コラテラル: アクションものということで、観に行った。
(11/17/04)
銀髪の狼のイメージで登場のトム・クルーズの演じる殺し屋が、
ジェイミー・ホックス演じるドライバーのタクシーに乗って、
一夜のうちに5人殺すという仕事を実行していく。といったお話だ。
殺し屋とタクシー運転手との仕事・人間に対する哲学のぶつかり合い(?)だ。
始めは、脅されていただけの運転手が、殺し屋とやりとりしているうちに・・・。
コラテラルとは、辞書では、縁者という意味だ。映画の中では、巻き添えと訳していた。
まあ、そんな感じのストーリーだ。ジェットコースタームービー風でもある。
アクションものだが、そんなに派手ではなく。二人の心理を考える余裕のある、節度があるものだ。
でも、途中は、殺し屋が、「ターミネーター」に見えたなあ。
監督のマイケル・マンは、TV「マイアミバイス」、ロバート・デ・ニーロとアル・パチーノの「ヒート」など
二人の男を描かせたら右に出る者がいない人だ。この作品も、よくできていると思う。
もう少し、深く描くこともできたとも思うが・・・。
クラブで、ドンパチやっているときのポール・オークンフォールドの”Ready
Steady Go”が、カッコイイ。
いろいろ、見所があるんで、
トム・クルーズ好きのお姉さんに観せるだけじゃ、もったいない。
アクション映画好きなら、ぜひ観よう。
でも、やっぱり、仕事は大変だ。
シークレット・ウインドウ:久しぶりに映画を観た。
(10/28/04) しばらく、忙しかったり、どうしても観たいというのがなかったから、・・・。
この映画も、まあ、しかたなく観た。
僕の好きなタイプの映画でもなかったけど、こういうのが好きな人もいるんだろう。
ストーリーは、ダメ男が、くだらんことを・・・、といったところだ。
ジョニー・ディップがダメ男を好演している。
原作は、スティーブン・キングだ。
しかし、監督が結末を変えちゃったらしい。
エンドロールのキャスト「Chico himself」ってのが笑えた。
恐くて、ドキドキが好きな人は観に行ってもいいかも。
SILMIDO:残酷そうなんで、あんまり観たくなかったけど、仕方なく観た。
(6/9/04) まあ、「冬ソナ」が流行ってるし、女優は韓国の方が美人だし、まあいいか。
史実に基づいた話だそうだが、どこまでが本当か、よくわからない。
死刑囚が、金日成(きむいるそん で変換できた!!!)を 暗殺するというお話しだ。
ストレートな内容で、多少の中だるみはあったが、アッという間だった。
やっぱり、主演の人が大杉連に見えたなあ。
韓国ドラマや話題作が好きな人は是非。
戦争映画なんで、韓国の女優は出てこなかった。
シオシオのパーだ。
もうちょっと、事件の深い内容が知りたかったので、原作本も買った。
キル・ビル Vol.2: Vol.1 を観たので、楽しみにしていた。
(4/28/04)
今回は、カンフー映画、マカロニウエスタン、
ヒッチコック映画(?)に捧げた映画だ。
途中まで、シリアスなのか、前回同様、バカげた映画なのか、よくわからなかった。
しかし、やっぱりバカげた映画だった。
でも、Vol.1 に比べると、かなりパワーダウンしていた。
それとも、Vol.2 は、あえてそうしたんだろうか?
サミュエル・L・ジャクソンも出てるので探してみたら面
白いだろう。
必殺技は、五掌爆心拳だ。
Vol.1 の続きを知りたい人は、ぜひ観よう
またまた、続編があるのか?
ペイチェック: 香港アクション映画出身のジョン・ウーが監督してるし、
(3/30/04) 予告編でBMW R1150R ロックスターが走り回ってたから、観に行った。
ストーリーは、マット・デイモンの友達、ベン・アフレック演じる技術者が、
現在から未来へ、その間の過去を消されたおかげでえらい目に遭う。
恋人役に「キル・ビル」で大暴れのユマ・サーマンが出演してて、ここでも大暴れだ。
ストーリーの展開は速くて、時間が経つのを忘れるし、引きつけられるものだ。
ちょっと「?」と思うこともあるけど、ジョン・ウーは香港映画出身だから、これでいいんだ。
現在のアメリカの行動に対する揶揄もあって、面
白いし、考えさせられる。
アクションは、もちろん、文句なしだ。「M:I-2」で流行らせたバイクスタントも良い。
なぜ、BMW R1150R ロックスターのハンドルが、あんなに開いてるのかが、よく分かった。
ああいうように乗るためだからだろう(?)。
もし、バイクアクションが「マトリックス・リローデッド」みたいに
CGだったら、ちょっと幻滅だけど・・・。
そうそう、ベン・アフレックが棒術をやってた。
剣術と違って、人を殺したりしないから棒術は、面白そうだ。やってみたいね。
僕は、今でも昔の行いを思いだして、恥じ入ることがあるけど、
「間違いも、よい思い出。」と、ユマ・サーマンが言ってた。
そういう心境になれる時が来るのかなあ。
アクション映画好き、バイク好きは、ぜひ観よう
シービスケット: 時代は、高知競馬の「ハルウララ」だ。ということで観に行った。
(2/18/04)
実話に基づいたお話で、世界恐慌後のアメリカ西部のお話だ。
挫折したり、心に傷を負った三人の男と一頭の馬が出会って、
頑張るストーリーだ。しかし、実話だけに、そうはうまく行かない。
引きつけられるお話で、全然、時間を感じさせなかった。
映像は、風景もきれいだったけど、やっぱり、馬が疾走するシーンだ。
臨場感いっぱいで、自分も一緒にライディングし、レースに参加しているみたいだった。
SFXでは表せない、命の重量感に、満ちた映像だった。
俳優も、良い演技だったし、主人公の馬(一頭ではないらしいが、)が
これまた、目で演技のできる いいヤツだった。
オートバイは、よく馬に喩えられるけど、この映画を観ると、馬には負けると思うなあ。
何と言っても、オートバイには、馬のような筋肉の躍動がないし、感情もない。
馬に乗ってみたいね。そして、大変だろうけど、馬に乗って、ツーリングしたいなあ。
ちょっと残念だったのは、最後の締めのセリフの翻訳が、ちょっと変だったことかな。
良い映画だったので、ぜひ、観よう。
映画館の大画面で観るのがお薦めだ。
馬も人も、お金には換算できないハートが大切だ。
ミスティック・リバー: ゴールデングローブ賞の助演男優賞を取った作品だから観た。
(1/28/04) 「ラストサムライ」の渡辺謙と争った末だから確認の意味もあったかな。
お話は、子供の頃の一つの事件で、関係がおかしくなった幼なじみの3人が、
殺人事件がきっかけで再会して・・・、てところだ。
まあ、子供の頃の体験は強烈だ。
出演者の演技はとても良かった。特にショーン・ペンが良かったかな。
まあ、話題作が好きな人は、観てみよう。