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1997年分 1998年分 1月分 2月分 3月分 4月分 5月分 6月分 7月分 8月分9月30日(木)
今日にも11年ぶりの胴上げ
王手!! 中日ドラゴンズが11年ぶりの優勝に王手をかけた。とどまることを知らない勢いの星野竜は、29日神宮球場で行われたヤクルトを撃破して7連勝。同日、前夜大黒柱上原の悪夢の敗戦ですっかり意気消沈してしまった讀賣ジャイアンツが連敗し、優勝へのマジックナンバーをとうとう『1』にした。いよいよ今日にも星野監督が宙に舞う。今や敵は雨だけといってもいい!
▼11年ぶりの優勝へ王手をかけたのは、やはりレオ・ゴメスのバットだった。沈滞ムードをひと振りで払拭する。6回だった。2アウト・フルベースから右中間を深々と破る走者一掃の逆転ツーベース。テーピングで固めた右足首の痛さも忘れて、こぶしを突き上げた。『1回にいい場面で三振をしていたからね。だから何とかチームにいい形で貢献したかったんだ』。火がついた中日打線はゴメスの一打を含め2アウト・ランナーなしから打者7人で一挙5得点。怒濤(どとう)の攻撃は7連勝の勢いそのものだった。
▼1打席目の三振で激高した気持ちも、2打席目に右足首に受けた死球の痛みもゴメスのバットには関係なかった。6回の逆転打に続いて7回には36号3ラン。6打点で1976年(昭和51年)にトーマス・マーチンが作った中日外国人最多打点記録(104打点)を一気に108打点まで更新した。
▼来日3年目。ゴメスは格別な思いで、その瞬間を迎えようとしている。メジャー時代も経験がない優勝。『チャンピオンシップの経験はないからね』。昨年横浜に競り負けた時、ローズとの比較から『4番の差で負けた』と言われた。どうすれば優勝に貢献できるか。答えは1つだった。ロッテ在籍時にリー兄弟を担当した国光通訳の言葉がゴメスのすべてだった。『彼はホームランを狙うとか全くない。練習態度もまじめでフォア・ザ・チームの精神そのもの。リー兄弟に匹敵する選手です』。57三振は4番打者としてリーグ最少。『コースに逆らわない打撃を心がけたよ』と右中間を破った逆転打こそゴメスの真骨頂だった。『王手? そうだが明日も変わらずいくよ。われわれの野球をするだけ。ハード・プレイ・ハードさ』。激しい気迫で、星野監督の胴上げも、頼もしい助っ人が決める。
もう誰にも止められない。敵は雨だけ。それ正解。昨日までは正午から深夜までの降水確率は60%と高かったのが、今朝の東京の天気は秋特有の羊雲が出ている晴れ模様。という事は天気の神様まで味方にしてしまったドラゴンズ。あとは星野監督が宙に舞うのを待つだけだ。11年前は昭和天皇が亡くなった事からビールかけが自粛(おかしな話だよね)。今年は思う存分、ビールかけを楽しんでくださいよ。なんでも星野監督が以前同社の名古屋限定ビール『でらうま』のコマーシャルに出演していたため、1001本のビールを用意したとか。深夜の優勝祝賀特別番組を楽しみに待っています。今日の先発予定はマサ山本。得意の岩瀬〜落合〜サムソン〜ソンの必勝リレーで優勝だ!!
原因はビールかけ
ビールかけの悲劇? それともVの美酒を全身で楽しみすぎた? 福岡ダイエーの小久保内野手が『両目急性結膜炎』のため、大阪近鉄26回戦(福岡ドーム)のベンチから外れた。サングラスをかけて球場入りした小久保だが、両目がはれているため、福岡市内の病院で検査を受けた結果、急性結膜炎であることが判明。練習にも参加せず、大事を取ってそのまま帰宅した。
▼球場入りの際に小久保は『ビールかけの時に何か入ったんだと思うんですけど。自分ではアレルギー性だと思ってます』と、25日の祝勝会で浴びたビールシャワーが、原因だとにらんでいた。今日30日は本拠地最終戦となるが『当日の状態を見て決めることになっています』(球団広報)。ウイルス性の場合、感染の恐れがあるため隔離の必要性もあるが、日本シリーズまでは3週間以上あるだけに完治できる見込み。
日本シリーズまでまだ3週間以上あるのが不幸中の幸いでしたね。出場するからには万全なコンディションで臨んでもらいたいものです。余程ビールかけを楽しんだみたいですね。でもその気持ちはわかるゼ、小久保さんよ!
9月29日(水)
さよならタイガースタジアム
メジャーリーグ最古の歴史を持つデトロイトにあるタイガースタジアムが、27日(日本時間28日)のデトロイト-カンザスシティー戦を最後に88年の歴史に幕を下ろした。
▼同ボールパークは、ボストン・レッドソックスの本拠地フェンウェイ・パーク(ボストン)とともに、1912年4月20日に開場。6873試合となったこの日は、デトロイトが3ホームランなどで8-2と快勝し、有終を飾った。チームは来年から、約1.6`離れたコメリカ・パークに本拠を移す。
▼この日の先発選手は、往年の名選手のジャージを着用してのプレー。28年までの現役24年間でメジャー史上最高の生涯打率.367を残したタイ・カブのジャージは、センター・フィールダーのゲイブ・キャプラーが着た。今年からデトロイトの一員としてプレーしているマサオ・キーダは『伝統を持つボールパークの最後の年に投げられて、幸せ』と感慨を深くし、最後のホームランを8回に放ったロバート・フィックは『この感激は一生忘れない』と喜びを顕にした。またホームプレイトは試合終了後すぐに掘り出され、新ボールパークに移された。この日、スタンドには別れを惜しむファンが多数駆け付け、超満員の4万3356人の入場者発表となった。

またこの日、タイ・カブの入れ歯がニューヨークのササビーズのオークションにかけられ、7,475j(約78万円)で落札された。

ダグアウト内の高さがわずか120aしかない為、タイガース首脳陣及びナイン達は興奮する度に頭にはタンコブができあがったという逸話も残されているタイガースタジアム。なんとか世界遺産として残せないものですかね、このボールパーク。ここ数年、流行りの古き良き時代の香りを取り込んだ新ボールパークがアメリカ各地で出来上がっていますが、何かどれもこれも似たような作りでパッとしないなと思っているのですが、皆さんどう思いでしょうか? あまりに古過ぎて観客の足がボールパークに遠ざかっている為に新ボールパークが必要という意見も判りますけどね。寂しい気持ちで一杯です。日本も川崎球場が取り壊されるとかいう情報も耳にしています。文化遺産なんだけどな、野球場って…。そんな意識、お役人さん達にはこれっぽっちも持ち合わせていないでしょうね、きっと。
9月28日(火)
台湾球界29日再開
台湾プロ野球の台湾大連盟(TML)は27日、台湾中部大地震で延期になっていた試合を、29日から再開すると発表。また中華職業棒球連盟(CPBL)は来月2日に台北、3日に台南で台湾代表とのチャリティーゲーム2試合の開催と、地震による来月3日までの日程の全てを取り消すと発表した。
▼また日本コミッショナー事務局は27日、台湾中部大地震の被災者救済のため中華職業棒球連盟(CPBL)が開催するオークションに提供する日本選手の野球用具が約200点集まった事を発表した。
先日ナゴヤドームで行われた中日-阪神戦に急遽駆け付けた元中日の抑えのエース、郭投手と阪神の大豊選手が被災者救済の呼びかけを行い、また試合後は募金活動をドーム前で行っていました。母国を強く思う気持ちがヒシヒシと伝わったシーンでした。大豊選手はなんとか9月の月間MVPを獲得してその賞品の全てを現金に換金して台湾に送ると聞いています。少しでもほんの少しでも台湾の被災者の人々の為になんとかしたいという大豊選手の気持ち、是非とも報われてもらいたいものです。
ソーサに続いたゾ
セントルイス・カーディナルズのマーク・マグワイア内野手が26日(日本時間27日)、2年連続の60ホームランを放った。敵地シンシナティ、シナジー・フィールドで行われたシンシナティ戦の8回にソロホームランをレフトスタンドに運んだ。2年連続で年間60ホームランを記録したのはシカゴ・カブスのサミー・ソーサ外野手に続き、メジャー史上2人目となる。
▼ソーサと同様、60号は難産の末に生まれた。1-4とリードされた8回2アウト、2番手サリバンをとらえた打球は、高い弾道を描いてレフトスタンドに吸い込まれた。『60号を昨年に続いて記録できるなんて、思ってもいなかった。2人が2年連続で60本以上を打つなんて、物凄く驚くべきことだよ。オレも含め、誰も信じなかった』とコメント。メジャー129年の歴史でソーサと自分の2人しかいない大記録に、ビッグマックは感慨を深くした。
▼20日のシカゴ・カブス戦以来となった5試合ぶりのアーチには、1990年代の通算400号というオマケも加わった。これまでディケイド(区切りの10年)で400ホームランを記録したのは、20年代467本のベイブ・ルース、30年代のジミー・フォックスの2人しかいない。『自分にとっても、凄く意味があることだね。引退した時に、それらの記録を思い起こして過ごす事ができるよ』。歴代の大打者と肩を並べる史上3人目の偉業に、この日ばかりはマグワイアも饒舌だった。
時間の問題だった60号ホームラン。立派の一言です。おめでとうマック。しかしアメリカという国は色々と記録を調べていますね。次から次へと出てくる。次は何のホームラン記録をマックは更新するのでしょうか楽しみです。
9月27日(月)
野球マンガでも描けない一発を見た
26日、ナゴヤドームで行われた中日-阪神戦。ドラゴンズにとってはこの日が本拠地ラストゲームとなったのだが、まるで優勝決定のような感動のフィナーレとなった。2点差を追った9回1アウト1,2塁。中日・山崎武司一塁手がなんと逆転サヨナラ3ラン。9回表にドラゴンズ自慢の強力リリーフ陣が打たれ、敗色濃厚となっていただけにこの一発は中日11年ぶりの優勝に向けてますます拍車がかかったようだ。
▼まるで優勝騒ぎだ。いや、もう優勝だ、と決めつけていい劇的ゲームだった。星野監督がわれを忘れてベンチを飛び出した。そして、主役を見つけ出し、頭から抱えてモミクチャにした。監督の目は充血していた。2-4で迎えた9回裏1アウト1,2塁、山崎が土壇場で逆転サヨナラ28号3ランを左翼席に放りこんだ。『監督がマジな顔で迫ってきたから怖かったけど、抱き締められてうれしかった。痛かったけどね』。山崎は自分以上に興奮している星野監督と抱き合った。
▼定例の会見、感激屋の星野監督の目は、まだ真っ赤に潤んでいた。『考えられん。夢を見てるみたいや…。これが野球か』と陶酔した。地元ナゴヤドームでの最終戦。今季10度目のサヨナラ勝ちで締めくくった。しかも、単なるサヨナラ勝ちではない。
▼ドラマは9回表から始まった。2-1で迎えた最終回。それまでの静けさが一転、落胆と歓喜が激しく交錯する。中日は鉄壁の救援陣で、逃げ切り寸前だった。しかし、8回から登板したサムソンから落合、岩瀬、そして宣までつぎ込みながら、最後の最後、宣が代打ジョンソンに逆転3ランを浴びた。『何をやっとるんだ!』。星野監督もベンチで鬼の形相になった。信じられない悪夢だった。
▼だが、それはドラマを際立たせる序章にすぎなかった。その直後の9回裏、ゴメス、立浪のヒットのあと、山崎の3ランが飛び出した。まさに起死回生、どんでん返し。打った瞬間、打席で山崎は大きくバンザイした。それと分かる打球に沸き上がるベンチを見た。そしてダイヤモンドを回る時も何度も天井に向かってコブシを突き上げた。『言葉がないっすね。もう。あそこで決めてやろうと思っていた。プロ生活で1,2番目の当たり。こんな事、もう死ぬまでないんじゃないか』。ファンをベンチを熱狂させ1発に、山崎自身も酔った。
▼『優勝を絶対に持って帰ってきます』。9月に入り7本塁打。勝負どころに入り、徐々に調子を上げてきた山崎が、高らかに宣言した。地元最終戦でのセレモニーで選手会長・立浪も『必ず優勝を決めて、(ナゴヤドームへ)日本シリーズで帰ってきます』と約束した。どれも星野監督の思いの代弁だ。
▼星野監督は何度も何度も『夢、見とるみたいや』と繰り返した。監督室に引き揚げる間際には取り囲んだ報道陣の1人をつかまえて、ほっぺたをつまんだ。『夢じゃないのか? ほっぺ痛いか?』と笑った。ナイトゲームで讀賣が勝った為、マジックはひとつ減って『5』。最短胴上げは30日。星野監督が舞う日はもうそこまでやってきた。もう夢じゃない。
嬉し涙で向かえた星野監督を『監督は泣き虫だから』と笑って語った山崎。鳥肌モノのホームランを見せて頂き、本当にありがとうございました。マンガでもここまでドラマティックには描けないはず。それを現実に起こしてしまったのですから…。ただただ感動です。もうゴールは目前!ナガシマさんのポジティブ思考も今日でジ・エンド?
