
パンツァーシリーズの魅力の一つである架空言語、通称『パンツァー語』。当アカデミーにも各地の特別会員からの情報が日々寄せられている。ここでは、寄せられた貴重な情報を整理し、さらにアカデミー独自の調査を加えたものを『パンツァー語辞典』として公開している。さらに、少ない情報ではあるが、それを基にした『パンツァー語解析』もここで日々行われている(らしい)。当研究室の情報がパンツァー世界を理解する一助になれば幸いである。●掲載内容は、独自調査に基づいています。オフィシャル設定ではありません。
●少しでも信頼できるものにするために、どんどん突っ込みを入れて下さい。
●"Sona mi areru ec sancitu"の歌詞と対訳もこちらに掲載しました。ご活用下さい。
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読 み |
綴 り |
意 味 |
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ラテン語 |
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アーボ |
あれ |
代名詞? |
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アウデ |
動詞の前に付ける否定語? |
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アクセリオnew |
助ける |
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アクセル |
救助、助け |
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アネース |
構う、気にかける |
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アレル |
areru |
使い、使者、下僕 |
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インスレンティア |
異常がある |
頭に「デ」をつける |
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インテリゲル |
理解する、認識する |
intellego |
インテリゲンチャw |
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インペッシエ |
帝国兵、帝国人 |
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インペニア |
帝國 |
エンパイア |
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インポータン |
皇帝陛下 |
エンペラー |
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ウィウィーレ |
vivire |
生きる |
vivo,vivere |
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エウデ |
aude |
聞け |
audi |
命令形 |
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エール |
ale |
つばさ |
ales |
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エク |
ec |
疑問語の接頭辞 |
ec |
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エクシア |
出る |
exeo |
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エクセル |
発掘所 |
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エケ |
ecce |
「見よ」等の意味 |
ecce |
注意を促す言葉 |
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エテルティシア |
aetertisia |
永久、不滅、悠久 |
aeternitas |
エターナル |
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エナ |
自分のこと(英語の[I]) |
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エルス |
本当の、本来の |
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オプス |
ops |
目 |
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カーツ |
通信 |
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ガーダー |
いいぞ、万歳(他) |
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カノーニnew |
砲、砲台 |
加農 |
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クーリア |
courea |
乗用獣 |
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ゲスカル(デ) |
(自分が)死ぬ、殺される |
動詞の活用? |
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ゲスケル(デ) |
(相手が)死ぬ、殺す |
同上 |
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ゲネラウス |
generous |
気高い、高貴な |
generosus |
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コーダ |
下、(下に)落ちる |
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コーラス |
chorus |
歌 |
chorus |
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コグニトゥーム |
知る |
cognitum |
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サイクス |
北 |
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サンシトゥ |
sancitu |
神聖な、聖なる |
sancitus |
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シティエン |
sitien |
乾燥している、乾いた |
sitiens |
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シリシnew |
左 |
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スオース |
味方 |
ルーア・・・ |
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スキアド |
skiad |
影、影の |
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ストラッティ |
地上 |
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セーダ |
行く、進行する |
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セーラム |
caelum |
空、天 |
caelum |
煙草の銘柄 |
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センチュリア |
(軍隊の)部隊 |
センチュリオン? |
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センチュリオ |
隊長 |
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ソーナ |
sona |
其は |
