07年に観た映画






アイ・アム・レジェンド: まあ、話題作だ。
 (12/20/07)        
                ニューヨークから世界へ、バイオテクノロジー治療によって生じた
               ウイルスのため、人類が滅亡した。その生き残りをウイル・スミスが演じている。
               今回は、自分の娘と共演だ。

                まあ、可もなく不可もなくってところだ。





特攻 TOKKO : 一部でだけかも知れないが、話題作だ。
(12/15/07)   
         元特攻隊員だった叔父をもつ日系アメリカ人の女性が、監督した。
        完全ドキュメンタリーで、元特攻隊員、攻撃を受けたアメリカ兵、
        その他周辺の人、作家へのインタービューなどで構成されている。

         最近やっと、この作品もそうだが、特攻隊員の本音が語られてきた。
        そして、昭和天皇への思いについても言及されている。
        
         現代に生きる日本人は、全てこの作品を見なければならないと思う。
        それは、過去の悲劇として、英霊に感謝しなければならないと言う意味だけではない。
 
         日本人は、かつて実際に、こんな無茶苦茶な
        行為に及んだ軍隊・政府を持っていた民族だということを認識するためだ。

         そして、今、日本は、特攻を生み出した頃の状況と非常によく似ている。
        それは、個人が蔑(ないがし)ろにされ、無能・無策で国民の犠牲を
        厭(いと)わない政府(役人など)や企業・組織の犠牲になっている状況だ。

         自殺者は、年間3万人を越えている。
        特攻は、自殺とは違うが、死に追いやられた点では、同じだ。

         特攻隊員はもちろん、自殺者も、もっともっと生きたかったはずだ。

         現代の日本の状況は、到底、英霊に誇れるものではない。

        




ブレイブ ワン: まあ、これといって観たいのがなかったんで、恐そうだけど、観に行った。
(11/29/07)   
          婚約者をつまらんチンピラに殺された女性を、ジョディ・フォスターが演じている。

          犯罪被害者の心理・社会復帰を追求していく作品かと思っていたけど、それだけじゃなかった。
         犯罪者に警鐘をも鳴らす作品だ。

          それにしても、現実として くだらん犯罪が多すぎる。
         何の落ち度もない真っ当な人が、おかしなヤツのせいで、未来を台無しにされてしまう。
         そして、犯罪者は反省すること、いや、その犯罪が生んだ悲劇に関心さえもなく、のうのうと生きている。

          そんな くだらん犯罪に疲弊した社会が生み出した映画だ。
         被害者に対する真の救済についても考えさせられる。


         ノー天気なアクションものに飽きた人は、ぜひ、観よう!!

        
          次は、ちょっとキツいけど、この映画を観る予定。





ボーン・アルティメイタム
:  前2作が、なかなか面白かったので観に行った。
 (11/15/07)        この作品は、その完結編だ。アルティメイタムとは、最後通 告。

                 マット・デイモンが、記憶を失った元CIA要員、ジェイソン・ボーンを演じている。
                そのボーンが、ベルリン、モスクワ、パリ、ロンドン、マドリッド、モロッコ、
                ニューヨークで、CIAに追い回されながら、自分の過去を探して行く。

                 エンドロールでは、俳優の後に、スタントマンの名前が延々と出てくる。
                それくらいに、スタントをウリにしている作品だ。

                 だから、主演はマット・デイモンではなく、大勢のスタントマン達だ。
                当然、アクションは文句なくスゴイ。目がついていかないくらい。

                 でも、ボーン自身のの描き方に物足りなさもあったなあ・・・。


               生身の人間が演じるアクションが大好きな人は、絶対に観に行こう


                しっかし、こんなの観たら、iPhone が発売されても、ケータイ持つのが怖くなるね。


                この映画の情報は、US 版のHPを見た方がいい。





グッド・シェパード
: 予告編が、ちょっと面 白かったんで観に行った。
 (10/25/07)     題名は、聖書からきているらしい。

             エンドロールまで気付かなかったが、ロバート・デ・ニーロの監督作品だ。
            本人も糖尿病の将軍役で出演していた。

             第二次大戦前夜、情報機関にスカウトされたエリート青年が、
             CIAの設立・発展に寄与していく話だ。青年をマット・デイモンが演じている。
            来月公開の「ボーン・アルティメイタム」では、CIAに立ち向かうのに・・・。

