボッグスにしてみればたまらない。『まさかフルベースで登板するとは思わなかった。あんな場面で投げたくないし、必死だったよ』と、冷や汗たっぷり。それでも7番のジョンソンをライトフライで満塁のピンチを切り抜けると、9回は先頭デシールズを見逃しの三振。マイナー、ショートゴロの2アウト後、長短打3本を連ねられ1点を許したが、最後は2アウト1,2塁から主砲“悪たれ”ベルをセンターフライに打ち取った。
▼打者7人に対し、3安打、1三振、1失点。アナハイム戦で1回を無失点に抑えた97年8月19日(当時NYヤンキース在籍)以来のマウンドに、『今週は本当に大変だよ』と苦笑いを浮かべたボッグスは、8回2アウト2塁で打席が巡ってきた“本職”の方はショートゴロ。11日からは、再びスタメンに復帰する予定という。
生涯投手成績・防御率0.00を目指していたボッグスだけに今回の失点は人生最大の汚点ですね(笑)。日本でも誰か投げませんかね、一人ぐらい。ボッグスのナックルに対抗して、球速80`ぐらいのヘロヘロボールを扱うカズ山本!! なんて実現でもしたら最高ですがね。
最強チーム中間発表
メジャーリーグがファン投票で選ぶ20世紀最強チーム『オール・センチュリー・チーム』は10日、中間発表が行われた。
▼投手はテキサスなどで大活躍し、今年殿堂入りしたばかりの速球王・ノーラン・ライアンがサンディ・コーファックス、サイ・ヤングらを抑えトップに立った。外野手トップは史上1位の通算755ホームラン、ハンク・アアロンで、2位は同714本のベイブ・ルース。2塁手の1位は黒人初のメジャーリーガーのジャッキー・ロビンソン。
▼現役選手では連続試合出場記録のキャル・リプケンが遊撃手の1位で、昨年70ホームランのマーク・マグワイアも一塁手の2位につけている。
▼同チームは候補選手100人の中から選び、今年のワールドシリーズの際に発表される。
投票はメジャーリーグの公式ホームページなどで受け付けている。
本HPでもこの投票、受け付けています。ちなみに右上のマークをクリックしても投票できます。ドシドシご応募下さい。
8月11日(水)
満塁弾1日5発
129年の歴史を持つメジャーリーグに、またも新たな記録が生まれた。14試合が行われたメジャーリーグは9日(日本時間10日)、グランドスラムが計5本も各ボールパークで乱れ飛び、これまでの『1日4本』を更新する新記録を樹立。セントルイスの『満塁男』タティスを始め、ウイリアムズ(NYY)の爆笑弾など、北米は真夏に打ち上げられたバラエティー溢れるグランドスラムに酔いしれた。
▼メジャー史上初となる快記録への幕開けは、セントルイスの『満塁男』フェルナンド・タティス内野手だった。フィラデルフィア戦で、4回ノーアウトからブリュワー投手の初球を左中間スタンドに叩き込む勝ち越しグランドスラム。『積極的に初球ストレートを狙った』と声を弾ませた。
▼タティスに続いたのは、モントリオールのホセ・ビドロ内野手。モントリオールで行われた対サンディエゴ戦で、6回1アウトから自己初、チームにとっても昨年8月27日以来の満塁弾だった。さらにマイアミでは地元フロリダのマイク・ロウエル内野手が自己初のグランドスラムを。
▼4本目を打ったNYヤンキースのバーニー・ウイリアムズ外野手は、この日のグランドスラムの中では極めつけ。敵地オークランドで4点を先制した2回2アウト、カウント2-2から見逃したボールでフォアボールと勘違いし1塁に歩きかけ、その直後にライトスタンドへ打ち込んだ。先発のイラブらが大爆笑していた味方ベンチを唖然とさせる一発に、『(カウントを間違えたのは)野球人生の中で、最も困惑した瞬間だった。あの一発で皆の心から自分の失態を消す事ができ、うれしいよ』と、照れ笑いを浮かべながらのホームーインだった。
▼最後の5本目はシアトルのジェイ・ビューナー外野手。地元セイフィコ・フィールドで行われた対むCHIホワイトソックス戦の6回1アウト、センターへの逆転グランドスラム。今シーズン96本目となるグランドスラムが、メジャーリーグに新たな歴史の1ページを加えた。
記録づいている今年のメジャーリーグ。今後優勝争いが展開される中で、考えられない記録の更新が続出する事を期待してます。何が起こるか分からないメジャーリーグ。だからおもしろい! やめられない!