やったゼ、兄ちゃん!
ボストン・レッドソックスのラモン・マルティネス投手が25日(日本時間26日)の対バルティモア戦に先発し、7回を4安打、1失点と好投。右肩手術から復帰後初となる勝利を挙げた。
▼今季3度目の登板での勝利は、ロスエンジェルス時代の98年6月3日以来、1年ぶり。マルティネスは『この大事な時期に使ってくれた監督に感謝したい。ポストシーズンもこの調子で頑張りたい』とコメントし、喜びの表情を隠し切れなかった。この日の勝利でボストンはアメリカン・リーグのワイルドカード獲得までマジック3となった。
弟のペドロは兄ラモン以上に喜んだのではないでしょうか。本当にラモンって温厚で優しそうなグッドプレイヤーですからね。ロス時代からのファンもこの勝利に喜んでいる人も多いのでは。もちろん私も喜んでいます。ポストシーズン主津中間近のボストン。マルティネス兄弟がビシバシ投げまくって、アメリカン・リーグを是非とも制覇してもらいたいものです。
9月26日(日)
悲願のV 福岡ダイエー優勝!
1999年(平成11年)9月25日午後8時43分、福岡ダイエー・ホークス、王貞治監督が涙をこらえ4度、宙に舞った。西武がデイゲームで敗れ、マジック1で臨んだ本拠地福岡ドームでの日本ハム戦。3-4の7回、主砲・小久保の24号で追いつき、8回井口が勝ち越し14号。無敗男・篠原からペドラザへの必勝リレーでVを決めた。福岡ダイエーとしては11年目で初、前身の南海ホークスからは73年(昭和48年)以来26年ぶりの優勝だった。王監督は史上5人目のセ、パ制覇を達成した事になる。
▼グッと込み上げるものは熱かった。感情を抑制しがちな王監督でも、こらえられない。ベンチからマウンドの輪に急ぎながら、もう泣きそうだった。でも、無理な笑顔をつくってごまかした。両手を水平に広げて4回、宙に舞う。讀賣時代にもなかった、グラウンドでの優勝胴上げだ。『気持ちが高まって、胴上げしている時は広い宇宙で1人だけなんだと最高の気分だった』。監督就任5年目。ついに悲願を成就した。
▼試合前、二女の理恵さんから数珠を贈られた。恭子夫人から託されたものだ。『心臓に近い方が御利益がある』という言葉を素直に聞き、左手首に巻きつけた。前日24日、胴上げされる瞬間を想像して『年を取って涙もろくなっているから』と号泣を予告したものだが、これまで募った悔しさをこの日だけで晴らすわけにいかなかった。『選手がよくやってくれた。その一言です』感極まった声で話した。
▼1993年(平成5年)11月。故根本球団社長(当時球団専務)から福岡ダイエー監督を口説かれて以降、5年の歳月を要した。福岡への単身赴任を『都落ち』と言う人もいる中で引き受けたのは、讀賣巨人軍監督解任の悔しさを晴らしたい一心だった。『讀賣は大学でいえば東大。エリートばかりで、こちらから教えることは何もない。だけど福岡ダイエーは一からたたき込めて自分の野球ができる』。しかし道は険しかった。就任1年目。『世界の王』の称号に苦しんだ。偉大なプレーヤーと、あこがれる選手。過度の尊敬は両者の間に距離をつくった。常に『優勝』を叫んだが、結果は1年目から5位、最下位、4位。やりたかった攻撃野球では勝てない。『僕は冷たいんだ。勝つためには好き嫌いで人を使わない。独裁者でいい』とするチームづくりが、選手との間の溝を広げた。
▼96年には移動バスにファンから生卵を投げつけられた。帽子のツバの下には『忍耐』と記した。初のAクラス、同率3位を確保した昨年暮れには、スパイ行為疑惑が発覚。今年のキャンプ直前、故根本球団社長が、なおも距離を置く選手に説いた。『お前たち、何を構えている。868本塁打したって、見てみろ、特別な人間じゃないんだぞ』と。
▼59歳を迎えた5月20日の日本ハム戦(東京ドーム)、1点差を篠原、ペドラザらの中継ぎ陣で守り抜いた試合が5年目で確立した『ウチの野球』だった。『これから日本シリーズ、来年と前に向かわなければ』。今日こらえた涙は日本一をつかんだとき、と決めている。
素直に感動する胴上げシーンでした。小久保、城島達の涙に、苦しかった脱税やスパイ疑惑等の事件を乗り越え、大目標を達成した男の“姿”というものを見せてもらいました。おめでとうございます。今はその言葉しか思い浮かびません。しばらくこの余韻に浸ってください。待ってますよ、10月、名古屋で!
史上最速地区優勝
優勝マジック『1』としていたナショナル・リーグ西地区のアリゾナ・ダイアモンドバックスが24日(日本時間25日)、創立2年目で地区優勝を決めるメジャーリーグ史上最速の快挙を成し遂げた。敵地サンフランシスコ・3COMパークで行われた対サンフランシスコ戦を11-3と圧勝。豊富な資金力をバックに、昨年の最下位からのし上がった。
▼最後の打者がサードゴロに倒れると、ナインはマウンドのランディ・ジョンソンを中心にもみくちゃとなった。砂漠のアリゾナ州に創立したガラガラヘビ達が、わずか2年目で地区優勝の快挙。優勝投手となったジョンソンは『こんな試合で投げる事ができるなんて、すごい名誉』と、ライオンヘアを揺らした。
▼メジャーリーグに加盟した昨年は、65勝97敗で最下位だった。NBAフェニックス・サンズも所有し、スポーツビジネスなどで『砂漠のボス』と言われる富豪のオーナー、ジェリー・コランジェロ氏は、オフに大補強を敢行。FA選手の獲得だけでもヒューストンからのジョンソン(4年総額5240万j=約55億円)ら、総額1億1890万j(約125億円)を費やした。年俸総額は昨シーズンの3200万jから今シーズンは6590万j(約69億円)と倍増した。
▼これまでは、69年のNYメッツと76年のカンザスシティーの創立8年目が地区優勝最短記録(一昨年ワールドチャンピョンに輝いたフロリダはワイルドカード獲得でのプレイオフ進出)。それを豊富な資金力で大幅に塗り替え、今季通算を両リーグ最多の353奪三振(史上4位)としたジョンソンは『オレたちはまだ最初のステップを踏み出しただけ』と、ワールドシリーズ制覇にまで目を向けた。
一昨年のフロリダ・マーリンズに続く、金で買った“V”ですね。別に少しも悪い事ではありませんが、私見を言わせてもらえば、そりゃそれだけ費やせば優勝できるでしょと言いたいですね。日本でも似たチームが東京あたりで悶々とした日を過ごしていますが、優勝しなければ笑われますよ、本当の話。半官贔屓じゃありませんが、シンシナティあたりがナショナル・リーグを制覇したりなんかすると笑いが止まりませんけどね。このままいけばプレイオフであたる最初のチームはアトランタ。嫌だろうね、アトランタは。
悪質ファン乱入
24日(日本時間25日)、ミルウォーキー・カウンティースタジアムで行われたミルウォーキー対ヒューストン線の試合中にブリーチャー席から乱入した男性が選手を殴り、ケガを負わせる事件が起こった。
▼男が乱入したのは6回裏のミルウォーキーの攻撃が始まる時で、ライトの守りについたヒューストンのビル・スパイヤーズに背後からいきなり襲いかかった。男はすぐにヒューストンの選手達に囲まれ、グラウンド内で殴る、蹴るの袋叩きに。その後、警官に手錠を掛けられ連行された。
▼犯人は23歳で動機などは不明。殴られた左目の周囲を真っ赤に腫らしたスパイヤーズは、首も痛めた為、7回の守備から交代。また、ウォーミングアップ中のマウンドから駆け付けた先発のハンプトンは、男を殴った際に右手を痛め、6回を投げ終わると降板した。この日先発のノモは『最悪。常識では考えられない』と、ブ然としていた。
NHK衛星第一の放送を見ていた時、突然起こりましたこの事件。精神異常者としか考えられませんね。それとも付き合っていた彼女にフラれた腹いせか。グラウンド内に乱入するだけでも神聖な場所を汚す行為として許されないのに、選手を殴るなんて、死刑モノですよ、本当。厳罰が下るよう、お願いします。しかしアメリカのテレビ局は一瞬にして画面を切り替えましたね。見事でした。俗悪な場面、そう子供に悪影響なシーンは絶対見せないアメリカ。少しは日本のテレビ局も見習って欲しいですね。
9月25日(土)
台風余波
日本列島に台風18号が猛威をふるっているが、プロ野球界にも少なからず影響を及ぼしたようだ。
▼今季ワーストタイの9連敗中の阪神タイガースは24日、中日2連戦に備えて新幹線で東京から名古屋に移動したが、通常なら2時間で到着するのに、豊橋で発生した竜巻の影響で4時間かかっての名古屋入りとなった。
▼トラナインが足止めを食らったのは、静岡駅と掛川駅。架線にからみついたビニールや線路上に散乱したトタン板などを除去する作業もあって、停止を余儀なくされた。おかげで、予定より2時間8分遅れの到着。25日に先発が予定される薮は『グッスリ寝た』とケロリとしていたが、ノムさんをはじめ首脳陣、ナインには疲労の色がクッキリだった。
▼阪神に負けず劣らず4連敗中の広島カープも被害にあったチームの1つ。前夜、名古屋での中日戦を終えた広島はこの日は移動日。選手、スタッフらは7時過ぎから10時過ぎまでの数便の新幹線に分かれて広島に戻ろうとしたが、これが裏目となった。新幹線のストップによって、チームが各地でバラバラに寸断されたのだ。
▼早い便に乗った数人はすんなり広島まで帰ったが、遅い便では広島・三原、岡山、新大阪など各駅で足止めを食らい、駅のホームや列車の中で何時間も待たされる羽目になった。これでは選手達もグッタリだ。台風の影響の為に早々と午前10時に試合中止が決定していた事だけが幸いであった。
阪神、広島のナインにとっては連敗でチームは暗いは電車は止まるはで踏んだり蹴ったりの1日を過ごしたようですね。こんな年もあるさとポジティブに考えて下さいね。
本番もお願いします
西武・松坂大輔投手が来年のシドニーオリンピックでも日本代表のユニホームを着る可能性が大きく膨らんできた。全日本アマチュア野球連盟の山本英一郎会長は24日、アジア予選中に西武の堤義明オーナーと電話会談した事を明かした上で『シドニーオリンピックでも松坂君を代表に出してもらえるだろう』と語った。
▼同会長によると、堤オーナーは(松坂が登板した15日の)台湾戦をテレビ観戦しており、電話の会談の中で『感動した。機会があればシドニーでも協力したい』と話したという。
▼山本会長は30日にも堤オーナーと会い、松坂の再度の代表入りの確約を取り付けたい意向を示した。
▼松坂はアジア予選決勝リーグの台湾戦で1失点の完投勝ちを収め、オリンピック出場へ大きく貢献した。同予選最終日の17日に『来年出れればいいですけど』と前向きな発言をしている。
もうこうなったら山本会長、プロ軍団集結を願うのであれば、1球団1球団ずつ行脚して回り、各オーナーに談判するしか方法はなさそうですね。『シドニーではおたくの××選手が必要なんです!』とね。
9月24日(金)
さあ、地元でVだ!
