抜釘

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やって来ました入院当日。許されるなら「すいません、今回は縁がなかったってコトで。」と言い残して逃げちゃいたい気分なんですが。妻に引きずられるようにして入院受付までやってきてしまいました。

ブルーな私の気持ちなどお構いなしでベッドまで案内され、今から手術までの説明を受けます。説明してくれた看護婦さんの「ちなみに執刀医の先生と私は苗字が同じですが夫婦ではありませんので。」なんちゅう掴みにも反応しきれない自分が恨めしいったら。何故突っ込まないんだ。何故ボケないんだ。私。

自分のお笑い魂の未熟さに涙しながら入院当日は終了です。明日の手術に備えて早く寝ることにします。ちなみに今回の手術を抜釘(ばってい)術というらしいです。説明受けるまで知りませんでした。

そんなこんなで一晩枕を涙で濡らしたため(ないない)
手術当日は晴れやかな気分で迎えるコトが出来ました。(これもない)
まぁ痛みがない分前回の手術よりは余裕がありますけど。

当日は朝から何も口に入れられません。だもんで早めに手術してもらいたいんですが、順番からいって夕方近くになるようです。腹減るな。こりゃ。

手術までの間、栄養剤だのなんだのと点滴をしながら順番を待ちます。ほんでいよいよ手術です。

まずは処置室で肩への筋肉注射を一発。いきなり痛いじゃん。まぁコレは手術中眠くなる為の注射らしいんで、痛みを和らげるためにはしょうがないっちゅうコトで納得しましょう。

ほんでベッドに乗せられて、いよいよ手術室へ。あ〜緊張するなぁ。今回は手術時間が短めということもあってか、音楽は流してもらえませんでした。あかんじゃん。リラックスさせてくれんと。

緊張してきょろきょろしまくりの私を他所に、テキパキと働く看護婦さんにみょうちくりんなキャップを被せられ、血圧やら心拍数やらをとるためのセンサーを取り付けられて。よくテレビの手術シーンで聞こえてくる「ピッ・ピッ・ピッ」っちゅう音が聞こえてきて。いよいよ手術らしくなってきました。

ここで執刀医の先生登場です。まずは予定通り半身麻酔を腰のあたりに注射します。前回の手術はここでトンでもなく痛い思いをしたんですが、今回はどうなることやら。どえらいビビってます。ビビリまくりです。看護婦さん、助けてください。

そんな私の願いを知ってか、看護婦さんがいろいろ声をかけて状況を教えてくれます。もうね、こういうときに聞く看護婦さんの優しい声はまるで天使のようですわ。速攻で看護婦さんの胸に飛び込んで癒してもらいたい気分なんですが。さすがにそれは許されません。

そんな看護婦さんの「はい、今から注射しますね。」の声と同時に、腰のあたりに注射の痛みを確認。ん〜。痛い。早く終わってくれ〜。

もうそろそろ終わりかと思ったころに、今度は「じゃぁ今から麻酔を入れますね。」の声が。まだ麻酔入れてなかったんかい。じゃぁ今までの痛みはなんだったの?

半分騙されたと思いつつも、歯医者で麻酔されるような感覚を腰に確認。今か今かと、かなりビビリながら身構えていましたが、前回のような激しい痛みもなく麻酔終了です。助かった〜。

麻酔が終わると、なにやら足がぽかぽかと暖まってくる感覚が。とココで意識が途絶えました。ほんで気がつきゃ病室のベッドの上で寝てました。

なんかね、今回はどえらい麻酔が効きまくりで、手術が終わってからもしばらくぐっすり寝てました。あんまりにもぐっすり寝てるんで、看護婦さんが心配するくらい寝てました。だもんで抜釘の痛みも全く感じることもなく、非常に助かりました。

っていうかね、抜釘くらいたいした手術じゃないですよ。余裕余裕。終わってしまえば強気です。

しかしね、コレを局部麻酔で手術すると、骨までは麻酔が効かないと先生も言ってたんで、かなり痛い思いしてたハズですが。そうしたら今頃泣きまくりだったでしょうね。

とりあえずコレで抜釘も終了したんで、傷口が閉じれば全て終了。かな?

取り出したボルトの図。
手術後看護婦さんが持って来てくれたボルトです。こんなんが足の中に入っていたかと思うと、ちょっとビックリです。っていうか持って来てくれたボルトに血だの肉だのがついていたら、なんかどえらいリアルでビビリまくりだったでしょう。



足にのせてみましたの図。
足に入っていた時と同じようにして足にボルトをのせてみました。結構長いですね。もうちょっと長いと貫通しそうです。ちなみに足の方はかなり切ってくれたんで、縫った場所もちょっと腫れてて見るとうわ!って思います。









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