渡辺岳夫
映画作品


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映画 嵐に立つ


公開:松竹 1968/03/01
監督:長谷和夫
音楽:広瀬健次郎
製作:松竹大船

内容:中山仁、尾崎奈々、田村正和、野川由美子。


俺は火の男

作詞:池田充男
作曲:広瀬健次郎
編曲:広瀬健次郎
歌:中山仁
演奏:テイチク・レコーディングオーケストラ
SN-624


恋人よさよなら

作詞:池田充男
作曲:渡辺岳夫
編曲:渡辺岳夫
歌:中山仁
演奏:テイチク・レコーディングオーケストラ
SN-624


EP SN-624「俺は火の男/恋人よさよなら」




映画 無宿人御子神の丈吉 牙は引き裂いた


公開:東宝 1972/06/10
監督:池広一夫
音楽:渡辺岳夫
原作:笹沢左保
製作:東京映画

内容:原田芳雄、中村敦夫、松尾嘉代。


過去なき男

作詞:笹沢左保
作曲:広瀬健次郎
編曲:広瀬健次郎
歌:トニー仲吉
AS-1150


星・遠い日々

作詞:笹沢左保
作曲:広瀬健次郎
編曲:広瀬健次郎
歌:トニー仲吉
台詞:原田芳雄
AS-1150


EP AS-1150「無宿人御子神の丈吉 牙は引き裂いた:過去なき男/星・遠い日々」


無宿人御子神の丈吉 牙は引き裂いた

 ナベタケな音楽の時代劇、見ましたのでストーリーなど。音楽:渡辺岳夫なのは後から知った位で、実はイマイチ記憶にないのですが、ストーリーにあった熱い曲が多かったように思います。(一応、うちのページに載せたのから内容いじりました)

 渡世人・御子神の丈吉が妻子を持って堅気になる事を決意。しかし渡世人の世界はそれを許さない。かつての意趣返しに薬指と小指を斬られても耐えた丈吉だが、妻子を殺されるに及んで復讐の旅に出る。残った3本の指に付けた長い爪を隠し武器にして戦う丈吉。敵の罠にはまってドスを奪われてもこの爪で逆転。中村敦夫も片目の渡世人役で共演。薄味にした木枯らし紋次郎のような役でした。
しおざるさん 1998/12/03




映画 牧口雄二監督作品


タイトル公開監督原作製作出演
玉割り人ゆき東映 1975/05/14牧口雄二三木孝祐、松本正東映京都潤ますみ、大下哲矢、森崎由美
五月みどりのかまきり夫人の告白東映 1975/11/01牧口雄二
東映京都五月みどり、伊吹吾郎、白石襄
玉割り人ゆき 西の廊夕月楼東映 1976/02/14牧口雄二松森正東映京都潤ますみ、坂口徹、中島葵
戦後猟奇犯罪史東映 1976/06/19牧口雄二
東映京都泉ピン子、川谷拓三、室田日出男
徳川女刑罰絵巻 牛裂きの刑東映 1976/09/04牧口雄二
東映京都風戸佑介、内村レナ、風戸佑介
広島仁義 人質奪回作戦東映 1976/12/04牧口雄二
東映京都松方弘樹、中島ゆたか、夏八木勲
毒婦お伝と首切り浅東映 1977/01/22牧口雄二
東映京都東てる美、伊吹吾郎、志賀勝
女獄門帖 引き裂かれた尼僧東映 1977/04/08牧口雄二島森俊夫東映京都田島はるか、ひろみ摩耶、芦田かおり
らしゃめん東映 1977/09/03牧口雄二
東映京都鰐淵晴子、荻島真一、橘麻紀、常田富士男