グリーンスタジアム神戸で2試合連続雨のため、自力でのカウントダウンを阻まれていた福岡ダイエー・ホークスが、23日の対オリックス戦で延長11回の攻防の末、競り勝ち4連勝。Vマジックを『2』とした。
▼優勝への予行演習は完璧だった。オリックス五十嵐を空振り三振に仕留めたペドラザのもとへ、キャッチャー城島がミットを突き出して駆け寄った。10回から2試合、5試合ぶりにマウンドに上がった守護神が2回を完全リリーフした。松中が延長11回に放った、21号ソロホームランの1点を守りぬいた。2番手の篠原も、同点の8回から2回を無失点でしのぎ、ペドラザにバトンをつないだ。通算2000奪三振を記録した工藤(1回オリックス藤井から。プロ16人目の達成。初奪三振は82年4月10日の阪急(現オリックス)1回戦のケージから)が、7回で98球を投げ、7安打1失点で降板。『西武が負けているのは途中で知ってたから』。必勝を期す王監督が終盤の継投に迷うはずもない。唯一の選択肢、それは篠原―ペドラザの必勝リレーだった。
▼この勝ち方が今季の王ダイエーを支えてきた。『投手は工藤、篠原、ペドラザとウチのパターンだからね。投手がしのいで打線がなんとか点を取る、ウチらしい試合だった』。以前なら1点差の逃げ切り勝ちはヒヤヒヤものだったが、今年は王監督も胸を張る余裕がある。篠原が57試合、ペドラザが44試合目の登板。過酷な登板数だが、防御率はセットアップで13連勝中の篠原が1.10、ペドラザが2.11を誇る。2人で15勝1敗23セーブという強力タッグが福岡ダイエー初Vへの道を切り開いたと言っても過言ではない。
▼天も福岡ダイエーに味方している。21日から2試合連続で雨天中止。『勢いがあるからやりたかった』とこぼした王監督だが、2人には恵の雨だった。篠原は延長戦の末に13勝目を挙げた19日に4回、53球を投げ、疲労はピークに達していた。登板後はいつものように、左ヒジにサポーターをつけて家路についた。その下には炎症を緩和させる為の湿布が張ってあった。ペドラザも疲労性の腰痛を患っていた。王監督は明言しなかったが、18日の千葉ロッテ戦(福岡ドーム)で1回を3安打1失点と打たれ、翌19日にベンチから外したのは、腰痛で万全の投球ができない為だった。『今日の試合の流れを見れば、昨日、一昨日だったらペドラザも篠原も使えなかったからね。雨がいい方向に働いてくれたよ』と、王監督も天に感謝した。
▼マジック2。明日25日にも福岡ドームで福岡ダイエーとしては悲願の初優勝が決定する。胴上げ投手に関して王監督は『活躍した誰かを指名するなんてことはしない。ウチの勝ちパターンでいくだけ』と、優勝決定の瞬間も、演出なしで必勝パターンに持ち込むつもりだ。『地元だから燃えないわけないよ。そういう意味で心配はない』。王監督は、地元で自らの身体が宙に舞う姿をハッキリ見た。
念願の初Vまであとマジック2とせまった福岡ダイエー。さぞかし福岡の街は盛り上がっていることでしょう。台風も何処かへ行っちゃう勢いなんじゃないでしょうか。あっそうそう、まだ優勝と決まっていませんが、新宿・ダグアウトのマスター・高橋さん、HP上ですが一言言わせてもらいます。長い間よく辛抱しましたね。感動の瞬間は目の前です。優勝が決まった日はさぞかし店中に酒が飛び交う事でしょうね。その現場に行きたいですね、本当に。話は少し先になりますが、おもしろくなりそうですね(西)日本シリーズ。大道-野口の“ON対決”(スージー鈴木氏命名)楽しみです。決して容赦しませんからね。ウフフ。
引退
セントラル・リーグの最年長プレイヤー、ヤクルト・スワローズの辻発彦内野手(40)が今シーズン限りで引退することとなった。
▼若松監督は『(引退について)辻とシーズン終了前にも、話し合わなければいけないと思っていた』と、来月初旬にも正式に引退勧告することを明らかにした。
▼辻は95年オフに西武から戦力外通告され、96年からヤクルトへ移籍。今季は左肩痛などでファームでの調整が続いていた。
寂しい話ですね。また一人いぶし銀プレイヤーがグラウンドから去っていきます。辻と言えば、讀賣とのニホンシリーズでクロマティーの弱肩をあざ笑うかのような見事というしかない走塁でホームをついたプレーが今でも印象に残っています。ユニホームを脱がず、どこのチームでも構いませんのでコーチの立場として、今までのキャリアを是非若手プレイヤーに伝授して下さい。ご苦労様でした。
9月23日(木)
両リーグで300K
ボストン・レッドソックスのペドロ・マルティネス投手は21日(日本時間22日)、地元フェンウェイ・パークで行われたトロント戦で先発、トロント打線を3安打散発に抑え、3-0と今シーズン初完封。5連勝で両リーグトップの22勝目(4敗)を挙げ、今シーズン奪三振数はこの日の12を加え300個となった。モントリオール時代の97年に305三振を奪ったマルティネスは、史上2人目となる両リーグでのシーズン300Kを達成。メジャー7年ぶりとなるMVP、サイ・ヤング賞同時受賞の可能性も出てきた。
▼9回、先頭デルガドからこの日12個目の三振を奪い、ついに今季300Kを奪取。後続も抑え3安打完封勝利をマークすると、マルティネスはフェンウェイ・パークを包む大歓声の中、ナインと握手した。『自分にとっては2度目の300三振だけど、いい気持ちだね』。ドミニカ共和国が生んだソーサと並ぶヒーローは、童顔から白い歯を見せた。
▼アメリカン、ナショナル両リーグでのシーズン300K達成は、今季342Kのアリゾナに所属するランディ・ジョンソン(シアトル時代の93年に308K)に次ぐメジャー史上2人目。ロジャー・クレメンス(現NYヤンキース)が88年に作ったボストンのチーム記録291Kもこの日て更新し、2ケタ奪三振は7試合連続で今季18度目。最多勝、防御率、奪三振のアメリカン・リーグ3冠を突っ走るマルティネスは今季メジャーの顔となった。
▼この日は試合開始直前に、ドミニカの叔母マリアさんが死去した事を知らされた。子供の頃から懐いていたというマルティネスは帽子に『Tia(スペイン語で“おばさん”の意)Maria』と書き、試合に臨んでいた。悲しみのマウンドでマークした22勝目に、ウイリアムズ監督は『アイツの投球は、何度見ても“ワオ、あれを見ろよ”と叫びたくなる』と言い、敗れたトロント・フレゴシ監督も『彼以上の投手を、オレは知らない』と、成すすべがなかった。
▼97年に次ぐ2度目のサイ・ヤング賞は、すでに確定。今季はMVPも、射程距離内に。サイ・ヤング賞とMVPの同時受賞はメジャーリーグで92年デニス・エカーズリー投手(当時オークランド)が最後で、過去にもアメリカンリーグ6人、ナショナルリーグ2人だけ。今年、オールスターゲームMVPも獲得しているマルティネスは、今季の賞という賞を独占するつもりだ。
サイ・ヤング賞、MVP、オールスターMVPを合わせて、6冠王ですか…。まさに世紀末の今年1999年はマルティネスで始まり、マルティネスで終わるという感じですね。今後どんな記録を更新していくか楽しみになってきました。あの小さい身体でよくやるよ!
無料開放するでよ
中日ドラゴンズとナゴヤドームは22日、『優勝はみんなで in Nagoya Dome』と銘打って、優勝する可能性のあるビジターゲームをナゴヤドームで放映する事を決定した。
▼優勝への秒読み段階に入った中日だが、ファンにとって、物足らないのが、地元Vがなくなったこと。“星野監督の舞い”はスケジュール上、アウェー球場になる。そこで、『優勝をみんなで―』の企画が生まれた。中日がマジック2になった翌日から10月6日までナゴヤドームの一部スタンドを各試合の1時間前から入場無料で開放する。ライブビジョンに映し出される映像を見ながら、応援。現場にいけないファンもド迫力の画面を見ながら、“生”の感動を味わえるというわけだ。ドーム内の売店ももちろん営業する。
▼なお、マジック2の場合でも、マジック対象チームの試合がない時は開催しない。
昨年横浜が甲子園で優勝した日も同じようにハマスタを開放していましたね。ファンにとってはありがたい事です。一部出版会社で『逆転優勝!メイクミラクル読売巨人軍優勝記念号』の企画が進行しているという内部情報を得ましたが、無駄な労力を使うのは身体によくありません。そう思いません、良識ある野球バカの皆さん?
9月22日(水)
DH廃止?
