これから起こる色々なことに対し、それぞれに方程式を作って準備をして耐性をつけておき準備をしておいても、実際にはそんなことがほとんど意味をなさなくなるようなことがたくさん起こります。自分がいま「する」ということと「できる」ということは違うことです。「できる」ことを方程式で抑えて「しない」ようにしようとしても、一旦火がついてしまったら、「して」しまうことは起こってしまい、今まで作ってきた方程式は木っ端微塵に砕かれるのです。自分は、人を殺すとか、そういうことでもできてしまう怖い存在なのです。 ひとつの答えしかないと思いこんでしまうような些細なことでさえ、いつ砕かれるか解らないのです。本当にどうなるか解らない、一触即発な自分のコントロールの仕方を知るには、どんなに悪いことでもできてしまう自分に目をやることだと思います。 |