7月10日

児童殺害事件に寄せて4



それでいて実際の現実・非現実の境目と各々の内面のそれが、ただでさえも現在の情報文化の中でかみ合わない面が多くなっていて、その解らなさに自分を閉じこめてしまうような人も一部にいるかもしれません。年が過ぎていくのに一回でも自分を肯定していく人が現れず、それにもまして周りが攻撃するような人ばかりで自分の入っている殻はとことん厚くなっていき、人から客観的に見れば暗い場所に入っているように見えます。自分自身にしてみればそこは聖域であるいは白銀の世界に見えるかもしれません。

その聖域で現れる現象は、人間の基となる行為を引き起こす時があるかもしれません。すなわち、普通一般の目から見れば非社会的に見える行動;血祭りを容認するような行為であったり、今の文化社会で言うとホラー映画に関心を持つような現象が起こりうるかもしれません。

最後に、この考えは起こる事が可能であっても、その確率は限りなく低いように思います。しかし最終段階にはいる前にこのような身のあり方は幾分親などによって打開できる事だと思うのです。何とか危険因子は摘んでおいて再発は防ぎたいものです。



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