             スパイものだから、ドンパチもんだと思う人がいるかもしれないが、
            ストーリーは淡々と展開していき、ぜんぜん派手さはなく、一本調子だ。
            だからスクリーンに集中していないと、話の具合が良くわからなくなってしまう。


             「心を失った」人が増え、バカげた嘘・偽りが多発する社会。
            その中で、人を「信頼する」、あるいは誰も「信じない」ということについて、
            深く考えさせられる映画だ。
          
             なかなか良くできた作品なんで、ぜひ観に行こう


             アンジェリーナ・ジョリーは、とってもキレイだ。
            
             



ローグアサシン : 「HERO」、「スピリット」でカッコ良かったジェット・リーが主演なんで、観に行った。
 (10/11/07)   
            舞台はサンフランシスコ、香港マフィアとヤクザの抗争に伝説の殺し屋が関わり、
           その殺し屋に相棒を殺されたFBI捜査官が、復讐に燃えるといったストーリーだ。
           ジェット・リーは殺し屋役だ。ちなみにローグは殺し屋の名で、アサシンは暗殺者という意味だ。

            冒頭から、香港映画を大がかりにしたアクションが続く。
           アクションの定番は全て出てくるので、アクション映画好きは、とても楽しめるだろう。
 
            また、ストーリーも胡散臭いジャパニーズヤクザ文化が出てきたりするので、
           単純なものかなと思っていたが、最後に大どんでん返しが待っていて、よく練られたものだった。

            良くできたアクション映画なんで、

                           アクション映画好きは、ぜひ観よう!!
            
           



アーサーとミニモイの不思議な国: ファンタスティック・フォーの続編を見ようと思ったけど、
 (9/27/07)             観た人によると、面白くないらしいので・・・。
                    それにこちらは、リュック・ベッソン監督やし・・・というわけで。

                     苦境に陥った10 歳のアーサーが、おじいちゃんの話を元に裏庭で宝探しをするお話だ。
                  
                     ハッキリ言って、子供が大喜びするお話だ。そして、大人(特に元男の子)でも、とても楽しめる。
                    設定が、大人にとっても面白くできていて、よく練られているからだ。
                    裏庭にあんな世界があるなんて、思いもよらんもん!!

                     CG部分も素晴らしくリアル感があり、トランスフォーマーも素晴らしかったが
                    この映画は、それを越えた出来だ。このCGを請け負った会社に、敬意を感じるほどだ。
                    
                     また、大人の鑑賞に堪えるCG映画作りでの、スピルバーグとベッソンの一騎打ちのように感じられた
                    両作品を観て、二人のCGと実写の使い分けなんかを比較するのも面 白いと思う。
                    僕は、ベッソンに軍配を上げよう

                     吹き替え版を観たけど、オリジナルの声優でも観てみたいなあ。
                    字幕だと子供には辛いだろうけど・・・。
                   
           楽しくて面白い、CGの手法も素晴らしかったので、大人も子供もぜひ観よう!!!

                      最後に出てきたミニモイ族のリュック・ベッソンが可愛かったです。
                    それにしても、ベッソンって、いろんなタイプの映画を作れるなあ

                     そうそう、ミニモイ族の王女、セレニアも可愛くてキュートでした。

                     




トランスフォーマー: 子供の頃、アニメでやってた作品の実写 、SFX版。
 (8/20/07)
              いろんなマシンがロボットに変形する。
             SFXのレベルが高く、実写と区別がつかないくらいに見事な出来だ。
            本当に良くできているので、大人の鑑賞に充分堪えうる。

             メカが好きな人は、ぜひ観よう!!

