Mac にしたのは・・・


           


  最初にパソコンを買おうと思ったとき 、Windows は全く頭になかった。
 詳細は省くとして、僕のイメージとしてはこうだ。
 
 最初、Windows は、コンピュータに詳しい人のために作られた。
    Mac は、コンピュータの素人のために作られた。

 そして、Windows が素人も取り込もうと方向転換した結果 、現在、両者は似通ってきた

 
  僕は機械オンチで、特に電気には、からっきし弱い。
 ファミコンにソフトを入れることさえできなかった。大学の時のFORTRAN 77 の授業は2回で挫折した。
   
  でも、春休みに暇だったんで、コンピュータでも始めるかと思って、パソコンを買うことにした。
 上の理由から、当然、Mac にすることにした。そして、当時、スプリングキャンペーンとか言って、
 プリンターとセットだった Paforma 575 を購入した。

   
  マニュアルなんて読んだって、よくわからないんで、朝起きて、夜まで Mac の前に座って、
  いじくり回して試行錯誤する。といったことを4日ほど繰り返しているうちに、使い方を覚えて
  しまった。しかし、いまだにこの方法なんで、上達が遅い
 
  後日、読んだ本によると、
 僕と同様にして3歳の子供でも、Mac の使い方をマスターしたそうだ。
 京大の霊長類研にいるチンパンジーのアイちゃんなら、たぶん使いこなすだろう。


  しかし、半年ほどしてゲームをしたりということに飽きてしまい575 は単なるワープロと
 化していた。これでは、もったいないと思い、仕方がなくパソコン通信でも始めるかと考え、
 いろいろ調べてみた。でもパソコン通信は閉鎖的で、どう考えても僕には合ってなかった。


  ここで、世界とつながるインターネットなるモノを知った。
 小、中学生の頃は、海外短波放送を聴いていて、高校生の頃から世界を相手に貿易(単なる個人輸入か?)を
 している国際派(?)の僕が飛びついたのは言うまでもない。

  でも、最初にネットスケープの地球(?)が、回り始めたときは、本当に感動したなあ。


                 
                  
なぜ,Macを使い続けるのか?


  正直言って、iMac を買う前に、VAIO にしようかと考えていた。しかし結局 iMac だった。

  これはなぜか・・・。

  何と言っても、いろいろな点でカッコイイ

   たとえば、 映画を見ていると、
  悪人は大抵、Win. のノートを使ってるが、
  オシャレな主人公の部屋には、まず間違いなく iMac があり、iBookPower Book を持ってる。

  それに Apple には、
  Mac を使って生活を楽しくしようという姿が見られる(失敗も多いけど・・・)。

   でも、何でも高い、ソフトの対応も悪い、各種サービス、コンテンツに対応していないことが多い
  (有線ブロ−ドバンドに問い合わせたら、コンテンツが対応してないので、Win. に換えろと言われた)。
  
   こんなふうに、 良くない点もいっぱいあるが、それを超越して、Mac はおもしろい
  Mac は、パソコンという単なる道具ではなく、一つの趣味だ。
  
   スリープ時に、iMac の電源ボタンが、寝息を立てているように明滅しているのを見たら、
  まるで、ペットを飼っているようにも思える。

   壊れたときに出るSad Mac なんかは、コイツも悲しいのかと、逆に愛着が湧いてしまう。
  本当に、くだらないかも知れないほど、遊び心が多いiPod にも、Sad iPod が出るらしい) 。

   Win. とMac の勝敗や、優秀さを述べるなんてのは、今日、もう無意味になっている。
  
               これは哲学の違いなんだ。



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