質問
 内弁慶で困っている
 家の中では、自分のしたいことや思っていることを言うのに一歩外へ出ると、話しかけられても黙っていたり、友達の言いなりになったりしているようです。このままでは嫌なことも嫌と言えずに、友達に引っ張られてしまいそうで心配です。
 もっと、自分のことをはっきり言えるようになってほしいのですが・・

解答
安心できる相手との会話から コミュニケーションをはかりましょう
受けとめてもらう安心感を
 家の中で、自分のしたいことや思っていることを言えるのは、そこが安定できる場であり、話す相手が自分のことを分かってくれるという安心感があるからです。ですから、家から一歩外へ出た環境の中でも、自分のことを分かってくれる、自分の思いを受けとめてくれるという安心感が得られれば、きっと自分から話をすることができるようになります。
 例えば、外へ出たときに、身近な人とあいさつを交わしたり、買い物のときに品物を受け取らせたりして、コミュニケーションを図るきっかけを作って、その心地よさを経験させましょう。
失敗を恐れずに
 自分に自信をもたせることも大切です。言葉で伝えるだけではなく、その子の得意なこと、たとえば体を動かすこととか、絵をかいたり、何かを作ったりすることや、リズム遊びなど、その子らしい表現の仕方で表していることを、まわりの大人が喜んで受けとめていくことも、自分を表すことに自信をもたせていきます。失敗を恐れて引っ込みがちになる子もいますので、失敗を気にしない雰囲気をまわりの大人がつくっていくことが大切です。
 幼児期は個人差が大きく、自分を表していく過程は異なりますが、あせらないで、その子が伝えたいと思っていることを、まずはしっかりと受けとめていきましょう。そしてどう伝えればいいのかを、まわりの大人がモデルを見せながら、時には代弁してやりながら、相手に伝わる楽しさが感じられるように、かかわっていきたいものです。




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