21日付のUSAToday紙によると、バド・セリグ・コミッショナーが、現在アメリカンリーグで採用されている指名打者制度の廃止を検討しているとのこと。
▼この制度は1973年に採用され、今年で27シーズン目を迎えている。撤廃については選手会の合意が得られるかが焦点となり、今後の動きに注目が集まる。セリグ・コミッショナーは、インターリーグの導入等、メジャーリーグの改革を数々とこなしているが、今回の発案はメジャーリーグ全体を揺るがす事になりそうだ。
以前からこのDH廃止案は噂として数回流れていました。廃止の理由として真っ先に挙がるのが、人件費低減でしょうね。守れない、走れない、ただ打つことだけは大丈夫というベテランプレイヤーの早期引退勧告とも取れそうなこのDH廃止案。選手会は黙っちゃいないでしょうね。
ワンゲームプレイオフ
ナショナルリーグの東地区と中地区、そしてワイルドカード争いで連日、大接戦が続いているメジャーリーグだが、もしも全日程が終了しても1位かワイルドカードが並んでいる場合、1試合だけ決定戦゛が行われる。その『ワンゲーム・プレイオフ』の開催球場を決める『コイントス』がナショナルリーグのコールマン会長の司会で、関係各チームを結んだ電話投票によって行われた。
▼その結果、東地区で『NYメッツVSアトランタ』の場合はニューヨーク、中地区で『シンシナティVSヒューストン』の場合はシンシナティで開催される事に。また、ワイルドカード争いで『NYメッツVSヒューストン』となった場合はニューヨーク、『シンシナティVSNYメッツ』はシンシナティ、『ヒューストンVSアトランタ』はヒューストン、『アトランタVSシンシナティ』の場合はアトランタで開催される事になった。
▼いずれも、公式戦終了翌日の10月4日(月)限りの1試合勝負。翌5日から、地区プレイオフがスタートする。
1試合だけの戦いとなるとやはりホームグラウンドが有利となりますね。そう考えるとメッツ、シンシナティがコイントスの段階では一歩リードか!?
9月21日(火)
五輪の対応検討
川島コミッショナー、高原セントラル、原野パシフィック両会長による三者会談が20日、東京・内幸町のコミッショナー事務局で開かれ、プロ、アマの委員で構成されるオリンピック等対策特別委員会で2000年シドニーオリンピックの対応を検討する事になった。
▼シドニーオリンピック・アジア予選でプロ、アマ合同チームを編成して臨んだ日本は出場権を獲得。川島コミッショナーは『今回の(苦戦の)結果は重く受け止めなくてはいけない』と語ったものの、来年の公式戦日程に触れ、『来年度は春はメジャーリーグ開幕試合、秋には日米野球も予定され日程的に厳しいことから、シーズンの中断は非常に厳しい。アジア予選と同じくペナントレースを行いながら選手派遣で協力する』と語った。
▼20日、シドニーオリンピックの日本代表選手団の団長に決まった八木・日本オリンピック委員会会長は『(台湾戦で好投した)松坂選手には、国民挙げてオリンピックに目を向けてもらえるような効果があった。プロの個人記録が失われないようにするには、日程をずらす方法もあるのでは』との私見を明らかにした。
これが野球の世界一を決めるワールドカップであれば話は別なんですけどね。オリンピックという場、そして野球というまだ世界ではマイナーなスポーツで強豪チームと弱小チームのレベルが非常に離れているこの競技にどうしてもプロを参加させなくてはいけないのかという意見も最近多くに耳にします。韓国が出すから日本も、という次元で今回は物事を判断してはいけないでしょうね。
今季限り
大阪近鉄バファローズは20日、本拠地の藤井寺球場の1軍公式戦を今シーズン限りで撤退する事を正式に発表した。
▼最終戦となる10月7日の千葉ロッテ戦はB指定席、内・外野自由席を無料開放、また抽選で大阪ドームの来シーズン公式戦チケット、バフィ縫いぐるみ、バファローズグッズ詰め合わせ缶などのプレゼントや選手の直筆サインボールの投げ入れが行われる。
▼同球場は1950年球団創設以来、公式戦が開催されてきた。本拠地が大阪ドームに移ってからも年間数試合行われてきたが、観客動員は減少の一方。今月上旬、撤退の方向で、藤井寺市とは合意に達していた。今後はウエスタンリーグの試合や、近鉄の1,2軍の練習に使用される。
日本のリグレーフィールド(私が勝手に命名。長い間デイゲームのみの開催で照明設備をおかなかった点が似ているため。決して外野フェンスに蔦などは生えていない。)も完全撤退ですか…。寂しくなりますね。今日、ドーム全盛の時代となっていますが、やはり野球はお天道様の下でプレーしなくっちゃ。言っちゃなんですが大阪近鉄の場合、あの近代設備が整った大阪ドームでも閑古鳥が鳴いているのだから、藤井寺でやっても一緒じゃないの? 間違っていたならばご無礼! 藤井寺球場は来年からナゴヤ球場化するのでしょうね。残念。
9月20日(月)
2年連続60発
シカゴ・カブスのサミー・ソーサ外野手は18日(日本時間19日)、本拠地リグレーフィールドで行われたミルウォーキー戦の6回に60号ソロを打ち、66本の昨年に続き、史上初の2年連続60ホームランを達成した。メジャーリーグで年間60本を2度記録したのもソーサが初。昨年はメジャー記録更新62号をセントルイスのマーク・マグワイア内野手に先を越されたが、今年はその雪辱を果たした形となった。
▼一塁を回る時に右手の一指指を立て、ホームインの瞬間は空に向け投げキッス。ベンチに戻ると、テレビカメラの前でメモ書きした紙を広げた。
『I love you Dominican Republic』
母国ドミニカ共和国で、この一発を待ちかねていたファンへのメッセージ。スタンドでは約4万人のファンが総立ちで『サミー!サミー!』と繰り返し、カーテンコールに再び投げキスで応えた。『昨年はマークに先に62号を打たれるなど、記録をほとんど持っていかれちゃったんだ。この記録はボクのもの。誇りに思うよ』、と、心の底から喜んだ。
▼折りしもこの日はスタンドで観戦していた息子マイケル君の2歳の誕生日だった。最高のプレゼントとなり、今度期待されるのは当然、年間最多ホームラン記録71本。ソーサは『あと11本も打たせようというのかい?』と白い歯をのぞかせ、ゴキゲンだった。
あと11本という数字が多いのか少ないのか、サミーの尺度で測ると判りませんね。きっと少ないと思いますがね。ここまで来たならば、71本絶対狙ってもらいたいものです。マックに負けるな!サミー!
年長ルーキー初登板
メジャーリーグ、タンパベイ・デビルレイズのジム・モリス投手が18日(日本時間19日)、35歳でのメジャーリーグ初登板を果たした。
▼敵地ボールパーク・イン・アーリントンでの対テキサス・レンジャーズ戦の8回2アウトで登板し、クレイトンを三振に仕留めた。チームは1-6で敗れたが、メジャーリーグでは1970年に36歳でデビューしたメンドーサ投手(ミネソタ)、投手としては60年に41歳で初登板したオリバ(ピッツバーグ)以来の“年長”ルーキーとなった。
▼スタンドから家族などの声援を受けたモリスは『心臓が飛び出すかと思った。信じられないような体験だった』と心境を語った。3ヵ月前まで故郷のテキサス州の高校で理科の教師をしていたという。
▼またこの日、元千葉ロッテで活躍したフリオ・フランコ内野手がメジャー昇格を果たし、タンパベイのチームに合流した。
一件デイビッド・ウエルズかと思わせる風貌のモリス。3ヵ月前までは理科の先生だって…。奥が深いね、メジャーリーグは。まっ頑張ってください。またこの時期においてのフランコの昇格。引退への花道興行ではあるまいな?
9月19日(日)
なんでもやりまっせ!
“お笑い”の吉本興業とマネイジメントを結んだアナハイム・エンジェルスのシゲ・ハセガワ投手が17日(日本時間16日)、会見した。
▼『自分がアメリカに来てから、将来的にも日本のプロ野球とメジャーリーグの懸け橋になりたいと思っていた。3年目の今になってその余裕が出てきたところで、吉本さんからのオファーは非常に良いタイミングだった』と話した。
▼吉本興業はこのほど、新たにスポーツ事業部を発足し、ハセガワが契約第一号選手。今後はオフシーズンの日本でのテレビ、CM出演などの窓口を吉本興業が請け負う。
“お笑い”の…と書かれることが何だか不満ですな。今や吉本興業は天下のヨシモトでっせ!パっ、天下御免の向こう傷、と西川のりおが聞いたなら大声でボヤキ倒すこと間違いなしのこの話。なんだそりゃ。でもなんでもやりますね、この会社は。金の臭いがするところであればどこにでも出てきますね。これぐらいやらなきゃ儲かりまへんか…。
復帰保証しますってさ
ヤクルト・スワローズの主砲として大活躍しているロベルト・ペタジーニ内野手について、17日付のUSATODAY紙は、メジャーリーグに復帰して活躍する事も十分可能だと報じた。
▼同紙はペタジーニが11月30日付でフリーエイジェントになることを指摘した上で、かつて阪神タイガースからメジャーリーグのデトロイト・タイガースに移籍してホームラン王に輝いたセシル・フィルダーのように、アメリカ球界に復帰して大きな実績を残すことも夢ではないとしている。
まあこればっかりは復帰してみないと何とも言えない問題でしてね。西武のデストラーデが大爆発したかと言えば、そんなに…って感じだったし。ペタジーニは日本の野球にベストマッチしたわけだし、ここ5,6年日本で頑張って、故郷ベネズエラに大豪邸を建てればいいんじゃないでしょうか。来年もヤクルトでのプレーする姿を楽しみにしています。
9月18日(土)
五輪切符獲得だけではねぇ
シドニーオリンピック・野球アジア地区予選を兼ねたアジア選手権最終日は17日、韓国ソウルの蚕室球場で決勝リーグ2試合が行われ、日本はプロ選手主体で固めた韓国に3-5で逆転負け、2勝1敗の2位となり2大会ぶり14度目の優勝はならなかった。韓国は3戦全焼で2大会連続7度目の優勝となった。台湾-中国戦は台湾が4-0で中国を下し、3位を死守。その結果、中国が3戦全敗で4位となった。
▼日本代表は、出場した選手が全員プロの韓国に逆転負けし準優勝。勝敗は、すでにオリンピック出場権は獲得しており影響はないが、敗戦をベンチで見届けた西武・松坂大輔投手は『この借りはシドニーで返します』と冗談めかしながらも宣言。ヤクルト・古田敦也捕手も『シドニーで韓国のような強いチームをやっつけたい』と、オリンピック出場を訴えた。なお松坂は最優秀右腕投手にも選出された。
▼大田垣監督は試合後、今大会でプロ選手の活躍が目立ったことについて『同じレベルでやらないと、やっぱりダメだなと思いました』と振り返った。シドニーオリンピックについては『オリンピックは7連戦ということもある。プロのレベルの先発4、5人、リリーフ3人、各ポジション1人ずつが必要だ。たぶん、こんな夢みたいな話は実現しないと思いますが』と、メダル獲得にはプロ主体でないと苦しいとの考えを示した。
日本-韓国戦を見終わっての感想。一言。『わざと負けたんじゃないだろね』。韓国チームの強さは認めます。確かに強かった。しかし日本の継投さえしっかりしたものであれば、また絶対この試合勝たなくては、という気持ちが強く表れていれば、決して負け試合にはならなかったのではなかろうか。ここで負けておかないと、シドニーオリンピックには『プロ参加はこの程度で抑えても十分勝算がある』とプロ関係者に思われることを恐れた采配ぶりのような気がしてならなかったのである。日本-中国戦が良い例で、戦前の予想は日本圧勝という声が多い状況の中、中国左のエースが好投を見せ、大苦戦を日本は強いられた。日本。小池が5回まで見事なピッチングを見せ、『よし、いけるぞ!』と思った途端、アマチュアのピッチャーが突然登場。それも初登板のサウカポー高橋。人選がどうのこうのは結果論となるため、あまり述べたくはないが、『絶対に勝つ』という意志さえ持ち合わせていれば、違ったリリーフ陣が奮投を見せたはずだ。古田が公に述べた『この大会は切符獲得が第一目標だったが…』という言葉が全てを象徴しているのではないでしょうか。
この敗戦は何とも納得がいかないものであった。初めから“負け”を意識して采配したのではないですよね、太田垣監督?