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ソナ |
sana |
歌声 |
sono |
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タークターク |
ありがとう |
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ターブ |
でも、しかし |
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タイア |
taire |
海 |
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ダイア |
dire |
伝える |
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ダルーカnew |
憎む、(憎むべき)敵 |
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ティ |
ty |
なぜ? |
疑問詞 |
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ディ |
dy |
なに? |
ti |
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ディノーツ |
恐怖 |
dinos |
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ディフェンシア |
守る、警備する |
ディフェンス |
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デヴォン |
でも、しかし |
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デキシnew |
右 |
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デストルイnew |
破壊する、壊れる |
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テナ |
tenna |
時の |
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デナ |
はい、御意 |
デナ夫 |
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デナース |
すごい、面白い |
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デュカティnew |
掟、きまり |
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デュラコーン |
drakon |
ドラゴン |
δρακων |
聞こえない… |
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テリウ |
塔 |
turris |
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トゥ |
君、おまえ |
tu |
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トレダー |
手渡す、引き渡す |
trado |
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ナウス |
船 |
リキュア・ナウス |
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ナレル |
narrel |
物語る、物語 |
narro |
ナレーション |
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ニッヒル |
何もない |
nihil |
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ノスタ |
noster |
我々、自分達 |
noster |
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ノル |
彼 |
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バスカ |
不吉、不吉な |
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パステリ |
posteri |
子孫、後裔 |
posteri |
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パッゼルナ |
posselna |
所有する(者) |
possideo |
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バルクリトゥス |
volucritus |
飛翔(する) |
volucritas |
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バルデ |
valde |
大変に、大いに |
valde |
veryと同じ? |
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パルディール |
paldeel |
破滅の、滅び |
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ベルトゥス |
vertus |
真実の |
verus |
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ファニーバ |
追う |
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フェイモス |
光 |
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フェスティーナ |
急ぎなさい(命令) |
festina |
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フェミ |
女 |
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フェリオ |
ちくしょう(shit) |
フェ、フェリオ… |
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フェルケス |
(良くないものが)来る |
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フォウル |
境界、国境 |
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フガーフ |
逃げる |
fugio |
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プテラ |
飛ぶ、飛行(する) |
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フム |
hume |
大地、地面 |
humus |
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プライアー |
praiar |
前(before/ahead両方) |
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プレナ |
prena |
懇願、祈り、願い |
preamen |
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フローター |
運ぶ、運搬する |
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プロマーグ |
怯える、脅かされる |
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ベニエ |
来る |
venio |
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ペリテス |
待って、待ちやがれ |
ペリテース! |
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ペルティナ |
関わる |
pertineo |
頭に「デ」をつける |
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ボーン |
象徴 |