「女獄門帖 引き裂かれた尼僧」&「毒婦お伝と首斬り浅」

・・・・って、凄いタイトルですね。渡辺岳夫が映画音楽でずっと一緒に取り組んでいた牧口雄二監督の際物映画です。で、私は「尼僧」は未見なんですけど、この映画について書かれた本が出てますので紹介します。「日本カルト映画全集8・女獄門帖・引き裂かれた尼僧」(ワイズ出版、1,300円)この中で牧口監督のインタビューに渡辺岳夫氏とのいきさつが書かれています。
 牧口監督は初監督作品の「玉割り人ゆき」のとき、音楽予算が10万円しか(!)なかったけど作曲ギャラが50万円の岳夫氏に頼み込んで作曲してもらったそうです。「とにかく画を見て下さい」と言われて「よし、やりましょう」と。ちなみに映画の総予算の方も500万円ぽっきりという事で、当時としても低予算ですね。
 で、岳夫氏も快く引き受けたのはいいが、あまりに予算がなくて演奏家を呼べないため、マンドリン一本で出来る音楽を想定し、女流演奏家一人と岳夫氏自身のビブラフォン演奏で全編の音楽をつけたそうです。ちなみに「玉割人ゆき」には続編「西の郭夕月廊」がありますが、同じくマンドリン演奏が主体です。
 また、同じ牧口監督の「毒婦お伝と首斬り浅」。いまを遡ること20年以上前「日本の首領」と併映の際に私は劇場で観ました。これ題名は凄いけど(例によって)結構静かな、綺麗な作品で清々しいもの だったという印象があります。裸やからみもほとんどなくて、伊吹吾朗演ずる「首斬り浅」がとても渋かったなあ。音楽もおぼろげに覚えている範囲で言うと、とてもスイートなもので、たぶん横田年昭演奏のフルートとシンセがからむ、情感あふれるタッチのものでした。
 当時紅顔の中学生だった私は「毒婦」なんて映画は初めてで、なんか恥ずかしいような気持ちで観たのですが、タイトルに「渡辺岳夫」の名前を見つけたとき「マコちゃんの歌の人がこんなモノを・・・」とびっくりしたものでした。
ピブリ太さん 1999/01/20


女獄門帖 引き裂かれた尼僧

 オープニングは「かまきり夫人の告白」と同じくバッハ調。ただしこちらはチェンバロではなくオルガンです。全編の劇音楽は「メロディー楽器はそれしかないのか」とツッコミたくなるほどに、とことんまでのフルート責め。脇に構えるロックのギターは「ゴキブリ刑事」(73年)にも通じるものが。
 本編映像の迫力やグロさは「牛裂きの刑」のほどではありません。18禁作品ではありながらエロス加減もほどほどですし、「毒婦お伝と首切り浅」みたいなスピード感があるでもなし。牧口雄二監督にしては中途半端なほうだ・・・などと油断していたら、トンでもありませんよ。映画後半から終盤の展開が、嵐のごとく阿修羅のごとく炎のごとくに燃え上がります。牧口作品、やっぱりスゴかぁ〜、ものスゴかぁ〜。
 尼寺には十才くらいの少女が住んでいて、ロリッっぽい容姿を披露するだけでなく、ストーリー上でも重要な役回りがあるのです。残念ながら今は規制があって、そうゆう映画は作れないようです。


徳川女刑罰絵巻 牛裂きの刑

 全体が二部構成になっておりまして、前半と後半のお話が全然関係がありません。40分枠の短い映画を二本立て上映してるようなものです。その前半エピソードは・・・いくら映画の中のお話だからといって「ここまでやっていいのか」というほどの過激な物語。というか、物語的な要素は極少です。すなわち拷問、拷問、また拷問。拷問された人はほとんどその場で死んじゃいますから実質的には処刑映像オンパレードなのであった。 それでもラストでは超絶美しいイメージを描いておりますので、これはスゴいです。スペクタクル的で予算的な豪華さも十分で、まさに牧口雄二監督の極限作品と言えましょう。
 そして後半エピソードは、おなじみの川谷拓三がホッと一息つかせてくれます。これまた十分にドギツイ内容なのですけれど、とにかく前半がトンでもなく凄まじかったので後半は楽しくホノボノと観れてしまうのであった。
 音楽は比較的豪華な構成です。本作の特徴としては、ミニムーグとおぼしきシンセが徹底的に使い尽くされております。これぞシンセというべきSE的なサウンドから、メロディーを奏でればキーボード的に、あるいはシンセベース的にブリブリとグチュグチュと、内臓ぶちまけドロドロスプラッター映像を盛り上げまくるのであった。


玉割り人ゆき

 成人指定されているとおりでポルノ中心の映画です。音楽はモロ低予算で、映画全編を通じて楽器が3つしか出てこないし、音符の数が少ないです。映画全体の長さが64分と短いですし。「玉割り人」というのは遊廓における性戯の師匠ことです。タマを割ってしまったりするような物騒な人のことかと思ったら全然違いました。そのかわり川谷拓三のを切断しました。バラキも真っ青。川谷拓三、最後は射殺されるし。


