2月14日

赤い糸



どんなにひねくれてみても、ささやかに楽しいひととき。意を決しきれない歯がゆさと、そんなことはお構いなしに流星のごとく振ってくる現実。いかにささやかな情事であっても、本能的に心の負担は大きいと思う。表向きと真実を使い分けられるようになり、さらに絡み合いは複雑さを増す。赤い糸が見えたらどんなに楽なことだろう。

自分のあらゆる所を見せてくれるという面で、恋は素敵だと思う。自分の汚さも、かっこ悪さも、不備な性格も。あるいは、今までになく楽しんでいる自分も、体のことを気にもしていない自分も、解らせてくれる。自分の欲望に少し従えば、自分って何なのだろう?という言葉が返ってくる。振り返らなくていいから、目の前にある義理チョコを変えてみようとすれば、また、不思議と元気が出てくるのかな?



連絡板へ書き込む




DIARYのindex


Mameへはmame@sun-inet.or.jp