まだまだやれるゼ、カズさんよ
大阪近鉄というよりも今では団塊の世代のアイドル、カズ山本外野手の今季限りの退団が決定した。
▼カズ山本は近鉄を振り出しに南海、福岡ダイエー、近鉄と渡り歩きながら今年が23年目の球界最年長の41歳。左の強打者として鳴らし、ユニークな性格も絡んで人気者だった。だが、最近は故障に悩まされ、今季1軍出場はなく、ファーム生活が続いていた。球団では今月末、カズの出身地である福岡ダイエー戦の出場を考えており、近く本人と話し合う。
▼カズは『故障さえ治ればまだやれる自信はある。どこか採ってくれる球団であれば、プレーを続けたい』と現役生活に執念を燃やしている。
まだまだ老け込む年じゃありませんぜ、カズさんよ。ボロボロになるまで現役を続けてくださいな。とは言っても採ってくれる球団がないと始まらないか…。各球団のフロントの皆さん、どうかここはひとつカズさんの働き場を与えてやって下さい。ナガシマさんは欲しいって言っていなかった?
9月17日(金)
日本五輪切符“獲得”
シドニーオリンピック・野球アジア地区予選を兼ねたアジア選手権第5日の16日、韓国ソウルの蚕室球場で決勝リーグ2試合が行われ、日本が5大会連続でオリンピック出場権を獲得した。
▼日本は中国を辛くも3-0で下し、韓国も台湾に5-4とサヨナラ勝ちを収め、共に2戦2勝とし、中国と台湾が2戦2敗となったため、最終日の日本-韓国戦を待たずに両国のオリンピック出場が決定した。
▼初のプロ・アマ合同チームで臨んだ日本は、前日の台湾戦でサヨナラ勝ち、この日の中国戦も苦戦したものの、終盤3点を奪って突き放した。日本の団体競技でシドニーオリンピックの出場資格を獲得したのはソフトボールに次いで2番目。
●韓国紙、松坂絶賛
▼16日付の韓国各紙は、前夜(15日)の好投で日本を勝利に導いた西武・松坂大輔投手について、写真や論評などを交え、高く評価した。夕刊紙の文化日報はスポーツ面で取り上げ、『松坂、やっぱり怪物』の見出し。『日本で20世紀最後の怪物投手として知られる松坂は、台湾戦でその真価を十分に発揮した』と報じ、『球離れが遅く低く、球が打者の直前に来てから威力が出る。全盛期のソン・ドンヨル(現中日)を彷彿とさせる』とする野球評論家の解説も掲載された。
▼スポーツ・ソウルは1面で『松坂、台湾戦で13奪三振。“韓国戦でも投げたい”』と見出しを付け、『松坂は勧告戦(17日)でも投げたいとの意思を示したが、監督は難しいと耳打ちした。しかし、接戦になれば1回くらい投げる可能性も捨てきれない』と報じた。
●郭、韓国戦で懐かしのガッツポーズ
▼台湾-韓国戦の台湾先発投手を務めた元中日ドラゴンズの郭源治投手が5回を2失点と踏ん張ったが、勝利にはつながらなかった。『日本と韓国が強いのは分かっていたけど、台湾もよく頑張ったよ』と、日韓と互角に戦ったチームを称えた。
▼『ボクが日本の野球を持ってきて、台湾も強くなったことを見せたかった』。10月で43歳になるが、140`を越えるストレートも健在。1回ノーアウト満塁のピンチを無失点で切り抜けると、懐かしいガッツポーズも飛び出した。『オジサンがよくここまでやったね』と笑顔で球場を後にした。
まずはオリンピック出場権獲得に拍手、パチパチパチ。でもしんどい試合でしたね。良い投手が出れば、打てないということでしょうか。中国も戦前の予想を覆す大善戦でした。私の目では数年後の中国は日本にとって韓国を上回る脅威な野球国に成長するのではないかと映りましたね。各国それぞれ切磋琢磨してレベルアップを図ってもらいたいものです。
さて、オリンピック出場権をモノにした日本、本選を勝ち抜くためにはもう全面プロ参加、最強チームを作らない限り、メダル獲得は難しいことでしょう。先日プロ野球各広報が集まって来年のスケジュール作りについて会合があったと聞きましたが、ここはコミッショナーが全面に乗り出し、オリンピック会期中はスケジュールを空けます!、ぐらいのコメントが1日も早く欲しいところです。スケジュールさえ空けておけば、あのナベツネちゃんも何も言えないことでしょう。
松井、イチロー、上原、佐々木の全日本のジャージを着た勇姿、皆さん見たくありませんか?
サイン盗み疑惑
クリーブランド・インディアンズにサイン盗み疑惑が持ち上がった。
▼疑惑の対象となったのは、クリーブランドの本拠地・ジェイコブスフィールドのセンター外野壁上に設置されているビデオカメラ。クリーブランド側は『選手の動きをチェックし、育成に役立てるため』と説明したものだが、ボストン・レッドソックスのウイリアムズ監督は『サインを盗撮している。証拠は持っている』と、14日(日本時間15日)の試合前にウェルケ審判長に告発。証拠物を調査した同審判長がアメリカン・リーグに報告し、この日、リーグの指示で試合前にビデオカメラを取り外した。
▼クリーブランドのハーグローブ監督は疑惑を完全否定しているが、この日の試合はその影響があったのか、クリーブランドは延長13回の末4-6でボストンに敗れた。
クリーブランド側のビデオカメラ設置理由がなんとも間抜けですね。そりゃ理由になりませんわな。ウイリアムズ監督の証拠物件とやらをジェイコブスフィールドの電光掲示板で一度流してもらい、多くのファンの審判を仰ぎたいものですね。
9月16日(木)
日本五輪“当確”
シドニーオリンピック・野球アジア地区予選を兼ねたアジア選手権第4日は15日、韓国ソウルの蚕室球場で決勝リーグが始まり、日本は西武の松坂大輔投手が13三振を奪う力投を見せ、2-1で台湾に9回サヨナラ勝ちを収めた。日本は16日の中国戦に勝ち、同日に韓国が台湾に勝てば、日本と韓国が最終日を待たずにオリンピック出場権を得る。
▼『周りの方から期待されるのが分かっていたので、ボクも勝ちたい一心で投げました。期待を裏切らなくて良かった』 シドニーオリンピック出場権をかけた戦い。ソウル入りを前に松坂は思わず、恩師に連絡を取った。渡韓1週間前のこと。『台湾は組織より個人的なアピールが強い。力でムキに抑えるのではなく、緩急を使った冷静な投球を心がけるようにアドバイスしました』と横浜高の渡辺監督。勝利に対するドン欲な姿勢を、19歳の怪物君は忘れていなかった。
▼松坂の活躍で、最大のヤマ場・台湾戦に辛勝した日本。16日の中国戦は楽勝が予想されることから、ほぼオリンピック出場権を掌中に収めたことになる。太田垣監督は『松坂の交代は考えていなかった。勝負がつくまでいつまでもね』と、コメントを残した。
しかし松坂の頑張りはともかく、台湾の蔡仲南投手も横浜・川村に似たフォームで直球とフォークを主体に松坂に劣らないナイスピッチングを見せていましたね。こういう試合にエラーは一番禁物。台湾の一致団結する組織力のなさが浮き彫りになりましたね。あと一点、日本チームの勝利にケチをつけるわけではありませんが、サヨナラヒットを放った平馬のカウント2-1からのハーフスイングはどう見ても振っていましたね。台湾チームにとっては不運としか言いようがありませんでした。是非韓国戦に勝って、再度三つ巴に持ち込んでくださいな。日本もこの日の辛勝をよく肝に銘じて、中国戦を全力で戦うように。決してナメてかかってはいけませんぞ!
記録挑戦ピンチ?
ノーラン・ライアン氏の持つ、メジャーリーグ記録、シーズン383奪三振に『あと48』と迫っている、アリゾナのランディ・ジョンソン投手が14日(日本時間15日)、左肩痛のため15日(同16日)のピッツバーグ戦の先発を回避することになった。
▼チームはナショナル・リーグ西地区の首位を独走し、首脳陣と話し合った結果、『三振を取るのは気持ちいいが、もう気にしていない』と、記録よりプレーオフを優先させた。ジョンソンは、残り試合に4度の先発が予定されている。
残り48で登板機会が4試合であれば、まだギリギリ記録更新できるかもしれないという感じですね。ここは一回スキップして心身ともにリフレッシュし、再度奪三振ショーを繰り広げてもらいたいものです。
今年で3回目
野球通として知られている落語家(?)のヨネスケ(桂米助)が、得意の野球ネタを披露する場として、97年にスタートしたトークライブ『ヨネスケの単なる野球好き』が今年も11月17日(水)、東京芸術劇場小ホールで行われる。開場18時30分、開演19時。
▼ライブは三部構成。第一部の<99年、ペナントレースを振り返る>では、今年のペナントレースをヨネスケ流に切り刻んで回顧する。第二部は今までの野球選手でメジャーリーグでも活躍できたであろう選手を独特の観察眼て選ぶ<メジャーリーグ級の選手達>、そして第三部はおまちかねの落語(?)で、今回のテーマは『松坂の嫁』。松坂とは縁もゆかりもない『単なる野球好き』が集まり、勝手に松坂の嫁について『あ〜でもない、こ〜でもない』と議論する新作落語だそうだ。
▼入場料は3,150円(税込み)。現在チケットぴあ、ローソンチケットで好評発売中。
ここ数年、この時期にライブを披露しているヨネスケ師匠。たまには東京だけではなく、名古屋、大阪、広島、福岡など地元に球団がある都市での開催も検討して下さいよ。お願いします。『松坂の嫁』ねぇ〜、どういうタイプがいいんじゃろかいな?
