昨年の暮れにパソコンが壊れホームページの更新も出来ずにいたが、メーカーに修理を依頼していたのが直ってきた。修理伝票を見てみると、マザーボードの不具合で無償交換になっていた。保証期間はとっくに過ぎていたので保証書も添付せずに出したし、サポートとのやりとりでは1年以上たっているので有償になるということだったのだが。
これはひょっとしたらリコール?と思って調べてみたがそれらしい情報はなかった。配送料もいらなかったしまったくの「タダ」で済んでしまった。何か気色悪いが正月早々こんな事があると「こいつぁ〜春から縁起がいいわい」などと思ってしまった。しかし、「好事魔多し」という諺もあるように、今年1年は気をつけるようにしようと思っている。
こんな状況だったので今年の正月休みは時間がたっぷり有り、この機会に今までやりたいと思っていてもやれなかったことをした。まずは、以前からエンジンのブローバイガスでエアクリーナーが汚れがちだったのでオイルキャッチタンクを取り付けることにした。オークションで格安の物を購入したのは良かったのだがドレン抜きが付いてない!急遽ホームセンターでドリル2本(1本は下穴用)と組タップと排出用のコックを購入。早速タンクに穴を開けタップでネジを切りコックを付けて完成。取り付け場所を何処にしようかと空間を探したが、最近のクルマはエンジンルームはまずムリなことを悟り他の場所を探していたらエンジン下部横にちょうどスペースがあった。ここに取り付け、エンジンからのホースとエアクリーナーへ行くホースを接続。2週間ぐらい使用しているが、コックをひねると出てくるのはオイル混じりの水。今までこんなのがエンジンから出ていたのかとちょっとビックリした。 次に、吸入空気量が不足気味に感じていたので改良してみた。実は、エアフィルターとスロットルボディは前から変えていたのだが(スロットルボディは口径を1o削ってボアアップした物)空気の流れが良くなったぶん入ってくる空気が不足しているのではないかと思っていた。そこでケースに穴を開けエアダクトで外気を引き込もうと考えた。これが「考えるは易し行うは難し」という結果に。まずは純正のエアダクトを見てみると非常に細い!よくこれでエアが入ってくるものだと思ってしまった。それではと、30パイの穴を開けてダクトを引き込もうと穴を開けてホースを仮設置してみたが、太すぎてボンネットが閉まらない!おまけにケースとエアチューブをつなぐパイプは水道用の配管で2個をニップルでつないでいるのだが、フランジ部分がどうしてもボンネットステーに当たってしまいちょっと困った。そこで他の部分に干渉しないで取り付けようとしたら写真のようなことになってしまった。写真ではフランジ部分が無くコの字型になっているがこれは究極の選択として、本来やってはいけないことなのだが正月休みの会社に忍び込み(当然私が勤めている会社ですが)グラインダーを拝借しフランジ部分を削った。企業コンプライアンスが言われている今このようなことは許されないことです。社長さん「ゴメンナサイ」と一応謝罪をしておきましょう。これで材料費1250円で出来てしまった。早速、走行してみるとこれが非常にGOOD!ブーストも若干上がっているみたいだ。あとは燃費がどうなるかだが、通常の走り方をする限りでは影響がないみたいだ。依然と変わらないし逆に今まで7速では上れなかった坂も若干のスピードの落ちはあるが上れるようになった。
次に、3月には車検なので一通りの点検をした。参ったのは、30oのメガネレンチが必要なこと。リアのブレーキを点検するのに必要でこれが結構いい値段だった。30oのメガネレンチなど普通は持たないと思う。FF車ならここまで太くないと思うのだが4駆だとドライブシャフトの関係でこうなるのだろう。そんなこんなで正月休みは過ぎていったのだが、最近エアフィルターが外せないことに気付いた。パイプに当たってしまう!これは次回フィルター交換の時までに何とかしよう。不具合が有ればこそクルマいじりが楽しいというものだ。
最後に、スタッドレスタイヤに履き替えて作業終了。今年も群馬まで行くぞ!
余談ですが、日本ではここ数年スノータイヤといえばスタッドレスのことをさし、雪を経験しない九州、沖縄を除けば殆んどのドライバーは冬になればこのスタッドレスの購入を考えると思う。まさにタイヤメーカーとすれば、お客様が正月になれば、しめ縄、おせち料理と自然に連想され買わなければいけないような冬特有の商品となり、2度おいしいじゃあありませんが、冬特需が毎年確実に望めるのだ。ましてや、田舎よりも都会では12月にパラッときて通勤渋滞にでもなれば、もうバッチリ。昨年はそれがあり12月後半から1月までは明け方まで連日タイヤを組み込んでたとタイヤ屋さんは言っていた。それくらい日本人は、右にならえ!が大好きで一人だけオイテケボリは、不安でしょうがありません。でも、ここで注意して欲しいのがタイヤの寿命はやはり3〜4年が限度らしく3、4年目は注意して走行しないとグリップ力は新品の半分くらいは劣化する。夏の保管も気をつけて厚手の毛布やビニールカバーなどで完全に紫外線をシャットアウトしないといけない。ゴムは生鮮食品みたいなもんですから紫外線と直接接すると表面のゴムは分解し徐々に劣化する。これはスッタドレスタイヤだけではなく、夏タイヤでも同様だ。減ったタイヤは誰が見ても交換を理解できるが、10年以上経過してるクルマなどの装着タイヤで山がまだたくさんあり、購入した本人は「おお、タイヤはまだ山がたくさんあるがや!まだ大丈夫だのォ!」などとのんきなことを言っておりますがそこで安心してはいけない。実は、タイヤには製造番号っていうものがあって、タイヤのサイドに刻印されている。「0104」と刻印されてますと2004年の1週目に製造されたということ。中古車等でそれを確認すると、中には「169」とか3桁の番号も存在している。何と、1999年16週目だ。 |