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紅茶の茶葉は日本ではほとんど作られていません それではいったい 茶葉はどこで生まれているのでしょう 茶の生育に適した気候風土の国々で 茶葉は丁寧に摘まれ 香り高い紅茶として 生まれ変わります |
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年間約78万トンを生産する世界一の紅茶生産国です。19世紀にイギリス人ブルース大佐が
アッサム茶を発見して以来、積極的に茶木の栽培を推し進めました。広大なインドでは、その
気候風土の影響でいろいろなタイプの紅茶が生まれます。地方による茶葉の個性が強い国です。 ● ダージリン〜Darjeeling
ヒマラヤ山脈の麓の山岳地帯に広がるダージリン地方。収穫される時期によって香りや味が
これほどに違う紅茶はほかにありません。特に3〜4月に収穫されるファーストフラッシュは
芽(チップ)を多く含み、独特の草のような香りや渋みがあり高価です。6〜7月に収穫される
セカンド・フラッシュはコクが増し、ミルクティーにしてもおいしく飲めるようになります。 ● アッサム〜Assam
インド紅茶の生産量の50%を占める一大産地アッサム地方。深い香りとコクはミルクティーに
ぴったり!私が最も好きな紅茶の一つです。生産量の実に80%がCTC
製法の紅茶となります。特に香りの強いセカンド・フラッシュはリーフティーとして消費され
ることも多く、各種のブレンド用として使われます。ミルクティーが最適です。 ● ニルギリ〜Nilgiri
「青い山」という意味のニルギリ。南インドのニルギリ高原は1920年代から生産が始まりました。
高地で栽培され、クセがなく飲みやすい、誰にでも親しまれる紅茶です。
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生産、輸出ともに世界第2位を占める、インド洋に浮かぶ小さな島です。19世紀の終り、
サビ病で全滅したコーヒー園の代わりに生産が始まりました。 ダージリンにファーストフラッシュ(新茶)があるように、スリランカにはクオリティー シーズン(最も高品質の茶葉がとれる時期)があります。年間を通じて茶葉の収穫が行われる スリランカでは、乾期が終りに近づくころ、茶園中が茶葉の芳香に包まれる時期があり、 その時期に生産されるものが高級茶と言われます。また、茶園の立地により、ハイグロウン(高地)、 ミディアムグロウン(中地)、ローグロウン(低地)の産に分かれます。標高が高いほどコクが増し、 香りも高くなりますが、水色は薄くなります。 ● ウバ〜Uva
標高1300m以上のウバ地方で産出する紅茶。独特の強い香りとコクのある味、濃い明るい
水色が特徴です。高級なウバ茶はカップの縁が金色に盛り上がります(ゴールデンリングといいます)。
ミルクティーにぴったりです。
● ディンブラ〜Dimbula
ウバと同じく、ハイグロウンティー。タンニンの含有量が少ないため、アイスティーに向いています。
クセのない、飲みやすい紅茶の代表です。 ● ヌワラエリア〜Nuwara Eliya
同じくハイグロウンティー。渋みがあり、味はしっかりしていますが、コクが弱く、水色が
明るいため、ミルクを入れるとミルクの味が勝ってしまいます。ミルクティーよりストレートで
味わいたい紅茶です。 ● キャンディ〜Canday
古都キャンディを中心に栽培されるミディアムグロウンティー。スリランカ国内でも最もポピュラー
な紅茶であり、渋みが少なく飲みやすい。水色が美しい紅茶です。
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お茶の発祥の地、中国。紅茶は中国でのお茶の分類(緑茶・白茶・青茶・黒茶・紅茶・黄茶)
のうちの一つです。ただし、中国国内では紅茶はほとんど飲まれません。完全発酵茶である紅茶は、
あくまで輸出用に作られた特殊なお茶であるようです。 ● 祁門(キーマン)〜Keemun
上海の西に位置する安徽省祁門県で生産される中国紅茶の代表選手。ほのかなスモーキーフレーバー
が特徴です。薄めのストレートでも、ミルクティーでも。 ● 正山小種(ラプサンスーチョン)〜Lapsang Souchong
福建省で生産される燻製茶。茶葉を発酵させたあとに松の木で燻し、着香したもので
”正露丸の香り”が特徴。ちょっとクセモノですが、”東洋の神秘の香り”としてヨーロッパでは
もてはやされています。
(白状すれば、私は飲んだことが一度しかないです・・・すみません。でもけっこう飲みやすかった 覚えがあります。ケーキと合うかも。) |
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アフリカ大陸は、20世紀に入ってから、主にイギリス資本によって開発が進められた新天地です。
中心はケニア、マラウィ、タンザニアなどの東アフリカ。中でもケニアは豊かな土地と労働力、
近代的な設備技術に恵まれ、何より気象条件が茶木にぴったり。品質が安定していることも
強みで、一大紅茶生産国へと成長しています。 現在では、生産はインド、スリランカに続き、輸出量では世界のトップに立っています。 これはCTC製法による製造が「早く濃く出せる紅茶」を求める世界的ニーズにマッチし、 需要が伸びているためです。 ● ケニア〜Kenya
ケニアの茶園の多くは標高2000m以上の高地にあり、スリランカのハイグロウンティーに似て、
コクと甘さがあります。しかし、渋みや深みはそれほどでもなく、クセがないことから、万人向き
の紅茶として、広く世界に需要があります。ほとんどがCTC製法によるティーバッグ用の中身に
なります。 ● マラウィ
ケニアに次ぐ、アフリカ大陸第2位の生産国。セイロン茶に似た、しっかりしたコクはイギリス人
好みのミルクティーに適しています。 ● タンザニア〜Tanzania
世界第15位の生産国。アッサム茶系の濃い味と香りでミルクティーに適しています。
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紅茶の生産は全世界の約30カ国で行われています。インド、スリランカ、中国、ケニアなどで
その大半を占めるわけですが、その他の国においても、その気候を活かした茶木の栽培が行われ
ています。いくつかをご紹介します。 ● ジャワ〜Java
インドネシアのジャワ島西部で栽培されるジャワティーは、セイロン茶に似たクセのない深い
味わいが特徴です。しっかりしたボディはアイスティーに最適。冷たくしても茶葉の個性が
弱くなりません。ワタクシ大好き!シンビーノ・ジャワティーストレート♪ ● アルゼンチン〜Argentina
紅茶の新興国。水色の濃いしっかりした紅茶です。 ● ブラジル〜Brazil
ラテンアメリカ第2位の生産国。主にサンパウロ付近で生産されます。 ● オーストラリア〜Australia
クイーンズランド州が産地。水色が濃く、ミルクティーに適しています。 ● パプア・ニューギニア〜Papua New Guinea
世界第20位の生産国。深い水色で個性に強い紅茶です。 ● ロシア〜Russia
1893年から栽培がスタートしています。ロシアンティー、サモワールなど、独特の紅茶文化
を持っている、世界第7位の生産国です。ジャムやウォッカに負けないほど濃く、でもまろやかな
紅茶です。 ● トルコ〜Turkey
生産は世界第6位と盛んなのですが、そのほとんどを国内で消費してしまうために輸出される量は
わずかです。ロシアに似て、サモワールで入れるのがトルコ風のようです。 |