バイタリティーの強さが女性にはあると思います。こちらの目から見ると耐えきれないようなことに普段から遭っていて、男性の納得いかないことなど気にもならないほど多くの抑圧を受けています。女性は成長の過程で、抑圧に耐えることを身につけて男性よりも忍耐強くあり、またその中で数々の納得のいかないことを切り抜けていく方法を心得ているように思えます。 男と女の役割を成長の段階で身に刷り込まされてきたことは、男が踏み台の上に存在するおごりを忘れさせることがあるのでしょうか。また、ぼくは青色、わたしは赤色、から始まった段差を繰り返し繰り返し見せられ、また体験するままには、女性は活力を強くしていくのでしょうか。おごれるものは久しからずのおごりが見えない中で謙虚さを求めても仕方がありません。 |