『森田実時局講演会』終了
3月25日(日)岡崎市せきれいホールにて、「森田実時局講演会」が行われました。年度末最後の日曜日で、各地で町総会等が開催されている上、終日小雨模様という状況で、人出が心配されましたが、約400名の来場をえて、有意義に行うことができました。 昨年末の上映会に次ぐ、12区総支部主催セミナー第2弾として、混迷を極める日本政治の展望を十分勉強する事ができました。 当日は、民主党国対委員長の赤松広隆愛知県連代表もかけつけて頂き、国会報告を伺うことができたのは、大きな喜びでした。
<森田先生講演要旨>
- 今年は夏の参院選を中心に政治の歴史的な大変動が起きるだろう
- 今や日本の政治は、「田中角栄的なもの」からの大脱皮の時機である
- 参院選において、自民党は1989年以来の大敗北を喫するだろう
- 比例選では民主党が第一党になるであろう
- 長野や栃木の知事選の結果からも分かるように、地方や農村地帯で政治の地殻変動が始まっている
- 農協の政治パワーが落ち込み、保守基盤の変動を招いている
- 地方財政危機に由来する市町村合併が、今まで自民党の代議士後援会の最前線にいた地方議員の数を減らすことになるだろう
- 岐阜市長選における選挙違反などによって、公務員の政治離れが加速する
- 米ソ冷戦構造の消滅にともない、エリート官僚の自民党離れが進んでいる
- エリート官僚が、小選挙区制度導入により民主党に接近している
- 平成大不況がもたらした社会の構造改革が、政治に大きな変動をもたらしている
- 国民政党としての自民党の性格が変わり、特定の人々が動かすようになっていく
- 今の世論調査方法は、国民の投票行動を的確に反映していない
- 参院選における自民党敗北後、自民党から新党が生まれるだろう
- 自民党の低落により、公明党=創価学会の影響力が強くなるだろう
- 政府ののん気で無責任な経済予測が問題を先送りし、国際社会から怒りをかっている
- 政府は政策ブレーンをかえて、若手の発想を取り入れるべきである
- 日本を救うのは、民主主義の正当な手続きによる政権交代しかない
- 次の総選挙は、政権交代をかけた歴史的重要性を持つものになり、それは今年暮れか、来年の春に行われるであろう
- 利権以外の政権が生まれなければ、日本の将来はない
<参加者談>
手話通訳の方・・論が次々と展開し、とても大変でした
参加者の方々・・とても分かり易く時間があっという間に過ぎた
・・手話通訳を入れてくれた気配りに感謝する
森田先生より・・岡崎の方はとても政治感覚が鋭く、真面目な人ばかりですね。
こんなに素晴らしい講演会は初めてといってもよいでしょう。
特に会場からの質疑の内容の濃さに驚きました。こんな方々
に支持されて中根さんはきっと勝てるでしょう!!