首位打者

クローズアップ 野球vol.21

中日ドラゴンズ 立浪 和義

今年は密かに「首位打者・立浪和義」を期待している。

入団10年目。選手としても、アブラの乗り切ってくる頃。しかも野球のセンスは抜群。タイプからみて、本塁打王、打点王はまず無縁。とすれば、あと狙うビッグタイトルは当然、首位打者になる。

過去、彼は4度、3割を超えている。それだけでも十分だが、昨年は最高の3割2分3厘を記録した。今年は、さらにあと一歩伸ばして、3割3分から5分での首位打者をとってもらいたい。

2塁手は、遊撃とともに内野のカナメ。軽快な守備力が要求されるポジションだ。プロ野球の歴史ではむろん、大型の2塁手もいた。阪急のスペンサー、ロッテ時代の落合だが、やはり2塁手のイメージにぴったりは、高木守道タイプである。

その2塁手で、過去2度首位打者になった選手が4人いる。昭和30年代、近鉄のブルーム。長打力はいまひとつだが、広角に打ち分ける好打者。そして昭和56、57年と2塁を守っていた若かりし頃の落合。彼は翌58年も首位打者になったが、この年は1塁に回っていた。あとは、昭和59年、62年、読賣の篠塚。中日投手陣はしばしば痛い目に遭った。昭和62年(篠塚と同率首位)、63年、広島の正田。小柄ながらしぶとさ抜群。広島を引っ張る中心選手として、今もがんばっている。

篠塚や正田のように、どちらかといえば、きゃしゃ、あるいは小粒の選手がこの結果を出しているのなら、立浪にも十分。首位打者のチャンスはあろう。

最初に密かに首位打者を期待−と書いた。今年は、パウエルの連続4年首位打者もかかっている。こちらも、また実現してもらいたい。だから、心乱れて「密かに」となってしまった。

(中日スポーツ 97.3.22付 「記者席」(純)氏)

名古屋地方のドラゴンズ番組で今年PLの同期生、日ハム・片岡、横浜・野村ら3人(何故、読賣・橋本をはずす!ベンガルに似ているからか?それとも他に理由が…)ともにそれぞれタイトルを獲得した場合、3人に世界一周旅行がプレゼントされる事になっている(ダメな場合、中京競馬場芝コース激走罰)。膝の調子さえ良ければ、とっくの昔に首位打者になっていただろう、立浪。膝の調子と言えば、パウエルも持病持ち。膝が悪いとヒットが出やすいのか?それなら私も膝を痛めよう!アホか…。