帝国軍人心得
辺境での作戦行動
 いまだ文明の光は知らぬ辺境の民は、旧世紀の産物をいたずらに恐怖し、愚かな信仰の対象とするのみである。それら地に埋もれた遺産を、正当なる継承者、すなわち皇帝陛下のもとにお返しするのが、我が軍に与えられた使命である。旧世紀文明の力は、地上にはびこる攻性生物を駆逐し、再び人類を世界の主人とするために行使される。帝国の領土拡大は、より多くの遺跡やエンジンを確保するためであり、それらは全て、攻性生物から人民を守るために有効利用されるのである。ゆえに、辺境の民の無意味な反抗にあっても、躊躇してはならない。反抗は単に無知ゆえであり、帝国には彼らを保護する義務があるからだ。我が軍の戦いは侵略にあらず。目先の情に惑わされず、常に大義をもって行動することを望むものである。
旧世紀兵器の取り扱い
 アカデミーでは、優秀な人材による研究が日夜行われ、旧世紀に技術に関する謎は着実に解明されつつある。エンジンをはじめとする機械類を、帝国自らの手で生産するという目標が達成される日は、もはや目前に迫っているのである。だが、現在我が軍の使用する兵器は全て発掘物の修復・改造品であり、絶対数は常に不足状態にある。ゆえにその取り扱いには細心の注意を払い、動力の消耗を最小限に抑えるように心がけねばならない。
対攻性生物戦
 旧世紀の技術を持たぬ辺境の民は、我が軍にとって脅威とはなり得ない。真の脅威は、我が軍と同じく旧世紀の力を有するもの、すなわち攻性生物である。生物兵器として強大な戦闘力を与えられた彼らは、生身の人間では到底対抗し得ない外敵である。しかしながら、攻性生物の知能程度は著しく低く、アカデミーの手によってその行動様式も解明されつつある。我が軍の兵器・部隊編成・戦術は、それらの研究に基づいて考案されたものであり、適切に運用されれば絶大なる効果を発揮する。ゆえに、兵士諸君に要求されるのは、いかなる時も上官の命令に従い、恐慌に襲われることなく、冷静にそれを遂行することである。さすれば、敵の種類・規模の如何に関わらず確実に撃破できるであろう。
シーカーへの対処

 辺境部族の中には、帝国の財産である遺跡を、盗掘の目的で荒し回る一団が存在する。彼らはシーカーと呼称され、辺境では一応の認知を得ているが、その行為は帝国に対する反逆であり、発見しだいせん滅せねばならない。シーカーは組織力が弱く、ハンターと同程度の武装しか有していないので、直接的な脅威とはならない。しかし、発掘物を所持している場合が多いので重火器の使用は控えるのが望ましい。

塔の探索

 我が軍の最大の目的は、旧世紀の禁断兵器『塔』を手中にすることにある。皇室伝承によれば、各地に点在する塔のそれぞれに、全世界を破壊してあまりある能力が与えられているという。かくのごとき巨大な力は、旧世紀文明の継承者たる皇帝陛下のもとで正しく管理されねばならない。それが世界秩序の確立に貢献する道であり、我が軍はそのためにこそ存在するのである。

ドラゴンの捕獲

 辺境では、ドラゴンが神の使いと崇められているが、それは根拠なき迷信である。ドラゴンもまた攻性生物であり、その驚異的な戦闘力は、我が軍に幾多の被害を及ぼしている。しかし、ドラゴンは最強の攻性生物であると同時に、塔の機能と深い関係があることが判明している。ゆえに我が軍は、ドラゴンと塔の秘密を明らかにするため、いかなる犠牲を払ってもドラゴンを捕獲せねばならないのである。


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