申し訳ない。日が暮れるまで待ってくれないか。動揺が隠しきれないんだ。破滅から遠のくには、暗い方が良いんだ。痛くして、何もできないよりはいいじゃないか。つっぱしるほどのトゲがあってもいいじゃないか。誰も気にしてはくれない。謙虚になってこそ、始まるべき物語がある。転がり込んで、再び立ち上がっても、そこには荒廃した風景しかないんだ。ニヒルに笑うボクは気概なく、はじっこの方で暗がっていた。心と体が分裂する。そんな汚い出来事なんてちっともわかりはしない。だからって、他人との距離だって。あまりにも嘆かわしいではないか。狂おしい。咲き乱れる火花は、綺麗なんだか知らないけれど、微妙に小さなトゲが来襲してくる。脳の中にはありきたりの暴走が起こり、隙間をなくして気絶する。
しかし、明日がやってくる。