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`97年のゴールデンウィークにイタリアへ旅行しました。 イタリアに行きたいと思ったきっかけはヴェネツィア共和国の1000年の歴史を描いた「海の都の物語」(塩野七生著)を読んだことです。この都市国家が1000年(697〜1797)続いた理由は、地の利、強力な海軍力を背景にした交易による経済力等..........があります。 この中で特に印象的なのはその政治体制です。 ひとつの例として、元首の選出方法がユニークでした。 その方法は「くじと選挙」を組み合わせたものです。理由はくじだけだと公正は期せるかもしれないが、適当でない人物も選ばれやすい。かといって選挙だけでは選挙運動の弊害を避けれないということのようです。 有権者(国会議員)と元首候補(国会議員)を10回のくじと選挙で選ぶという慎重さです。 しかし、この著者も書いていますが、「盛者必衰は歴史の理で、それを防ぐ道はなく、人智によって可能なのは、ただ、 衰退の速度をなるべくゆるやかにし、なるべく先にのばすことだけである。」ということなのでしょうか? 17世紀にはナポレオンによって崩壊されてしまいました。 現在のヴエネツィアは観光客によりたいへんにぎやかでしたが、ゴンドラ遊覧でみる町並みはだいぶ老朽化していました。 |
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