ティアラの作り方の巻
のつづき
最初はハンダの使い方からいきますね。
ハンダは糸まきに巻いてある糸ハンダです。一巻1キログラムで
1400円から2500円位の値段でしょうか。
すず60%以上でヤニなしのをつかいます。
はんだごては、こて台か石綿のボードなどの耐火性のあるものに置きましょう。
こては1200円位かな。300円から2500円位までいろいろあります。
サスゾールは半田をシンチュウになじませる薬品です。
こてといっしょに売ってます。フラックスという商品名のもありますが
はんだ用の液体のを買ってください。
サスゾールは説明書きにしたがって水で薄めて小鉢にいれます。
シンチュウの接着する部分に小筆でサスゾールを塗っておきます。
はんだごてのこて先が熱くなったらまずサスゾールの小鉢に先を
ちょこんと浸けます。チュって感じです。
そして糸はんだのさきにこて先を持っていき
すこしだけこて先にすくい取る感じではんだを
こて先に取ります。それを接着部分に移す感じではんだ付けします。
こて先をあてるとすぐに塗っておいたサスゾールがジュッと蒸発を始めます。
シンチュウに熱がつたわると接着部にはんだが流れるようにくっつきます。
シンチュウにはんだがなじんだらすぐにこて先を離します。
60ワットですから割と短い時間です。
1秒弱から長くても数秒です。
これが基本の作業です。
ラインストーン台の端と端を合わせて台の両方に同時にこて先があたるように
して合わせ目からハンダを流します。
こて先が変形したらやすりで円錐形に整えます。
失敗したらやすりではんだを取り去ってもう一度やりなおします。
長くこてを当ててしまうとまわりのハンダまで溶けてはずれるので
注意が必要です。逆に短すぎるときれいに見えてもくっついていないことが
あります。
次はダイヤレーンです。
ラインストーンを寄せてハンダで固定していくのですが
必要に応じてニッパーで切り離します。
輪を作る場合は円筒などに沿わせながら接合していきます。
六月屋は今回、クッキーの缶を使いましたが
それはココだけの秘密です。
秘密が漏れてしまうとちょっと体裁悪いよね。えへへ。
ハートなどは針金でガイドを作りそれに沿わせます。
以上のことを基本にティアラを作ってみましょう。
まず一番大事なこと、デザインを考えます。
作りながら考えてもいいです。
まず輪を作ります。パーツも作ります。
それらをくっつけます。
強度を考慮して弱い部分をハンダで補強します。
でこぼこした所はやすりをかけて紙やすりで仕上げます。
丸カンを付けてあとは鍍金屋さんへ。
ここまででの注意事項は換気と火事に気をつけることと
やけどにはくれぐれもご注意のほどを。
パールを付けたり、鍍金しないで古美に仕上げたり
いろいろ応用してみると面白いです。ここが腕のみせどころですね。
凝りまくってみましょう。
ハンダをシンチュウと同じ色にする薬品があるようです。
ステンドグラス用の薬品みたいです。
さて最後の難関、ロジウム鍍金です。
これは業者に発注します。
大きいものですから卓上型の鍍金槽には入りません。
発注するしか方法はありません。
ロジウム鍍金をやっている鍍金業者をwebや電話帳で探して
価格なども含めて相談してみましょう。
ティアラは大きく、値段も張りますし
通常でも少数発注のアイテムですから引き受けてもらいやすいです。
引き渡しのまえによく洗っておきましょう。
鍍金が掛かると遂に、遂に、完成です。
ふぅ。久しぶりのティアラは大変だったけれど
結構面白かったです。
ダイヤレーンはあと30メートルあるので
あと2、3個作れそうです。
今は友人から頼まれてるちっちゃなクラウンを
作ってるところです。
ロマンチックで良いなぁ。
ご注文など承っておりますので
六月屋のハンドメイドティアラをよろしくね。
えっと、わかんないところはメールくださいね。
次のページにつづきます。
つづく
ホームページに戻ります。