いい奴だ
97.9.7 Kansas
City1
『えらいところに来ちゃったよ』
それが一番目の感想。
『ジロジロ見るんじゃねぇ〜』
これが2番目。
日本人なんか一度も見た事ねえのじゃないのって感じが本当にする。
カンサスシティー。
見事に田舎であった。
たぶん今後も野球以外では訪れそうもない地だ。
でも私達はここに2日滞在するのだ。
野球観戦以外何をしようか不安がよぎる。
でもみんな疲れているようだし、結果的に良い休養シリーズになりそうだ。
いい方に思うべき。
雨。
今ツアー初めての雨である。
でも何故か皆、楽観としている。
聞くと『いやあ〜すぐやみますよ』と言う。
単純バカが多い。
やはり幹事としてはどうにか晴れてもらいたいと願う。
そしたら本当に晴れた。
見事に晴れた。
ナガシマミナの言葉を借りれぱ『スカっ晴れ』
単純バカどもの願いが勝ったのか、幹事の悲痛の気持ちが通じたのか?
そんなものはどうでもいい。晴れれば。
カウフマン・スタジアム。
世界で一番キレイなボールパークと言われている。
天然芝なのに人工芝のような青さでキラキラ光っている。
センター方向にはこれでもか!っていうぐらい噴水が上がっている。
感想として『心に余裕を持たせるボールパーク』とでも言おうか。
試合前の練習で元中日のスコット・サービス(日本では”デビッド”と言っていた)と偶然再会を果たす(と言っても向こうは当然知らない)。
オークランド在籍のマット・ステアーズ狙いで持っていった中日の帽子をブルンブルン振って
『I came from Nagoya to meet you〜』
と文法度外視で叫ぶ。
『ワオォウ!』
ノソノソとフェンス際にやってくるサービス。
いい奴だ。
当然ステアーズにも再会(と言っても…まあいいや)。
渡米前、日刊スポーツに掲載されていた『ステアーズ中日復帰』を直接彼に聞いてみた。
そしたら、つれない返事が
『No』
サインをもらい、サンキューと言うと『ハイ、ドウモ』と言ってダグアウトに下がっていったステアーズ。
愛想はないがとりあえず言っておこう。
いい奴だ。