            僕のマシンもトランスフォームしたら、どんなんになるかな?





オーシャンズ 13 : いつものメンバーが、恩人の敵討ちのために、再集合。
 (8/20/07)  
            そういや、ジュリア・ロバーツは出ていなかったなあ。
           今回は、大がかりなシーンが多かったんで、制作費が間に合わなかったかな?

            詐欺師といえども、迷惑をかけた人には、最後にきちんと報いるのが、好感が持てた。





ダイ・ハード 4.0 : 今さらだが、これといって観たいのがなかったんで・・・。
 (7/24/07)
             相変わらず、タフガイのマクレーンはとんでもなく大変なことに巻き込まれる
            デジタル時代のハト時計と言われながらも、仕事をやり遂げようと頑張る。
            観客も高齢者が多いような・・・。

             今回は、サイバーテロリストと戦う。ストーリーは陳腐だが、そんなことはどうでも良い。
            時間がどう流れて行こうとも、強い男は自分のスタイルで、行動するのみである。
            だが、やはり年頃の娘を心配する気持ちは、フツーのお父さんと変わらないんである。

             今回のヒーロ−の金言は、「誰も代わってくれないから、やってるんだ。」である。
            投げ出したら楽になるんだが、なかなか、かなり難しいんである。
            しかし、ヒーローではない僕もよく言ってる言葉だ。

           
                 まだまだ頑張らなければならない人は、ぜひ観よう!!

             しばらくは、自動車が吹っ飛んでこようが、ヘリや最新鋭戦闘機に攻撃されようが、
            動じることはないだろう。

             それにしても、FBI のユニフォームにタクティカル・アーマー・ベストを着けたマギー・Qはキュートだった。
            しかし、僕の格闘技術では、間違いなくボコボコにされる。
            動体視力が、落ちてるからなあ





スパイダーマン3: 今さらだが、これといって観たいのがなかったんで・・・。
 (7/17/07)
            相変わらず、ドジでオタクのピーターはミスばっかりしている
           その結果、悩むんである。そして、観る側は、いつもながら歯がゆく、ハラハラである。

            今回は、ブラック・スパイダーマンが絡んできて、またややこしくなるんである。
           まあ、ブラック・スパイダーマンみたいな所は、誰にだってあるだろうから、
           ピーターと一緒にみんな、成長しようっていうのが、この映画シリーズの主題である。

            今回のおばさんの金言は、「復讐は、毒のように、人を醜く変える。」だ。
           わかってはいるが、「許す。」というのは、なかなか、かなり難しいんである。
           しかし、「許される。」こともあるはずだ。


                良くできた作品なので、ぜひ観よう!!

            それにしても、スパイダーマンの動きが、速過ぎて眼がついて行かんかった。
           動体視力が、落ちたかなあ
            



ザ・シューター 極大射程: これといって観たいのがなかったんで、期待もせずに・・・。
 (6/28/07)
                 エチオピアで狙撃手として戦ったが、上司に裏切られ、九死に一生を得た元海兵隊員が主人公。
                山奥でひっそりと暮らしていたが、大統領暗殺阻止を依頼された。けど、断った。
                しかし、愛国心という言葉を持ち出されて・・・。

                 全く期待していなかったが、観ているうちに、どんどん引き込まれていく
                どっかに似たようなあものがありそうな設定だが、銃器、クルマを使ったアクションが適切で、
                辟易するほど過剰でなく、ちょうど良い加減だった。また狙撃ライフルを使ったアクションも新鮮だ

                 国のためと言いながら、自分の欲望を実現するのが目的の「恥知らず」が多い中、
                この主人公は、本当の愛国心を胸に秘め、戦い抜く。 現代アメリカ社会に対する提言が含まれた映画だ。
                選挙も近いことだし、我々、日本人も本当の愛国心を持ち、よく考えて行動すべきだろう。

               超大作ではないが、とてもまとまりの良い映画なので、アクション映画好きはぜひ観よう!!!
                 
