「税金のムダ使いをなくす」ことの第一歩として、まずは自らの襟を正すべく「国会議員互助年金法」の廃止案を共同で提出することとなりました。「国会議員互助年金法」とは国会議員が歳費(給与)の10%(毎月10万3千円)を10年を超えて(国会議員を10年以上務める)支払えば、国会議員の職を失ったときに年額412万円の年金が支給される仕組みです(さらに年数を重ねるごとに増額され例えば小泉首相が今引退すれば約580万円にもなります)。一般の年金と大きく異なるところは10年間以上の支払いであること(民間であれば25年以上)と、定数削減の影響と高年齢化に伴い約7割が税金でまかなわれていることがあげられます。02年度予算ベースではなんと19億6千万円の血税をつぎ込んでいることとなるのです。この法律を決めたのは国会議員。ならばこのお手盛りの法律を国会議員が率先して現状にあった法律に変えようとすることは当然であると考え下記の法律案を提出する運びとなりました。

     国会議員互助年金法を廃止する法律案

国会議員互助年金法(昭和三十三年法律第七十号)は、廃止する。

     附 則 

  (施行期日)

1 この法律は、別に法律で定める日から施行する。

 (経過措置)

2 この法律の施行に伴い必要となる経過措置は、別に法律で定める。

       理 由

 国会議員も国民年金その他の公的年金に加入している現状において互助年金制度は既にその歴史的役割を終え、国会議員の単なる特権となってしまっていることにかんがみ、自らその特権を廃して国民と同じ視点に立ち、国民の負託に応えることができるようにするため、国会議員の互助年金制度を廃止する必要がある。

これが、この法律案を提出する理由である。

右法案に賛同します。

河村たかし 細野豪志 前田雄吉 宇佐美登 市村浩一郎 井上和雄 小林憲司

海江田万里 長妻昭 樋高剛 中村哲治 中塚一宏 中根康浩(順不同)

議員氏名

                        ご連絡は

河村たかし事務所 (座長)  TEL 03−3508−7902

                   FAX 03−3508−3587

細野豪志事務所 (事務局長) TEL 03−3508−7116

                    FAX 03−3508−3416

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