小さい頃というのは、あらゆる嫌なことから逃げて、好きなことをやろうとしたものです。子供のわがままぶりの発揮です。それは、親などによってこの社会に合うように矯正されていきます。叱ることはこの社会に出て恥ずかしくない人にするために必要なことですね。そして、お叱りを受けながら成長していくのですが、子供にとっては納得がいかないわけです。その時子供なりに何か思いこんで納得がいくようにすると思うのです。それは人それぞれの「仮自己」だと考えます。紆余曲折の後その人自身の自己に到達します。 幼い頃の消極性、積極性は大人になってからのそれらとはまた違っていると思います。小さなことで選択される(遺伝かもしれないけれど)逃げ方によって起こる一時的なものであると思うのです。それらの過程達の中全てで今の自分ができあがっていると感じます。 |