                 やっぱり、最終的に現場でモノをいうのは、知恵と技能だ。



ゾディアック : 多少は、面 白いかなと思って・・・。
 (6/21/07)
           事実に基づいたお話だ。
          60 年代末から、サンフランシスコ近辺で発生した連続殺人事件の虜になった
          新聞社の風刺漫画家のお話だ。原作もこの人が書いている。

           事実に基づいているから、事件解決のための捜査の進展が、淡々と描かれている。
          だから、単調かもしれないが、逆にそれが、事実に基づいているという現実感になり、
          観る者をも事件解決に参加しているような気にさせてしまう

           なかなか、映像のつくりも凝っていたかな。

           ドキュメンタリー、ノンフィクションが好きな人は、ぜひ観よう


           ダーティー・ハリーが登場するところは、面白かったね
         



パイレーツ・オブ・カリビアン / ワールド・エンド
    (5/25/07)
               :「スパイダーマン3」と迷ったが、「スパイダーマン3」は、予告編で、大方、展開が読めた。
                それに、キルスティン・ダンストとキーラ・ナイトレイを天秤にかけた結果 こうなった。

                 僕は、1,2作目は観ていない。でも、話の筋には結構ついて行けたと思う。
                まあ、お話は、題名通り「海賊」である。 海賊対オランダ・東インド会社の構図になっている。
                そこにいろいろ関わってくる。でも、1,2を観てないんで完全に関係がわかってないかも。

                 上映時間が長いんで、ちょっと間延びするね。
                僕は吹き替え版を観たんで、字幕を読み疲れることはなかったけど・・・。
                まあ、ジャック・スパロウのファンなら、そんなこともないのかな?

                 ディズニーワールドのファンタジーで、現実とは関係ないと思う人が多いかもしれない。
                でも、この映画の主題、「自由」対「利益」は、現代社会人の最も苦悩しているところだ。
                誰もが、この狭間でいろいろ悩んでいると思う。もちろん僕も・・・。

                 うーん、難しいところだ。

                 けど、僕の場合は、どちらかというと海より山なんで、山賊になるかな。
                 やっぱり、海賊の方がカッコよさそうだから、海賊にしておこう。ははは。

            
                 自由とジャック・スパロウが好きな人は、ぜひ観に行こう。  


                 そうそう、エンドクレジットは、絶対、最後まで観ること。  

                   



俺は、君のためにこそ死ににいく: 知覧・特攻の母とよばれる鳥濱トメさんと特攻隊員を描いた映画だから、
    (5/21/07)          当然、観に行く。しかし、脚本・製作総指揮、石原慎太郎やからなぁ・・・。

                     
                      ストーリーは、トメさんと特攻隊員達のエピソードを羅列しただけ。
                    しかも、それがクドい。もう終わってもいいのに、長々と続く。
                    何を言いたいのか、何を目的に作った映画かサッパリわからなかった。

                     やっぱり、年寄りを泣かすためか・・・。
                    この映画で泣ける人は、選挙で石原慎太郎に投票できる人やろな。

                      鳥濱トメ役の岸惠子はまだしも、主役級の特攻隊長は、超大根役者やし・・・。
                    配役で感心したのは、死地を見てきた窪塚くらい。
                    (特攻は自殺ではない。おふざけが過ぎました。すいません。でもそれくらい・・・。)


                     多少は、期待をして観に行ったんだが、腹が立ってきて、しまいには、呆れ果 ててしまった。
                    早よ終わらんかなあと苦悶しながら、義務だと我慢して、最後まで観続けた。
                    しかも、なかなか終わらんかった・・・。
                    
                   
                     石原慎太郎は、一発屋の流行作家で、自分の文才のなさに気付いて、政治家に転身した。
                    しかし、言葉の感覚には優れていて、大衆ウケしそうな面 白いことを後の考えなしにブチ挙げて、人気を博してきた。
                    言動や東京都政を見て、僕はそう判断している。そして、特に他人の気持ちを推し量 ることのできないアホだ。

                     この映画の脚本・総指揮が、本当に石原慎太郎、本人なら、僕の人物評価は正しい。
                    映画の内容は、本当にお粗末で、哀れになるくらい空虚だった。

                      でも、石原慎太郎は、鳥濱トメさんに実際に話を聞いたはずやのに、
                    何を聞き、何が伝わったんやろ?トメさんがこの映画を観たらどう思うやろう?


