鮮やかな紅色の花タカネシオガマ
花 名(和名) タカネシオガマ(高嶺塩釜)/ゴマノハグサ科 シオガマギク属
学名(ラテン語) Pedicularis verticillata L.
説  明 高さ10〜15cm、低くがっしりとして花穂に美しい紅紫色の花を密につけます。稜線近くでひと抱えほどの株となって群生している姿は実に見事なタカネシオガマ。
北半球に広く分布し、日本でも中部山岳ではごく一般的に見ることができます。
いわゆるお花畑ではピンク色の代表選手として大活躍なのですが、中部山岳以外では大雪山と至仏山のごく限られた高山でしか見ることはできません。
東北ではミヤマシオガマが主役です。南アルプスではミヤマも分布するのですが、タカネの方が圧倒的に多いようです。
ヨツバシオガマと同じく4枚の葉が輪生していますが、丈はとても小さく、また花の上唇に鳥のくちばし状の突起がなく筒状になっています。
ところで高山植物にはタカネとか、ミヤマという和名が付くものが多いのですが、どちらも高山に生育しているという意味では同じでしょう。シオガマのように同じ属にタカネとミヤマの両方があると、間違って覚えてしまう人も多く、何とか ならないのかなあと思うのは私だけではないはず。ちなみに私のデータベース上でざっと数えただけでも、タカネ一族が58、ミヤマ一族が86もありました。なおタカネシオガマにはユキワリシオガマと言う別名もあります。