堀江美都子の師、渡辺岳夫が亡くなった'89年6月のライブである。青木望の編曲はホルンとトロンボーンが豊かに鳴って魅惑的。でも拍手が大きすぎて邪魔かもしんない。
魔法のマコちゃん(20周年ライブ)曲の前半はオリジナルに近い編曲ですが、「あおいひとみに・・♪」の一節はオリジナル演歌「Am|F」を「Dm|F」に変更。リズムも軽快なアレンジになっており、例のセリフもノっています。
かぐや姫先生のうた(20周年ライブ)出だしのコードは「F|F|B♭・・」なのに、ベースがFを鳴らし続けるので曲の魅力を損なっている(とワタクシ個人は感じる)。どなたか編曲の意図を説明願います。まさかベーシストの手抜き演奏ではないでしょう。
この曲は、ゆったりしたテンポの演奏が好きです。
プールに賭けた青春(20周年ライブ)ステージで歌う歌謡曲的な演奏が曲にマッチしており、雰囲気♪です。やはりライブは、こーでなくては。
おしえて(20周年ライブ)歌:森の木児童合唱団
メドレーの最初の曲ということもあり、特にイントロが心地よく元気のよい演奏です。
キャンディ・キャンディ(20周年ライブ)「キャンディキャンディ」でコンサートは最高潮を迎え、イントロのチェンバロに聴衆は喝采です。曲の前半はオリジナルに近い編曲ですが、おなじみの転調部分「ひとりぼっちでいると・・♪」からはベースラインも滑らかに、リズム流れるアレンジと歌で聴かせます。このあたりは「マコちゃん」同様、お見事な演出。
キャンディキャンディ/あしたがすき(20周年ライブ)生弦主体の豪華で上品なアレンジ。この曲だけはファンも手拍子を休んで、ミッチの歌にうっとりと聴き惚れます。ラストの「キャンディ・・♪」の進行はオリジナルと異なるが、青木サウンド的な暖かさを感じます。
メドレーB魔女っ子チックル
魔法少女ララベル(作曲:いずみたく)
花の子ルンルン(作曲:小林亜星)
愛してナイト/恋は突然(作曲:小田祐一郎)
ハロー!サンディベル
最初と最後が渡辺岳夫という、これはニクい選曲のメドレーです。森の木児童合唱団もいっしょに歌っている。
このCDには「音楽:青木望」と記してあるだけなので、青木望全編曲と思われます。一人でイッキにたくさん編曲すると、原曲の善し悪しが表面化する?。
たとえば宇野誠一郎の「山ねずみロッキーチャック/緑の陽だまり」や「一休さん/とんちんかんちん一休さん」のベースの動きは、オリジナルの雰囲気です。このライブでは、なべたけソングや宇野ソングが特に光って聴こえる・・と言ったらヒイキでしょうか。
キャンディキャンディ(ライブバージョン)作詞:名木田恵子
作曲:渡辺岳夫
歌:堀江美都子