Koji Kaneda Art-Gallery
『F80号額縁の自作』
私が自作した額縁の作り方をご紹介します。
あくまで自分の考えで作ったものでありますので、
かならずしも皆様のお気に入るものになるかどうかは分かりませんが、参考にはなると思えます。
また、木工工作が必要ですのでお怪我の無いように、安全には十分気を付けて、自己責任でお願いします。
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20151221_01.jpg

表から斜めに見た場合

備考@:
基本材料=エゾ松
材料はスギでもヒノキでも何でも可能ですが、
ジャンボエンチョ−では、エゾ松が一番安かったです。
ただし、安い、弱い、しかし軽いです。


★エピソ−ド:
大学時代は皆お金が無いので、
美術部・部費で安い板材料を買ってきて
皆で、絵に現物合わせで、のこぎりで切って、
白ペンキで塗って、クギで打ち付けて飾っていました。
懐かしい思い出です。

20151221_02.jpg

裏側から斜めに見た場合

備考A:
私が行くジャンボエンチョ−では、材料の長さは
お店の人が精密カットしてくれます。
それでもバリが出ますので、
ヤスリがけした方がきれいです。

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コ−ナ−からの一面
表側から見る。


備考B:
45度カットは、私が行くジャンボエンチョ−では
カ−ド会員になると、木工室にある機械は
ほとんど、無料で使用させてくれます。
つまり自分でやるとタダと言う事です。

カッチング機械で置台を45度に合わせると
驚くほど簡単に45度カットが出来ます。

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コ−ナ−からの一面
ウラ面から見る。

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縦横とも同じ一般断面になります。
各材料の寸法を掲載します。
あくまで私の考えでの寸法で、
絵を入れるスキマを考慮してあります。

注意:
一時接着用木工ボンドとか、
仮止め用の木ねじは
適度に使っています。

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コ−ナ−を補強するためと、
組立時の補助にもなる鉄板部品です。
右から
3方
L型
L型平板
以上すべて4個必要
止める木ねじは2.1*10を使用

20151221_08.jpg 実際の組立状況
写真はF50号です。

20151221_07.jpg

実際の80号木パネルを入れてみた状態。

額はこげ茶色(バ−ントアンバ−)で塗装してあります。
この額縁は、絵のヘリを隠すことなく
額の中で絵が浮いたような状態に見えることが特徴です。
幅もあって、しかも軽い。


注意点は、この自作額縁は
あまり小さい額には向かないと思います。
まあ小さくともせいぜい20号までと思います。
あくまで大きい絵に向いていると思います。

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裏面から見た状態です。
色は外から見えるところだけで、
見えないところは塗りません。
また額縁と絵の木パネルとは木ねじで8か所止めます。

木パネルには横面にヒンジを打って
ヒモをかけています。
また一水会で習いましたが、ヒ−トンを
ひっかけるために
クギを斜めに打ってあります。

20151221_12.jpg

この方法でF80号、F50号、F20号と作ってみました。
次はF100号を作ってみたいのですが、私の場合
自分の車で運べる限界を考えると、
F100号は、簡単に組み立て&バラシが出来る様に
縦横一本づつの枠の
違う額を作ってみたいと思っています。

いずれにしても、大きい額縁は
ピンキリありますが、
市販品ですと、かなりの金額がします。
それなのに、意外と弱く、
また、薄くて、がっかりな物が多いです。
どうせなら、自分で作って納得行くようにした方が
良いと思えます。

★↑この額縁の特徴は
絵が額の中で浮いているかのように見えることですが、
その利点の半面、絵の横が丸見えになってしまいます。
そのことが気になる方には向きません。
その点をご注意願います。

★↑発生費用について
エゾ松材料費
9*75*1820=単価365円×4本=1,460円
9*30*1820=単価155円×4本=620円
14*60*1820=単価290円×4本=1,160円
その他は、補強鉄板、木ねじでおよそ1、000円以下くらい
全合計で4、240円
これは実に市販品の1/4くらいです。
何でも出来ることは自分でやることですね。

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