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名前:オレオ・スミス

年齢:320歳

血液型:B型

備考:天界をさすらう刀鍛冶。普段は、刀の打ち
直しや修理をして旅の賃金を稼いでいる。彼女は
刀を作る事だけに執着しており完成した刀の扱い
方は荒い。完成した刀は背負ったかごに漠然と放
り込んでいるだけで、ほしいという人がいればあ
げてしまうのである。しかも、彼女の作る刀は
ことごとく「名刀」と呼ばれるクラスだからたちが
悪い。だが、そんな彼女にも一つだけ直せない刀
がある。それは、修行を終えるときに師匠から
譲り受けた長身の刀である。その刀はいかなる
熱も受け付けず、いかなる衝撃にもキズ一つ
つかないという噂をもつ刀であった。あからさま
に信じていなかった彼女は、早速その刀で手近な
大岩に斬りかかったのだのだった。結果、甲高い
音と共に刀は折れてしまい、その破片で顔にキズ
をおってしまうことになる。どこか信じていた
自分にあきれ、貰い物だからとしぶしぶ修理に
かかったがそこで噂を実感することになる。この
刀は、いくら熱しても熱くならず、いくら打ち
付けようともキズ一つつかないのである。修復の
仕方は師匠に聞く方がてっとり早いのだが、
羞恥心と妙な対抗心がそれを咎めていた。この刀
を修復する術をめざし旅先で今日も試行錯誤の刀
を打ち続ける。名も無き名刀をばらまきながら。


名付け親ina様