                     こんな映画を作るんやったら、同じだけお金をつぎ込んで、
                    ノンフィクション・ドキュメンタリーものを作った方が、お金が生きた。
                    映画は、関心のない人に、メッセージを伝えることもできる素晴らしい手段やのに・・・。

    
                     この映画の唯一評価できる点は、
                    今までとは違い、特攻は、ほとんど命令である志願だと描いた箇所だけだ。

                    
                     でも、この映画は、ぜひ観るべきである。
                    しかし、その後、知覧にある富家食堂に行くべきだ。
                    そして、開聞岳の見える露天風呂に入って、・・・。


                     多くの戦死者、特攻隊員に対して報いることとは、
                   国民を二度と同じ目に遭わさない、遭わない日本を作ることだ

                     

                     石原知事には、三宅島TTレースを実現して欲しいな
                    




ハンニバル・ライジング: ムチャクチャ残酷で、怖そうなんで、絶対に観たくなかったが・・・・・。
  (4/26/07)       「マイアミ・バイス」のコン・リーが出演してるから、まっ、いいか。

                「羊たちの沈黙」シリーズ、第四作目。
               お話は、ハンニバル・レクター教授の生い立ちだ。
               やっぱり、ヒトの全てを決めているのは、育った環境と状況だった。
 
                 レクター博士に、あんな壮絶な過去があったとは!!!

                
                そうそう、FENDI を身にまとったコン・リーが、素晴らしく美しかった
               危ないんであんまり好きじゃないが、
               僕もレディ・ムラサキとなら、MVアグスタでタンデムしたいぞ!!!


                レクター博士ファンは、ぜひ観ないとね
                




ブラッド・ダイヤモンド: 消去法で残ったので・・・。
 (4/19/07)       
                全然、期待してなかったし、予備知識もなかった。
               知ってたのは、レオナルド・ディカプリオが出演していることぐらいかな。

                ディカプリオ演ずる傭兵上がりのダイヤモンドの密輸屋が、
               家族と離ればなれになってしまった、反政府ゲリラにダイヤ採掘を強制されていた漁師と出会って・・・。
               というストーリーだ。

                ハッキリ言ってテーマは重い。
               少年兵、紛争ダイヤ、難民、内戦などなど、アフリカの今も続く解決困難な問題を取り上げている。

                しかし、ディカプリオを主演に採用し、サイドストーリーを付け加えることによって、
               とても観に行きやすく、多くの観客に受け入れられやすいように製作してある。
 
                もしこのテーマで、ドキュメンタリーやノンフィクションにすると、
               重すぎて、一番ダイヤモンドが好きだろう年頃の女性は、観に行かないと思う。
               アフリカの問題に関心のない人々にも、この問題を知らしめたという功績は大きい。

                僕も紛争ダイヤや少年兵の問題は、新聞で読んだ程度だが、
               やはり、活字を読むより、映画といえども映像で観る方が衝撃が大きく、心の奥底まで到達する。
               僕は、絶対に紛争ダイヤを買ったり、贈ったりしないだろう・・・。ははは。

              
               テーマは重いが、良い映画なので、ダイヤに興味がある人もない人も、ぜひ観に行こう。  


                人が善か悪かではなく、その行動が善か悪かである。                 





 ナイトミュージアム: たまには、面 白い映画もいいかと思って・・・。
 (3/26/07)
               夜の博物館って、やっぱり僕の思っていたとおりだった。
              とんでもない大事件が、夜ごと起こっている。これを納めるのは、とっても大変だ。
              そこで、息子を持ったバツイチお父さんが奮戦する。

               いやー、やっぱり歴史を勉強しておかないとダメだ。
              日本の教育は、歴史をいい加減に教えていて、役に立たない。
              歴史を正確に詳しく学んでいると、同じ間違いを防げたり、未知の問題の解決につながるんだけどね。


               僕は、吹き替え版を観たが、子供でも飽きずに楽しめる。

               なかなか楽しい映画だったので、観に行こう!!