8月10日(火)
でたらメイ
阪神タイガース・ダレル・メイ投手が9日、自ら退団の意思をつづった告白文を報道陣に手渡した。『アメリカに帰りたい気持ちは変わらない。1軍で投げられないなら解雇してほしい』と退団を強く要求した。
▼6日、高田球団社長に『2軍のままならクビにしてくれ』と退団を直訴。その場では慰留され、2軍に帯同していたが覚悟は固い。この日午前10時からの2軍練習に参加して軽く汗を流した後、自らがワープロで印字しコピーしたA4サイズ1枚の「告白文」を報道陣に対して配った。
▼告白文には退団申し入れからの経過説明から『彼(野村監督)は私をプロとして扱わない』などと監督批判を展開。来季は阪神と契約しない決意をつづっている。マスコミへの告白文配布という前代未聞の行動をメイは『ボクがマネジャー(監督)のことが嫌いで、タイガースの野球スタイルが嫌いなことをファンに知ってほしかった』と説明した。
▼野村監督はこの日のメイの行動を徹底批判。『組織の中では考えられないことだ。誰だって不満はあるだろうがそれを抑制してるし、それが節度、秩序というもの』と話した。今後のメイの処遇には『球団が決めること。球団サイドの問題』と言うだけだったが『1軍? 気持ちの問題だし、そんな気持ちでこっち(1軍)に来られてもみんなが迷惑する』と1軍昇格を否定した。
その後判明した事ですが、何やら阪神とメイとの契約の中に500j異常の罰金は取れないらしいとの事。これを聞いたノムさんはきっと頭に血が上りすぎて倒れそうになったのでは。内紛だらけ。こんなチーム、辞めたくなりますよねノムさん?
8月9日(月)
記録ラッシュ
記録ラッシュに沸く、メジャーリーグ界。この日も2つの記録が誕生した。
▼グウィンに遅れる事1日、タンパベイのウエイド・ボッグス内野手は7日(日本時間8日)、地元トロピカーナ・フィールドでのクリーブランド戦で3安打の固め打ちをし、メジャーリーグ史上23人目の通算3000本安打を達成した。
『オレはとうとう、山の頂上に旗を立てたんだ。ほとんどの人間が挑んでは及ばずあきらめた、頂上にな・ホームインするまで、本当に長く感じたよ』
感極まったボッグスは、ホームイン直前でひざまずき、ホームプレートにキスをしたほどだった。
▼1976年のプロ入りから23年間も試合前の食事(あだ名はチキンマン。何を食べていたかはこれでお分かり?)を変えず、1日に80〜100個ものゲンかつぎを実行してきたボッグスらしい“神懸かり”パフォーマンス。その後はチームメイト、父ウィンさん、妻デビーさん、そして先に殿堂入りを果たした通算3154安打のジョージ・ブレット氏から名前を授かった12歳の長男ブレット君らと、抱き合った。
▼また、オークランドコロシアムで行われたオークランド−CHIホワイトソックス戦において、シカゴのフランク・トーマス内野手は6回1アウトにエイピア投手からレフトスタンドに14号ソロを放ち、史上84人目の通算300号を達成した。
▼ボンズ、マグリフ、マグワイア、リプケンに次ぐ現役5人目の『300ホームラン、1000打点(トーマスは通算1031打点)、1000四球(同1050)』となった。
▼300号に王手をかけた直後からスランプ気味だっただけに、『これをきっかけに以前のスイングに戻したい』とトーマス。マニュエル監督は『あと1本が出なくて、かなり落ち込んでいたようだ。今日の一発は彼にとってもチームにとっても大きい』と話した。
23年間毎日チキンを食べ、100のゲンかつぎ。ボッグスはここまでくると一種の奇人変人さんですね。チームメイトもよく辛抱してくれました(笑)。今年で41歳ですが、何だか調子づいて、4000本安打を狙うらしいです、ボッグスさんは。まあ1日も長くプレーしてください。鶏にとっては現役生活が続く限り、御難続きとなりそうですがね…。
トーマスの記録達成は遅すぎるぐらいの感がありますね。ここ数年プライベート問題で調子をかなり落としていましたからね。ビッグハートと呼ばれたスラッガーぶりがもう一度蘇る事を期待しています。
忘れ形見も天国へ