9月15日(水)
20年ぶりの珍事
滅多にお目にかかれない幻のアーチに観衆はア然とした。14日、広島市民球場で行われた広島-ヤクルト23回戦での出来事。珍プレーが飛び出したのは3回、広島・前田がグランドスラムを放ち、なおも1アウト1塁とした場面だった。エディ・ディアスの放った打球は低い弾道で左翼フェンス際へ。レフト・高橋智のグラブをはじき、そのまま左翼席最前列に飛び込んだ。もっとも、スタンドがどよめいたハプニングはその直後に訪れた方だった。
▼全力疾走するディアスが1塁走者・新井を追い越した。事態に気付いたディアスも、抜かれた新井も、両軍ベンチも、みなぼう然。杉永2塁塁審が『1塁走者を追い抜いたのでディアス選手はアウト』と場内アナウンスすると、広島市民球場のスタンドからは失笑さえ漏れた。
▼記録上はシングルヒットで打点あり。新井は生還したが、ディアスはアウトになった。ディアスは複雑な心境だ。『シンで捕らえたが、入るとは思わなかったので全力で走っていた。追い越したのが分からなかった。自分自身に腹が立っている』。野球人生で初めて経験した珍プレーにガッカリしていた。
▼追い越しによる『幻の本塁打』は1979年(昭和54年)のギャレット(中日)以来、20年ぶり8人目。広島では追い越しによる幻のアーチは初で、81年ホームベースを踏み忘れて『幻のホームラン』になったガードナー以来の珍事だった。
結局この試合、1点差で負けちゃったんです、広島は。達川監督としては泣くに泣けない1敗となりましたね。
オープンは2001年に
ニューヨーク時事によると、ミルウォーキー・ブリュワーズの新フライチャンズ、ミラーパークの開場が、1年延期されて2001年の4月となることが13日(日本時間14日)までに決定した模様。
▼来年開幕からのオープンを目指してカウンティー・スタジアムの隣接地に建設が進められていた同ボールパークでは、7月14日にクレーンが倒壊するアクシデントが起きて、作業員3人が死亡。完成済だったスタンドの一部なども崩壊し、工期の延長が避けられない状況となっていた。
先日カウンテイー・スタジアムを訪れた際、ミラーパークの建設状況を確認しましたが、何も手付かずで進んでいないように見受けられました。タクシーの運転手も『もし来年プレーできても9月じゃないの』といっていましたっけ。現在は崩壊した部分の撤去等の作業しか進んでいない状況だそうです。
今季絶望
93、94年のアメリカン・リーグMVPのシカゴ・ホワイト・ソックスの主砲、フランク・トーマス内野手が13日(日本時間14日)、右足のつま先と足首を手術、今季残り試合の出場が絶望的となった。
▼昨年つま先にウオノメを患い、今年中頃から足首の腱炎に悩まされていた。今シーズンは135試合に出場、打率こそ.305だが、ホームランは15本、77打点とパワーダウンは明らかだった。
プライベートのゴタゴタ以来、トーマスは何だか並みのプレイヤーに成り下がってしまったようで…。再起を期待したいものです。そういえばマグワイアもウオノメで悩んでいると言っていましたね。アメリカ製のクリークは通気性に乏しいのでしょうか? それとも2人とも不潔という事なのか?
9月14日(火)
精密機械 4年ぶりのトラブル
“精密機械”が4年ぶりの狂いを見せた―。メジャー1の制球力を誇るアトランタ・ブレーブスのグレグ・マダックス投手が12日(日本時間13日)、サンフランシスコ・3COMパークで行われた対サンフランシスコ戦でなんと5四球を出す大乱調。不通のピッチャーならなんら珍しくもないが、マダックスの1試合5四球は95年8月9日以来のことで、先発では141試合ぶりの“珍事”だった。
▼この試合まで8連勝で、4試合連続無四球だったマダックスも、この日は5回を10安打6失点と大乱調。そのため敬遠四球を3つも数え、7敗目で連勝もストップした。『調子が最悪だった。風が災い? そんなの関係ない。プロならどんなコンディションにも対応しなければ』とマダックス。
▼驚いたのはサンフランシスコ打線で、ショートストップのオーリリアは『マダックスにはカウント1-0とか2-1が当たり前なのに、こんなひどいマダックスを見たのは今まで初めてだ』とマダックスの乱調ぶりに首をひねっていた。
2000年を目の前にして、早くもメジャーの精密機械に異変が起きた!? 早急に2000年問題対策を打ち立て、スルーテスト実施を義務付けます。なんちゃってね(笑)。マダックスも人の子という事です。
讀賣、連盟に要望書提出
讀賣の山室球団代表は13日、東京・銀座のセントラル・リーグ連盟事務局を訪れ、一部球場での審判員6人制の採用などを求める要望書を提出した。
▼10日の阪神戦(甲子園)で清原の打球は左中間フェンスを越えたかに見えたが、三塁担当の小林毅二審判員が『フェア』の判定で二塁打となった。長島監督が抗議したが、審判団は協議の結果、当初の判定通りとした。
▼讀賣の要望は、@照明が暗く、打球が見にくい球場では審判員6人制を採用する。A判定でもめた場合は控え審判を含め、5人で協議をする。B打球がスタンドに入ったか、どうかを確認する場合は映像があれば可能な限り活用する。C審判員のフォーメイションの再確認―の4点からなっており、連盟は近日中に回答する予定との事。
どんなに球場が明るかろうが、暗かろうが、審判の目で確認できないものはどうしようもありません。ともに讀賣戦で起きた、中日の渡辺が足に当てたかに見えた自打球がフェアになった一件と、井上のダイレクトキャッチがワンバウンドに判定された件などは人を増やしたところで何になるのという感じ。結局は審判の質が問われる問題で、外野がどうのこうの言う前に審判団で何らかのトラブル防止策を企てなければ、スリリングな野球が一瞬にして興ざめするものに変化してしまうでしょう。讀賣も今まで他球団から審判のジャッジについて讀賣寄りだのどうのこうのと言われ、沈黙し続けていましたが、自チームに被害が出ると、烈火の如く、抗議してきましたね。ノムさんはきっと『ミイラ取りがミイラになるわな』と呟いていそうですね(笑)。
9月13日(月)
野球充電完了
ご無沙汰しておりました! 先週末まで、シアトル〜メンフィス〜モントリオール〜ミルウォーキーと野球充電の旅を行ってきました。多少漏電気味ではありますが、すっかりと身体全身“野球漬け”となりました。ゲップがでるほどで。まあ色々と話したいことは山ほどあるのですが、ぼちぼちとご紹介していきたいなと思っております。また4〜12日分の“野球交差点”はこれもまたぼちぼちとアップしていきますので、皆様お楽しみに! では、これからも毎日コツコツとアップしていきますので、以前と変わらぬご支援、宜しくお願いいたしますです、ハイ。
ノーヒッター
11日(日本時間12日)ミネアポリスのメトロドームで行われた対アナハイム戦で、ミネソタ・ツインズのエリック・ミルトン投手が見事、ノーヒッターを達成した。この偉業はセントルイスのホセ・ヒメネス(そういえばメンフィスで彼に会いました)、そしてパーフェクトゲームを達成したNYヤンキースのデイビッド・コーンに続いて、今シーズン3人目となる。
▼この日のミルトンは最高速151キロのストレートがキレまくり、自己最多の13奪三振を記録、許した走者はフォアボールの2人だけという完璧なピッチングを披露した。チームとしては94年にエリクソン(現在バルティモア在籍)が達成して以来5年ぶり、チーム史上4人目の快挙となる。ミルトンは最後の打者ダバノンを三振に打ち取ると、捕手のスタインバックと抱き合い、ナインにもみくちゃにされた。試合後『多分、人生最良の日だろう。今日は自分を落ち着かせるのに必死だった』と歓喜のコメントを残した。
▼ノーヒッターを喰らったアナハイムにとって不運だったのは、この日試合が行われたメトロドームでは、夜にカレッジフットボールの試合が組まれていた為、開始時間が午前11時6分となったこと。また主力のボーン、サーモンらを欠場させ、若手選手を起用していたことも、ノーヒッター達成の後押しとなった。アナハイムマドン監督代行は『プレーしていたのはメジャーリーガー。ただヒットが打てなかっただけだよ』と淡々としたコメントを出している。
地味な場所、地味なカードでえらく派手な事をやってしまったものです。ミルトン君、おめでとう。
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年間最多打点も射程距離内に
横浜ベイスターズのボビー・ローズ二塁手が外国人としてのシーズン打点の新記録を作った。前日11日に阪神タイガースに在籍したランディー・バス(これが正式な言い方)が持っていた134打点の記録に並び、この日4回裏2アウト2塁からセンター前タイムリーで新記録となる135打点目をマークした。マウンドが前回まで5打数5安打の高橋建とあって『記録を作れて、大変光栄に思います。狙ってはいなかったが(この試合で新記録が)出るとは思っていた』とこれが当然だと言わんばかりだった。残り試合数はまだ21.小鶴誠(松竹ロビンス)の持つ、日本記録、161打点も十分射程距離といえる。
▼しかし来季への話になると、ローズから笑顔は消えた。契約書によると、球団からの来季契約への条件提示は日程終了後となっているが、『オレは、いつでも話し合いたいと思っている。オレを引き留めるのは、今のうちだ。136試合目の日(シーズン終了翌日)には帰るつもり。それまでに(球団から)何も話がなければ辞める』とシーズン中の交渉を強く求めた。
▼その希望は球団にも申し入れていると言っている。野口取締役チーム担当は『話は聞いた。希望通りに話し合いをすることになるだろう』と語り、10月上旬に史上最強の助っ人の残留交渉が始まることになった。
あとは年俸問題のみでしょうか。どこまで両者が歩み寄ることができるかが問題。昨年の日本一でチーム年俸が急高騰した横浜、主力打者のローズだけはなんとか残留させたいところでしょうね。
日本、決勝リーグ進出決定
シドニーオリンピック野球アジア予選第2日は12日、韓国ソウルの蚕室球場で予選リーグの2試合が行われ、B組の台湾が7回コールドの17-1でフィリピンに大勝。フィリピンが2敗となったため、台湾と、この日試合のなかった日本の決勝リーグ進出が決定した。A組の中国は7-0でタイを下して1勝1敗。
▼初登場した台湾の3番手で、日本国籍を持つ元中日ドラゴンズの郭源治が登板。左足を高く上げる独特のフォームは変わらず、速球は140`を記録した。2イニングを投げて2安打されたものの、無失点に抑えた。
『8月の終わりに投げてから間隔が開いていたので、監督に頼んで投げさせてもらった。スピードは落ちたけど、今は制球と気持ちで投げている』
▼13日の予選リーグ最終戦、15日の決勝リーグ初戦はともに日本と対戦。台湾・林監督は『特別な作戦はない。最善を尽くすだけ』と話し、郭は『15日の登板? されは分からない』とはぐらかした。
当初の予想通り、なんなくと予選を突破した日本チーム。以前から台湾戦だけが今回のクライマックスみたいに報じられていますが、予選、決勝を含め、是非全勝優勝に向けて、頑張ってもらいたいものです。15日の決勝リーグ・台湾戦たけではありませんぞ、選手諸君!