               たとえ小さくても、大きなことを成し遂げた男は、とっても大きく見えるもんだ。
              でも、年寄りがあんまり元気すぎても問題やね。
              あっ、映画の中の話。
     
          



 デジャヴ : 題名からするとナイト・シャマラン監督のクソ映画みたいな感じがし、一抹の不安を覚えた。
(3/19/07) しかし、トニー・スコット監督、デンゼル・ワシントン主演なんで、まさかそんなことはないだろう
        と思ったので観に行った。

        僕は、その場面・状況が前にあったように感じるデジャヴは、人の錯覚であり、
       脳が同じ場面・状況に感じることで、経験から正しい行動を導き出す本能ではないかと考えている。
       しかし、この映画のデジャヴは、”鏡よ、鏡よ。”の「白雪姫」と「ゴーグル」だった!!!

         観に行く人に悪いので、詳しいことは避けるが、状況設定がとても面 白かった
       頭を働かせておかないと、良くわからなくなってしまうけど・・・。
       そして特に、ハマーに乗ってのカーチェイスは、秀逸だ。ここだけでも、素晴らしい。

        細かいことはさておき、ハラハラドキドキ、とても楽しめる映画なんで

         ぜひ観に行こう!!!

        責任を取るために命を張る男は、カッコイイのである

        




ドリームガールズ: R&B、モータウン・サウンド好きなので、楽しみにしていたのに、前回、観損なった。
  (2/27/07)   今回は、満を持してだ。

             元は、ミュージカルなんで、ストーリーは単純だ。
            `60年代初頭、デトロイトで デビューした女性三人組(シュープリームスがモデル?)と
            マネージャーが、ショービジネスに成功を夢見て・・・。というお話だ。

             しかし、心情を深く吐露する曲が多く、登場人物の心持ちが良くわかり、
            ミュージカル映画にありがちな人物を描ききれないということはなかった。
            だから、ストーリー映画としても良い出来だ。

             それに、良い曲が多いんで、サウンド・トラックも買ってしまいそうだ。

             出てくる衣装、クルマなども、60、70年代を見事に再現していて、良かった。


             良い映画なので、モータウン・サウンド、ブラックミュージック、ミュージカル好きだけでなく、

             みんな、ぜひ、観よう!!!
            
            
           



  守護神   : 仕事が片づかず、観ようと思っていた映画に間に合わなかったので、しかたなく観た。
 (2/20/07)  それに何度も予告編を見せられたしなあ・・・。

           題名からすると、抑えのエースがでてきそうだが、そうではない。
          原題は、”Guardian ”である。 沿岸警備隊の救難士が描かれている。

           伝説のベテラン救難士をケビン・コスナーが、救難士の卵をアシュトン・カッチャーが演じている。
          アシュトン・カッチャーは、僕と同じく大学で生物化学を修めたそうだ。
          ちょっと親近感。

           まあ、ストーリーは映画によくありそうなものであり、ドキュメンタリーみたいな流れである。

           しかし、他人や仲間のために命をかける男はカッコイイのである。
  
            まあ、無難な映画であるので、無難に映画を観たい人はぜひ

            でも助ける相手は、命のかけがいのある人じゃないとなあ
       






世界最速のインディアン: 面 白そうなんで観に行った。
 (2/6/07)        それにオートバイが出てくるからね。


                ニュージーランドの片田舎に住んでいるおじいさんは、若い頃からインディアンに乗っていた。
               そして、その愛車を、コツコツ自分で、最高速チャレンジ仕様に改造し 、
                オーストラリア、ニュージーランドの記録を塗り替えていた。