メジヤーリーグの往年の大スター、ジョー・ディマジオ氏の唯一のご子息、ジョー・ディマジオ・ジュニア氏が6日(日本時間7日)深夜、呼吸がなく、心臓停止した状態で、カリフォルニア州アンティオークの病院に搬送され、死去された。57歳だった。死因は特定されていないが、知人によると以前から喘息をわずらっていたという。
▼ディマジオ・ジュニア氏はディマジオ氏と最初の妻である女優ドロシー・アーノルドさんしの間に生まれた、ディマジオの血がつながる唯一の子供であった。父の名声が重荷となったのか、過去20年間は麻薬やアルコール中毒に苦しみ、路上生活を余儀なくされた事もあったという。父ディマジオとは疎遠になっていたが、3月の葬儀ではディマジオ・ジュニア氏が棺を担いでいた。
やはり名選手の子供というだけで周りから異常なるプレッシャーがかけられていたんでしょうね。つらかったと思います。もう何も考える事はありません。素直な気持ちになって天国にいるパパとキャッチボールをして下さいな。リラックスした気持ちでベースボールを久しぶりに“楽しんで”下さい。ご冥福をお祈りします。合掌。
8月8日(日)
燦然と輝く3000本
サンディエゴの“安打製造機”トニー・グウィン外野手は6日(日本時間7日)、モントリオール・オリンピックスタジアムで行われた対モントリオール戦の初回にセンター前ヒットを放ち、メジャーリーグ史上22人目の通算3000本安打を史上3番目のスピード記録で達成した。
▼打球がセンター前に落ちると、花火が敵地オリンピックスタジアムの上空を彩った。グウィンは一塁上でヘルメットを取ると何度も突き上げ、ベンチから駆け寄るチームメイトの祝福を受ける。
▼その時だった。スタンドにいたはずの母・ベンデラさんが目の前に突然現れ、偉業を達成した息子の晴れ姿を見つめていた。
『This is for you(貴方にこのヒットを贈ります)』
スタンディング・オベイションが降り注ぐグラウンドで母と抱き合ったグウィンは、耳元でそっと呟いた。何という偶然なのだろう。ベンデラさんの58歳の誕生日だった93年8月6日に2000本安打をプレゼントしたグウィンが、それからちょうど6年後のこの日に、今度は3000本安打。
『ママは、この瞬間を見る為に遠征にもずっとついてきてくれた。3000本安打は、僕みたいなミート中心の打者には究極の目標だったんだ』
64歳の母へのプレゼントに、グウィンは言葉を詰まらせた。記録達成は、首位打者8度のグウィンらしい絶妙のバットコントロールから生まれた。
『ヒットと分かったらホッとして、実感はその後からわいてきたよ』
とグウィン。『あれでリラックスした』と、さらにシングルヒット3本を加え、5打数4安打。通算3003本で一気にロベルト・クレメンテを抜き、史上21位に躍り出た。
▼前日のセントルイス戦は、マーク・マグワイアの通算500ホームランをライトの守備位置から拍手で祝福。自らは1安打に終わり同日、同球場での記録達成を逃したが、そのおかげで母の誕生日に再度の快挙。『昨日はマークの日、今日はボクの日さ』と、グウィンは誇らしげに丸い身体を揺らした。
メジャー初ヒットを放った時、ベンチに戻ってきたグウィンにベンチ入りしていたある選手かこう言った『おいルーキー、あと2,999本だな』って。この話はグウィン自身が語ったもので、実際に3000本放った事で『あの選手はメジャー界のノストラダムスだ』と笑っていました。母の誕生日に記念の一本とは。なかなかグウィンも役者です。
8月7日(土)
ドジャータウン、沖縄に
ロスエンジェルス・ドジャーズがアジアに建設を予定している選手の育成機関『ドジャータウン・アジア』の建設地に6日、沖縄県が決まった。同球団の本拠、ロスエンジェルス市を訪問している石川秀雄副知事らに同行している関係者から伝えられたもの。
▼連絡によると、一行はドジャースのオフィスでトム・ラソーダ副社長らと会談、『沖縄に決めた。宜しくお願いします』との言葉を受けた。
▼『ドジャータウン・アジア』はドジャーズがアジア各国の有望選手を集めて訓練し、メジャーリーグへ送り込む拠点になるという。アメリカ・フロリダ州ベロビーチやドミニカ共和国に施設を持つが、アジアでは初。中国のアモイ、韓国の済州島、台湾などとの誘致合戦の末、日本は野球が盛んである事、施設を造るだけの土地や資金がある等の理由で沖縄に決定した。