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ホスティス |
敵 |
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ポテンティア |
力 |
potentia |
ポテンシャル |
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マクラル |
makuraru |
攻性生物 |
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ミ |
mi |
高貴な語の前につける言葉 |
(御)仏 |
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ミア |
mea |
私の、我が |
mea |
my なんたら |
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ムウnew |
mu |
私の、私に |
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メトケス |
頼む |
んー、ミスティス。 |
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ユーペル |
〜の上に、〜の上で |
yper |
英語ではupper? |
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ラオス |
人、人間 |
ラ、ラオス? |
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ラオスリング |
人為的な |
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ラクセニア |
変種 |
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ラグナnew |
(規律などを)破る |
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ラテオnew |
逃げる、逃亡する |
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ランギスnew |
失う、中止する |
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リオン |
長さの単位 |
単位は推定です |
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リキュア |
旧世紀 |
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ルフィーザ |
始まる、始める |
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レイア |
旅 |
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レイティウ |
準備 |
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●パンツァー語は古代ギリシャ語ベースある信頼できる情報筋により、パンツァー語は古代ギリシャ語を基に作られた言語であることが判明した。しかし、辞典を見れば分かるとおり、ちょっと調べただけでラテン語と一致する単語がこんなにある。これはどう解釈すべきなのだろう。ラテン語は古代ギリシャ語に大いに影響を受けている言語であり、綴りと意味が同じ単語もたくさんあるらしいことが分かっているので、その関係もあるかもしれない。それとも、単語はラテン語からも採用しているのだろうか。いずれにせよ、研究員の現状のスキルでは、これ以上の調査は困難であると思われる。
●発音の問題
ラテン語の発音は簡単だ。ローマ字読みするだけ。ただし、Jupiter(ジュピター)の「ju」は「ユ」で「ユピテル」、Venus(ビーナス)の「ve」は「ウェ」で「ウェヌス」となることには注意。よく考えたらアルファベットは表音文字なんだから、ローマ字読みなのは当たり前なのだが、だんだん西に行くにつれ訛っていってしまったようだ。「tiger」はドイツ語では「ティーガー」、英語では「タイガー」と、ラテン語読みから考えると「訛って」いるのがお分かりだろう。そんな「tiger」の名を冠した戦前ドイツの戦車のことを日本では「ティーゲル」と呼んでいたらしい。言葉とは不思議なものである。
話がそれてしまった。ではパンツァー語もローマ字読みでいいのかと言えば、そうは問屋が卸さないようである。たとえば…
「noster」というパンツァー語がある。ラテン語にも同じ綴りの単語があり、意味もほぼ同じである。ラテン語だったら「ノステル」になるはずだが、パンツァー語の場合は「ノスター」となる。どちらかと言えば英語に近い発音である。しかし、EDの歌を聞いた感じでは「R」もちゃんと発音しているところも多い。これは想像にすぎないが、ラテン語のようにローマ字読みしてしまうと、非常に堅苦しい感じになってしまうので、一部の単語を英語読みすることでアクセントをつけているのかもしれない。ちなみに古代ギリシャ語の発音は調査中である。●動詞の活用、名詞の格変化
ラテン語は語尾変化によって意味を伝える。これは英語でも同じだが、何とラテン語は名詞も変化する(これを格変化と言う)。それによってその単語が主格なのか、対格なのか、目的格なのか分かるわけだ。動詞の活用も英語より細かく、動詞の語尾を見れば主語を類推でき、場合によっては主語すら省略される。名詞も、格変化のおかげで語尾を見れば「格」が分かるので、多少語順をいじっても全然問題ない。ドイツ語などは今もそれを受け継いでいるが、英語では退化しているので、主語を省いたり語順をいじったりするとめちゃくちゃになってしまう。非常に困ったものである。
転じて、パンツァー語はどうか。とりあえず格変化らしきものは確認していない。「マクラル」(攻性生物)が「マクラン」になったり、「リキュア」(旧世紀)が「リキュアン」になったりするのはおそらく格変化ではないだろう。動詞に関しては、「ゲスケル」(殺す)が変化しているのが確認できる。これに関しては、主語が「三人称」のときに語尾に「デ」が付くのではないかと想像している。
●パンツァー語小ネタ集
1.「ゲスカル」と「ゲスケル」
この一字の違いは何なんだ。とりあえず自分が死ぬ(即ち殺される)が「ゲスカル」で、相手が死ぬ(殺す)が「ゲスケル」だろうと考えた。ルーアの「アウデ ゲスカルデ」(死にたくない(ならな))では、死ぬ対象はエッジである。ルーアは仲間だから、「ゲスカルデ」は「殺される」という意味になる。ついでに言えば、手を下すのは帝國軍だから三人称で語尾に「デ」がつくのかも。隊長の「アウデ ゲスケル」((奴はまだ)死んでない)は、「お前は(エッジの事)まだ殺していない」と解釈すれば、「ゲスケル」は「殺す」となり、エッジは二人称だから「デ」はつかない。ちなみに、ランディが「(自分はラギを)殺せなかった」と言っているがこの場合のゲスケルには「デ」はついていない。自分は一人称だからだろうか。
2.「アウデ」の謎
AZELのOPで2回出てくる。「アウデ・ゲスカルデ」=死にたくない、「アウデ・ゲスケル」=殺していない、ということで「アウデ」は否定する言葉ということになる。
3.頭に「デ」をつけると…
動詞の頭に「デ」をつけると、反対の意味になるものがある。「ペルティナ」=関わる、「デペルティナ」=関わるな、とか、「ゲスケル」=殺した、「デゲスケル」=殺せなかった、など。「インスレンティア」も、頭にデが付いていると解釈してみた。
4.「イエ」とか「エス」とか new!
「イエ」は単語の前につくことでその単語を強調する役割があるのではないか。「エス」は文頭にある場合、強い呼び掛けの言葉になっている可能性がある。「よし、行くぞ!」「いいか、一つ言っておく」などの先頭の部分(「よし」と「いいか」)がエスにあたる。
5.構文?
「ファニーバ・リキュア・ナウス・デン・ラギ」(ラギではなく旧世紀の船を追いかける)
これは、動詞+(A)+デン+(B)で、「BでなくAを…する」という構文と言える。
英語にもラテン語にも存在する単純なものではあるが…6.「マクラル」と「マクラン」、「リキュア」と「リキュアン」の謎 new!
語尾が「ン」になるのはなぜだろう。「マクラル」と「リキュア」はそれぞれ、「攻性生物」と「旧世紀」という意味の名詞である。「マクラン」と「リキュアン」は「攻性生物の」と「旧世紀の」という意味ではないかとも思えるのだが、「マクラル・リキッド」「マクラン・ジュエル」「リキュア・ユニット」「リキュアン・アイズ」というように「攻性生物の」「旧世紀の」という意味でも両方使われているのだ。修飾する単語の性質で使い分けているのだろうが、その法則性が全く見えて来ない。