本当に何もすることの無いような休日の昼下がりには、色々な妄想に頭を働かせてもいいけれど、体をとても自由にさせてあげたらいい。特に晴れた日なんか窓際に座って風でも感じていれば、なぜか気持ちよくて楽しい気分に駆られるものだと思う。いつもなにかしら頭とか体とか使って忙しそうに動き回って、たまには気持ちと反する愛嬌でも振る舞っているように、気付かぬうちにたまっている疲れを癒やすことが必要。 いつも取り繕っている仮面を、そのままもう自分のしたいことだと受け止められるなら本望なのだけれど、欲か何か邪魔してあまりそうならないと思う。そして、休日の開放感に浸っているときの自分が一番そのままの自分だと思う。日向で寝ている猫のように。 |