渡世人


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映画 女渡世人


公開:東映 1971/01/23
監督:小沢茂弘
音楽:渡辺岳夫
製作:東映京都

内容:藤純子、鶴田浩二、芦屋雁之助。映画本編を観ていないので紹介文募集中。


主題歌

作詞:不明
作曲:不明
編曲:不明
歌:藤純子
CD ABCS-1009~10

 作詞・作曲・編曲はおろか、歌のタイトルさえ不明。曲調は渡辺岳夫っぽいが、CD ABCS-1009~10には何も書いてない。藤純子の歌唱であることが、かろうじてオビに書いてあるだけだ。とにかくCDにつめこんで売りさえすればそれで商売になるのだろう。恐れ入りました。

 CD ABCS-1009~10にはワンコーラスのみ収録している。藤純子の有名な任侠映画主題歌「緋牡丹博徒」(作曲:渡辺岳夫)と比較する形で紹介しよう。イントロ冒頭のフレーズがクリソツです。編曲も渡辺本人か?。「緋牡丹博徒」が「ぶんちゃかちゃっちゃ」なので、それにくらべれば歌謡調。そして歌の技量は・・聞いて安心、これは紛れもなく藤純子本人ですね。


劇伴音楽

 CD ABCS-1009~10には、主題歌の他に劇伴音楽14トラックが収録されている。編成は比較的豪華。ストリングスの響きは、早くもガンダムしている部分があって、音楽だけでも十分シビれます。TVアニメ「アタックNo.1」('69年)を豪華にした感じでもある。渡辺任侠映画でおなじみのフレーズもたくさん聴けるのだ。
 AMJ「東映傑作シリーズ」収録の音楽はいかにも劇伴的なので、映画本編と対比しないとあれこれ語りにくい部分もある。今回は簡単な紹介で失礼しますが、いつか本編も観るぞ〜。


CD ABCS-1009~10「藤純子主演作品Vol2」
「女渡世人」音楽:渡辺岳夫 15トラック
「緋牡丹博徒 鉄火場列伝」音楽:渡辺岳夫 12トラック

 この他に「緋牡丹博徒 仁義通します」(音楽:小杉太一郎)、「緋牡丹博徒 お命いただきます」(音楽:木下忠司)、「関東緋桜一家」(音楽:木下忠司)を収録している。

 この2枚組みCDアルバムは映画5作品のサントラである・・・はずなのだが、ライナーには「仁義通します」「鉄火場列伝」「関東緋桜一家」の3作品のみのスタッフ・キャスト・ストーリーを中心にした解説が書いてある。これはいったい何じゃらほい?。「女渡世人」のストーリーはおろか監督や製作年代すら書いてない。それでもサントラCDを聴けるのはありがたい。願わくば、もっと解説を詳しくしてほしい。


DVD DRTD-03501「女渡世人」




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