9月12日(日)
脅威の17K
ボストン・レッドソックスのエース、ペドロ・マルティネス投手は10日(日本時間11日)、敵地ヤンキースタジアムで行われたNYヤンキース戦で自己最多の17三振を奪い、ソロホームランの1安打を許しただけ。31の完投で今季両リーグトップの21勝目(4敗)を挙げた。NYヤンキースの17三振は球団史上ワーストで、現在の『世界最高投手』の力を見せつけた。
▼先頭ブローシャスを空振り三振に仕留めた9回1アウト、代打ストロベリーにはこの日の最速97マイル(約156`)をマーク。最後のノブロックのバットも空を切り、マルティネスは5打者連続の空振り三振でフィニッシュ。ヤンキースタジアムの片隅に陣取ったドミニカ共和国のファンたちは、ソーサと並ぶ母国の英雄が成し遂げた快挙に17枚の『K』ボードを振り回し、狂喜した。
▼これまでカート・シリングら4投手が16三振をヤンキース相手に奪ってきたが、17三振は初。世界最強の力と伝統を誇るチームに、球団史上ワーストの屈辱を味わわせた。許した走者は初回の先頭ノブロックに与えた死球と、2回デイビスのソロホームランだけ。5回以降はフェア地域に打たれたのがブローシャスのレフトライナーしかなく、残りはファウルフライ2本と12三振という完璧な内容だった。
『何もかもが最高だったね。ニューヨークはドミニカの人たちも多いし、ここで投げるのは特別なんだ』
と、マルティネス。2ケタ奪三振は5試合連続で、今季16度目。シーズン6度の15奪三振以上は、74年のノーラン・ライアン(当時カリフォルニア=現アナハイム)と25年ぶりに並ぶメジャー記録となった。
▼21勝、防御率2.20、奪三振274はいずれも今季リーグトップ。90年にロスエンジェルスで20勝を挙げた兄ラモンも故障から復帰し、兄弟でボストンをプレーオフに導こうと乗りまくっている。
今回の野球充電の旅中、シアトルで彼のピッチングを間近で見る事ができました。鬼気迫るという表現がピッタリ。打てるものなら打ってみい、ってな感じでテンポよく投げ込んでいました。現在ペドロと投げ合う事のできるピッチャーはそうはいないでしょう。小さな身体が自信の塊に見えて仕方がありませんでした。えらいピッチャーに成長しました。LAもこんな大投手に成長するなんて、これっぽっちも思っていなかったことでしょう。
9月11日(土)
49年竜Vメンバー逝去広瀬宰氏(ひろせ・おさむ=プロ野球西武ライオンズ編成担当、元中日ドラゴンズ内野手)
9日午後1時32分、腎不全の為、東京都葛飾区内の病院で死去、52歳。大分県出身。自宅は埼玉県狭山市北入曽1508-67-75-13.葬儀・告別式は12日午前9時半から埼玉県所沢市北原町1282、所沢斎場で。喪主は妻・紀子さん。
1969年にプロ野球ロッテ・オリオンズに入団。その後、中日、西武などで内野手として13年間プレー。74年には中日ドラゴンズの20年ぶり優勝にも貢献した。通算成績は1090試合に出場、35ホームラン、打率.224。
今でも歌えます。〜8番広瀬がスクイズバント〜。地味な選手でしたが、時折タイムリーを放ち、49年の優勝に貢献した事を幼心にも記憶しております。ご冥福をお祈りします。
キャットフィッシュ逝去
通算224勝を挙げ、70年代メジャーを代表するピッチャーとして活躍したジム・”キャットフィッシュ”・ハンター氏が、9日(日本時間10日)、ゲーリック病(筋萎縮性側索硬化症)のため、ノースカロライナ州ハートフォードの自宅で死去した。享年53才。
ハンター氏はオークランド時代の1968年5月の対ミネソタ戦でパーフェクトゲームを達成、71年から5シーズン連続で20勝を挙げている。ワールドシリーズには6回出場し、オークランドで3回、NYヤンキースで2回ワールドチャンピオンに輝いている。74年に年俸面でオークランドと折り合いが合わず、調停に持ち込みフリーとなり、10球団以上が争奪戦を繰り広げた結果NYヤンキースが5年間、総額375万ドルという当時として超破格の契約を結んで話題になった。
9月10日(金)
ノモ、1000K達成
ミルウォーキー・ブリュワーズのヒデオ・ノモ投手は8日(日本時間9日)、地元カウンテイースタジアムで行われた対アリゾナ戦ら先発。1回に2番ジェイ・ベルから三振を取り、日本人初のメジャー通産1000奪三振を達成した。147試合の達成はメジャーリーグ史上3番目のスピード記録で、日本の近鉄時代と合わせ、日米で1000Kをマークした事になる。
▼先頭ウォーマックをカウント1-1からレフトフライに打ち取ると、2番ベルに対してはストレートとカーブ2球でカウントを2-1と追い込んだ。ストレートが外れ2-2となると、5球目も再び外角低めにストレート勝負。今シーズン33ホームランの“恐怖の2番打者”のバットが空を切った瞬間、地元カウンティ・スタジアムの電光掲示板にはノモの1000K達成が表示された。
▼投手人生を『三振』にこだわり続ける男が、フォークではなくストレートで決めたメモリアル。これもノモらしい、こだわりだった。スタンドのファンは『ヤッタネ』と日本語で書かれたプラカード等を掲げ、祝福する。ノモは珍しくグラブをはめた左手を軽く上げ、歓声に応えた。
『ビッグな選手になりたいと思っていたが、ここまで来れるとは予想していなかった』
▼日本を飛び出し、メジャーリーグ入団の夢をかなえた95年の思い出が頭を駆け巡る。メジャー初登板の同年5月2日、サンフランシスコ戦で先発すると、先頭のマーク・ルイスを内角低めのフォークでいきなり見逃し三振に仕留めた。それから4年を経て到達した1000奪三振。147試合目での達成は143試合のロジャー・クレメンス、145試合のドワイド・グッデンに次ぐ史上3番目のスピード記録。
『1000という数字は確かに大きいが、将来もあるのであまり意識していない。(記録の重みは)引退してから感じればいい』
と、あくまでメジャーでの通過点としたノモ。開幕前にNYメッツを解雇され、メジャーリーグのマウンドにはもう立てないのではと言われた今シーズン、新たな勲章を手にしたトルネードは未来を見つめていた。
この偉大な記録にただただ拍手を贈ります。この記念の試合、どうしても勝ちたかったよね。本人が一番思っていることでしょうが…。1000Kモノモ自身語っているように、ただの通過点。95年当時を彷彿させるピッチングを私達にもう一度見せてもらいたいものです。
9月9日(木)
名将、引退表明
かねてから退団を示唆していたコロラド・ロッキーズのジム・リーランド監督が、7日(日本時間8日)のモントリオール・オリンピックスタジアムで行われた対モントリオール戦終了後、地元紙のデンバー・ポスト紙に、改めて『私は今季限りで監督業から引退する』と語った。
▼リーランド監督は90年から3年連続、ピッツバーグを地区優勝に導き、97年にはフロリダに世界一の座をもたらしている。今季からコロラドの指揮を執っているが低迷が続き、7日現在でチームの成績は62勝78敗と地区最下位。.
この日からモントリオール入りしていた私ですが、当地のニュース、新聞には何一つリーランド情報は流れていませんでしたね。どことなく覇気のない感じは受けましたが…。笑顔で私が差し出すボールにもサインを書いてくれたリーランド。思い悩む事があったのならば、その時こそっと耳元でささやいてくれたら良かったのに。
9月8日(水)
新人最多タイ 13連勝
讀賣ジャイアンツの上原浩治投手は7日、東京ドームでの横浜21回戦に先発、7イニング4失点で勝利投手となり、堀内恒夫(元讀賣)が1966年に作った新人投手の最多連勝記録13に並んだ。
▼上原は5月30日の阪神戦での今季5勝目を皮切りに白星を重ねた。連勝の間は14試合に先発して完投は8.この日で今季成績は17勝3敗となった。ちなみにシーズン最多連勝のプロ野球記録は1957年に稲尾和久(当時西鉄ライオンズ=現西武)がマークした20.
もうまさに球界のエース。あのピンチになった時のストレートでグイグイ押すピッチングはなんともたまりません。クソ暑い時にビールをグイっと飲み込む時のような爽快感があります。もう彼がセントラルのMVPに輝いても誰一人として文句を言う人はいないでしょう。今年彼がいなければナガシマさんの首は夏を待たずにとんでいた事でしょうね。
やりすぎは禁物?
6日(日本時間7日)、バルティモア・オリオールズのマスコット、オリオールバードがニュージャージー在住の男性に告訴された。
▼97年5月の試合中に、この男性はオリオールバードにシッポではたかれた上、警備員からも乱暴な扱い受けたということで、オリオール・バードの中に入っているジェフ・ガードナー氏らを相手取り、総額3500万ドル(約37億8000万円、こりゃベラぼうだ!)の損害賠償を求め、バルティモアの裁判所に訴えた。
以前似たような話で、フィラデルフィアのマスコットも後ろから押したかなんとかで、客がケガをし告訴した事をうっすらと覚えています。しっぽで叩かれて、警備員に乱暴な行為を受けただけで37億円の賠償訴訟ですか…。アメリカっていう国は本当に怖いですね。遊びに出かけても裁判沙汰になる事だけは皆さん避けましょうね!
シカゴスーパースターのステイタス
6日(日本時間7日)、シカゴのダウンタウンにある元シカゴ・ブルズのスーハースター、マイケル・ジョーダンが経営するレストランが、この度ミシガン通り沿いに移転することに伴い、その跡地にこれまた今やシカゴのスーパースターに登り上がったシカゴ・カブスのサミー・ソーサが『サミー・ソーサ・レストラン』を建設する事となった。
▼この秋にオープン予定とので、ソーサは『マイケルとはもう話がついている。あそこなら夜も賑やかな場所だから、きっと流行るに違いない。成功間違いなしさ!』とコメントしている。
ジョーダンレストランの壁にはダンクシュートしているジョーダンの絵が書かれているが、今度はあの例のポーズが私達を待っているのかな?
9月7日(火)
連日の本塁打メジャー新記録
1試合9ホームラン(8選手ホームランのメジャー記録を含む)のナショナル・リーグ記録を前日4日(日本時間5日)のフィラデルフィア戦でマークしたシンシナティ・レッズは、5日(同6日)の同カードでも豪快なアーチショーを繰り広げた。前日にホームランを放った8選手のうち4人がアーチを再現する『1試合5アーチ』で、『2試合14ホームラン』のメジャーリーグ新記録を打ち立てた。これまでの記録は1939年のNYヤンキース、1961年のサンフランシスコの13本が最高だった。
▼初回2アウトからボーンの31号3ランが飛び出し、“ビッグレッドマシン”はいきなりエンジン全開。2、4回にはハモンズが14、15号ソロ、3回には前日2発のトウベンシーが17号2ラン、さらに7回、ヤングの10号ソロで5発目となると、敵地球場アナウンサーまでが『新記録樹立!』と大騒ぎする始末。シンシナティのマッキオン監督は『オレたちがやったことを再現するのはあと60年はムリだな』と、ご満悦。ナインの活躍を称えていた。
それにしてもこの破壊力は一体何なのでしょうか? 反対に言えばフィラデルフィア投手陣が情けないのかもね。このまま打ち続ければナショナル西地区の優勝もかっさらってしまう事でしょう、いや冗談ではなくて…。
来季はGM体制で
広島カープは来シーズン、チーム初のGM体制を敷き、チーム再編成に着手し始める事を、6日発表した。
▼元広島監督で取締役育成部長だった阿南準郎氏(62)が、6日付で新たに取締役球団部長として球団担当に着任。組閣や補強など、来季へ向けたチーム編成に着手する。
▼最下位低迷の影響を受け、今季の編成の責任者だった上土井常務が球団担当から退き、代わってチーム運営を任されることになった阿南氏。大下ヘッドコーチの退団が決まったばかりで、さらに大野ピッチングコーチ、正田内野守備コーチの辞任も濃厚なため、最優先課題となるのが来季の組閣だ。松田元オーナー代行は『(新コーチを)勝手に書いている新聞もあったけど、実際には何にも決まっていない。具体的な話はシーズンオフになるが、阿南に任せる』と語り、その組閣は阿南氏の意向が反映される。
▼監督就任1年目の86年にチームを優勝に導くなど経験豊富で現場の事情も熟知している。監督経験者でフロントの実力者として君臨した人物といえば、福岡ダイエーの故・根元陸夫氏、日本ハム時代の大沢啓二氏、千葉ロッテ時代の広岡達朗氏らビッグネームが並ぶが、阿南氏もGM級の権限を持つことになりそうだ。
阿南さん、くれぐれも達川監督に進言してください。血尿が出るほどの猛練習は二度と行わないで下さいねってね。見ている私たちも疲れますから(笑)。来季のカープは何だか怖そうです!
