7月26日

プラグマティックな処理



二世代前の人達のラジカルな感覚の圧力を受けて、ぼくの年頃の人達は基本的に無関心で最小限度のことをプラグマティックにこなしているように思います。みんなでまとまって何かをするということが多分昔に比べて苦手で、一つの共通の目標に向かって全体が進もうとすることができがたいと思います。小さな共通点でみんなが結びつくことが上からの抑圧で忘れ去られていて、個々の不満も個々で(陰険に)処分しているように見えます。

もしかしたら今の世代の結びつきというものは、自分で作り出した考えによるものはほとんどなくて、マスメディアによって作り出されたある一線が結びつける大部分の原因になっているかもしれないと思うのです。だから、自分の頭を使うようなことはさかんに敬遠されて、プラグマティックに処理されているような気がするのです。



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