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紅茶ちょっといい話

茶葉とお湯とカップがあれば
いつでもおいしいお茶が飲めるのは
どうやら 現代に住む私たちの
特権のようです・・・
ティーセット

ライン


紅茶を飲む贅沢〜18世紀の家庭経済事情

18世紀の始め、とある男性が新聞に投書をしました。
その内容は・・・

「紅茶などの葉は取るに足らぬ値段ですが
ティーテーブルの道具立てとしてふさわしい品々を加えると
想像される以上の出費に跳ね上がるのです・・・(略)」

つまり、茶葉そのものはたいしたことがなくても
「紅茶を飲む」というライフスタイルを維持するための道具に
バカにならないお金がかかると嘆いているのです。

18世紀にはいると紅茶は庶民の暮しに根付き
ティータイムに人を招くのは、いわゆる「いいとこ」の家庭では
その女主人の趣味のよさ、生活の優雅さなどを誇示する
絶好の機会となっていました。
女性たちのあくなき欲望と向上心に
茶に対してさほど関心を示さなかった男性たちが
悲鳴を上げたのでしょう。

中国の陶磁器収集にヨーロッパの王たちが血眼になり
その出費のために戦争を起こしたりしたのも、
「茶の普及」の余波なのですね・・・。