本当に大丈夫?保育園民営化(1) (西尾民報2003年7月27日号 一筆啓上より) 公立保育囲を民営化する計画が急展開し、これまで市の児童課や公立保育園が追及してきた「安心で子ども本位の保育」を単に人件費が私立よりも高くつくというだけで民営化というのは、全然納得いかない。その人件費も公立と私立で賃金の墓準に差があるのでなく、私立園の保育士の動続年数が短いという理由で、公立のそれと比べて安い事が議会での質問でも解明されています。 今保育士は狭き門です。保育という仕事に大きな夢を持ってその資格を獲得しても少子化時代、就職は厳しいのが実態です。何倍かの関門を突破して公立の保育園の保育士に合格して、ここで働き続けているうちに、人件費の高い保育士のそしりを受けることになります。その人件費は市職員と同じ基準で、職種別では保育士の賃金平均は投職者が少なく、他よりも安くなっているのに。 今回の公立保育園の民営化はこれまでの民間園の誕生とは違う条件です。これまでの民間園は、およそ運営主体となる法人が、若干の公的緩助ばあったにせよ、基本的には保育施設、設備や土地の取得を自らの努力でしてきました。しかし、今回は画尾市の財産であった施設をあっさり運営法人に無償貸与し、「法人所有の施設の方が大切に使う」とかの理由で、程なく無償譲渡に切り替えたいと、厚生委員会で説明がありました。 保育園施設を自前の努力もなく入手できるという廿い条件を提示すれば、どんなもくろみの法人が手を上げてくるか。もし施設を譲渡した後不正が発覚したらどうするのでしょう。 碧南市では、民間保育園で、実際にば働いていなかった人のここ数年分の人件費分3462万4千円を経営者が横取りしていたということで、その賠償を求めています。しかしそれ以前の分は書類がなく不正の有無も確認できない状況とか。たった一日の監査で不正を見つけるのは至難の技です。つづく
牧野 勝子
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