放映：NET 1970/11/02〜1971/09/27(全48話)
監督：芹川有吾他
音楽：渡辺岳夫
原作：浦川しのぶ
製作：東映動画

内容：人魚の娘マコ(杉山佳寿子)の人間世界での生活を描く。詳しい紹介文募集中。渡辺岳夫と堀江美都子、黄金コンビの出会いの作品となった。ちなみに堀江美都子のアニメデビュー曲は「紅三四郎」です。

魔法のマコちゃん OP

作詞：渡辺岳夫(下記コラム参照)
作曲：渡辺岳夫
編曲：松山祐士
歌：堀江美都子
C-36,CE-3038,SCS-118,CK-534,AS-103,AS-117,AS-121,APC-6004,ARM-5004,APD-6514,APW-9524,APW-9546,CW-7069,CW-7192~3, CC-4431~2,COCC-12840~1,CHS-31187~96,GES-30526~35,56CC-1391~2,COCC-10805,72CC-2965~7,COCC-11865~6,COCC-70053,COCX-35373,KIVE-39

　「作詞作曲：渡辺岳夫」とされているが、詳細は下記コラム参照。歌としては「アタックＮｏ．１」の路線ですが、中盤からはド演歌丸出し堀江節。ここはベースもキバってる。その後ポップス歌謡にもどって、いったいどうまとめるのかと思ったら「だって・・・・ですもの」とセリフが入って締める。
　「どこから来たのぉ↑♪」と最後をしゃくり上げる唱法は渡辺岳夫の指示。堀江美都子が歌っていた「アクビ娘」（ハクション大魔王ＥＤ）での歌い方をリクエストしたという。

　歌：前川真弓というヴァージョンは、EP APX-1501に収録。

ボクはマコについてゆく ED

作詞：渡辺岳夫(下記コラム参照)
作曲：渡辺岳夫
編曲：松山祐士
歌：堀江美都子、コロムビア・メール・ハーモニー
C-36,CE-3038,SCS-118,CK-534,AS-103,AS-121,CW-7069,CC-4431~2,COCC-12840~1,CHS-31187~96,GES-30526~35,COCC-10247~8,COCC-10805,72CC-2965~7,COCC-11865~6,COCC-70053

　エンディングも最後はセリフで締めます。
　管理人がCDでフルサイズバージョンのテンポを実測したら140でした。マコちゃんのエンディングは30秒で放送されたので、TVバージョンのテンポは異常に早いです。TVサイズでは150〜160くらいみたいです。測定レポートを募集します。

BGM テーマ・アレンジ

作曲：渡辺岳夫
COCC-11865~6

「魔法のマコちゃん」のアレンジ2曲。
　主題はフルート〜オルガン〜アコーディオン〜ストリングスという渡辺黄金パターン。テーマを演奏した楽器が次々とバックにまわるので、だんだん音が厚くなっていきます。
　もう1曲は、ピアノ&ストリングスを中心にしたドラマチックな演奏。歌でいうと「ひとつぶ涙が♪」の部分で、主題歌は「Ａｍ|Ｄｍ」になっているところを「Ａｍ|Ｂ♭」としてドラマを終わらせる。2曲ともピアノ伴奏が華麗なのだ。

えかきうた 魔法のマコちゃん

作詞：西岡りき
作曲：玉野良雄
歌：諏訪マリー
SR-5006

えかきうた ハルツ王子

作詞：西岡りき
作曲：玉野良雄
歌：諏訪マリー
SR-5006

公開：東映 1971/03/20
監督：芹川有吾
音楽：渡辺岳夫
製作：東映動画

公開：東映 1971/07/18
監督：岡崎実
音楽：渡辺岳夫
製作：東映動画

　TV版と同じ内容とのことです。

　「魔法使いサリー」から「魔法少女ララベル」まで、全作品のTVサイズ主題歌と劇伴音楽を収録。短い劇伴は1トラックに複数収録しており、見た目よりもお買い得な内容になっています。
　「魔法のマコちゃん」からはOP、ED主題歌と劇伴を2トラック収録。このEDはテンポがとても早いです。

