歓談

消えていく親指は、
硝酸の賜物
時間がどんどん過ぎていき
アスベスト公害事件になる

宣伝

晴れやかなパーティーに
なんでも娘参上する
いつの時代もこんなものなのか
余すところ無くすってやる
光際には
ある光に見せられ
君もずっと過ごしていくはず

 

 

 

ときの力

いつも夢見ている
きっぱりした諦めと
金輪際の醒め事に

運命のときを見せて
早く懲らせる
時間の魔物

 

 

 

うめき声と共に
林檎をかじり
ニッピージングス止まらなくなって
ありのままとかいいつつ
情けない目で見ている