▼建設地は、沖縄本島北部・金武町の、返還が予定されているアメリカ軍施設・ギンバル訓練場の跡地が第一候補に挙がっている。
これは素晴らしいニュースですね。ただ問題になるのは日米のスカウト問題。日本人で直接、日本プロ野球へは入団せず、メジャーに行きたいと考える選手が多く出た場合、ドラフトはどうするのか、アメリカの青田買いを許すのかどうか等、クリアしなくてはならない問題を多く抱えているのではないだろうか。まあ選手側から見れば、“行きたいところに行かせてくれ、選択する権利はオレ達にある”と言えば終わりですけどね。
史上最速500号
セントルイス・ガーディナルスのマーク・マグワイア内野手は5日(日本時間6日)、地元ブッシュ・スタジアムでのサンディエゴ戦でメジャーリーグ史上16人目の通算500号ホームランを達成した。
▼1639試合、5487打席目での到達はベイブ・ルースを抜く史上最速で、この日はさらに今シーズン44号となる501号も放った。
▼過去、メジャーリーグで通算500ホームランを達成した15選手のうち、14選手は既に野球殿堂入りを果たしている。エディー・マレー(元ボルティモア)だけが入っていないが、1997年ノシーズンを最後に引退していて資格を得ていないだけで、殿堂入りは時間の問題。昨年、70本を打ってメジャーリーグのシーズン最多ホームラン記録を塗り替えたマグワイアは、500本をクリアしたことで、殿堂入りはさらに確実となった。
■ホワイトハウスが薬物不使用を指示
ホワイトハウスが、マグワイアの決断を支持した。前日、筋力増強剤アンドロステジオンの使用を止めた事を告白したマグワイア。アメリカ連邦薬物政策局長のバリー・マカフェレイ氏は『マグワイアがこの種の薬物を止めたと発表してくれた事は、若者へのメッセージとなる』と話した。
▼アンドロステジオンは、国際オリンピック委員会や、NFL、プロテニス協会などが禁じている。しかし、マグワイアの服用によって、同筋肉増強剤を生産している会社の売上が飛躍的に伸びており、若者への使用増が懸念されていた。
期待に応えて必ずホームランを打つ男・マーク・マグワイア。アンドロステジオンみたいな筋肉は増強できても、将来ガンが発生するような薬品の使用を止めた勇気は大いに買います。あと4年でアアロンの記録もこのまま行けば抜けるかもしれませんね。期待しています!
メジャー日本開催話
APつうしんが伝えたところによると、5日(日本時間6日)、メジャーリーグが計画している2000年の公式開幕戦の日本開催について、CHIカブス−メッツ戦のカードが有力になったとなった。
▼アメリカ側は、今年6月に首脳が来日し、史上初めてとなる日本での公式戦開催に熱意を見せ、CHIカブス、セントルイス、ロスエンジェルス、NYメッツの4チームを来日候補として示した。しかし、ソーサと今シーズンも激しいホームラン争いを見せているマグワイアの所属するセントルイスは、日本への遠征を拒否。メジャーリーグは日本でも人気バツグンのソーサが所属するCHIカブスと、日本での馴染みが深いバレンタイン監督、ピアッツァ捕手、ヨシイ投手が所属するNYメッツの両チームを、最終的な来日チームとして絞り込んだようだ。
▼今後、両チーム選手会の同意や、興行を請け負う日本側との契約手続きを経て、両チームのらいに津が内定する。実現すれば、来年3月29,30日に公式戦、同27,28日に読賣など日本のチームとのプレシーズンマッチを行う事になる。
どうせやるのなら甲子園か山形のドリームスタジアムでやってもらいたいね。メジャーリーガーがプレーして気持ちのいい環境でやってもらうのがベスト! どうせ閉め切った、よどんだ空気の中でプレーするのでしょうが…。
8月6日(金)
今日にも同時達成
セントルイスのマーク・マグワイア内野手は4日(日本時間5日)、ブッシュスタジアムで行われたサンディエゴ戦で通算499号となる2試合ぶりの42号アーチを放ち、史上16人目の通算500号到達に王手をかけた。
またサンディエゴのトニー・グウィン外野手も今季5号グランドスラムを含む3安打を放ち、史上22人目の通算3000本安打まで『あと2』に迫った。
同カードは5日(同6日)も行われる予定で、2人の大台到達に全米の注目が集まっている。