玉割り人ゆき 西の廓夕月楼

 続編ということで安定予算があったのか、映像・音楽ともに余裕たっぷり。牧口監督の真骨頂ともいうべき映像美が素晴らしい。とくに映画冒頭とラストの絵づくりには息を呑むほどで、明るい映像の印象も鮮烈。 ストーリー展開が充実したぶん18禁映像シーンがトータル10分程度に減ってしまいましたが、金魚蜂や扇風機で局部を隠すという、お約束的映像もバッチリ。隠しの他にボカし処理もあるが、昔の映画のボカしは画面の半分くらいがボケてしまうのであった。これでは何だかわかりません。あと、蝶が飛ぶシーンはオモチャ丸出しで笑ってしまいました。川谷拓三は今回も悲惨なチョイ役です。
 劇音楽の面では、前作では3つだった楽器が4つに増えて、しかも今回はピアノが加わっているので、音楽が鳴っている時間が長くなっただけでなくポリフォニックの厚みも合わせて音符数が大幅増となった。しかも劇中に三味線とトランペットが登場するので、これも合わせれば楽器が6種類!。前作の倍ですよ。トランペットに至っては、映像には1個しか出てこないのに、音は2つぶん鳴っている。「見えない部分まで豪華」なのであった。


らしゃめん

 さらに予算たっぷりの豪華作品になっています。それでも牧口監督ならでは超展開は健在なので、まったく違和感はありません。舞台は明治7年の横浜異人館です。「らしゃめん」とは米国からやってきた役人をもてなす職業的な現地妻というか高級娼婦のような仕事です。物語前半では「らしゃめん」としての主人公、後半は米国役人が帰国した後の哀しいストーリーであります。常田富士男が感動的なほどに大活躍します。「むか〜しむかしのことじゃった」ではなくて、アクションシーンや泣かせの大見せ場もあります。これはすごい。川谷拓三は・・・あいかわらずチョイ役です。
 もともと鰭淵晴子のレコードを映画化した企画なので、歌が4曲もあります。残念ながら4曲とも渡辺岳夫曲ではありませんが、それぞれ結構エエ歌でして、劇中で鰐淵晴子が歌うシーンまであります。


らしゃめん

作詞:杉紀彦
作曲:加藤和彦
歌:鰐淵晴子


らしゃめん馬車

作詞:杉紀彦
作曲:井上宏夫
歌:鰐淵晴子


つぶて数え唄

作詞:杉紀彦
作曲:きくち寛
歌:鰐淵晴子


わるい夢

作詞:杉紀彦
作曲:菅原進
歌:鰐淵晴子


CD KICA-2201~10「怪獣王」Disc9 Track12に「女獄門帖 引き裂かれた尼僧」の音楽を収録

DVD DSTD-03212「玉割り人ゆき」
DVD DSTD-02467「五月みどりのかまきり夫人の告白」
DVD DSTD-03213「玉割り人ゆき 西の廓夕月楼」
DVD DSTD-03466「戦後猟奇犯罪史」
DVD DSTD-03467「徳川女刑罰絵巻 牛裂きの刑」
DVD DSTD-03468「毒婦お伝と首切り浅」
DVD DSTD-03469「女獄門帖 引き裂かれた尼僧」
DVD DSTD-03214「らしゃめん」



映画 めくらのお市


タイトル公開監督音楽原作製作出演
めくらのお市物語 真っ赤な流れ鳥松竹 1969/03/15松田定次鏑木創棚下照生京都映画松山容子、長門勇、荒井千津子
めくらのお市 地獄肌松竹 1969/06/21松田定次鏑木創棚下照生京都映画松山容子、長門勇、荒井千津子
めくらのお市 みだれ笠松竹 1969/10/01市村泰一渡辺岳夫棚下照生松竹大船松山容子、伊吹吾郎、井上清子
めくらのお市 命貰います松竹 1970/04/08市村泰一渡辺岳夫棚下照生松竹大船松山容子、目黒祐樹、丹波哲郎


無情

作詞:棚下照生
作曲:遠藤実
編曲:只野通泰
歌:バーブ佐竹
KA-263


木枯し街道

作詞:北村絃
作曲:越純平
編曲:東八郎
歌:関本登美子
KA-263


EP KA-263「無情(めくらのお市物語主題歌)/木枯し街道(同挿入歌)」




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