下描き → ペン入れ
 さて....下描きもできました。これからいわゆる「ペン入れ」という作業にかかるワケなんですが、私は少し変わったやり方でペン入れをします。もちろん私の説明以外にPainterならレイヤーで作業したり、「トレーシングペーパー」という便利な方法もあるんですが、「メモリ喰い」なPainterをなるべくメモリを喰わないよーに作業するのを念頭においてます。後々にも出てくるんですが、Painter上でのレイヤーの数は使っても「3つ程度」です。
 そのハナシはさておき、私のペン入れのやり方は
『Color Talk(カラートーク)』というコマンドを使います。このコマンドを実行するにはまずインプットメソッド(ATOKなど)を「半角入力」のモードにします。そして「N」のキーだけを押すと、カラートークを実行させるウインドウが開きます。<図4>
カラートーク
<図4>カラートークのウインドウ
※画像をクリックすると「実寸」の画像が表示されます。
 適当に鉛筆で下描きを用意し、まずは<図5>のように文字を入力する部分に「green=1;blue=1」と入力します。しかしこの場合の入力は下の文字列の中から該当の文字を、上の入力のところにドラッグして入れてください。(入力が終わったら横の「保存」のボタンを押して保存されることをオススメします)
ドラッグして入力
<図5>文字をポインタでつかんで、直接ドラッグします。
 入力し終わったら「OK」ボタンを押します。すると<図6>のように黒で描いた鉛筆の線が、薄いブルーの線に変わるハズです。
ブルーに変更
ペン入れします 黒の線のみに
<図6>鉛筆の線が薄いブルーに変わりました。 <図7>そのブルーの線を元にして、黒でペン入れをします。 <図8>2回目のコマンドを実行すると、ブルーの線が消えて黒線のみになります。
 そしてこのブルーの線にマンガでGペンでペン入れするように「黒」で清書してみましょう。<図7>ペン入れが完了したら今度は「red=1;saturation=0;value=value*2-1」と入力して再度「OK」を押します。すると<図8>のようにブルーの線のみが消えて、黒のみの線が残るハズです。Gペンでいうところの「消しゴムかけ」みたいな作業ですね。ペン入れの際で消しゴムをかけると、当然ブルーの線も消えてしまってやりにくい場合もあるんですが、「アナログ的な感覚」みたいなものを感じて、私はこの方法でペン入れをしてます。

 主線は「鉛筆」の2Bを使ってます。作画する解像度にもよるんですが、だいたい1.5〜2.0ぐらいのサイズで線を引く感じが好きです。しかし残念ながらPainter9の鉛筆に関しては、6に比べると精度のいいモノではないと思います。グラフィックカードせいなのしれませんがモニター上では引いた線がビミョーにギザギザで表現されます。しかしPhotoshopで同じ書類を開くと線はキレイで従来のPainterの感じの線です。どうもPainterの方に問題がありそうです。
鉛筆だけではなく「ペン」を使う場合もあります。アナログの場合はGペンなんかでインクをつけ、あるイミ一発勝負で線を引いていくワケですが、コンピュータで絵を描く場合はやり直し(アンドゥ)が何度もきくわけで、気に入るまで線の描き直し、色の塗り直しが無限大に利きます。言い換えるといつまで経っても自分の理想を追いかけるため、ある程度自分で見切りをつけないと膨大な時間がかかってしまいアナログより効率が悪い場合もありえます。妥協はダメなんですがどこで見切りをつけるかも、コンピュータで絵を描く場合は考えないといけないところですね。

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