▼この日、先に観客を総立ちにさせたのはグウィンだった。まず4回に左中間にヒットほ放つと、5回には痛烈な当たりでライトへグランドスラム弾。7回の第4打席にもレフト前ヒットを放ち、通算安打数を一気に2998に。ヒットを放つ度に超満員4万3546人のファンはスタンディング・オベイションでグウィンを称えた。5回のグランドスラムで一時的サンディエゴに6-3のリードを許したが、そんな事まるでお構いなしだ。
『説明できない気分。何が起こっているのかわからなかった。敵地にいるのに、この歓迎、素晴らしいよ!』
グウィンは敵味方関係ない声援に大感激。グウィンとの対決がなかったセントルイス5番手のクルショアは『ミスター3000本には打席に立ってもらいたくなかった。彼が出てくるとスタジアム中が彼に大声援。そんな中で投げるのはゴメンだ』と首をすくめていた。
▼一方のマグワイアは7回1アウトから3番手ウォールをとらえ、左中間に飛距離436フィート(約133b)のソロアーチ。最近20試合で15発目のアーチは、この日デイゲームで42号を放ったソーサに再び並ぶ一発。この日は2打点もマークし、通算打点99打点でナショナル・リーグ打点王もキープした。
王手をかけた500号は『いつもと変わらない』と素っ気なかったマグワイアだったが、ファンの熱気には『明日はボールパークに来るのは苦にならない。盛り上がる事請け合いだゼ』と興奮を隠さなかった。
▼グウィンは『(明日は)バントでもなんでもいい。2発打って、(観客に)お辞儀をして、もっと前に進むんだ』とヤル気満々。
▼セントルイスのラルーサ監督は『明日はもっとすごくなるぞ』と2人同時記録達成を予言していた。
敵味方なく偉大なる記録達成には惜しみない拍手を贈るアメリカのベースボールファン。この姿勢、見習わなくてはいけませんね。さあ今日同時に達成なるか! 夜のニュースは必見ですね。
8月5日(木)
壮行試合
野球のシドニーオリンピック地区予選の日本代表チームがプロの2軍チームと行う壮行試合の日程が4日、決まった。日本代表入りする松坂大輔投手、古田敦也捕手らプロ8人は壮行試合には参加しない。
▼壮行試合は8月30日の日本ハム・西武の連合チーム戦(鎌ヶ谷、12時)、31日のヤクルト・讀賣連合チーム戦(神宮、18時) 、9月4日の阪神戦(鳴尾浜、12時30分)、5日のオリックス戦(神戸第2、12時30分)の4試合。
▼8月30日夕刻に東京都内のホテルにおいてプロの代表選手とアマの代表選手がはじめて顔合わせを行う予定。
どうせならプロ1軍オールスターチームを1試合ぐらい編成し、対戦してもらいたかったですね。しかしこの案もシーズン中につき、1軍ピッチャーを使うことに対してクレームが出そうですね。どちらにしても無理な話か…。
共存共栄
福岡市にある2つのプロスポーツ球団、野球の福岡ダイエー・ホークスとサッカーのアビスパ福岡は4日、両チームのマスコットの交換出演などの相互交流を発表した。
▼博多の森球技場で行われるアビスパの試合=8月7日(神戸戦)21日(磐田戦)=に『ハリーホークス』と『ハニーホークス』が、福岡ドームでの17日のオリックス戦、9月7日の西武戦には『アビー君』がそれぞれ応援に駆けつける。また試合中に電光掲示板でお互いの試合日程、試合経過などを伝える。
▼アビスパの真鍋社長は『市民に愛される市民球団として共存共栄を図っていこうと、福岡ダイエー側に申し入れた。両者で福岡市へ協力依頼もしたい』と話せば、福岡ダイエーの佐々木球団代表も『具体的に検討し、できる限りのことをしたい』と前向きな姿勢を見せた。
共存共栄、すばらしい考えですね。プロ野球があってのプロサッカーという考え、好感持てますね。できればシーズンの日程をなんとかしてもらえないでしょうかね。野球が終わる頃にサッカーシーズンが始まる感じで設定すれば、きっとサッカーをあまり知らない野球ファンも地元のサッカーチームを一度ぐらい見てみたいと思うのではないでしょうか。そうなればJリーグの観客動員数も増加するはずです。現状、キャパの問題、選手の年俸の問題等でフルシーズン行わないと運営できないかもしれませんが、なんとかこの件だけはクリアしてもらいたいものです。そうなりゃ私もいつのまにやらグランパスファンに?
