情報系構造体に関する記録
 「編み人」ノアデアによる記録。

 遺跡内にある機械のほとんどはエンジンなどの動力系構造体だが、ごくまれに、映像や音声を記録するための、情報系構造体が発見されることがある。我々シーカーが、塔とセストレンによる管理システムの存在を知ることができたのも、情報系構造体の再起動に成功したからだが、この種の構造体の一部には、情報の記録以外にも重要な機能が存在することがわかった。

 それは、攻性生物の行動を制御する力場を発生する機能である。おそらく、記録されている情報を保護するためのものだろう。ただし、構造体の動力が小さいので、力場の範囲と効力はかなり限られるようである。これをうまく利用すれば、我々の里を攻性生物から守る手段として使えるかもしれない。今後も、この種の構造体の研究は、積極的に続けていく必要があるだろう。


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