西尾民報2005年2月号外 潮騒

「ホテルに税金は一切使わない」と公約しながら

ホテルに税金の迂回投入計画

ホテルの床単価は公共床(市の施設)の2.56分の1

再開発事業で市長に賠償請求を求めている原告団が、最近入手し裁判所に出した駅西再開発変更計画案は、再開発計画の実施設計以前から、無理な事業であるのに、市側が隠していたことを証明する重要なもの▼11月の市議会全員協議会。ホテル、事務所、店舗すべて買い手がなくて行き詰り、組合が出していた変更計画は、ホテル、マンションの民間業者に進出してもらうため、民間分の建物価格を安くし、その分西尾市の購入分に上乗せしてあるとして、市側は、それでは市民の納得が得られないから、建物建設計画は白紙にし、市が大赤字の組合を買い取ると説明▼納得が得られないのは当然ですが、驚くべきことに、この変更案文書によって、実施設計以前に、ホテルは坪単価92万円、再開発ビルの市購入分の坪単価は236万円、2・56倍としていた経過が判明(今回案もホテル、マンション73万円、市の施設200万円、2・75倍)▼市長は市長選挙でホテルに一切税金は使わないと公約したのに、これでは実質的にホテルに税金を注ぎ込む計画▼いままで再開発ビルの用途別床価格を隠し続けてきた理由が分りました。市民や議員を最後までだますつもりだったのか、こんな無理な計画をしていたのです▼司法の判断はともかく、議会で「責任を取るときは取る」と明言した市長さん。退職金は最近の4年間だけで約2千万円とか。

ホームへ    西尾民報