8月4日(水)
イラブ、月間MVP受賞
NYヤンキースのヒデキ・イラブ投手が2日(日本時間3日)、アメリカン・リーグの7月度月間MVPに選出された。イラブにとっては昨年5月以来2度目の受賞となる。
▼イラブは7月中、6試合に先発して負けなしの4勝。投球回数44回1/3、41奪三振はともにリーグトップで、クリーブランドのバートロ・コロン投手を抑えての選出となった。
▼イラブは『昨年の受賞と比べて何とも言えない。まだシーズンが終わっていないから』と素っ気なかった。
この頃なんだか安定感が増したイラブ君。何か良いことがあったのでしょうか。この安定感を持続すれば、ヤンキースのエースの座も数年後に彼の手中に収まるのではと、期待してしまいます。クレメンスがいるうちに、彼からう〜んと“エースとはなんぞや”ってな帝王学を学んでほしいものです。
妊婦大喜び企画
ボストン傘下3Aポータケットがびっくり仰天企画!
▼7月29日の試合で、妊娠中の女性20人を招待。一番早く出産した夫婦に赤ちゃんのオムツ1年分を無料提供する企画で、1日に元気な男の子を無事出産したリサ・アームストロング夫人がオムツ1年分を獲得した。
オムツ欲しさにふんばった奥さんもいたことでしょうね。いねぇか、そんな人。いつも思うのですが、この場合の1年分って1日分あたりに直すと何枚頂けるものなのでしょうかね?
8月3日(火)
退団決意
読賣ジャイアンツのバルビーノ・ガルベス投手(35)が今季限りの退団を決意している事が2日、明らかになった。
▼深まる審判への不信感が原因と見られ、『来年も日本で野球をやるのは幸せじゃない。これ以上やりたくない』と日本野球との決別を宣言した。
▼球団とは1年契約のため、今季中は投げきる覚悟だが、審判との遺恨は深い。長嶋監督はシーズン終盤の先発ローテーションの柱と期待するが、読賣にとって精神的にキレたガルベスは、大きな火種になりそうだ。
アメリカに戻れば、ただ平凡なピッチャーとしか評価のないガルベス。そうなれば収入も激減する事は目に見えているだけに、それでもおな日本を離れるという覚悟を決めたという事は相当不信感で精神的にマイっているのか。それとも一種のポーズか? 嫌ならどうぞお辞め下さいぐらい読賣も言ってくれなきゃね。
韓国新
イ・ヨンスプがとうとう韓国記録を更新する43号を放った!!
大邸球場で2日行われた韓国プロ野球、ロッテ−三星戦の5回裏、三星のライオンキング、イ・ヨンスプ一塁手が、ライトスタンドへソロホームランを放ち、今季43本目となる韓国プロ野球のシーズン記録を更新した。
▼現在のペースで打ち続ければ、シーズン終了までに57本となり、日本プロ野球記録(55本)を上回る。これまでの記録は昨年、ウッズ(斗山)が作った42本。
▼韓国プロ野球で使う12球場の広さは両翼96b、中堅116bと狭いが、イ・ヨンスプは苦手投手が少ないうえ、43本のうちライト14本、右中間7本、センター14本、左中間4本、レフト4本と広角打法を身につけているのが強みという。
球場の話を持ち出せば、王さんの記録も色褪せてしまうよ。ここは素直におめでとうと言いたいですね。次は55本のアジア記録(?)更新を目指し、打ち続けてもらいたいものです。アジア地区予選大会での君の勇姿を楽しみにしているよ!!
五輪出場権獲得した国は?
