Koji Kaneda Art-Gallery
N氏のPorshe・製作過程

Por081.jpg

私の描画方法を、ご紹介します。
@ F8号を写半板に水貼りしてから、まずはデッサン
**今回も鉛筆だけです。デッサンはいくら時間をかけてもいいと思います。

**車絵の場合は、そのフォルムを大事にします。
**デッサンは見た目を出来るだけ正確に取りますが、
**完全に実車と同じというわけにはゆきません。
**あくまで、自分の感じる好きなフォルムをイメ−ジします。
**あまり正確さを要求されるなら、写真の方がいいわけで、
**絵に求められるものは、その場の感動なのですから・・・・
**
**
車は、細心の注意を払って、狂った線は、消して描き直しを
**繰り返しますが、背景は適当。(笑)
**その車が、どういう場面にいるかが解ればいい程度。
**それが車好きのもっとも好きな絵ですからね(ニコ)。
**あくまで車が主役と言う事を忘れないように進みます。

**今回は暗いガレ−ジから、光の中へ向かうイメ−ジを狙います。
**車体部分にマスキング液を、使っていますが、結果から判断すると、
**あまり必要なかったですね。

Por082.jpg

A最初の彩色
**車絵の場合、私は『黒』を使います。
**それは車に限っては、混色をしますと、塗装の美しさが崩れる場合が
**多いのです。
**今回はホルベインの「アイボリ−・ブラック」です。
**最初に窓枠、ホイ−ルハウス、タイヤ・・・線として必要な部分を面相筆で
**整えて、いったん乾くのを待ちます。それから、
**薄く、薄く、黒を溶いて、バシャバシャ水を使いながら、どんどん描きます。
**自由にのびのび!、それが私の取得!
**え!?単に乱暴なだけ(爆)・・・そうかもしれない。
**しかし筆の勢いは出ます。


※マスキング液は、もうはがしてしまっています。

Por083.jpg

B2回目の彩色
**水彩画のコツは、乾くのを辛抱できるか?どうか?だとも思っています。
**生乾きで、次の彩色に入って大失敗・・・いままで何度やってきた事か・・。
**実際Aの段階から一昼夜過ぎています。

使っている色の紹介
**1)アイボリ−・ブラック
**2)サップグリ−ン+ホワイトの混色←壁のペンキ色がずばりそれ。
**3)ペインズ・グレ−
**4)ロ−ズ・マダ−
**5)オレンジ
**6)ライト・グレ−
**7)ベ−ジュ+極少量のブラック
**以上の7色。

※薄く色重ねをしますので、下地の色が淡く浮き出て、決して混じらず
それでいて、2色の主張がはっきりと読み取れて
・・・好きな画風へと向かって行きます。

※もうサインを入れています。
入れる場所が無くならないうちに・・・(自笑)

Por084.jpg

C3回目の彩色
**2回目とあまり変わっていない?
**この画像ではわかりにくいですが、今回、定規は一切使っていない為
**シャ−プ感に欠ける・・・・
**よって、耐水性のボ−ルペンで、
**今一度強調したい部分に輪郭を入れています。
**車絵の重要な所
**窓、ドアミラ−、タイヤ、アルミホイ−ル・・・・
**そう!あくまで、主役の車を引き立たせる為に・・・

**あまり解りませんが、ボデ−に周辺の色も上塗りしています。

Por085.jpg

D4回目の彩色:最終
**見直して、見直して、・・・・細かい細部で、修正を入れています。
**結構荒い描画の私ですが、意外?と注意を払っているでしょ?
**以上のべ3日のお絵描きでした(笑)

**ガレ−ジから、峠のワインデイング・ロ−ドへ・・・、
**暗がりの中から外の光の中へ、今、まさに出ようと・・・
**イメ−ジは出たかな???


注1)この車の車体色はジャ−マン・シルバ−
・・・・全然その色は使っていない(自笑)

注2)床面にタイヤが写っているのは、洗車した水の後に写っているのです。


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