前回の秋の会の後すぐの台風で植林場の斜面の土手が

崩落してしまいました。

以前植林した苗木やアセビ、そこに植生していた全てが

すべり落ちていました。

引いて見ると分かるのですが、水分を含んだ土砂が

その重みに耐え切れずに滑り落ちたのでしょう。

T君、あえなくなだらかな頂上付近に植え替え。

せっかくシカの入りにくい場所を選んで植林したのに

こんな結末が待っていようとは。

それでも植林した時期よりずっと大きく成長していました。

十月の会は青少年の家の宿泊なのですが、

夕食は野外でのバーベキューとしました。

三重大学の学生さんたちとの合同使用となり、

何かと情報交換を試みたりして・・・。

若い人たちとの交流は何かと楽しいひとときとなりました。

二日目、大平池へ向かう道路に面した辺りに

立ち枯れのマツ発見。

伐り倒してマキの長さに玉切り、

道路に出しておきました。

一歩、森の中へ入ると多くの立ち枯れマツを

見ることが出来ます。

このマツは大きかったですね。

大学生のT君、チェーンソー初体験。

いかがだったでしょうか、貴重な体験と

なったでしょうか。

倒したマツの断面は外側から黒く変色しています。

キャンプ場の駐車場へと続く橋は

板が数枚抜け落ちていました。

小さな子どもたちには少し危険なので

早速補修しておきました。

徐々に秋が深まっていくのでしょう、

左手前にはススキが。

高いところに実っている立派なアケビを見つけました。

その周辺には大きなハチが甘い汁を目当てに

ブンブン羽音をさせていました。

三日目、忍者コース志能便之門入ってすぐの橋が

増水によって土砂が流され、ブルーシートがむき出しに

なっていました。

よく見ると土台の石積みの多くも流出していました。

なんとか午前中に補修を終り、二泊三日の『十月の会』

の例会を無事終えました。