Rally Japan 2010 WEB日記

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2010年9月8日(水)
北海道に出発する日なのに何の因果か・・・・・・・・・

今年は、2年ぶりのラリージャパンが札幌周辺で開催されます。2004年から開催され毎回見に行っています。今回で6回目(去年から2年に1回の開催)になるラリージャパンですが、今年はちょっと事情が違いました。

何と、台風9号にまともに当たってしまいました。岡崎から青森まで高速に乗っていく予定をしていたのですが、途中、東名の沼津〜大井松田間が通行止めになり沼津インターで降ろされてしまいました。ここからが大変。国道246が小山町地内で通行止めでにっちもさっちも進まなくなりフェリーに間に合わない恐れが出てきました。ここで助かったのはナビゲーションシステム。地図上にリアルタイムで道路情報が更新され通行できるところとできないところが表示されこれを頼りに通行できるところを選んで何とか大井松田インターに。東京料金所を通過したのが午後7時半頃。何と、家を出てから7時間半かかりました。ここから青森まで約700q強、午前2時40分発のフェリーに間に合わせるべく東北自動車道を唯々ひたすら走り続けて(給油と休憩は取りましたが)何とか間に合いました。乗船後は函館まで爆睡。目が覚めれば「北の大地」です。

小山町の災害現場
静岡県の小山町にて
2010年9月9日(木)
今日からラリージャパンが始まりま〜す

函館に着いたのが朝の6時半頃。ラリーが始まるのは夕方からなのにこんなに早く着いたのには訳があって息子が函館の朝市で買い物をしたいということでこの時間になりました。ここで、ついでに朝食をとり札幌まで300qをまったりとした運転で向かいました。昨夜のことを思えば雲泥の差で燃費にもそれが現れ、昨夜はリッター8qぐらいだったのが19〜20qぐらいまで伸びました。

札幌ドームについたのが15時頃。駐車場はオープンになっていたのですがドーム内は閉鎖されていて入れません。聞けば、16時半にオープンするとのこと。開くのを待っているのも何なのでサービスパークへ行こうとシャトルに乗ろうとしたのですが、これがまだ運行前で仕方なく歩いていくことにして、ちょうど通りかかったオフィシャルの人に道順を尋ねたら幸運にも「自分たちもサービスパークへ行くので乗って行かないか?」と言われご厚意に甘えることに。実際には、このようなことはしてはいけないらしく口外しないように念を押され、降りるときも入り口手前で降りました。たぶん、オフィシャル間のルールでそういう取り決めがあるのでしょう。でも、実際愉快な人たちでラリージャパンの裏話を聞けたりラリーの話で盛り上がっちゃいました。その節はどうも有り難うございました。

サービスパークは札幌ドームより少し離れていて歩いて20分ぐらいのところにあります。ショボイ感じがして、いまいちですが、中身は濃いです。何といってもあのF1界のスーパースターだったキミ・ライコネンが来日しています。ファン層も今までと違ってフェラーリの帽子や女性のファンがやたらと多い。彼の隣は、スバルワールドラリーチームで2002年から2003年の間、4度の世界王者、トミ・マキネンのコ・ドライバーを務めたカイ・リンドストローム。

今年は、木曜日夜のスーパーSS1、2で幕開け。会場には家族連れで観戦に来ている人たちも多く、子供たちもかなりテンションが上がっていた様子。明日からは、林道コースが始まります。


ライコネンとH・ソルベルグの同時走行のビデオ

札幌ドーム


家族連れ 坊やがとても可愛い
キミ・ライコネンとカイ・リンドストローム


スーパーSSの様子
22010年9月10日(金)
今日は苫小牧の林道です

今日は苫小牧の林道と夜のスーパーSSを見る予定。北海道は札幌を中心に高速道路があるので便利だと思うのですが、地元の人は高速はあまり利用しないようです。それは高速でも一般道でも所要時間が余り変わらない。2007年までは帯広を拠点に陸別・足寄で行われていましたが道東道がまだ途中までしか開通していなく夜間の日勝峠などは高速道路並みの速度で皆走っています。国会で北海道の高速道路は車が走らずに熊が走っていると言われるのが実感できます(最近はETCの休日割引や無料化実験で増えてはいると思いますが)。

話がチョット横道にそれましたが、ラリーの方は今日から本格的に始まります。観戦場所は苫小牧IC近くの広場に車を止めてシャトルバスで移動するのですが、本当は料金を取られるところを余りの台数の多さに草が生い茂ったところに止めざるを得ませんでした。おかげで駐車料金は無料にしてくれました。観戦場所はコーナーを抜けて直線が300メートルぐらい続き最後にややS字状になっていくようなところです。ラリー車が来るまでは、皆よいポイントを探そうとあちこち移動していますが、始まればコースに集中します。今日は朝から快晴で気温はそれほどでもないのですが日差しが強く結構肌が焼けました。日陰に入ると涼しい風でホットします。林道には当然、メディアの人たちも来ているわけでCS局のJsports収録メンバーやカメラマンでもあるラリージャーナリストの古賀さんも来ています。メディアの人たちは許可証を持っていてコースのすぐ脇でお仕事をしています。古賀さんとはその後、札幌ドームで偶然にも奥さんとお子さんが我々の前の席におられ、ラリーが始まるまで家族サービスをされていました。というのは嘘で実際はノートパソコンを開いて自分が撮った写真の整理をしていました。さすがプロだと感心しました。あと、熊のぬいぐるみをかぶった人や応援グッズなど、皆それぞれラリーを楽しんでいます。

走行画像はこちら

カメラマンの古賀敬介さん Jsportsの収録メンバー 舞ちゃんも来てます
通称“熊さん” 皆そう呼んでました 出ました!ライコネンの応援グッズ 裏はペター・ソルベルグになっていました