オリンピックの野球競技出場を決める地区予選でアメリカ大陸、ヨーロッパ各2代表がそれぞれ決定した。
▼カナダ・ウィニペグで行われているパンアメリカン大会は1日、野球のシドニーオリンピック・アメリカ大陸予選を兼ねた準決勝を行い、バルセロナ、アトランタの両オリンピック優勝のキューバとアメリカが決勝に進出し、出場枠『2』と決まっているアメリカ大陸からのオリンピック出場権を獲得した。
▼カナダに2点を先制されたキューバは3回にリナレスが3ランを放ち、予選リーグで敗れている雪辱を果たした。またマイナーリーガーを出場させたアメリカは、メキシコの元メジャーリーガー、アルバレスに苦しんだが延長10回、2-1で突き放した。
▼またシドニーオリンピック予選を兼ねた野球のヨーロッパ選手権は7月31日、イタリアのボローニャで決勝を行い、オランダが3-0でイタリアを下した。ヨーロッパのオリンヒック出場枠は『2』で、両国が出場権を獲得した。
アメリカ大陸は妥当なところに収まった感がありますね。不慣れな木製バットでキューバはよく頑張りましたね。きっとリナレスがホームランを打つ時の打撃音は素晴らしいのでしょうね。是非聞いてみたいですね。
ミネソタ移転
ミネアポリス市を本拠としているミネソタ・ツインズは2日(日本時間3日)、隣のセントポール市への移転計画を発表した。メジャーリーグ当局も『原則として、新ボールパークが完成すれば移転は承認する』意向だ。
▼ミネソタ関係者は『メトロドームではこれ以上、球団の運営はできない』と、他の都市への移転を画策していた。今回決まった計画によると、セントポール市とミネソタの共同出資で850万j(約10億2000万円)を拠出し、残りは消費税をアップしてまかなう予定。この賛否を問う住民投票は今年の11月2日に予定されている。OKになれば、2003年の完成をめざして、4万人収容の屋外野球専用球場を建設する。予定地はミシシッピ川沿いにある。
▼ミネソタは『今度こそ野球専用スタジアムを建てる』意気込みで運動している。
こうなると現状セントポールを本拠としている独立リーグ、セントポール・セインツはどうなっちまうのでしょうかね。以前セントポールファンのインタビューで『屋根の下でプレーするメジャーなんて見ていられるか!』なんて話していた事を覚えていますが、そういったファンも屋外球場を地元セントポール市に建てる事になった場合、セインツを見捨ててしまうのでしょうか? もしそうなら寂しい話です。私は“がんばれセインツ”派です!!
8月2日(月)
赤ペン先生?
阪神タイガースの野村監督が、ナインへの“夏の宿題”に目を通した。オールスター明け、全ナインら提出させた『野球に対する思い』のレポートについて野村監督はこの日、『見た目だけでは分からない性格がよく出ている』と収穫にニンマリだった。
▼『意外とキッチリ書いてきたのが坪井や。大学生が教授にレポートを出す感じでね』と、しっかり自分の意見を表現していた坪井を改めて見直した様子。『もちろん返事は出したよ。監督の一方通行だけじゃイカン』。この日、まず投手陣の分を誤字脱字から添削、野村監督の意見をつけて返却したという。さらに『このチームには地道な努力が必要です』と、今後も機会があれば継続する方針を明かした。
私だったら、野球>飯、野球≒ブルース・R&B・ソウルミュージック、野球<女と答えるでしょう。簡潔でしょ。最後の“女”は嫁さんには内緒です。バレてるから大丈夫か…。
8月1日(日)
駆け込みトレード
メジャーリーグはトレード最終期限となった7月31日(日本時間8月1日)、例年通りのフラッグシップトレードが各球団間で行われた。噂のヒデオ・ノモ、シゲ・ハセガワ、マサト・ヨシイ各日本人投手のトレードは最終的に人的問題等でまとまらなかったようだ。またチャック・フィンリー、ビニー・キャスティーヤ、アンディ・ペティットらトレード確実と言われていた大物プレイヤーもチーム残留となった。結局、駆け込みトレードは8件とやや盛り上がりを欠けた1日となった。
■CHIカブス−アトランタ
カブスからは内野のユーティリティープレイヤー、ホセ・ヘルナンデスとこれまた先発、中継ぎと言ってみれば投手のユーティリティーレフティー、テリー・マルホランド投手が、アトランタからは左腕のミカ・ボウイ、右腕のルーベン・クエベドの期待の2投手を獲得、もう一人後日発表される見通しだ。
▼このトレードは内野ならどこでも守れ、ワイスを上回る打撃力を買われたヘルナンデスと、先発、中継ぎと首脳陣にとっては使い勝手の良いマルホランドをアトランタ側は求めた。カブスにとってはなんといっても投手力強化が最重要課題とあって、投手力万全のアトランタでは登板機会が少ないが他球団へ移れば戦力間違いなしのボウイらを交換要員に指名した。特にボウイはカブス投手陣の救世主になれる存在と期待されている。
■デトロイト−ボストン
デトロイトからは右腕のブライス・フロリー投手を、ボストンからはマイナーリーグの左腕、マイク・マロースを獲得した。
▼先発投手不足のボストンは昨年16試合、今年3試合に先発の経験を持つフロリーに白羽の矢を立てた。ボストンに移籍して真のローテーションピッチャーに成長するか楽しみなピッチャーである。
▼交換要員のマロースはボストンが1998年のドラフト3巡目で指名した期待のサウスポー。今シーズンはサラソタで19試合に登板、10勝を挙げる活躍を見せていた。デトロイトにとっては将来性を取ったトレード。
■セントルイス−NYメッツ
セントルイスはここ数年、カブスを出てから落ち着く暇のないベテラン内野手、ショーン・ダンストン内野手を放出、メッツからはマイナーリーガーのクレイグ・パキート内野手を交換要員に充てた。
▼いくつものポジションをこなすことのできるダンストン獲得はメッツにとって故障者が出た場合の保険として獲得したに過ぎない。交換要員のパキートは現在パン・アメリカン選手権のUSA代表に選出されているが、メッツにとっては価値のない選手。このトレードは両チームで浮き上がっているプレイヤー同士をうまく交換要員に充て合う事ができたといった表現がピッタリだ。ダンストンはまだメジャーでプレーする場面に出くわす可能性は高いが、パキートがブッシュ・スタジアムでプレーする姿はたぶん見る事はまずないのでは?
