前に書いた「逃げ」という事をもう一度考えてみたのです。以前書いたことに高校生はよく逃げると書きましたがそれは当然のことと思い始めました。この時期は色々なことに関して自分では容認できないことが多く、そのことから一度逃げという行動を起こします。逃れた時に半ばの確率で(下積みが多い程確率大)逃れた原因を思い返します。冷静に考えてみるとその時は容認できなかったことも容認できるようになることがあります。こういうようなことを繰り返すことで自分の「むかつく領域」を減らして大人になっていくと思うのです。 だから「逃げ」は、自分をひとつ大人に近づける機会のように思うのです。利己主義的な高校生といいますがそれは各個人がステップアップするための猶予期間を大人達からもらった物だと考えます。先生達は僕たちが逃げた時にこのように段階を踏んで欲しいと努力しておられるのだと思うのです。 |