ガムと道徳(マナー)


チューインガムは食べるものではなく、味わうものです。口に含んで噛み、楽しんだ後は
捨てることになります。

こうした特異な食品である宿命から、普通の食品、食べ物の包装紙と比べて、より以上
の道徳心を必要としています。

噛み終った(味わった)ガムは、そのまま捨ててはいけません(常識です)。銀紙か、なん
らかの紙に包んで捨てることを求めています。これがより道徳心を求める食品である、他
の食品と違うところです。

次に、道徳心のない人が紙などに包まずポイ捨てしまった場合、今度は人に迷惑を与え
ます。靴にくっつきいやな思いをした人は多いと思います。さらに、道路にくっつき黒くなり
道路の、いや、町の美観を著しく悪くさせます。
街の歩道のいたるところに黒いシミのように点々と付いているポイ捨てされたガムは、恥
かしいくらいみっともないものです。

さらにさらに、ポイ捨てされくっついたガムは、大変な努力と根性を持って作業しないと取
り除くことができない、厄介この上ない代物なのです。

シンガポールでは、食べること禁止、販売、輸入禁止の国です。

これほど社会に影響を与えるチューインガム、ガムを噛むことは「あなたの道徳心が試さ
れている行為」でもあります。

日本の各都市では、都市美化の条例があります。ガムのポイ捨て禁止条例はチューイン
ガムを噛む資格のない人がいかに多くいるか、もっともっと道徳心をもってくださいと訴え
ている証明です。他の食品もゴミのポイ捨てはいけませんが、とくにチューインガムはより
道徳心を持って食していただきたいと、声を大にして訴えたいと思っています。