フォト短歌 145 名月や・猛暑に耐えて

中秋の名月・天気予報は150年の観測史上初めての猛暑・危険な暑さ(36℃)を告げ、
ウエザーニュースは、各地に熱中症警戒アラートを頻発する、

・・・先人、十五夜を詠む・・・
『月々に月見る月は多けれど月見る月はこの月の月』
この歌は、詠み人知らずの歌である・下記Net検索結果より
『日本随筆大成第2期巻8』所収の鈴木忠侯『一擧博覽』の巻之2・53に「良夜の歌」として
「宦家の女中は、八月十五夜に芋を箸につらぬき、其穴より月を見て、月々に月見る月は多けれど
月見る月はこの月の月、といふ歌を吟ぜらるゝとなり」とあるのが出典らしい。
(『新編国歌大観』(角川書店)を調べても,この歌は載っていなかった。)


September 20.2024 up


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