Welcome to my Tea Lounge !       メニューフレームが表示されていない方クリックしてください
茶葉のグレード

紅茶の茶葉のグレードとは 葉っぱの大きさや形のことを言います
品質の良し悪しとは関係ありません
グレード分けがあるのは 蒸らし時間が違うから
おいしく飲むための知恵なんです
あなたの家にある紅茶の缶や袋に
下のような文字が付いていたら・・・クリック!
ティーセット

OP(FOP) BOP BOPF(F) CTC おまけの話


ティーリーフの絵 No.1 Flowery Orange Pekoe
  〜フラワリー・オレンジ・ペコー


 茶木の一番先端にある芽(チップ)のこと。葉っぱになる前の、柔らかな部分です。 香りは薄く、これ自体は茶葉としての性質は弱いのですが、混じることによって紅茶全体を まろやかにします。先端に1つあるだけですから、貴重です。たくさん入っている紅茶は高級品 ということになります。

No.2 Orange Pekoe
    〜オレンジ・ペコー


 ペコーとは、白い産毛(うぶげ)がついた茶の芯芽を意味する中国語「白毫(パイハウ)」が なまったもの。オレンジというのは、水色がオレンジ色に見えるからです。葉っぱとしては、芽 (チップ)のすぐ下にある若い葉のこと。昔は、この葉も、チップとして珍重されていたのですね。

No.3 Pekoe 〜ペコー

 オレンジ・ペコーの下にある葉っぱです。しっかり成長している葉ですから、紅茶としての コクや色、味の素質を十分持っています。チップ、オレンジ・ペコーと一緒に摘んで(これを 「一芯二葉」といいます)高級茶を製造します。

No.4 Pekoe Souchong 〜ペコー・スーチョン

 ペコーの下の葉っぱです。スーチョンとは中国語で「小さい植物」の意味。肉厚で、生産量を 増やしたい時には、この葉も一緒に摘みます(これを「一芯三葉」といいます)。現在ではこの 摘み方が主流のようです。

No.5 Souchong 〜スーチョン

 ペコー・スーチョンの下にある葉っぱ。水色は薄いのですが、太い葉で丸く仕上げられます。 ラプサン・スーチョン(中国茶を松柏のチップで燻した紅茶)のように燻製茶に用いられる ようです。



OP(FOP)


●OP(オレンジ・ペコ)〜Orange Pekoe

 芽(チップ)と2番目の葉っぱオレンジ・ペコー、3番目の葉っぱペコーをフルリーフ(葉っぱの まま)で紅茶に仕上げたものを言います。茶葉の長さが1cm以上と大きく、葉の組織があまり 壊れていないために水色が淡い場合が多いですが、香りが清々しく、チップが多く含まれている 場合は味もまろやかです。
*抽出時間 4分

●FOP(フラワリー・オレンジ・ペコ)
            〜Flowery Orange Pekoe


 芽(チップ)であるフラワリー・オレンジ・ペコーが多く含まれている紅茶という意味です。 茶葉の大きさはOPタイプです。見ると、白いチップが多く混ざっているのが分かります。 特にダージリン・ファーストフラッシュなどにこのタイプが多く、高級茶の代名詞です。
*抽出時間 4〜5分
OPタイプの茶葉


BOP


●BOP(ブロークン・オレンジ・ペコ)
            〜Broken Orange Pekoe


 OPタイプの紅茶を作る途中で、細かく切断された茶葉。茶葉の断面(切り口)が大きく なるため、葉の中の成分(色や味)の抽出が早く、濃くて深い紅茶が入ります。 香りも優れており、市販されているリーフティーの多くがこのタイプです。
*抽出時間 3分

BOPタイプの茶葉


BOPF(F)


●BOPF(ブロークン・オレンジ・ペコ・ファニングス)〜Broken Orange Pekoe Fannings

 BOPの茶葉をさらに小さくカットしたもの。サイズは1〜2mmと細かくなり、抽出時間も さらに短くなります。したがって、水色は濃く、味も強いのが特徴です。チャイなどのミルク ティーに向いていますが、高級ティーバッグにも使用されています。
*抽出時間 2分

●F(ファニングス)〜Fannings

 BOPの茶葉をふるいにかけて、下に落ちた細かい茶葉のこと。あっという間に抽出でき、 水色は濃く、味も重いが、渋みが出る場合もあります。

似たものにD(ダスト)と言って、ふるいにかけたときに一番下に溜まる粉状の茶葉もあります。 しかしこれは、生産・加工される際には取り除かれ、その国での日常茶として扱われることが 多いようです。まれに高値で取引される場合もあります。
*抽出時間 1〜2分
BOPFタイプの茶葉


CTC


●CTC(シー・ティー・シー)〜Crush Tear Curl

 茶葉をCrush(押しつぶし)、Tear(引き裂き)、Curl(丸める)という工程で、1〜2mmの 粒状に丸めたものです。
 この製法では、茶葉は原型を留めないほどに細胞組織が破壊されるため、 ごくごく短時間で紅茶の成分が抽出できます。
 現在ではこの製法による茶葉の需要が大きく、それはティーバッグの需要と比例します。 紅茶を抽出した後の茶殻も粒状のままで、これはもはやリーフティーではなく、茶葉の加工品と 言えると思います。
*抽出時間 1〜2分
CTCタイプの茶葉


おまけのお話


●その他にもついているいろんな文字  

 例えば、FTGFOPとかTGFOPとか、長ったらしいアルファベットがならんでいることが あります。これは各紅茶会社が好きな形容詞をつけて、他の会社の茶葉とは違うんだとアピール したいということのようです。
惑わされないように、後ろから3〜4文字くらいを見て、判断いたしましょう。

●茶葉のブレンドについて〜紅茶会社のブレンド  

 茶葉は農作物です。いくら同じ茶園で摘まれたと言っても、全く同じ品質であるとは言えません。 摘まれた時の天候や茶木の植えられている場所、摘んだ時間などでも違ってきます。したがって、 厳密に言ってしまえば、すべての紅茶はブレンド紅茶なのです。

 ブレンドは、いつも同じおいしい紅茶を作るための知恵の結晶です。各紅茶メーカーは、独自の ブレンド方法を確立し、消費者のニーズに応えられる高品質の紅茶を提供することにしのぎを 削っています。

 私はいつも、新しいメーカーにチャレンジするときはまず、そのメーカーの”ブレンド”と 銘うたれた紅茶を試してみます。まず、ハズレはないと思いますよ。

●茶葉のブレンドについて〜自分でするブレンド  

 お気に入りの茶葉を自分でブレンドしてみる(混ぜてみる)のも楽しいものです*(^o^)*

 私がよくやるブレンドは、フレーバーティーとクセのないクラシックティーとのブレンド。 特にちょっと苦手な花の香りのフレーバーティーを飲むときは、2:1くらいの割合で 安めのセイロンティーやディンブラなどを混ぜています。

 でも、ここで気をつけなければならないのは、茶葉のグレードを揃えておくこと。 大きさの違う茶葉を混ぜると、おいしく入る蒸らし時間が違ってきて、おいしく入りません。 なるべく、同じような大きさの茶葉どうしを混ぜましょう。

 逆に、混ぜないほうがいいのは、ダージリンやヌワラエリアなど、その茶葉そのものの 個性(香りや渋みなど)を楽しみたい茶葉。せっかくの香味などが打ち消されてしまうことも あります。