■ボルティモア−シンシナティ
ここまできたら地区優勝狙うぜ!とヤル気になってきたシンシナティがローテーションピッチャーの強化を図る為にホワン・グースマン投手の獲得に走った。まさにフラッグシップトレードという言葉がピッタリ当てはまるトレードである。グースマン自身、過去にポストシーズンにおいて9試合に登板、うち8試合が先発という実績を持っているだけにシンシナティ首脳陣は彼の豊富なキャリアにきっと期待しているであろう。
▼交換相手のライアン投手は昨年ドラフトでシンシナティ入りし、今年メジャーに手が届く位置まで上り詰めた期待の投手。ボルティモア移籍後にはレンガビルをバックにビシビシと切れの良いボールを投げてくれるはずだ。もう一人の交換要員のセキーア投手は弱冠17歳のベネズエラン・ピッチャー。今シーズンはロックフォードでプレーし、活躍を見せていた。
■カンザスシティー−オークランド
今回のトレードで最も注目を浴びるのはこの一件。カンザスシティーからは放出される噂の高かったチームのエースピッチャー、ケビン・エイピア投手がやはり移籍する運びとなった。
▼移籍先はオークランド。それも3投手を相手にという、オークランドも『よくもまあ、こんなに出しちゃって』と心配しちゃうトレード劇となった。交換要員は一昨年マーク・マグワイアの交換要員として脚光を浴びた長身右腕、ブレイク・ステイン投手、他2人はジェフ・ダミコとブラッド・リグビー。
ケニー・ロジャースの穴埋めとしてエイピアの獲得は申し分のないものであろう。
■オークランド−NYメッツ
メッツは本気で打倒アトランタを狙っているようだ。
▼その表れとして今まで頑なに放出を拒んでいたイズリングハウゼン投手を交換要員に充てたからだ。アトランタを倒すには絶対投手力アップが必要とフィリップGMは考えたのか、セットアッパーのグレグ・マクマイケル投手とセットで、なんとオークランドのクローザー、ビリー・テイラー投手を獲得。ここまでしちゃうのと“?”マークが付くぐらいの投手補強。
▼メッツはこれで盤石のリリーフ陣が形成されたと言えよう。ナショナル・リーグ優勝の座もかすかに見えてきたようだ。
■コロラド−NYメッツ
今回のトレード中、最も多い人数(と言ってもしれていますけどね)の5人が関わったトレード劇。今年の主役、メッツはこれでもかというトレードをここでも敢行した!
▼コロラドからはベテラン、ダリル・ハミルトン外野手と左のセットアッパー、チャック・マッケロイ投手の2人が、メッツからはバレンタイン監督と何かと確執があり、来シーズンFAの権利を持つ、ブライン・マクレー外野手の放出が決定、トム・ジョンソン外野手、リコ・ベルトラン投手2名のマイナーリーガーをプラスした、計3名がコロラドに移籍する運びとなった。
メッツというチーム、ここ数年でメンバーがガラっと変わってしまいましたね。
■NYヤンキース−サンディエゴ
ポストシーズンを意識して(?)のトレードかな?
現役ミスター・オクトーバーと言われているジム・レイリッツ捕手が古巣ヤンキースに戻ってきた。シーズン中はそこそこの活躍を見せても、ポストシーズンになると無類の勝負強さを発揮するレイリッツ。ヤンキースファンの中にはメジャー版、男・川藤の復帰に祝杯をあげた輩も多かったのでは。
▼交換相手のパデュア投手は今年22歳のドミニカンで、ヤンキースの隠れた秘密兵器と言われていたピッチャー。今シーズンはグリーンズボロで9勝4敗、防御率2.84の活躍を見せていた。
サンディエゴにとっては、将来性を取ったトレードで、なかなか目の付け所が鋭いところを見せつけたものだ。