                そんなおじいさんの夢は、アメリカのボンネビル塩平原で
               開催される大会に出て、愛車の最高速度を知り、世界記録を塗り替えることだ。
               変質者役を演じるのに辟易しているアンソニー・ホプキンスが、おじいさんを演じている。

          
                やることが滅茶苦茶なんだが、周りの人に愛されている。
               特に隣の家の子供との交流は、微笑ましい。

                なんとか夢を叶えたいと願っていたが、なかなかできそうになかった。
               でも、周りの人の助けを得て、実現に向かいスタートした。

                この、お話は、実話に基づいている。

                
                自分の夢を実現しようと頑張るおじいさんに敬意を感じた。
               彼のように、僕も、いくつになっても、オートバイに乗り続けたいな。
               MH900e も最速仕様に改造しないとダメかな?ははは。

               
             とても面白かったし、良い映画なので、ぜひ観に行こう


                印象に残ったセリフは、「夢を追わない人間は、野菜と同じだ。」だ。


                つい、出てくるインディアンのモデルの付いた携帯ストラップを買ってしまった。
               携帯電話、持ってないのに・・・。

                原作本・『バート・マンロー 〜スピードの神に恋した男〜』は、
               ちょっと高かったので、図書館で、貸し出し予約をした。


        



幸せのちから たまには、感動ものも・・・。
(1/30/07)   それに、落ち目だが、時代は安倍ちゃん「格差是正・再チャレンジ」ブームだ。
         どう考えても、真剣に取り組んでいるとは思えんが・・・。

          貧困にあえぐ父と子が、なんとか抜け出そうと頑張るお話だ。
        実話に基づくものだから仕方がないが、もう一捻りあっても良かったなあ。

         原題は、The Persuit of Happyness だ。
        Happyness のつづりは間違っているわけではない。

         主人公の父をウイル・スミスが演じている。
        そして、息子を演じているウイル・スミスの実子も芸達者だ。

         子供のために頑張るお父さんが、カッコ悪いけど、カッコイイです。

         感動ものが好きな人は、観に行こう


 追記    : 新聞に載ってた。
(1/31/07)  この映画の主人公のモデルの人が。
 
         成功した後、ホームレス時代に世話になった避難所の援助をしてたんで、
        この人のことが全米に知られるようになったそうだ。

         映画のどこかに出演してるそうだ。
        うーん。あの場面のあの人かな?  

           




ディパーテッド: 監督が、スコセッシだったからね。
 (1/23/07)  
          舞台はマサチューセッツ州ボストン、ギャングに潜入した警官をディカプリオ、
         警察に潜入したギャングの一員をマット・デイモンが演じている。
         この映画で、ディカプリオとマット・デイモンの違いがやっとわかった。

          僕なら二人の役柄を入れ替えたね。
         絶対、そっちの方が良かったと思うけどなぁ・・・。

          イカれた犯罪者を演じさせたら、ピカ一のジャック・ニコルソンがギャングの親玉 だ。

          お話は、手に汗を握り、喉がカラカラになるような緊張感の連続だ
         ラストまで、アッと言う間だ
         そして生々しい暴力がいっぱいである

          まあ、良くも悪くもスコセッシ監督作品である。

          ハデなドンパチはないが、とても面白かったので、
         スコセッシ、ディカプリオ好きだけでなく、みんな観に行こう

          そうそう、題名とストーリーがピッタリやったね

          新発見、マット・デイモンは、バレット ヨシダに似てる。

           



ラッキーナンバー7 時間があったんで、観た。
 (1/19/07)      直前まで、観るかどうか、迷ったけどね。

             ジョシュ・ハートネットが演じるツイてない若者が主人公だ。
            はじめは、謎、謎、謎といったかんじのお話だ。
            それが、ストーリーが展開していくにつれて・・・。

             そうそう、題名とストーリーは全く関係がない

             まあ、時間つぶしくらいにはなるかな。





映画に戻る