突然、ではないけれど、今日父が他界しました。最近少し回復してきていたので、親戚は帰っていったばかりでした。事が起こってからの慌ただしさに泣く暇なんてありません。また、父の動かないけれど今にも返事をしそうな顔を見ていると、まだ実感が湧いてこないのです。 そして、あまりにもただ眠っているだけのように見える顔を見ていると、ふと手を差しのべてしまいました。そのときの冷たさを感じたときに初めて、死んだのかと感じました。でも、今日一日は父も家で寝るので、まだ自分の中には大きく存在しているのです。明日、明後日と過ぎて行くにあたって、大きな空白に悩まされるのでしょうか。17歳という時期に逝ってしまった父は最高に意地悪だとは思いませんか?必ず訪れるものではあるのだけれど。 |