海からきた少女

　比較的明るい音楽が中心のトラックで、OP、ED、テーマアレンジほかを収録。特に印象的なのは、柔らかな女声コーラス曲で、最後は「ぅわぁ〜」とＣａｄｄ９。ａｄｄ９なので、エピソードのラストシーンを飾るパターンと思われます。

人魚の命

　マコちゃんのイメージに良く合う悲壮感漂う音楽や、サスペンス等、複数傾向の音楽を収録。新選組関連の時代劇や「アタックＮｏ．１」にも通じるナベタケ節が「じ〜ん」ときます。

EP SCS-118「魔法のマコちゃん／ボクはマコについてゆく」(廃盤)
EP C-36「魔法のマコちゃん／ボクはマコについてゆく」さすらいの太陽と混載(廃盤)
EP CE-3038「魔法のマコちゃん／ボクはマコについてゆく」ひみつのアッコちゃんと混載(廃盤)
EP CK-534(廃盤) SCS-118の再発
EP APX-1501「ＴＶマンガヒットソング」(廃盤)
EP ARM-5004「魔法のマコちゃん／テスト・ア・ゴーゴー(ドラマ)」アタックNo.1と混載(廃盤)
FS AS-103「海からきた女の子(ドラマ)」(廃盤)
FS AS-109「はじめてのクリスマス(ドラマ)」 前川真弓のXマスソング2曲収録(詳細不明)(廃盤)
FS AS-117「テスト・ア・ゴーゴー(ドラマ)」アタックNo.1と混載(廃盤)
FS AS-121「王子様の休日(ドラマ)」(廃盤)
FS APC-6004「パパのいじわる(ドラマ)」キューティーハニーと混載(廃盤)
FS APD-6514「魔女っ子大会」(廃盤)
FS APW-9524「魔法使いヒロイン大特集」(廃盤)
FS APW-9546「キャンディと7人の魔女っ子」(廃盤)
LP CW-7069「テレビまんが主題歌ヒットシリーズ」(廃盤)
LP CW-7192~3「堀江美都子 ベスト24」(廃盤)
LP SR-5006「サンえかきうたレコード」(廃盤)

CD CC-4431~2「渡辺岳夫 テレビ映画・アニメ主題歌作品集」(廃盤)
CD COCC-12840~1「渡辺岳夫 テレビ映画・テレビアニメ主題歌作品集」
CC CHS-31187~96,CD GES-30526~35「アニメ主題歌メモリアル」(10枚組)
CD 56CC-1391~2「テレビまんが主題歌のあゆみ」
CD COCC-10247~8「テレビまんが 懐かしのＢ面コレクション」
CD COCC-70053「テレビアニメスーパーヒストリー ５ いなかっぺ大将からふしぎなメルモ」
CD COCC-10805「なつかしのテレビアニメ主題歌 メルヘン・少女アニメ編」
CD COCC-11865~6「歌いつがれる少女の夢 東映動画 魔法少女アニメ全集」
CD 72CC-2965~7「堀江美都子 歌のあゆみ １ 少女期の想い出」
CD COCX-35373「堀江美都子デビュー40周年ベストアルバム 堀江美都子ベスト」

VTR KIVE-39「渡辺岳夫の世界」

EP 873700 7「Ｍａｋｋｏ」(フランス版主題歌とカラオケ、詳細不明)

「魔法のマコちゃん」の作詞者

　「魔法のマコちゃん」の作詞は渡辺岳夫名義になっていますが、実際の作詞者は原作者の「浦川しのぶ」だということです。この浦川しのぶとは東映動画のプロデューサー・横山堅二氏のペンネームとのこと。どうして渡辺先生名義になったのかはわかりません。
　詳しくは二見文庫「懐かしのＴＶアニメ９９の謎＜東映動画編＞」１１６ページ「意外！『マコちゃん』のかわいい主題歌の作詞者はなんと．．．」にでています。まだ絶版にはなっていないと思います。

　また「ぼくはマコについてゆく」の作詞も浦川しのぶだということです。こちらは（株）バンダイ発行の「魔女っ子大全集」（Ｈ．５年刊・おそらく絶版）にでていました。
MITSURUさん掲示板から転載 1997/10/21