9月6日(月)
ホームラン炸裂の巻
今シーズン、ナショナル・リーグに旋風を巻き起こしているシンシナテイ・レッズは4日(日本時間5日)、フィラデルフィアのベテランズ・スタジアムで行われたフィラデルフィア戦でナショナル・リーグ新記録の1試合9ホームランをマークし、8選手がホームランを放つメジャーリーグ記録を樹立した。2発のエディー・トーベンシー捕手を含むスタメン6人と控え2人がアーチを放ち、計19安打で22-3の爆勝。“ビッグレッドマシン”と恐れられた黄金期を彷彿させる猛攻で、4年ぶりのプレーオフ進出に向け、勢いを増大させた。
▼ベテランズ・スタジアムは、シンシナティの独壇場となった。2回のブーンの11号逆転3ランを皮切りに、8回まで7イニング連続ホーマー。8回2アウトから途中出場のルイスがチーム9本目の6号3ランを放った時、スコアは22-3。3発を見舞われたフィラデルフィアの先発バードは『追い風もあったけど、金属バットで打たれているような感じだった』と、目はうつろだった。
▼試合後のシンシナティのクラブハウスは、まさにお祭り騒ぎ。先発8人の野手のうち6人がホームランを記録し、投手のパリスが『スタメンでホームランを打たなかったヤツは誰だ!』と騒ぎ立てる。この声に、2番チームキャプテンのラーキンと3番ケイシーは恥ずかしそうにただうつむいているだけだった。
▼1試合で異なる8選手がアーチを放ったのは、メジャーリーグ史上初。チーム計9ホームランはこれまで8本(5チームが記録)を破るナショナル・リーグ新で、メジャーリーグ記録の10本(1987年トロントが対バルティモア戦で挙げた記録)にもあと1本だった。
今年のメジャーリーグ、ホームランに関しての記録がラッシュですね。ひょっとして試合を盛り上げるために、“飛ぶボール”を使っているのではとどうも勘ぐってしまいます。投手受難の日々が続きます。審判に提言します。もう少しストライクゾーンを広げますか?でも打ち合いの方が私たちにとってはおもしろいか…。
9月5日(日)
終身雇用
シカゴ・カブスのサミー・ソーサ外野手は3日(日本時間4日)、地元シカゴ・リグレーフィールドのロスエンジェルス戦で57号2ランを放った。史上初の2年連続60ホームランにあと3と迫ったソーサに、地元紙はソーサがシカゴとの終身契約を望んでいると報道。チームも応じる構えで、マイケル・ジョーダンを継ぐシカゴのスーパースターとして、引退までシカゴでプレーすることが確実となった。
▼3日付のシカゴ・サンタイムズ紙上でソーサは『シカゴは今すぐにでもボクと終身契約を結ぶべき』と発言、この日はその話題一色となった。
▼引退までの契約をシカゴに望むのは、チーム財政を危惧してのこと。ソーサの現在の契約は1998-2001年までの4年総額4250万j(約47億円)だが、現在はメジャーリーグ全体の市場が急騰。今シーズンは70発の世界記録更新さえも可能性が高いソーサに対し、球団が2002年以降の契約更改を引き伸ばしていると、新契約は年俸2000万j(約22億円)にも達する膨大なものとなるのは間違いない。
▼『(シアトルとの契約更改交渉を控える)グリフィーやロドリゲスが契約を交わし、市場がさらにヒートアップする前に、球団はボクと契約した方がいい。チームを強くするためには、他のいい選手も高額で取らなければならないし、それがスマートなやり方だ』とソーサ。シカゴのマクファイル球団社長も『正直に言って、私の頭の中はソーサとの新契約のことでいっぱい。彼の活躍なら長期契約となるのは当たり前だし、ソーサの案を話し合っていきたい』と、終身契約に乗り気。ソーサがシカゴで現役をまっとうするのは、確実な状況となった。
日本ではおなじみの終身雇用、メジャーリーグ界では滅多にお目にかかれませんね。シカゴを思ってのこの提案、泣かせるじゃありませんか。今のご時世、少しでも給料の良いところがあれば、さっさと移籍してしまうメジャーリーガー達を思えば、ソーサのこの提案、シカゴ市民は涙、涙ではないでしょうか(大袈裟。だったら低賃金で残れという輩もいるはずか…)。
登録抹消
8月24日の対日本ハム戦で右手首にデッドボールを受け、戦列を離れているオリックス・ブルーウェイブのイチロー外野手が4日、出場選手登録を抹消された。仰木監督が迷いに迷って決断したもので、1994年、イチローとしてデビューしてから初めての抹消となる。
▼ここにきての抹消について仰木監督は『彼にとってはこれからのことも大事。中途半端はいけない。まあ3日遅らせ、日本ハム戦の前で良かったが…』と苦渋の選択である事をほのめかせた。
▼今回の抹消で、イチローの最も早い復帰は14日の大阪近鉄戦(GS神戸)となる。
イチローも人の子という事。もう少し決断を早くしても良かったのでは。名選手は皆、無事是名馬と言われてきました。今シーズン、下痢に始まり、色々とケチのついたイチロー。この際お百度参りにも出かけてみれば?
9月4日(土)
その通りです
人間、誰にでも好不調の波はある。変にプレッシャーを感じてしまったり、体調が悪くてどうにも思い通りにいかない時、中日ドラゴンズのレオ・ゴメス三塁手は“超プラス思考”で、乗りきるという。
▼『なんとかなる、って前向きに考えるんだ。死ぬわけじゃないんだし、深刻になっても仕方ない。オレたちは“WorkBall”じゃなく、“PlayBall”しているんだからね』
そう、プレイボールを日本語で直訳すれば、『野球を遊ぶ』になる。『仕事ではあるけど、野球は子供の遊びの延長のはず』とゴメス。あと一歩で優勝を逃した昨年終盤は、自分も含めて全員が気負いすぎ、PlayではなくWork、即ち、働くになっていた気がしていたという。
▼V圧がかかっている中日、福岡ダイエー両チームには、今こそ皆が、野球を遊ぼうと思えば、きっと良い結果が出るはずであろう。
野球を楽しもう! bySSKではありませんが、ゴメスの言う通りです。先のリトルリーグ世界一に輝いた枚方リーグの子供たちも口を揃えて、野球を楽しむ事ができたとコメントを残していましたよね。野球をプレイする事がつらく思う日もたまにはあるでしょう、人間だから。でも自分の好きな野球で飯が食えているんです。その幸せも感じましょうよ。大好きな野球が毎日できる、それって野球バカにとってはとても羨ましいものです…。
9月3日(金)
メジャー移籍話、封印
オリックスがあらためてイチローの大リーグ移籍に待ったをかけた。オリックスの井箟重慶球団代表は2日、右手首の故障で欠場中のイチロー外野手に関し『FAならともかく、ポスティング(入札制度)でメジャーに出すことはない』とウワサされる今オフのメジャーリーグ移籍を完全否定した。
▼昨オフ、日米間で入札制度による移籍の新制度が制定された。球団の許可さえあれば、メジャーリーグ移籍できるというものだが井箟代表は『イチローは(営業面など)プラスがあり、入札の方が(FAより)見返りがあるとは言えない』と話した。FA移籍では見返りはオリックスにはなく、イチローが2001年オフにFA権を取得する前に新制度を利用し“商売”する方法もあった。だが、それも打ち消したものだった。
私も実はそういう筋からイチローが今オフ、メジャー移籍するという話を聞いていました。決定した話であると聞いていただけに、この権に関してはまだまだ予断の許さない状況が続くのではないかと推測します。
野球充電
明日から13日まで、野球充電を行う為、この『野球交差点』をお休みします。時には集中して野球を見てみたいと思いまして…。充電後の『野球交差点』を楽しみにして下さい。では!
9月2日(木)
骨折も零封
アトランタ・ブレーブスの“精密機械”グレグ・マダックス投手が31日(日本時間9月1日)のシンシナテイ戦を7回6安打無失点、無四球で17勝目を挙げた。
▼マダックスは21日のサンディエゴ戦でファウルフライにダイビングキャッチを試み、右手首の骨が欠けるケガを負ったばかり。それからわずか10日しかたっておらず、シンシナティの主砲、シーン・ケイシーは『本当に彼の手首は骨折しているの?』と驚くばかり。
▼マダックスは『手首はバットを振る時に気になったぐらい』と、平然としていた。
精密機械は自動的に故障箇所も修復してしまうのでしょうね。肘や肩を痛めてもきっと大丈夫!?
相変わらずね…
元メジャーリーガーで福岡ダイエーにもほんの少しだけ在籍し、トラブルメーカーだったケビン・ミッチェルが31日、父親に暴行した疑いで逮捕された。
▼ミッチェルは、サンディエゴ近郊の家を両親に貸していたが、家賃滞納を巡って口論となり、頭部にケガを負わせた。
▼89年にナショナル・リーグのMVPに選ばれたミッチェルは、95年に福岡ダイエーに入団し、開幕の西武戦で初打席でグランドスラムを放つ衝撃的なデビューを果たした。が、故障を理由に無断帰国するなど球団と対立し、シーズン途中で退団した。その後、メジャーリーグに復帰したが、98年8月にオークランドで戦力外となり、現役を退いていた。
親を殴るなんて最低な男だね、コイツは。親ぐらいタダで住ませてやりなよ。日本でサギまがいの大金もらったんだろ。こんな話を聞くと世も末だと思ってしまいます。いと寂し…。
9月1日(水)
楽しくやれたから勝てました!『楽しく、練習通りできた!』
アメリカで開かれたリトルリーグのワールドシリーズで見事優勝を遂げた『枚方リーグ』の選手らが31日帰国し、大阪空港での記者会見で世界一になった喜びを語った。
▼14人の選手らが到着ゲートをくぐると、待ち構えた50人近い家族から『おめでとう』『ご苦労さん』と歓声が沸き起こった。選手たちは長旅に疲れた様子だったが、会見では揃って『楽しかった』と口をそろえ、キャプテンの桜井君も『練習通りに楽しくできたので、世界一になれました』とうれしそうに話していた。
▼一番はしゃいでいたのが元阪神の亀山監督。『いかに普段やっていることを試合に出せるかを心がけた。ファイナルでも子供たちはリラックスしてくれた』と頬を緩め、『監督が一番のバカ野郎だから勝てたんですね』とおどけていた。
“楽しくやれた”、この事が一番大切なんです。ベースボールだけではなくスポーツというものは楽しいもの。決して苦しいものではありません。楽しくやれた、だから結果が残せたなんてコメント、最高ですね。
素直に謝まんなさいヨ
アメリカメジャーリーグ審判組合は30日(日本時間31日)、メジャーリーグ機構に対し、22人の審判の契約打ちきりを取り消すよう申し入れた。
▼審判組合は今年いっぱいで切れる労使契約更新に向けた交渉が進まない状況などを不満として、2日付で一斉辞職する方針を打ち出していた。しかし、失職を恐れて翻意する審判が続出。結果的には全員が辞職を撤回した。
▼だが、その時点で機構側がマイナーリーグの審判25人を代替審判として採用していた為、68人のうち22人が失職する事となった。
自業自得もいいところ。なんでも自分達の思い通りに事が運ぶと思った審判組合の負けです。素直に謝罪でもすればいかがですか。威厳とプライドが許しませんかね(笑)。