Koji Kaneda Art-Gallery
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『今Audi 水彩F8号・モンバルキャンソン紙

とある日、会社のすぐ側のガソリンスタンド(以下GS)に車を預け、給油と、ワックス洗車を頼んだ私。
本当なら、自分で洗ってやりたいわがAudi・・・・しかし、時間を稼ぐ為、人に頼めることは全部頼もうとする私。
その分早く、仕事を片付け、出来れば、絵を描く時間を作りたい。
暫くすると、GSから電話がかかってきました。
GS店主『すみませんKojiさん、うちの若い子が、間違えて、ワックス洗車をかけてしまいました。新車なのに、誠にすみません。』

※↑通常3000kmか、3ケ月を過ぎるまでは、塗装が落ち着かないので、洗車やワックスは避けるべきである。
GS店主『え?!Kojiさんが頼んだ?・・・新車じゃない?中古車?うっそ〜!、あんなにきれいなのに。・・・え〜?走行距離?・・・57,000km
あまりに信じられない様子で、この後、声が続かない『気のいいGSの店主さん』でした。


2000年8月も終わりごろ、台湾出張から帰っても、落ち着く暇も無かった私。でも自宅の側に、Audi専門の中古車屋が出来たのだけは知っていました。
毎日通勤で通る道に、その中古車屋さんはありました。よって、毎日、Audiの中古車を眺めていたのです。
が、しかし、ある日の帰り、いつもと違う車が置いてあるのに、気がつきました。すぐ、調査の為、駆けつける私。
夜も10時は回っていたでしょうか、お店は当然、閉まっていますが、その車は、店前に静かに置かれていました。
『やっぱり、A6だ。おっと、後ろは?・・・・あ!quattro、タッグは?・・・・
185万円!・・・ほんとか?年式は?95年式!・・・んんんん』。
車の前で、呆然と立ち尽くす私。しかも何処を見ても、概観上はキズらしきキズは見当たらない。夜だからしょうがないか。明日、日中に見たいもんだな。
などと、また例のごとく、車に向かってブツブツ言うKoji。(笑)
その時、確かに、聞こえました。・・・・なんとこのAudiが、私に語りかけたのです。

Audi『やっと、来ましたねKojiさん。私はあなたが、来ることを知っていました。驚かないで聞いて下さい。』
Audi『私は前のオ−ナ−に5年間、大切に可愛がってもらいました。でも、5年たったら、違う車に浮気されちゃったの。一番当たりがついたところだったのにね』
Audi『Kojiさん、私は貴方が買ってくれる事を知っています。だって、私は貴方があこがれるあのプラモデルの一台なんですもの』
Audi『さあ、どうぞ乗って下さい。私は、必ず貴方を満足させます。だって、走りたくてしょうがないですもの』
んんん、女にこうまで言われて、見捨てるのは男じゃあない!。さっそく、買う手段を、あれやこれやと考えるKoji。
普通、この手の中古車を買うというと、しがらみの多いKoji、なかなか自分の思い通りにはさせてくれない周囲があります。
んんん、何とか、ならんのか?・・・・ああだ、こうだと考えあぐねていた。・・・・そして、思わぬチャンスが、突然やってきたのです。



9月に入った、ある日、東海地方に集中豪雨があったのは、皆様の記憶も新しいところだと思います。
そうです。あの豪雨で、我が社も、被害に遭いました。会社内はひざ下浸水で、大騒ぎするほどは、被害は大きくなかったのですが。
外の駐車場にあった、商業ライト・バンが2台もパ−!・・・・・。唖然としました。
すぐに、私が乗っていたランド・クル−ザ−を現場用として、差し出しました。



さああ、皆さん、私は、乗る車が無くなったのです。!・・・・普通ならしょげ返るところですが、くっくっく・・・と逆切れとも思える、笑いをするKoji。
聞けば、愛知トヨタも水に浸かって、新車もパ−。東海3県下のレンタカ−はすべて出払った後。
さあ、ますます条件はそろいましたね。(笑)
トヨタ関連の仕事をしている我が社・・・・当然車を買うとなると、トヨタ車がイメ−ジされます。よって、すぐ、クラウンだ、マ−クUだ、どうかするとセルシオ?
なんて話も飛び出します。あんまり高い車は、気も使うし、第一バブル後の不景気、とてもそんな気にはなれません。そんな高い車イヤだ。
じっくり周囲を見渡した後、みんなに言いました。『今そこにあって、すぐ乗れる
あのAudiを買う』。
シ〜ン。だれも反対はしませんでした。というか、みんなしごく当たり前のように、当然でしょってな事になりました。
かみさんだけはこう言いました。『あなた、本当に、中古車でいいのね。』
私には、何の迷いもありません。しおらしく、かみさんに『うん、中古車で我慢するよ。』
くっくっくっく、わはははは、本当に、嬉しさをこらえるKojiであった。
5年経ってるAudi・・・やっぱり、よく見ると、そこそこ5年の歳月を感じる部分もあります。でもそんな事は、
趣味の古い車もやってきた私、全然気になりません。
車は、やはりエンジン、足回り、・・・基本の部分をしっかりとチェックすると、さすがAudi・・・何ら心配する要素はありませんでした。
あとは、こいつと相談しながら付き合う気もちがあるかどうかなのです。車も一種の機械です。
『新車なのに、どうして壊れるの?』
・・・などと、文句を言ってる人を、よく聞きます。機械物なんだから、壊れるのは当たり前っといつも、独り言をつぶやくKoji。
車も機械・・・でも人間と同じように、調子を聞いてやって、付き合う気もちが欲しいと思います。
さああ、わがAudiちゃんは、これから、どんなじゃじゃ馬ぶりを、私に見せてくれるでしょうか?。・・・楽しみなものです。
わがAudiは、
私の新しい恋人なのです。・・・これが私のAudiの本当の秘密なのでした。


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